どうしてすかれられないのか
それはなにか
ゆがんでいるからと
いったとして
きっと
もう
でも
クッキーをわたそうとおもう
まがっていてもわたす
かってないいぶんだがわたす
それが ...
おじいちゃんが
病院から帰って来た
最新鋭のチタン心臓を装備して
右手はワンタッチで色んな工具が
取り付けられるようになっているし
足はナイキ製のウサインボルトモデルに
なっていた
凄い ...
猫の隣で
白い息は丸くなって
コタツの上の
最後の一つになった蜜柑も丸くなって
少し温くなって

わたしの隣で
あなたは丸くなって
秋よりももっと丸くなって
ほあん と 丸くなって
...
私が死んだら
悲しんでほしい
私がもういないことに

私が死んだら
笑ってほしい
私が生きていることを思い出して

私が死んだら
忘れてほしい
生きてるあなたが何よりも大切だから
...
2012年からツイッター上で私が『他人様の』というハッシュタグをつけて紹介した作品で、現代詩フォーラム内から見つけたものをドドッと書き込みます。順番は、私が作品を見つけて紹介した順(古いものから)です ... 冬の音なんてどうせしないとおもう

私たちの前にはなんの音もない
空に浮いた私のカラダを
かろうじて文字が支えている

悲しくなんかないのに
雪がふるから痛いよ
まるで忘れていた場所か ...
ユーモアのセンスがないねあなたには ぺちゃんこ猫に怒られる朝

崩れ落ちるビルの中のあの人と目が合ったけど何も見なかった

歩いても歩いても花 電柱をそっと祝福するかのように
揺すらないで
覗かないで
ノックしないで
猫はいや

汚いものが沈んで
息がつまる

追い詰めないで
掬わないで
閉じ込めないで
逃がさないで

窓はどこ
酸素が欲しい
...
世界まるごとHowマッチに
解答者で出演した草笛光子を
大橋巨泉は
今でいうKYな感じで
くりちゃん、くりちゃんと
呼んでいた
あだ名らしいのだが
光子は明らかに
やめて欲しそうだった ...
ほんの
ひと握りの間に
つたえられる想いなど
わずか数行

わびるにも
しのぶにも
なぐさめるにも
たしなめるにも

ひとは
それほど多くを
持ち得ないから
大切 ...
充足させるけれど
後腐れない
都合のいい場所には
都合のいい関係が出来上がる

手と手を取り合って行く
吉祥寺あたりのラブホテル
目指していた楽園も
朝にな ...
死について、

突然、その時は訪れる
死の実感は
高校二年の春だった。

いつもの朝の登校時
いつもの郵便局の角を曲り
いつものとおりのバス通り
いつもの調子で渡ろうと
いつもの歩 ...
静かな庭に

陽炎が立っている

そのほどけた輪郭は
今はいない人の
記憶に似ている

不安が
忘れていた不安を
呼び寄せる
雨の夕暮は
水族館の水槽に
似ている

魚は

ネオンや車は
魚に似ている

魚は
夢を見るだろうか

魚に脳があるなんて
知らなかった

脳が他の魚の
30倍はあると ...
白銀の光

冷たい熱を帯び

私と月の間には
透明な冬だけがある
はるかに遠いくせに
あっけなく近くなる
こんな風に
てのひらにのってみせるのは
何故?
まるで
弓矢を射れば ...
子持ち率高い成人式の闇 ヘソクリをパイナップルの内側に サラリーマンのコスプレして会社に行っている 家族が起きだす音がしてまた夜が来ない 放射線量を測りに行く足にペディキュア 夕方 スーパーで 
買い物をしている途中

金木犀を 感じた

既に タイムアウト 
しているだろう?

