一九七〇年八月
母は二十何年かぶりの帰省を決行した
復帰前の沖縄
前回は渡航制限とフトコロ事情で
密航とはいえ鼻息荒いものだった
東京で贅沢させてやるとたぶらかし
花もはじらう妹二人に掃除 ...
 豊かさの椅子 個個に在り 素材は問わない色も装飾も機能性も
 豊かさのページを開く腕に 親切に呼吸を整えてくれる 背もたれの温もり

 瞳を閉じたくなるような 肌と風との相性は豊かさの ...
あの一朝一夕を
あの病院で過ごしたこと

一年に365回やってくる内の
一回づつを無駄にしただけだった
バカタレな自業自得で
取るに足らない
無駄な時間を過ごしただけだった
そうであっ ...
僕は世界に愛されているのだろうか ずっと不安だった
母の瞳の中に 僕はいたのだろうか そしてあなたの瞳のなかに

それらは僕の生を映す鏡 だからずっとみつめていたかったのだ
おなじものをお ...
焦らず
のんびりと
繋ぎ合わせる
出来事 想い 疑問
全ては一人の「ボク」が歩む
道(ピース)
今日も一つピースが手のひらに
当時17歳のケロウ・ジドは
間男の風習が残る
雪忘れ村で
42歳の人妻
神林春江相手に
童貞を失ったものの
神林春江が生まれながらの
不感症だったために
終わった後余韻を楽しむどころか ...
ショーがはねると
テンションが振り幅をこえて
何かと繋がりそうになり
鼓動があがる

誰かと話したくて
話したくて
沢山ある電話張の名前を眺める
こんな時、電話張に電話出来る名前は存在 ...
雪忘れ村に住む
ケロウ・ジドは
散々、辛酸をなめて来たにも関わらず
まだなめ足りないらしく
夏なのにブーツを履いて
四万十市に渡り
蒸らしに蒸らした
友人烏山セツ子の足の指の間を
丹念 ...
真っ昼間は絶望的な広がりと
胸くそ悪い光の匂いで
私を牢屋に閉じ込める
『生きるとは呼吸することではないよ』
というルソーおじさんの鎖は揺るがず
うつろな目とカビだらけの世界で私は作業を続け ...
私のムートンブーツ ミント色の

三日悩んでいるうちに 完売だなんて

完全甘かったわ

寝込んでしまいそうなくらいの トホホな溜息

爺や! 爺や!姫子のミント色のムートンブーツ な ...
テラス越しの涼しい風が私に知らせる初秋の朝。
こんな朝の友はモーツァルトにかぎる。
まろやかなホルンの音も、鋭角でありながら優しげな存在感を示すフルートの音も
煌びやかで明るいピアノの音も、 ...
錆びたトタンの切れ端を腹に巻いた彼には、まだ、顔がなかった。二十もすぎて今更もう顔なんて要らないよォ、という。が、顔がないので当然、話すのにも口がない。にもかかわらず、「家に住むのに屋根がナインだよ」 ... 星座から降り注がれる光線が地球の生き物元気にさせる

紫陽花の種類は多く見飽きない姿形は違い個性豊か

目覚ましの時計何度も鳴り響く寝起きの悪い君は不機嫌

夜更け前降り出した雨強くなる明 ...
ひぐらし
ぐ〇●●
ら●○●
し●●○


    しず○
    ず倍○
    ま○音
    る○○   
         レ○○○  ...
普通とは何か?を考えながら

会社のシャワー室で湯を浴びる。。

深夜零時以降

電話と呼び鈴が鳴るうつろいの中

自分の使命を振り返る。。

マンションの最上階

隔離された ...
夏の夕方

汗染みを作り

自転車を漕ぎながら

青梅街道の遠くを眺める・・・・。

(何をすべきか?何をしたいのか?)と言う想いは

広い車道と同じ様に

遠くの物を見えなく ...
白い画用紙に1つ

小さな遺体横たわる・・・・。

命があるように

呼吸をしているかのように

静かに・静かに・横たわる・・。

ひとのようで/けもののようで/むしのようで

...
そう、彼女は遥か遠い北国からやって来た。ボブ・ディランの名曲にのせて。
彼女の国では今でも夏に雪が降ると言っていた。
僕はその言葉を本気で信じていたんだ。
彼女が嘘をつくなんて夢にも思わなか ...
働いていたら多くの時間を失ってしまった
僕に得られるお金は少ない
これからも きっと そうなのかもしれない
詩を書くことに 時間をかけたいと
ぼんやりと僕は手のひらを見つめていた


...
 


