{引用=
『雲雀料理11号』 http://hibariryouri.web.fc2.com/#11 の感想をすきかって書いてみました。
web媒体でも読めますが、紙だとイメージがまたがらりと変わ ...
ちいさなちいさなしあわせを味わう
紙コップで飲むコーヒーのような
てのひらで包めるあたたかさは
確かにここにあることを知らせる
だれもがちいさなぬくもりをほしがるけど
簡単にその手を差し ...
頭が割れそう
掃いて捨てるほど死のう
偽装を殺そう
間隔の短い電鉄は溶かして屠ろう
愛の真剣で胸を貫こう
ギザギザな爪立てて首を絞めよう
上空3kmで裸そっと降ろしてあげよう
鉄 ...
何度聞いても頭に入らない言葉がある
例えば
ペンナカッタ
何度聞いても頭に入らないのだから
恐らく間違っていると思う
ピンナケッタかも知れないし
ポンニヘッタかも知れない
ともすると、プ ...
夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね
私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか
...
こよみが裏切られ
木々は途切れ
老いた田園に
祈りを帯びた青い雲
荒れ果てた放棄地に
にがい風はとどまる
ちいさな歌を弔うため
花の名前を指折り
陽射しを受けとめる
古い石積み
繰 ...
不惑の境地
たどるも遠く
惑いさまようことばかり
受けさずかった
生の還元
先をゆくのは
名もなきうた
青年期の血気
汗ばむいらだち
若気のいたり
言の ...
もう
あの船の行方なら
わたしの胸に描かれるしかありません
その
描きようの総てが許されるわけではなくて
それでも
描いていくしかなくて
ひとり
色をもたない潮風に
抱かれて ...
曇り空から縄が垂れている
どこに続いているのか先は見えない
午後になると近所のものが集まってきて
突如現れたこの縄について協議しはじめた
一人がおれが片付けてやると言って前に出る
触らないほ ...
黄ばんだ紙切れのような脳の甲殻
時を忘れて縦長の穴を掘る
安らかに眠った顔を覆う高価な布
疑うことに疲れ果てた深夜零時
絵になるような横顔の影
その曲線の秘密を隠そう ...
I can't speak English.
みたいに
何も書けませんいまは
っていう
言ってみる
私はウソをつかない
みたいに
何も書けませんいまは
...
遠く流れた 月の海に
翡翠を ゆっくり 浮かべたら
親不知 弧知らず
抜いた歯が 葉の上 露と きらりんこ
もう 忘れたわ 過去のことなど
琴など弾いて はずみます
...
十代の頃、自分の気力で仕事を続けることが困難になり
日雇いの仕事を求め早朝の高田馬場に行き
流れでそのまま浦安のタコ部屋で半年働いた
タコ部屋と言ってもまあ綺麗な畳が敷かれた大部屋で15人位で雑 ...
席について君はコートを脱いでハンガーにかけていた
ピチッとしたニットセーターをきみのおっぱいがここにちゃんと存在していますといった感じで押し出している感が
暴力的で
無言ですべてを伝え
...
あてもなく路地裏を歩いていると
灯りの下にケイオスリミテッドエディションという看板がみえ
ああここは混沌としてるというのだから俺だって参加して入っていいんだと思い
薄暗い階段を降りた
転ば ...
遺伝子の選別と
教育の徹底によって
『天才』は造られるらしい
社会保障がしっかりとしていて
大卒でホワイト企業に入れば
人生安泰なそうな
そして、その上
30 ...
この地は凍土で呼吸だけ荒い
だんだんと減る
生き残る生物の痕跡からなにから
衰退する人類の
それでも今だけ熱い恋人たちの
樽底に沁みついたような愛
じゃあ、どうしましょうか?
歪に拡大す ...
遠い街の中で
見ていた幻
世界を見るのは
簡単だった
何もかも知っている
だけど 自分がいることから
眠いベッドの上で
眠りに落ちていく気がする
僕は行く
色を見ていた ...
何となくの理由を追い昼間の暖かな眠りのお陰で 覚める寝息
私は波にハンモックに揺られ時を刻んでいる
久しい事柄に息吹を乗せ 目線を添える
言葉の魔法と彩り感触
世のため人のため己 ...
