戦争って何だ?
戦争でなぜ人は死ぬ?
いや違う
戦争で人は死ぬのではなく
人が人を殺すのだ
戦争って何だ?
戦争で勝った方が正しいのか?
たくさん人を殺した方が正しいのか?
戦 ...
ストッキングを穿いたブタが
元町通1丁目のシャネルの前で
レトロな街灯に凭れてスマホで遊んでいる
二本しかない指で器用に画面を擦る
時折落ちてくる紫色のエクステを
けだるげな雰囲気を演出しな ...
歩いては
遠くには行けない
この足だけで歩いては
毎日 移動している道の
およそ 半分までしか行けない
けれど
とけた雪を踏み崩しながら
足だけを動かし
...
いつか
虹がでてるから空見て!
って
メールでおしえてくれたね
わたし
ありがとうって伝えなかった気がする
いつも
はずかしいとか
てれくさいとか
そんなものに
負けてたん ...
炬燵の上にはみかんの入ったざるが置いて在る
あたりまえのように炬燵に入り蜜柑の皮を剥く
子供の頃は至極あたりまえに蜜柑を食べたもの
蜜柑やりんごはいつも一箱ごとに八百屋さんが
届けてくれて ...
カーナビの知らぬ公園風光る
どちらとも敵ではないし夜の梅
春兆す左舷に見えたフラミンゴ
借りた雑誌の文通欄に蛍光ペン
赤ちゃん言葉がしゃがれている
一生懸命で叶わないことが多い
りんごを食べた
わけありりんごを食べた
わけあり家族で
りんごを食べた
みんな無言で
それぞれの方向をみて
ペットのハムスターだけが
かさこそ音をたてて食べた
北国から ...
しあわせ は
たぶんきっと飴色で
涙かでるほど甘いものでしょう?
なんども見逃してきた、と思うので
どういうものか とか
どうやったらなれるのか とか
教科書にのっ ...
同じ道を歩むはずだったのに
繋がれた手は離れていって
背中さえ見えない今はもう
一番星はそこにあったはずなのに
微笑んでいた月は欠けていて
幾千の星が輝く今はもう
溢れるほどに注が ...
交響曲第一番「亀戸」を作曲しようと思ったが
口笛も吹けないので断念し
リーマン予想を証明しようとしたが
9の段が苦手だし
素数はブルドッグしか知らないので諦めた
4回捻りに挑戦しようとも考え ...
窓をあけるように
テレビをつける
人に会うように
ネットをつなげる
手紙をかくように
独りをつづる
扉をあけるように
脳ミソひらく
いくら開いても
広 ...
ほほなぜる風のささやき春浅し
手のむこう雲は流れる二月かな
ふりかえる 映すあおぞら春の道
生まれてくるときはひとり
死ぬときもひとり
だけど
笑うのも
泣くのも
怒るのも
ひとりではできないのが不思議
そして
笑ったり
泣いたり
怒ったりしないと
...
お喋りして良いかしら
もしもある女性が心は男性だったとして
でも同時によ
同性愛者だったとして
男性を愛したとする
すると
そとからみれば普通の異性愛者と見えるでしょう?
北 ...
さめたみそ汁
水たまり
霞や雲が
大人しく降る
風に運ばれ
光に刺激され
歴史の束の間
毒をおびる
ああ、黙っていたら
損をするなんて
...
もう会わない人が夢にあらわれて息子と夫に背を向けている
初恋は夫なんです本当に誰に言い訳しているのやら
日曜日夫のてづくりおにぎりを大きな口で子と食べる ...
芒
あちこちゆらゆらゆれるしろがね
原っぱで ぽつんとひとりそよぐ
手の中のまるみをおびた小石が
ほんのりあたたかい
地面の土は黒く底はなく
白い息 宙へ解ける明滅
山脈の稜線の縁は ...
どうやったら振り向かせられるか解らなくて
戻ってきてよ
戻ってきてよ
それしか呪文のように
出る言葉はなくて
だけど
打てる文字も
伝えたい気持ちも
天の邪鬼だから
僕は本音 ...
