深海の鏡に太陽が映らない 真っ赤な花
光る朝に照らされて
濡れた体を暖めた
背の低い梅の木の上
不具合な色合いで
キラキラと
暖かな春に胸が高鳴り
暖かな春に希望を見る

それはささやかなれど
生きる為の小さな期待

小さな期待は春と共に
躍動し息吹を謳歌する

先に見える期待は希望
小さな希望に近づいた ...
死神を
名乗る男が
フォロワーに
戸惑いつつも

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2丁目の
山下さんの
御主人が
死神だって

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決別したつもりの海に
手招きをする影を見る
葉脈の震えが伝わり
白い夜に立ちつくす

コンパス
情動
頼りにならぬ
女の勘

子どもたちは梟の頭
不等号に揺れる眼球
傾いた試験 ...
生まれてきたときに、私はどこから来たのかと
問いはしなかった
たぶんこの世からわたしがいなくなるのは
どこで、とは問いもしないだろう

「忘れられないこと」が大切なこととは限らないように
...
<十四歳>
十四歳の時の情緒によって
十四歳の時の衝動に任せて
十四歳の時に泣きわめくことが
十四歳の時にはできなくて。





<経験>
もっといろんな男の人と抱き合えば ...
オランダの
アンネフランクの隠れ家に行った
そこは8人が2年間暮らすには狭く
人との距離は驚くほどに近い
そこでアンネは昔
8人に対する
本音の日記を記す
その距離は驚くほど近いから
...
死を浮かべる白昼、路上の血液の跡、くびれた花が乾涸びてる、どこかの店の配電盤の下―有線放送が聞こえてくる、誰も演奏していないリズム、自動販売機ではひっきりなしに、誰かが殴られてるみたいな音を立てて ... 二人で清く

二人で清く歩んでゆきたい
誰が邪魔しようと
きっとついてゆく
エホバの教え守りぬいて
最後の神の祝福得るまで
愛の家にとわに生きるため
雨音のしない日々を
しのぐためにも
うたわず
おどらず

足は干されて
手はくずれて
喉はかさかさ、うちわばなしに
こすれて
こぼれる

いいつたえのとおりのひとがたの
おまも ...
「牛は偉大である」 と牛が言った
「豚は偉大である」 と豚が言った
「羊は偉大である」 と羊が言った

言うのは勝手だが
それでは鶏はどうなのだ?
鶏は鳥類だから言葉を持たん
おまけに鶏 ...
いきり立つ
自分のポコチン
写生して
射精しそうな

続きはWEBで
 
エホバと妻とわたし

夜の星空を眺め
その空の遠い彼方
エホバ神のみ座がある
妻と二人
食卓に着き

神の御名たたえるとき
胸の中に涌く喜び
小声で、聖書を読み
神の御名 ...
物語に参加している僕は
確かに主人公ではない。
何かが主人公の物語に参加しているようで
何が主人公なのかとんと分からない。

夕闇の迫った黒い森の周辺を
朱色の夕焼けを背景にした
黒い鴉 ...
もこもこの ドレス着込んで お洗濯
くるくると 回る洗剤 いまいずこ

洗わないでね きれいな心
汚れ落として 美しく 
生まれ変われる 気がしていたの

気のせいよって ふ ...
Tバックからはみ出した
アナルのシワが笑っている
とても素敵だ、魅力的だよ
そのままでいい
そのままでいいんだ
横にずらしたら

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信じられないぐらい
足が臭いのは
ブーツのせいだときみは言う
でもね、ただブーツを放っておいても
その臭いにはならないんだよ
ということは
原因はきみの

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日曜の昼間はぜいたくな席のようだ
時間はゆっくりで
間違った字をかいてもあせらなくていい

とがった消しゴムで無理に
消さなくていい

みんなだらりとしていてもいい

雲がふわりとあ ...
 詩は詩人の内心の独白であることが多い。そのとき、詩は現実と結びついている。詩に書かれている内容は詩人の内心を指示するし、読者はその言葉に共感したり反感を覚えたりする。だが、そのように現実と対応関係を ... 社員だけど 内職を頼まれるというのは前にもあった
普段は自宅にいて内職の方がする仕事が納期に間に合わず
日中の仕事を終えてから 仕事を家に持って帰り
家事をすませてから 内職をする しかし 内職 ...
水と
ひかりと
ささやかな糧とがあれば
翼たちの朝は
まもられて