全米が泣いたあの映画は
実話を元にした
フィクション映画

わたしはポップコーンをかじりながら
どこまでが真実なのかしらって
ずうっと考えてたわ

隣に座るあなたは
コ ...
 
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
理念や法則や未来のために戦っている

戦争をしている

誰も救うことのできない戦争をしている


優しさは

勝利なき戦いに挑む者たちだけが

身につけられる

そのことを
...
平凡に雑草の上プカプカと浮き輪に身体預ける火種 日曜は寝ぐせのまんま猫じゃらし ねこじゃらし海の香りがするモルト 君にしか言わない秘密をひとつ増やした 絵を描いたゆでたまごをレンジにいれた 胸の大きさをアピールしてきた君の知らない歌を唄う あたりまえのような速度で過ちを折って重ねる
ここにはもう眠るところなんてないのに
わたしの体を隅へ隅へと追いやっていく

けだものが死んでも
灯台へ行く人々の列は途切れることもなく
空気袋 ...
健康的で
建設的な
夜は呼ばない


更ける夜
かわる日付
めくられるもの


闇のカーテン
とばりがふわり
くぐる星くず


夜明け前
こぼれる月と
日のき ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ネゴシエーターsalco自由詩7*13/8/26 23:30
豊かさの椅子Ⅱ朝焼彩茜色自由詩6*13/8/26 23:07
せっかちなバカタレ一 二自由詩613/8/26 22:57
梅昆布茶自由詩1213/8/26 22:51
ムウ自由詩213/8/26 22:44
不感症の彼方へ花形新次自由詩013/8/26 21:04
冷製カボチャスープと宇宙の繋がりそよ風自由詩213/8/26 19:57
雪忘れ村のケロウ・ジド花形新次自由詩113/8/26 19:35
宝箱ストーリーテ...自由詩113/8/26 19:03
爺やと姫子のミント色朝焼彩茜色自由詩9*13/8/26 11:26
モーツァルトの朝ヒヤシンス自由詩9*13/8/26 11:05
Mein Sohn, was birgst du so ba ...atsuch...自由詩6*13/8/26 10:40
星座夏川ゆう短歌113/8/26 9:01
沈むと 思っていたるるりら携帯写真+...9*13/8/26 8:37
空白梓ゆい自由詩113/8/26 8:06
交差自由詩213/8/26 7:12
瞑想自由詩213/8/26 5:49
北国の彼女ヒヤシンス自由詩5*13/8/26 2:08
回遊魚番田 自由詩413/8/26 1:21
ノンフィクション自転車に乗れ...自由詩3+13/8/26 0:55
夕立殿上 童自由詩17*13/8/26 0:51
勝利なき戦い吉岡ペペロ自由詩513/8/26 0:42
平凡に雑草の上プカプカと浮き輪に身体預ける火種北大路京介短歌113/8/26 0:10
日曜は寝ぐせのまんま猫じゃらし俳句213/8/26 0:09
ねこじゃらし海の香りがするモルト俳句113/8/26 0:09
君にしか言わない秘密をひとつ増やした自由詩313/8/26 0:08
絵を描いたゆでたまごをレンジにいれた自由詩313/8/26 0:08
胸の大きさをアピールしてきた君の知らない歌を唄う自由詩313/8/26 0:08
けだものが死んでもカマキリ自由詩413/8/26 0:02
末期的な夜シホ.N自由詩213/8/25 23:51

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加筆訂正:
(何かについて打った、何かをまとめるスペース)/(1+1)/4[13/8/26 22:46]
お話追加。まだ、まだ夏だよね?秋ジャナイヨネ?/名詞があんまり少ないから追記せにゃ。ふゎん。
一瞬と永遠はとても似ている/りゅうのあくび[13/8/26 4:59]
遅筆のため推敲
4.05sec.