あの季節
自分のからだから、言葉がはがれ落ちてくのを
見てた
のりに浸した活字みたいに薄い
僕のなけなしのロマンチックを
きみの目がやさしくピンセットで
やわらかな原稿用紙に押さえつけ ...
昔の日もらいし歌の一首をば失いにけり惜しからざらめ
いまも妻傍らにありすやすやと何を夢見る寝床にありて
私の中に言葉がやってくると
私はつい沈黙してしまいます
・・・私、詩人なんです
馬鹿馬鹿しい事に
私だってジャニーズが好きです
特に、亀梨君が好きです
真面 ...
君がまだ雪の原にいる頃
わたしはあおい花に挨拶
こんなに違うね
いま君がいる国と
でも今日も君の声が届いた
おやすみなさい
おやすみなさい
声だけの君に
おはよう
おはよう
朝のメ ...
西側の二脚の椅子に
座っていた
子らは
ふくふくと育ち
ようようと三月へと出かけていった
つながったひとつのベンチに
結果 残されたようになった
夫婦は
横に座って
同じ景色を眺 ...
瞳
二月の白い雨の中
何もかもが凍りついた冬日
畦の匂いさへ凍りついたまま
も吉は冷たい闇の中で
いつもの道を見失ってしまった
今日はどうしても
まっすぐ歩けない
も吉を ...
チチアンのヴェヌスもの倦く横たはり
日付順文書リスト
タイトル
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日付
戦争って何だ?
ichiro...
自由詩
9*
14/2/27 22:56
買い物
山部 佳
自由詩
3
14/2/27 22:37
遠くには行けない
フユナ
自由詩
7*
14/2/27 22:32
ともだち
弓夜
自由詩
3*
14/2/27 22:08
炬燵・・・
tamami
自由詩
11
14/2/27 21:59
カーナビの知らぬ公園風光る
北大路京介
俳句
6
14/2/27 21:48
どちらとも敵ではないし夜の梅
〃
俳句
3
14/2/27 21:48
春兆す左舷に見えたフラミンゴ
〃
俳句
2
14/2/27 21:48
借りた雑誌の文通欄に蛍光ペン
〃
自由詩
3
14/2/27 21:47
赤ちゃん言葉がしゃがれている
〃
自由詩
5
14/2/27 21:47
一生懸命で叶わないことが多い
〃
自由詩
1
14/2/27 21:46
わけありりんご
朧月
自由詩
3
14/2/27 21:44
しあわせの見つけ方
ちと
自由詩
0
14/2/27 21:32
愛してた
ムウ
自由詩
2
14/2/27 21:23
夢を見るバカ
花形新次
自由詩
4
14/2/27 19:30
窓を開く
シホ.N
自由詩
2
14/2/27 18:40
二月
こしごえ
俳句
1*
14/2/27 15:20
その間だけでも
小原あき
自由詩
6*
14/2/27 14:34
サークル「群青」 課題「紫」 『赤と青の間』
木原東子
自由詩
7*
14/2/27 14:12
天気予報
吉岡ペペロ
自由詩
4
14/2/27 13:35
初恋
小原あき
短歌
4*
14/2/27 13:19
芒野原
こしごえ
自由詩
3*
14/2/27 13:15
となえられない呪文
最都 優
自由詩
0
14/2/27 13:10
ポエム
ユッカ
自由詩
6
14/2/27 12:44
妻の歌
生田 稔
短歌
3
14/2/27 9:32
詩人女子
yamada...
自由詩
5
14/2/27 9:28
ちいさな物語
もっぷ
自由詩
3
14/2/27 8:32
二月は未来を調整します
そらの珊瑚
自由詩
17*
14/2/27 8:25
北の亡者/Again 2014如月〜皐月
たま
自由詩
25*
14/2/27 8:12
美神
織部桐二郎
俳句
0
14/2/27 7:35
2357
2358
2359
2360
2361
2362
2363
2364
2365
2366
2367
2368
2369
2370
2371
2372
2373
2374
2375
2376
2377
2378
2379
2380
2381
2382
2383
2384
2385
2386
2387
2388
2389
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
加筆訂正:
二月
/
こしごえ
[14/2/27 22:03]
三句目を 追加しました。 拝礼 。
3.68sec.