牛丼を食べてからしか寿司屋には連れて行ってはもらえぬ我が家 テキトーななぐさめだけど寒紅梅 虫歯を気合で治そうとしている 食べ終えてからおしぼりに気づいた ご先祖様のため息が聞こえた 歩いていく道に誰かの姿がうかぶ。誰もが、しばらくして消えた。僕は続く草いきれの中を歩く。遠くに昔通っていた学校が姿をあらわす。僕は日々いじめられていたのだと、唇を噛みしめる。演劇の役者が思い出され ... 真っ白だった

セーラー服着てた私と
頭ひとつぶん背が高い先輩

雪の日
相合い傘で歩いた

風は冷たかったはずだけど
頬が熱くて困ってた

一度も好きと言われなかったけど
だ ...
ワルツと銀行の境い目
毎晩ぼくはそこにいる
そして決まって君を探す
いないならば創り出す

しばらく経って
違うところに君を連れていく
たとえば一方通行の電車
寂れたゲームセンター
...
孵らなかった雛が
白く冷たいまま
そこに残されている

いつか何かの拍子に
割れてしまったとき
僕は中身を
直視できるだろうか

もうとっくに
腐っているかもしれない
すごい色を ...
地獄の土地をころがして
ノートの上にビルを建てるのです



そのビルには
様々なものが激突するだろう
砕けたガラスに反射するのは
真実だけではないだろう
女子校は雪に埋れても
ス ...
ぼくはまだ生まれていなかったから知らないけれど
シーボルトさんはこどものお年玉に一両あげていたでしょうか

ぼくの祖母さんは裏藪で竹の皮を集めて
一厘とか五厘とか 子どもだったお父さんの小遣い ...
あまりにデブのため
私の周囲の空間は歪み
歪みに落ち込んだものは
光ですら逃げ出せない
私の背後から
レーザーを照射すると
私に差し掛かったところで
光線がぐいっと曲がり
私に吸い込ま ...
人は、日々の食事を摂っています。  
心には(言葉の食事)が必要です。

もし、あなたが
本屋の棚に並んだ背表紙へ
伸ばした手を、引き寄せられて
開いた本の活字等の
一文字ずつを、よく視 ...
           頭を置き去りにして歩く、白い煙を道標として吐きながら
    灯りは思い思いに燈り、星のように曖昧な輪郭
      地面には産毛が生えている。泡立って固まった鍾 ...
細胞が包皮になるのを妨げることで
包茎を根絶する方法を開発した
珍保方慶子さんですが
その論文をめぐっては
何百万人の包茎者のポコチンを愚弄するものだ
と非難されたこともあるそうです

...
■ 田代深子さん『後日譚』http://hibariryouri.web.fc2.com/11/tashiro.htm

からくさ模様のように蔓が〈伸び〉、いろいろなものが〈伸び〉て、〈延び〉 ...
君は僕という嘘をついて
僕という嘘の記憶を作った

君にとって僕は必要だった

君を守るため僕は必要だった

僕は君のためなら嘘でいいと思っている

でも
君が本当に信じるべきは
...


かけっこ

キャベツにきんぴら

ジャニーズの、可愛い男の子

雨の日

ドライブと掃除

のうぜんかずらと魚

青の色、そしてわたし

33年

ぴっちり生 ...
新しい朝に降り注ぐ
冬の寂光はまるで
孤独の証のように
まっすぐで哀しいけれど
あなたなら
それを優しさと呼ぶのでしょうね

いつだってあなたは
無垢な想いで
この世界に名前をつ ...
選択肢がない街の
未来図は完成しない

更新されることが前提だから
豊かさは新しさに両替される

> 懐かしさは噛み終えたら
> 紙に包んで捨てましょう
> それ ...
風呂を楽しんでいて
ふと手のひらを見ると
こんもりした泡から毛が1本生えていた

おおっ! 
ついに新細胞発見かと思ったが 
そんなわけはない


偶然と
常識に捕らわれない若き科 ...
見晴らしの良い青い野原に
中身をなくした弁当箱が転がり
子供たちは それぞれに
昆虫採集を続けている
カマキリが
キリギリスが
モンシロチョウが
それぞれのやり方で息をし ...
アルペッジョのやうに

