アメリカン・イングリッシュのかなしみのゆきつくさきのネイティブ不在


遠い日の記憶のままのアメリカはカリフォルニアの良いところだけ


どこまでも続く平野の真ん中の無人の駅にアメリカを{ ...
熱湯を浴びたあと
綺羅綺羅しくこおりが浮かんだ
キンキンな水に投げ込まれる。
いちばん色鮮やかで、歯ごたえのある状態でとまる。

サッて血が昇って(顔が熱い!)
サッて血が落ちる。
わた ...
手紙を書いた
何枚も便箋を使って
何度も鉛筆を削って
辞書も引いたし 有名な詩集だって見た

伝えたいことはたったひとつなのに
その一言が見つからなくて
どの言葉も足りなく ...
幸せの意味求め 呟き合う
何度でも そう何度でも 飽きぬ空
ここが安寧の居所と決め 互い待ち合わせて
そこは ふたりだけの場所

「誰が為に」
ふたりの笑顔が揺れる その赤の映えるは
「 ...
童謡を読んで
書いた詩人を紡ぎだした
環境を排除して
言葉を撫でるように
なぞるだけで

現代の裕福な子供たちが
詩を受け取ることは
出来るのか



会場にいた観 ...
季節は冬
空はいちめん曇っていて
あたりは薄いベールをかぶったように
淡くてうすぐらいコントラストだ

右に目を向けると
彼女の左脚とそれを抱える左手が見える
体育座りをしている
ぶ厚 ...
したたかに濡れたひな菊のとなりで
腐り果てた一羽の雀
受け止める土は泥のようで
月の光も届かない
空家と廃屋に挟まれた僅かな路地のことだった
塗り潰されたような目
塗り潰された ...
すごく燃えてて
限りなく壁がなく
数億数兆 星の数
薄っぺらや
分厚い難解 必然不必要
目が 目が 眼が 焦げちゃいそう 強すぎて
でも 面倒くさいんです! どうしようもない。
エネルギ ...
右腕を残像が目で追えるかの如くの動きで上げ 右顔面を覆う
左目はこっちを恭しくも冷たく見る 凝視を 含み笑い隠しながら

艶を消した呂色化の湿度感
首から下は呂色の黒身

 気にも ...
異様な色の雲が
頭上を物凄いスピードで流れ
不吉な予感が
風に乗った電波で
直接的に送信される

老婆が路上に倒れて
泡を吹き

幼児が2人
互いの髪を引っ張り合い

若妻は
...
分断されてゆく

もうなんどめの喪失感だろう

季節やこころのことは

もう書き尽くされていた

また熱帯夜がやって来ようが

秋の虫たちは鳴くのをやめなかった


考えると ...
その木の葉が伸び盛り
      いろづき終えたのち
その木の葉は
      いさぎよく散った

ニンゲンも産声を
        四次元に響かせたのち
     その歓声は名残おしく ...
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営 願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで 2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる Casterをすってはいてあまいふうりん 君がいて僕は完成形 傷つくにしても苦しむにしても
一番近くで愛していたい
いくつもの交差点を越えて
道はまだ続いている
緩やかに弧を描くカーブの先に
終わりはまだ見えない

進んで 止まって 曲がって 進んで

約束事を守って運転していても
右折してきた ...
夏の暑さを和らげる
昔から飲まれているラムネ

瓶のラムネは殆どなくて
プラスチックのものに変わった
ビー玉だけは硝子

プラスチックでは物足りない
瓶のほうが透き通って夏らしい

...
慕情とか
郷愁とか
そんな古めかしい語句を
あてはめてみたくなる
吊り革につかまってみていた
車窓の風景

たくさんの人々の日常が
幾重にも重なり すれ違っているはずの
それでいて私 ...
細長い廊下の突当り
洗面台で顔を洗う
銀十字の蛇口をひねり
白いしぶきを手ですくい
顔にかける

清潔な白いタオルの
やわらかな糸で水をこすり取る
鏡の向こう
自分と目が合った

...
  