どれかひとつでも
均衡のくずれる日に
翼たちは
旅立つ

あたらしい朝を迎えるため
一斉に
旅 ...
 結婚式に行きました
 花嫁さんが幸せそうで
 花婿さんも幸せそうで
 結婚式の雰囲気が
 ふたりの雰囲気にぴったりで
 こういうのっていいなあって
 すっごく 思いました

 二 ...
ここに居た

そこに居た

あちらこちらに
居た
ことを記す

愛を叫ぶ雨蛙を乗せた丸い大きな葉も
その傍らに転がっていた水晶のような玉も
美しい色を持つ手が
幾重にも重なったよ ...
青春は少年時代の狭苦しい熱をいつまでも温存している。光に満ちた限られた視野のもと全力疾走する衝動は、青春を迎えた若い人々の血液の中に一定濃度で存在し続ける。若者は少年のように庇護されたいし ... 削いでほしいとおもう
まとわりつくものはいつもきれいな花びら
ではなく 鱗のような厄介なものだ
きらきらとしていても からだから離れればいいのにとおもう

あのまま 埠頭へとびこめば
綺麗 ...
三月の最初のララバイは雨の歌
時計の針の音のように
三月が礼儀正しくやって来た
いらっしゃいませと呼ぶ
わたしたちの声はすっかりと枯れて

この礼儀にかなう歓迎はないのかな
三月が厳かに ...
ベタベタに甘い少女漫画が読みたい
スポーツに夢中な青春を送ってみたい
愛しい気持ちでいっぱいにしたい
愛用のマグカップの中のコーヒーに
後ろ暗さもアンニュイも夕暮れも
混ぜ込んで、飲み込んで ...
少女はいつものように限りなく、かぎりなくきらきらと輝いていました。それでも同じように夜は明けて朝焼けが訪れ、少女はいつものように歩くのでした。そこは夢でした。そこはゆめであり少女の頭の中でのできごとで ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
深海の鏡に太陽が映らない北大路京介自由詩314/3/2 22:02
晴れた朝こいち自由詩114/3/2 21:37
暖かな春に・・・tamami自由詩514/3/2 21:01
死神短歌2花形新次短歌114/3/2 20:36
死神短歌1短歌014/3/2 20:32
月に撃つ自由詩914/3/2 20:04
明日の忘れ物は今日にたりぽん(大...自由詩1*14/3/2 19:47
十四歳 / 同性愛 他クナリ自由詩6+*14/3/2 19:46
ホンネの日記イオン自由詩4*14/3/2 18:32
すべてと擦れ違うホロウ・シカ...自由詩1*14/3/2 18:24
二人で清く生田 稔自由詩214/3/2 17:46
枯れ葉つみ遙洋自由詩3*14/3/2 16:41
新世界山部 佳自由詩014/3/2 16:30
アンネ短歌3花形新次短歌014/3/2 16:20
エホバと妻とわたし生田 稔自由詩214/3/2 16:03
物語……とある蛙自由詩7*14/3/2 15:45
風の休日藤鈴呼自由詩1*14/3/2 14:45
Tバック花形新次自由詩014/3/2 14:36
ブーツ自由詩014/3/2 13:39
日曜時間朧月自由詩514/3/2 12:59
時里二郎詩集『ジパング』について葉leaf散文(批評...014/3/2 11:45
愚痴だから砂木自由詩21*14/3/2 9:58
わたり鳥千波 一也自由詩114/3/2 9:58
つぶやきはるこ自由詩114/3/2 8:44
仮埋葬そらの珊瑚自由詩17*14/3/2 7:32
虚構葉leaf自由詩3+14/3/2 6:45
鱗のストールを巻いて唐草フウ自由詩12*14/3/2 5:37
三月の最初のララバイはもっぷ自由詩314/3/2 3:47
注ぎ込む群青ジャム自由詩414/3/2 3:24
【蝉の悲鳴に別れを告げて。】三上あず自由詩114/3/2 0:47

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