九月の雨
今日は雨降り
九月に入って初めてだ
小雨から本降りになると
コーヒーショップの窓の外を
アノマロカリスが泳ぎ始めた
カンブリア紀の海棲生物だ
雨足がさらに増してゆ ...
この男いいなと思っても
八分待って
性欲が80%まで上昇しなければ
その男とは性交渉を持っては
いけないと言われる
八分以下の気持ちなのに
性交渉を持った場合
ヤリマンと呼ばれ
村中か ...
雨に濡れた意志手紙
親愛なる人
雨が糸の様に降り続いています
止められない想いがあるかの様に 燃えています
生まれてきた意図を紡ぐ様に 太い一本道を歩いて
私と ...
現代詩よ
今日も
わからないのか
それならば
わからないまま集め
テーブルの上に並べる
手のひらより大きな現代詩
にぎり潰し
/吸う
詩人 ...
満ち満ち足りて花は枯れ
棘立つ指で弄った
あれは神秘で現実で
僕は童貞を思い出していた
体は痺れ 呼吸が億劫だ
息は溢れ 肺が窮屈だ
夜と朝の差別を
蔑ろにしてきた偶像化を
...
おぶう、おぶさる、
かかさる、ほかす、
背中の温かさが 伝わる
方言は 如何ですか
イントネーションは
春夏秋冬 変わります
唇が 真紫に 光る季節は
舌も 凍えます故 ...
雛は眼に追われ
眼は口ほどにものをいう
鷹には爪があり
わたしには傷がある
だからあなたを見ない
あなたはわたしの近くをみつめるが、わたしはあなたの遠くをみつめる
これで苦しむこと ...
ふれるのは やめにした
おいしそうな かなしみは
丸か刃か ころがって
そのほうが たやすいとしても
何もかも正しく思えないから
ふれるのはやめにした
空が落ちてきてもいい
わた ...
このしどろもどろっぷりは
階段を上るたび
右足だっけ左足だっけと
迷って
足が
しどろもどろ
お通夜で
名前を書くには書けたけど
震えて筆がキャップに入らず
手が
しど ...
カフェインが脳にまともに染みて
それだけではないが
寝付けなかった 昨夜
納得に届かない言葉選びに配置に 編み方組み方 捻りの甘い絞り過ぎた
自己嫌悪の煙とカフェインが油と水にならず ...
トマトは好きだけど
トマトジュースは飲めない
っていうのと
豆腐は好きだけど
豆乳は飲めない
っていうのは
同じこと?
と彼女に聞かれたので
どうかなあ、
でも
僕は
牛肉も牛乳 ...
ノートのすみに書きなぐる言葉たち
隙間なく真っ黒になるまで書いてから
ちぎって筆箱に入れていった
ひとに見られないように
ぐちゃぐちゃに丸めて
すぐに筆箱は
切れ端でいっぱいになった
...
浮遊感
沈む左脳の瞳
9は赤く
8は半透明
耳を通る記号
ロジカルなからだ
蟻走感
浮かぶ右脳の言葉
青は止まれ
黄色は壊せ
背景だけがカラフル
裾を掴む愛
疑視感 ...
そんなに汚れた動機なんていらない そう思って動機を片っ端から捨てていったら 動機は全て消えてしまった そんなに美しい結果なんていらない そう思って結果を片っ端から捨てていったら 結果は全て消えてしまっ ...
摩天楼が{ルビ朱=あけ}に染まる時
黄昏の時間も止まる
ざわめく雑踏もどこか遠くの
出来事のように消えて行く
ビルの窓から見た街も幻
トワイライトイリュージョン
歪んだ時間の狭間の中で
...
考えないで
感じよう
継ぎ接ぎだらけの人生だ
考えてたら詰まるから
全開になって感じよう
そいつをうんとかき集めよう
生きてる意味や
未来への不安
どんな生き方になったって
問題は ...
あたしが何を見たって?
6月27日の夜
そうね、雨だったわ。
2AM
裏通り、濡れて光る外灯の下に
若く、美しい男が立っていた
男がいるのはこの世界の真ん中で
これから男に降りかかる ...
私達が存在しない事・・・これ以上の至福があるだろうか。
私は存在しない。私はその事を強く感じる。私は・・・。
私は日曜の朝、日の当たる川べりを歩いていた。風が心地良かった。・・・人々は犬の ...
眼鏡をはずし
目の前を水中に沈めれば
外灯は滲み
ひとびとは陽炎になって
せかいはちいさくちかく、まるくなると
おもっていたけど
無限のひろがり
おとこもおんなもなく
泳ぐような身 ...
ああ、うん、うん。
うん。うーん。
……え?
…ああ。
うん? は?
あーはいはい。
なるほど。
うん、うん、うん。
え?
うん、うーん。
ああ、へぇ。 ...
好きなバンドのCDが
発売されるときと
好きな人と
待ち合わせしているときは
どうしようもなく
不安になるところが
ちょっと似ている
きっと雨が続いた週の
...