その
かんざしから
ふとももから
くしゅから
つけまから

れいざーびーむ


やえば

えくぼ
から

れいざーびーむ



うなじ

けんこ ...
 最強パンチ

 この世で一番痛いのは?

 
 神田みち子の平手打ち

 滝れんたろうのゲンコツ

 教師の愛のムチ

 愛の無知は

 あんとき痛かったけど

 大人 ...
 電子レンジの中で何が起きているのか
 ぼくはよく知らない
 中に入れた物が熱くなって出てくる
 そういうものだということの他は
 操作方法だけ知っていれば困らない

 ターンテーブル ...
深みどりの雷雲が
午後から夜へ沈みゆく
生乾きの蜜の壁
羽を持つ虫に埋もれながら
暗がりの履歴を見つめている


霧の頂点に落ちる光
窓の無い家に映る四角い明かり
壁 ...
誰もいない貧民窟に
火をつけてまわっている
腕に落ちる黒い滴
横顔を映して動かない


棄てられた木製の遊園地で
コースターだけが走りつづけている
午後の灰が
残 ...
死と
チェスをしていた


これが二度めの生だと
負けた後で気が付いた
九月十三日の朝
風のこどもたちは
キッチンの西窓の向こうで
すでに足踏みを繰り返していたとみえ
私が縦長の窓を押し開くと同時に
遠慮なんかこれっぽっちもしないで
じゃれあうように
とびこ ...
お湯をそそいで台無し
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
題詠「アメリカ」 (十四首)もっぷ短歌2*13/9/15 2:13
色止め凍湖自由詩5*13/9/15 1:37
手紙自由詩3*13/9/15 1:22
箱庭にて 黒傘の似合う男の子 桃色の似合う女の子黒ヱ自由詩113/9/15 1:13
パチパチ鵜飼千代子自由詩7*13/9/15 0:33
ぶ厚いカーキ色のタイツ栗山透自由詩1*13/9/15 0:24
一滴の死ホロウ・シカ...自由詩4*13/9/15 0:15
ああ。がぱ自由詩113/9/14 23:09
呂色に映える・・・朝焼彩茜色自由詩6*13/9/14 22:54
卑小な花形新次自由詩313/9/14 22:42
秋の虫たち吉岡ペペロ自由詩313/9/14 22:34
その花は開いてその花が散った信天翁自由詩213/9/14 21:10
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営北大路京介短歌1*13/9/14 21:05
願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで短歌213/9/14 21:04
2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる短歌113/9/14 21:04
Casterをすってはいてあまいふうりん自由詩3*13/9/14 21:03
君がいて僕は完成形自由詩513/9/14 21:03
傷つくにしても苦しむにしても 一番近くで愛していたい自由詩213/9/14 21:02
交差点nonya自由詩21*13/9/14 17:58
ラムネ夏川ゆう自由詩213/9/14 15:46
夕暮れLucy自由詩14*13/9/14 15:06
小娘 木屋 亞万自由詩3*13/9/14 15:05
小娘AB(なかほ...自由詩4*13/9/14 14:38
最強パンチ札中A斬自由詩113/9/14 13:29
電子レンジ青井自由詩713/9/14 12:48
ひとつ 流転木立 悟自由詩313/9/14 12:36
ノート(50Y.9・10)自由詩313/9/14 12:34
ノート(チェス)自由詩313/9/14 12:33
風の通り道そらの珊瑚自由詩12*13/9/14 12:33
お湯をそそいで小猫峰 護自由詩013/9/14 12:17

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加筆訂正:
夕食はサラダスパゲティ/りゅうのあくび[13/9/14 19:05]
遅筆のため推敲
空白地帯/ただのみきや[13/9/14 18:58]
誤字修正しました。
仕舞蝶/ただのみきや[13/9/14 18:18]
誤字修正しました
4.02sec.