飲み過ぎて
この5時間の記憶がない
あるのは
枕元のメモ帳に書いてある じゅもん
ラミパスラミパス ルルルルルー
なるほど
鏡を見ると元の俺
俺
何に変身したんだっけ? ...
腕から力を抜くには
一旦手を握りしめて
振りながら脱力して
それが在ることを忘れる
考え続けて
不安になったら
安心できる人に話す
日記に書く
言葉で握りしめた後で
考えない ...
トマト
みんなと仲良くやりなさい 好き嫌いを作っちゃだめだよ
子供の頃の僕に 先生や親たちはそう言って聞かせていたっけ
教室の隅に追いやられ 一人で悶絶していたあの頃の自分
誰も助けてくれ ...
夜の明けた日に
だけど 眠りに落とされた
この世界があり
そんな 自分にこそ 世界がある
楽しいことを思う
そして 自分を思うとき 理解する
また 眠りに落とされては
思う場 ...
石の原野に青い花が咲いた
石っころたちが拍手喝采
泣いているものまでいた
青い花は揺れる
風に愛されて
青い花が揺れる
土地の熱い吐息に
ちっとも淋しくない青い花
本当にしあわ ...
どうしてすかれられないのか
それはなにか
ゆがんでいるからと
いったとして
きっと
もう
でも
クッキーをわたそうとおもう
まがっていてもわたす
かってないいぶんだがわたす
それが ...
おじいちゃんが
病院から帰って来た
最新鋭のチタン心臓を装備して
右手はワンタッチで色んな工具が
取り付けられるようになっているし
足はナイキ製のウサインボルトモデルに
なっていた
凄い ...
猫の隣で
白い息は丸くなって
コタツの上の
最後の一つになった蜜柑も丸くなって
少し温くなって
わたしの隣で
あなたは丸くなって
秋よりももっと丸くなって
ほあん と 丸くなって
...
私が死んだら
悲しんでほしい
私がもういないことに
私が死んだら
笑ってほしい
私が生きていることを思い出して
私が死んだら
忘れてほしい
生きてるあなたが何よりも大切だから
...
2012年からツイッター上で私が『他人様の』というハッシュタグをつけて紹介した作品で、現代詩フォーラム内から見つけたものをドドッと書き込みます。順番は、私が作品を見つけて紹介した順(古いものから)です ...
冬の音なんてどうせしないとおもう
私たちの前にはなんの音もない
空に浮いた私のカラダを
かろうじて文字が支えている
悲しくなんかないのに
雪がふるから痛いよ
まるで忘れていた場所か ...
ユーモアのセンスがないねあなたには ぺちゃんこ猫に怒られる朝
崩れ落ちるビルの中のあの人と目が合ったけど何も見なかった
歩いても歩いても花 電柱をそっと祝福するかのように
揺すらないで
覗かないで
ノックしないで
猫はいや
汚いものが沈んで
息がつまる
追い詰めないで
掬わないで
閉じ込めないで
逃がさないで
窓はどこ
酸素が欲しい
...
世界まるごとHowマッチに
解答者で出演した草笛光子を
大橋巨泉は
今でいうKYな感じで
くりちゃん、くりちゃんと
呼んでいた
あだ名らしいのだが
光子は明らかに
やめて欲しそうだった ...
ほんの
ひと握りの間に
つたえられる想いなど
わずか数行
わびるにも
しのぶにも
なぐさめるにも
たしなめるにも
ひとは
それほど多くを
持ち得ないから
大切 ...
充足させるけれど
後腐れない
都合のいい場所には
都合のいい関係が出来上がる
手と手を取り合って行く
吉祥寺あたりのラブホテル
目指していた楽園も
朝にな ...
死について、
突然、その時は訪れる
死の実感は
高校二年の春だった。
いつもの朝の登校時
いつもの郵便局の角を曲り
いつものとおりのバス通り
いつもの調子で渡ろうと
いつもの歩 ...
静かな庭に
陽炎が立っている
そのほどけた輪郭は
今はいない人の
記憶に似ている
不安が
忘れていた不安を
呼び寄せる
雨の夕暮は
水族館の水槽に
似ている
魚は
ネオンや車は
魚に似ている
魚は
夢を見るだろうか
魚に脳があるなんて
知らなかった
脳が他の魚の
30倍はあると ...
白銀の光
冷たい熱を帯び
今
私と月の間には
透明な冬だけがある
はるかに遠いくせに
あっけなく近くなる
こんな風に
てのひらにのってみせるのは
何故?