薄暗いその部屋で わたしの足にそれは抵抗した
拾い上げると白いおりがみ
おりがみだと思い込んだのは それが真四角だったから
左下に気持ちの悪い折り目がある
不幸なことに 左下 ...
由美子を好きになりました
確率変動の果ての
確率 120%で
深海魚ばかりの握り盛り合わせ鮪鮃や鯛と偽る
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう
無理してヒップホップ聴く
綾鷹を選べない舌がある
降る雨に鳴らされている
今まで君が歩いて来た道には
たくさんの色があった
やさしい色や
うれしい色が
時には
さみしい色や
かなしい色が
これから君が歩く道は
何の色になるのかな?
きっと虹色に. ...
人を人
いや、生命を生命たらしめるものは
ホルモンをおいて他にはない
ロボットも人工知能も
ホルモンという概念を
そのなかに取り込むことが出来なければ
決して本物の生命に近づくことはない
...
あなたとあなたの影だけの
薄灰色のひかりのなかに
ぼくは死ぬとき舞い降りる
舞い降りるように見つめている
あなたがうまく生きますように
なんにも煩わされることもなく
あなたがうまく生きま ...
あの日
さくらの頃
ピンクのセーターのなかに
白いブラウスそして
赤いスカートの
あなたがはにかむ一枚を
十二年後のいま
みているわたしはもう
さくらからは遠く
あなたより恵まれてい ...
日付順文書リスト
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日付
【レビュー】雲雀料理11号の感想 1/4
mizu K
散文(批評...
4*
14/1/28 21:11
紙コップの中の風
朧月
自由詩
3
14/1/28 20:57
ぱらぱらと焔舌は恥知らず
なけま、たへ...
自由詩
1
14/1/28 20:12
パンナコッタ
花形新次
自由詩
4
14/1/28 20:01
空には星が
もっぷ
自由詩
9
14/1/28 18:53
即興、はじまりの場所で
あまね
自由詩
7
14/1/28 18:17
詩と死の私史
シホ.N
自由詩
3
14/1/28 17:33
アンコール
千波 一也
自由詩
4
14/1/28 17:12
縄
春日線香
自由詩
3
14/1/28 16:34
顔
ビル
自由詩
1
14/1/28 14:42
蹴り殺されても
はなおうぎ
自由詩
0*
14/1/28 10:46
キバナコスモス
藤鈴呼
自由詩
5*
14/1/28 9:13
K工業所
馬野ミキ
自由詩
3
14/1/28 5:41
いつかあの焼き鳥屋で推定Fカップの
〃
自由詩
3+
14/1/28 5:05
涙のケイオス
〃
自由詩
4
14/1/28 4:40
病床のドッペルゲンガー
yamada...
自由詩
4
14/1/28 3:45
タイムマシーン
幽
自由詩
0
14/1/28 1:18
白い日
番田
自由詩
2
14/1/28 1:13
久しい事柄
朝焼彩茜色
自由詩
10*
14/1/28 0:53
おりがみ くらやみ
芦沢 恵
自由詩
28*
14/1/28 0:41
確率変動
佐白光
自由詩
0*
14/1/27 23:32
深海魚ばかりの握り盛り合わせ鮪鮃や鯛と偽る
北大路京介
短歌
5
14/1/27 23:04
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう
〃
短歌
3
14/1/27 23:04
無理してヒップホップ聴く
〃
自由詩
3
14/1/27 23:02
綾鷹を選べない舌がある
〃
自由詩
2
14/1/27 23:02
降る雨に鳴らされている
〃
自由詩
1
14/1/27 23:02
色
リィ
自由詩
1*
14/1/27 22:32
ホルモン学説
花形新次
自由詩
0
14/1/27 22:07
舞い降りる
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
14/1/27 22:04
冬
もっぷ
自由詩
4*
14/1/27 21:52
2339
2340
2341
2342
2343
2344
2345
2346
2347
2348
2349
2350
2351
2352
2353
2354
2355
2356
2357
2358
2359
2360
2361
2362
2363
2364
2365
2366
2367
2368
2369
2370
2371
2372
2373
2374
2375
2376
2377
2378
2379
加筆訂正:
死に神
/
なけま、たへるよんう゛くを
[14/1/28 19:53]
愚変
5.04sec.