君の音に和して

アルペッジョのやうに

分散されながも


心の弦は多すぎて

困っちゃうんだ

不協和音を出して

ごめんね

調律されな ...
海岸線を走ると
凍てついた汽水の上に
オオワシが
見える

車通りのまばらな国道に吹く風は
きょうも横なぐり

どんなに晴天だろうと
いや、澄めば澄むほどに
ハンドルを
とら ...
シ それは世界からの発信を受信するのを遮断する行為のする目異化脳するの?
オーノゥ 私達は常にジュシンしている シンジャを板に敷き詰めたママぁ「零度」
踏みまくって肉汁飛び出る 白い泥棒の知る、深 ...
自分の中に浮かび上がる 
肯定と否定
2つを1つにしなければ
生きてこれなかった
窮屈だった 
心はあまりに深く潜り込み
何処に有るかさえも
わからなかった
2つを1つにすることは
...
何年ぶりだろうか
生まれ育った町内をあてもなくブラブラと歩いた しとしとと雨ふる朝方に
こんなかたちでここに来るなんて思ってもみなかった
逃げるように戻ってきたし
ここにはもう僕を迎えてく ...
あなたの愛はどこへ

洗面台に映ったおのれの裸体を見て

声に出さずにつぶやいてみる

あなたの愛はどこへ行く

わたしはここに

そっとつぶやくおのれのくちびるを
鏡に映ったお ...
高校進学説明会で
ある高校の教師が声を張り上げ力説した
「うちを受験する生徒は 
 学業成績は悪い。問題生徒も多い。
 私たちが試験場で見たいのは 織田信長です。
 ご存知でしょう
 うつ ...
詩を書くという事は

誰か見知らぬ他人に向けて

宛てのないラブレターを書き綴るのに似ている

もし、あなたがとても昔の詩人の詩にときめいたとしたら

それは何千年も前のその詩人が
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
牛丼を食べてからしか寿司屋には連れて行ってはもらえぬ我が家北大路京介短歌214/1/31 1:23
テキトーななぐさめだけど寒紅梅俳句114/1/31 1:22
虫歯を気合で治そうとしている自由詩714/1/31 1:21
食べ終えてからおしぼりに気づいた自由詩514/1/31 1:21
ご先祖様のため息が聞こえた自由詩414/1/31 1:21
今日ナイキのスニーカー番田 自由詩014/1/31 1:07
真っ白森川美咲自由詩1*14/1/31 0:55
ノブ子自由詩114/1/31 0:14
月見chocoa自由詩014/1/30 23:37
あとがき左屋百色自由詩9*14/1/30 23:32
スケールイナエ自由詩8*14/1/30 22:11
ブラックホールと呼ばれて花形新次自由詩314/1/30 22:07
言葉の食事服部 剛自由詩5+14/1/30 21:36
(頭を置き去りにして歩く、)tomoak...自由詩3*14/1/30 21:34
美人研究者花形新次自由詩014/1/30 21:17
【レビュー】雲雀料理11号の感想 2/4mizu K散文(批評...114/1/30 21:15
僕は君の嘘だったichiro...自由詩6*14/1/30 20:49
たんじょうびフユナ自由詩7*14/1/30 20:31
忘れないkeigo自由詩014/1/30 20:27
35 41 22 N 139 41 30 E 2014nonya自由詩15*14/1/30 20:08
手のひら上のOBAQ細胞ichiro...自由詩2*14/1/30 20:05
小さな生き物自由詩3*14/1/30 19:56
琴線ドクダミ五十...自由詩014/1/30 18:07
トーチカ千波 一也自由詩314/1/30 18:02
「胃液分解」狩心自由詩1*14/1/30 16:21
協調性こいち自由詩014/1/30 12:56
しとしと雨と僕の町内自由詩214/1/30 11:35
かがみはなおうぎ自由詩0*14/1/30 10:46
そとづらイナエ自由詩6*14/1/30 9:50
詩はラブレターのようにyamada...自由詩514/1/30 9:14

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