街にはなかった 何も
流れていた体 それは人
その中で握りしめる 夢
ポケットの隅に 手をやれば
電車はすぐに行ってしまうだろう
僕は読んだ 漫画を
流れる時の中で自分が
何もわから ...
ありがとうなんてそんな言葉は
聞きたくなかったさよならのときに
「永遠」なんてありえないものと
永遠に会えないぼくらは笑った
あなたがくれた 時計をみつめ
願いをかなえてアインシュタ ...
教え子の耳たぶ噛むや背理法
酒煙草博打刺青冬の空
咳きや夜陰を照らすカノープス
あったか〜いしかない
ツッコんではいけない悪い見本を見た
人間臭い(体臭) 人間臭い(ロボット)
折紙の伝説から一枚、不審な主人公を取り出すと、
私は体の内側からエナジーを燃やし一羽のオルガンに変身する
力強く弾かれる黒と白の鍵盤が空高く舞い上がる
海のうねりの様に
行き場はなくて、居場所はなくて、
冷たい風にふかれて、縮こまって悪態をつく。
つまらないことは嫌いだ。
つまらないことは好きじゃない。
言葉はなくて、思いはなくて、
砂になった物を眺めてはひ ...
懐中電灯はいつも冷蔵庫の上に置かれていた
誰からも忘れられ埃ばかりかぶり
微動することさえ許されず
あなたの心はただ、白い朧な方形だけを思い浮かべて
しゅるしゅると ...
林に落ちていく一つの空。水晶の咲き乱れるみどりの、丘の家並み。
風が氷を持ち上げて、屋根に深々と、投げつける。傾斜する雲。群
がったあと乱れちる蒼、些細な花が笑みをぼくに投げ掛ける、土が
捲れる ...
信じられなくって
冷たくって寒くって
どうしようもないとき
わたしをスッポリと
丸ごと包んで
ホッカホッカになるまで
暖めてくれる
おかあさーん!
わたしはきっと
ここから生 ...
電車が繋がれて繋がれてゆく
ゆく人のチェーン
テトテのあいだにも
何をしたかったんだっけね
と、とまるとぶ、
ぶつかられる場所で叫んだ
ほんとうは叫んでいない
叫んではいないけど ...
やがて水が
熱を帯び
傷んだ管のひびわれは
取り返しようもなく波打って
かつて海であった記憶をたぐる
かなしみはコンクリートをふちどって
どれだけ抱いても減らない全てに
途方にく ...
あともう少しと思うところで
火を止めるのよ
もう薪はくべなくていい
蓋をあけてはだめ
後は鍋ごとさめるのを
待つの
ゆっくりさめながら
ジャムはだんだんジャムになるから
リスの母さんは ...
使いにくい中古の中国製ノートパソコンを持っては籠もる俺は間違いなく取り残されたこども.
作法を教えてくれないかって
作法って、
ポカリスエット含んでから君に話しかける「ボリューム足りない ...
僕は君のことを誤解していたかもしれない
昨日の夜
君は満月を見て
あの月はきれいだけど
わたしの手の届かないところにあるといった
でも
たとえ手が届かなくても
満月は君のいうとお ...
反吐がでるような現実の中で、酒をのみ、酔いつぶれて、布団に倒れるようにして眠る。
誰かが吸ったシケモクを。
誰かが捨てたライターで。
曇天模様の路上の上で
僕はすべてを憎むんだ。
...
青や
赤や
白で
例えすぎて
汚れた
それは
指先
で
すこし
ふれたら
名前がついた
もっと、
最初から
ふれていたら
色なんか
なくて
とうめい
で
いれたのに ...
工事現場で爆発事故に遭った俺
飛んで来た鉄棒に脳を貫通され
大脳辺縁系と大脳皮質との
連絡網を断ち切られてしまった
奇跡的に一命を取り留めたが
現場仕事には復帰出来そうに無く
見舞いに ...
何時もあんたは遠くを見てた
あたいなんか
目に入らなかったんだよね
どうしてもあんただけは
振り向いてくれない
そんな事に気付かない
あたいがバカだったよ
どうしてあんたなんか
...
ごめんね、ありがとう。
どうしてかな、わたし。
やさしくできなくて。
きまずいときも、
なまえをよんでくれたこと
うれしかった。
ごめんね、ありがとう。
わかっていたのに ...
ぬるま湯を飲む時はお湯に水を混ぜる子でした。
横縞のモノクロを縦縞にして着たがる子でした。
今よりもっと冷夏の目で見つめていた昆虫の祈りは、
今ではもっと寒冷の手で乾いた死骸を潰します。
...