山側の 黄色い花も
土へと 還ったのだ

其れなのに
此の

香し ...
今日も正月
ぜんざいに餅をいれる

あずきをみている顔で
家族をみる

決まった日に
決まったものを食べて
定位置に
なにもかも座る

あたしの
おなかん中も
かわりなく腹黒 ...
歴史の知識のフィルターで

あたりを見回しながら山を上った

城跡にひとの気配を探していた

何百年か前ここには猛るひともいた

しかしこの城跡にはもう道さえないのだった


私 ...
女子バレーを見ていると
人の冷たい空間は
そこに空間としてある 僕は
さっきまでは警備員だった


きっと彼らは主役だった
楽しいと思った きっと
自分の死んでいる日々が
心の中 ...
高層ビルの屋上は
空にいちばん近い場所

上を見たり
下を向いては
迷いながら

誰かに手渡すはずの
名刺を捨てたら
何が他に残るだろう

破れるのが先か
拾われるのが先か
...
夜になると何度も鳴りだす
その電話にはもう出ないで

そのストーカーは貴方が疲れ果てるのを見て楽しんでいる
無視が一番よ

何かに没頭すれば少しは気も晴れるでしょう

そうね 例えば恋 ...
10年前の僕よ、なんだか憂鬱そうに涙を
浮かべ、夕暮れのベンチに俯いて、一体ど
うしたんだい?君の目に、透明な僕の姿は
映らないだろうけど、心配だから様子を見
に来たんだ。やがて君の涙は(時の ...
切符があるから、電車に乗れた。
食券があるから、ラーメンを食べた。
パスポートがあるから、異国に行けた。

それならば
鏡に映る(わたくし)が
一体何者なのか?という
最も不思議な秘密に ...
雪の綿帽子をかぶり
のっぺらぼうの顔をした
路傍の石が
こんにちは――と、僕を呼ぶ  
    風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ


    あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し


    過ぎてゆく明日が今日を追い越 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
aa自由詩214/1/15 23:02
おじいちゃんが帰って来た花形新次自由詩214/1/15 22:38
丸くなって、冬。佐東自由詩214/1/15 22:29
私が死んだらichiro...自由詩6*14/1/15 22:25
他人様の作品紹介その1(ツイッターで私が紹介した現代詩フォー ...こひもともひ...散文(批評...6*14/1/15 21:49
音もなく火は燃えて朧月自由詩414/1/15 21:02
ぺちゃんこ猫春日線香短歌014/1/15 20:17
モノローグLucy自由詩14*14/1/15 20:14
くりちゃん花形新次自由詩014/1/15 19:48
わずか数行千波 一也自由詩414/1/15 17:19
ユリイカ中山 マキ自由詩2*14/1/15 17:11
宙を舞う……とある蛙自由詩9*14/1/15 16:25
そのほどけた輪郭は駒沢優希自由詩214/1/15 15:00
魚は夢を見るだろうか自由詩314/1/15 14:49
さえざえとそらの珊瑚自由詩1614/1/15 11:30
子持ち率高い成人式の闇北大路京介俳句214/1/15 11:06
ヘソクリをパイナップルの内側に俳句314/1/15 11:05
サラリーマンのコスプレして会社に行っている自由詩1914/1/15 11:02
家族が起きだす音がしてまた夜が来ない自由詩214/1/15 11:02
放射線量を測りに行く足にペディキュア自由詩214/1/15 11:02
藤鈴呼自由詩2*14/1/15 10:02
めでたいおなか朧月自由詩214/1/15 9:15
城跡にて吉岡ペペロ自由詩414/1/15 9:13
財布をずっと放さずに番田 自由詩014/1/15 0:35
空中遊泳ミナト螢自由詩114/1/15 0:33
コンプレックス自由詩1*14/1/15 0:06
声援ーあの頃の僕にー  服部 剛自由詩5*14/1/14 23:52
パスポート自由詩5*14/1/14 23:41
石ノ声自由詩3*14/1/14 23:25
ひたすら石田とわ短歌15*14/1/14 23:19

Home 戻る 最新へ 次へ
2353 2354 2355 2356 2357 2358 2359 2360 2361 2362 2363 2364 2365 2366 2367 2368 2369 2370 2371 2372 2373 2374 2375 2376 2377 2378 2379 2380 2381 2382 2383 2384 2385 2386 2387 2388 2389 2390 2391 2392 2393 
加筆訂正:
複眼/Lucy[14/1/15 14:19]
最後の2行「トンボなら まっすぐに飛んでいけるのだろうか」を削除しました。イナエさま、ご指摘ありがとうございました。 
4.96sec.