まるで
弓矢を射れば ...
子持ち率高い成人式の闇
ヘソクリをパイナップルの内側に
サラリーマンのコスプレして会社に行っている
家族が起きだす音がしてまた夜が来ない
放射線量を測りに行く足にペディキュア
夕方 スーパーで
買い物をしている途中
金木犀を 感じた
既に タイムアウト
しているだろう?
山側の 黄色い花も
土へと 還ったのだ
其れなのに
此の
香し ...
今日も正月
ぜんざいに餅をいれる
あずきをみている顔で
家族をみる
決まった日に
決まったものを食べて
定位置に
なにもかも座る
あたしの
おなかん中も
かわりなく腹黒 ...
歴史の知識のフィルターで
あたりを見回しながら山を上った
城跡にひとの気配を探していた
何百年か前ここには猛るひともいた
しかしこの城跡にはもう道さえないのだった
私 ...
女子バレーを見ていると
人の冷たい空間は
そこに空間としてある 僕は
さっきまでは警備員だった
きっと彼らは主役だった
楽しいと思った きっと
自分の死んでいる日々が
心の中 ...
高層ビルの屋上は
空にいちばん近い場所
上を見たり
下を向いては
迷いながら
誰かに手渡すはずの
名刺を捨てたら
何が他に残るだろう
破れるのが先か
拾われるのが先か
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ラミパスラミパス ルルルルルー
ichiro...
自由詩
3*
14/1/16 3:46
悩み過ぎないためのレッスン
殿岡秀秋
自由詩
5
14/1/16 2:51
トマト
itukam...
自由詩
1*
14/1/16 2:33
風のない日
番田
自由詩
1
14/1/16 0:50
石の原野に青い花
もっぷ
自由詩
6
14/1/16 0:09
a
a
自由詩
2
14/1/15 23:02
おじいちゃんが帰って来た
花形新次
自由詩
2
14/1/15 22:38
丸くなって、冬。
佐東
自由詩
2
14/1/15 22:29
私が死んだら
ichiro...
自由詩
6*
14/1/15 22:25
他人様の作品紹介その1(ツイッターで私が紹介した現代詩フォー ...
こひもともひ...
散文(批評...
6*
14/1/15 21:49
音もなく火は燃えて
朧月
自由詩
4
14/1/15 21:02
ぺちゃんこ猫
春日線香
短歌
0
14/1/15 20:17
モノローグ
Lucy
自由詩
14*
14/1/15 20:14
くりちゃん
花形新次
自由詩
0
14/1/15 19:48
わずか数行
千波 一也
自由詩
4
14/1/15 17:19
ユリイカ
中山 マキ
自由詩
2*
14/1/15 17:11
宙を舞う
……とある蛙
自由詩
9*
14/1/15 16:25
そのほどけた輪郭は
駒沢優希
自由詩
2
14/1/15 15:00
魚は夢を見るだろうか
〃
自由詩
3
14/1/15 14:49
さえざえと
そらの珊瑚
自由詩
16
14/1/15 11:30
子持ち率高い成人式の闇
北大路京介
俳句
2
14/1/15 11:06
ヘソクリをパイナップルの内側に
〃
俳句
3
14/1/15 11:05
サラリーマンのコスプレして会社に行っている
〃
自由詩
19
14/1/15 11:02
家族が起きだす音がしてまた夜が来ない
〃
自由詩
2
14/1/15 11:02
放射線量を測りに行く足にペディキュア
〃
自由詩
2
14/1/15 11:02
粋
藤鈴呼
自由詩
2*
14/1/15 10:02
めでたいおなか
朧月
自由詩
2
14/1/15 9:15
城跡にて
吉岡ペペロ
自由詩
4
14/1/15 9:13
財布をずっと放さずに
番田
自由詩
0
14/1/15 0:35
空中遊泳
ミナト螢
自由詩
1
14/1/15 0:33
2336
2337
2338
2339
2340
2341
2342
2343
2344
2345
2346
2347
2348
2349
2350
2351
2352
2353
2354
2355
2356
2357
2358
2359
2360
2361
2362
2363
2364
2365
2366
2367
2368
2369
2370
2371
2372
2373
2374
2375
2376
加筆訂正:
複眼
/
Lucy
[14/1/15 14:19]
最後の2行「トンボなら まっすぐに飛んでいけるのだろうか」を削除しました。イナエさま、ご指摘ありがとうございました。
4.08sec.