頭フリフリ
雨降り
ふらり
ウンウン頷き
運なく
うなる
星がキラキラ
気楽に
くらり
トントン拍子に
飛んでは
止まる
心コロコロ
転んで
懲 ...
130903
ほい!
無防備のままに
投げ出された女の主体を
無自覚に踵で踏んづける
宿命的に対立の朝
鈍い目をした顔だけの男は
足音も立てずに目を背ける
...
昔は雪忘れ村でも
年をとると
家族の負担にならないように
自ら姥捨てを志願する者がいたが
今ではかなり上の年齢までOKという
マニアが自分の家に引き取る形で
ことを収めるようになった
こ ...
昨日と同じように
夜の匂いが近づく
錆の匂いに震える
夢に怯えた
どこかの子が泣くよ
夢を追えない
労働者が泣くよ
霧の真似をして
肌を濡らす雨が
お前た ...
女は髪が長いのが好みさ
古風なんて問答無用
理由なんて天に預けている
触覚は長けている 有利冥利
鎧髪
鎖骨程の肉づき 皮膚から香るものは 人情と情愛
女騎の姿は風景に去る 余韻 ...
雪が溶ける
綿毛が飛ぶ
坂を登れば
花が歌う
雨がやむ
少年は走る
浴衣も舞えば
花火が繋ぐ
雲が消える
柿が香る
祖母を想えば
紅葉が照れる
銀色に光る
地面が ...
ボクは
全力投球することに
全力投球したいんだ
ワタシは
運命を変えることに
運命を使いたいの
オレは
誰かを愛するために
誰かを愛したいんだ
アタシは
自信を持つため ...
毎年最初の満月の夜
雪忘れ村の女達は
蒟蒻寺の境内にいる
全裸で後ろ手に縛られた
年男に向かって
我先にと走り
年男の肉棒を触りまくる
年男がドピュッといったときに
肉棒に触れてい ...
空の彼方に
雲がすばやく流れている時は
家のほうが動いているような気がする
そう考えると足元がぐらついて
ああでもないこうでもないと
心臓に暗い汁が溜まってきて
余計なことを考えないように ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
九月の雨/赤トンボ
壮佑
自由詩
25*
13/9/3 20:38
日本のエロ風習6 ムラムラ八分
花形新次
自由詩
3
13/9/3 20:21
雨に濡れた意志手紙
朝焼彩茜色
自由詩
4*
13/9/3 20:16
酔いどれ現代詩
左屋百色
自由詩
10*
13/9/3 18:48
凡
徘徊メガネ
自由詩
5
13/9/3 18:04
イントネーション
藤鈴呼
自由詩
2*
13/9/3 17:36
視線
アラガイs
自由詩
7*
13/9/3 16:42
丸
はるな
自由詩
2
13/9/3 16:25
しどろもどろ
hiroto...
自由詩
6*
13/9/3 13:48
イメージハイ
朝焼彩茜色
自由詩
4*
13/9/3 13:47
満月の夕(ゆうべ)
そらの珊瑚
自由詩
10*
13/9/3 13:01
言葉たち
栗山透
自由詩
6*
13/9/3 12:37
おちゃめタイプ
机
自由詩
3
13/9/3 11:59
twitter
葉leaf
自由詩
8
13/9/3 10:54
トワイライトイリュージョン
未有花
自由詩
13*
13/9/3 8:48
継ぎ接ぎだらけの人生だ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
7
13/9/3 7:48
若く、美しい男
うめバア
自由詩
6*
13/9/3 7:00
バタバタ
yamada...
散文(批評...
1
13/9/3 5:31
近視の夜歩き
凍湖
自由詩
10
13/9/3 3:43
「もしもし?」
自転車に乗れ...
自由詩
3
13/9/3 1:43
フラゲ
〃
自由詩
2
13/9/3 1:31
真なる夜
シホ.N
自由詩
6
13/9/3 1:05
羽矢と霧矢
あおば
自由詩
8*
13/9/3 0:18
日本のエロ風習5 姥ステイ
花形新次
自由詩
2
13/9/2 23:46
夜の匂い・錆の匂い
御笠川マコト
自由詩
2
13/9/2 23:42
鎧髪と鬣
朝焼彩茜色
自由詩
6*
13/9/2 23:07
めぐるもの
ストーリーテ...
自由詩
3
13/9/2 23:05
全力投球する方法
イオン
自由詩
3*
13/9/2 22:31
日本のエロ風習4 触りん棒
花形新次
自由詩
1
13/9/2 21:35
人形劇
春日線香
自由詩
4
13/9/2 19:27
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
2531
2532
2533
2534
加筆訂正:
ユニセフ
/
月乃助
[13/9/3 9:57]
すいません、少し変更
まつりのあと
/
茶殻
[13/9/2 22:25]
誤字修正しましたorz
5.56sec.