医師はどこにも病気が
見あたらないというのだがー
汚れた世界をばかりを見続けていた
とも思えないが 硝子体に埃が溜まって
見つめる視野の中心が霞み
左目で見る妻に ...
目に焼きつけた
景色をかみしめながら
違うシーンを泳ぐ
かなしかったり
うれしかったりは
別の次元で同時進行
おなじにんげんなのに
おなじにんげんだから
蔑んだり
尊敬し ...
ミツバチの午後 井坂洋子
恋人に会いにいくときは
緑樹の濃い反射がほしい
幾重にも層をつくる
日射しのプールの水面下
顔をあげると
ミツバチの唸りが耳もとをかすめる
肉体(からだ ...
血が流れた、青髭の家で、――屠殺場で、――円形競技場で。(「大洪水のあと」ランボー、宇佐美斉訳、『イリュミナシオン』所収)
文章には流れがあります。それは、時系列に沿ったストーリーの流れであ ...
部屋には誰もいない
探していた 僕は 詩を
この言葉はどういう意味なのだろう
何が書かせているというのだろう 詩を
書いてみたけれどわからなかった
でもきっと 詩を 書いていた
ペンを ...
やがてくる世界が終わる瞬間も叶わぬ恋に苦しんでいる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無い言葉のまま
番田
自由詩
3
13/11/27 1:11
everfree
にゃんしー
自由詩
0
13/11/27 0:20
教え子の耳たぶ噛むや背理法
北大路京介
俳句
4*
13/11/27 0:19
酒煙草博打刺青冬の空
〃
俳句
2
13/11/27 0:18
咳きや夜陰を照らすカノープス
〃
俳句
4*
13/11/27 0:17
あったか〜いしかない
〃
自由詩
1
13/11/27 0:16
ツッコんではいけない悪い見本を見た
〃
自由詩
5
13/11/27 0:16
人間臭い(体臭) 人間臭い(ロボット)
〃
自由詩
5
13/11/27 0:16
無題
近藤孝次
自由詩
3*
13/11/26 23:46
重み
たまごボーロ
自由詩
3*
13/11/26 23:27
見捨てられた花瓶
草野春心
自由詩
2
13/11/26 23:22
天文台の時刻
hatena
自由詩
2
13/11/26 22:23
わたしにとってアナルとは
花形新次
自由詩
1
13/11/26 21:59
チェーン
Seia
自由詩
1
13/11/26 21:33
やがて水が
はるな
自由詩
3
13/11/26 21:15
さめるまで
Lucy
自由詩
23*
13/11/26 20:47
虐殺する者
榊 慧
自由詩
0
13/11/26 20:37
君の心の中の檻
ichiro...
自由詩
4*
13/11/26 20:16
酒を。
ケイイチ
自由詩
1+
13/11/26 19:57
それは金属音に近い
左屋百色
自由詩
10*
13/11/26 19:53
パルプンテ
和田カマリ
自由詩
3*
13/11/26 19:36
想い雨
龍九音
自由詩
2*
13/11/26 17:44
ありがとう。
未完
自由詩
3*
13/11/26 15:07
[逆さ水]
東雲 李葉
自由詩
5
13/11/26 14:09
年を取るとはこういうことか3
イナエ
自由詩
10*
13/11/26 13:49
同時進行
朧月
自由詩
1
13/11/26 9:44
詩の構造について 詩と向き合う
葉leaf
散文(批評...
8
13/11/26 7:51
列挙する能力 詩と向き合う
〃
散文(批評...
6
13/11/26 7:48
見下ろした夢
番田
自由詩
1
13/11/26 1:46
やがてくる世界が終わる瞬間も叶わぬ恋に苦しんでいる
北大路京介
短歌
4
13/11/26 0:18
2461
2462
2463
2464
2465
2466
2467
2468
2469
2470
2471
2472
2473
2474
2475
2476
2477
2478
2479
2480
2481
2482
2483
2484
2485
2486
2487
2488
2489
2490
2491
2492
2493
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
加筆訂正:
舌を出し飛ぶ無人機や憂国忌
/
北大路京介
[13/11/26 21:24]
舌出して無人機飛ぶや → 舌を出し飛ぶ無人機や
愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌
/
北大路京介
[13/11/26 21:19]
書きし → 書きたる
雨のむこうに
/
石田とわ
[13/11/26 1:43]
最後「おもったりする」から「おもう」に修正
4.33sec.