西向いてテディと布団にもぐる夜その方角に父の墓あり


三十分電車にまかせ揺られれば宙は星星ケチらないのに


父さんの部屋の片づけしていればあれもこれもみな形見ばかり


渋谷駅ハ ...
雨が降る外でじゃなくて部屋のなかそのなかに居るたぶん心に


灰色の脳細胞に時々はもう栄養をあげたくなくなる


お財布にいつもお札はないことに慣れてしまってそとは晩秋


この音も ...
小さい花は
自分が小さいことを知らないんだろうなあ

花より
大きい小さい私もてあます

師走にかたづけたい
かたづかない
昨日今日
私自身のこころ
君を海に放り投げたらどうなるのかな?
その海は君で満たされるかな
そこに僕が飛び込んで君と一つになろう
君に溺れ
君と漂い
君の波に流され
君の中で眠ろう
からかいが善になれと夢見て眠った
心がほしいと思う人の柔らかい心はクリスマスベルの響きのよう
リンゴンリンゴン金色の
何一つ手に入らなかったし誰一人認めることが出来なかった
弱気な心をロックさ ...
頭蓋骨の中で
産声をあげた言葉は
即座に成人を迎えるが
吐き出された刹那
暖められてた
体温も密度も
蒸発して消えてしまって
レコーダーで保護しても
中にはものまねみたく
自分に似た ...
人を愛そうと思ったよ
よく晴れた12月の朝だった

人は誰しも
美しい面と
醜い面を持っている
それを知ったとき
恋は萎えそうになった
だけど
あの人は人を愛している
その事実を知 ...
一言が大きく響く
一人 夜中にソファーの上にいる
テレビの光と そこにいる人の影
どちらが温かいのか知っているのに
理由もなく大事な助言をさえぎってしまう

気がついて我に返ると
始めて ...
ここはどこなんだ
この駅弁を買って 
慣れ親しんだ色に見える
あの階段を僕は下りていく 
駅の中は冷たい風の中
なぜかと歩き続ける
思いの中から そして
あの日の街に行くのだろう
...
びおろんの七彩の声

ちぇんばろにふらんすの

王朝楽やしめやかに

薔薇の舘に充つる一夜ぞ



歌姫の経りぬるしらべ

そのかみの妙なる夢に

うたひつつ双手を組みぬ
...
遠く 朝の空に カラスが 鳴いた 
空に向かって投げられた 一筋の石のように 
深く青い空の中 大きな羽影が音も無く遠ざかる

夜に満ちた寒気が 弱い光にわずかにゆるみ
 首を縮めたくな ...
幼子イエズスベトレヘムの明星とはに栄光 そっとしておいて

軽やかなジャンプ

手をつないでゆっくり

静かなダンス

浮きあがる心は

淡く光る

しっとりと濡れた街は

柔らかなマシュマロのような

つつ ...
サンタクロースはどこに子供がいて
何を欲しがっているかが分かるし
トナカイのそりに乗って空を飛んだりできるのだから
一種の超能力者と言える
昔からそうしてクリスマスの夜に
プレゼントを配り歩 ...
きょうという日に
かなしくて
きょうという日は
きょうだけだけれど
きょうという日は
いつでもよい
きょうという日
と書くけれども

紛らわしいよ、暦のせいで
きょうという日に色眼 ...
私たちは
それほどたくさんの
フレーズを奏でられない

私たちは
それほど大きな音を
鳴らせない

けれどもういちど
ネジを巻きましょう
さびついてしまわないように


私た ...
なんでもない、ただのつまらないけし粒みたいになって死んでいきたいから、もう一度あなたに出逢いたい。夜空を見あげてしまう理由を、星が綺麗だから、なんてありきたりな台詞に終わらせたくない。もっと個人的な、 ... 光がある
ということが
どんなに素晴らしいか

窓辺より五月の風がそよぐ
風は陽光に照らされ
照らされて
光の音律を奏でる
私は光を呼吸し
この世に希望があると知る

ああ太陽
...
底冷えや涙ほろりの深津絵里 自転車の冬至の坂をくだりけり 一茶忌やお馬の前に仁王立ち 火星剥く ポジティブで死す 光粘る まるで
インフルエンザのように
「かゆみ」が感染したらどうなるか

人々は怠惰になり
からだをかきむしり
涙を流し
苦悩する

そして
争いがなくなる

こんな神様の罰が下 ...
沈みゆく箱は女が幼さを捨てた羞恥の塊であった 少女の細い細い手首の糸
静脈の清流を
机の上に広がった乾燥しかかった薬品が流れる
かえるさきは循環する心臓の末端
そこはフランスとスイスの国境で
ちょうどこの鐡道の糸の終着点
窓辺には革表 ...
Who is like Jehovah?
  What do you feel about there exist so many gods?
Let us read concerning th ...
海嘯消ゆ冥灯る
外周9メートル
回収10円取る
採集重メンタル
這いずる銃鳴照る
不意数十名去る
うぐいす目餌在る
クイズ自明障る
悔い弟子メサイヤ売る
喰い寿司女最悪
憂いずして ...
限りの見えた 二人のそばに
新たな選択は見えていた

矜持よりも
恐怖に突き動かされた別れ
だからあんなにきれいな終わり方でも
後悔ばかりが湧き上がる

一人きり残されて
嘆いてばか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
十一月のノートから2 (十首)もっぷ短歌313/12/25 14:04
十一月のノートから1 (十首)短歌213/12/25 13:48
背くらべ朧月自由詩213/12/25 13:33
リィ自由詩113/12/25 13:08
クリスマスの悪黒髪自由詩3*13/12/25 12:25
鮮度寒雪自由詩113/12/25 10:25
愛の深度渡辺亘自由詩113/12/25 9:56
サナギ加藤自由詩2*13/12/25 5:35
武蔵小杉の乗り換えの時番田 自由詩013/12/25 1:21
夜会織部桐二郎自由詩113/12/25 0:27
冬の朝のぼんやりいねむり猫自由詩313/12/25 0:14
Annunciacion織部桐二郎俳句013/12/25 0:14
そっとしておいて灰泥軽茶自由詩613/12/25 0:03
サンタクロース実在証明紀ノ川つかさ自由詩413/12/25 0:00
処方箋一篇もっぷ自由詩313/12/24 23:48
オルゴール村田 活彦自由詩413/12/24 23:48
星の爆発ユッカ自由詩4*13/12/24 22:55
Delight渡辺亘自由詩113/12/24 22:30
底冷えや涙ほろりの深津絵里北大路京介俳句213/12/24 21:28
自転車の冬至の坂をくだりけり俳句5*13/12/24 21:28
一茶忌やお馬の前に仁王立ち俳句713/12/24 21:28
火星剥く自由詩313/12/24 21:27
ポジティブで死す自由詩313/12/24 21:27
光粘る自由詩213/12/24 21:27
共感ichiro...自由詩6*13/12/24 21:19
「夜行」宇野康平短歌113/12/24 18:28
沈みゆく夕刻白雨自由詩313/12/24 17:45
Who is like Jehovah?生田 稔散文(批評...213/12/24 16:31
先天素手連想槍砲台なけま、たへ...自由詩013/12/24 16:07
首の傷クナリ自由詩6*13/12/24 15:56

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加筆訂正:
自転車の冬至の坂をくだりけり/北大路京介[13/12/25 10:04]
自転車が →自転車の
3.89sec.