炎上の言葉 丹念に裏返す さては優等生だなオマエ


教室で空気読んでたガキどもが 魔女狩り観戦に未来を支払う


明日までの宿題きいて 親切な答えを嘲笑う 勉強ごっこ


...
二日酔い

乾杯する前に戻りたいなんて後悔
吐いてからしたって後の祭り

祈ったって
地面に落とした犬も食わない離乳食は胃には戻らない

どうしたそこの通行人
カエルの解剖でも見た ...
一話目で凍てついて死ぬ主人公 凍窓や婚約者にも目玉焼き 新年会家出少女のウーロン茶 盲の猫の爪が長い 歌詞も音程も違っている ギャフンと言おうとして舌を噛んだ 三半規管がサンバで踊る酔っ払いが
縁石上で
綱渡り

両手を広げお尻をフリフリ
綱渡り

街灯のスポットライトを浴びて
綱渡り

電柱に出会ったら
左手かけて
ターンで かわし ...
出張から帰って来たんですね?

ああ、今朝ね
クアラルンプールは暑かったよ

今夜はいつもの焼き鳥屋さんに行きますか?

珍しいね ハチから誘ってくれるなんて

でも、もっと上手い ...
おでんを食べて体が温まる
寒くなるとおでんをする回数が増える

家族揃って食べる
ありふれた会話が続く
愛が漲っている

母のおでんは最高に美味しい

しっかり味が染み込んで
でも ...
ぽつん ぽつんと空から降りてきた 冷えたつぶは
壊れそうな私の身体に ぺたっと張り付く

いつかスキー場で見たサラサラした雪ではなく
もっと水分を含んだべったりしたその物体は

私の冷えき ...
…それから目覚めると時計が止まっていた。
粗大ゴミ置き場で拾ってきたのか丸い壁時計。
電池を入れ換えようと横に寝かせるとまた秒針が動きだした。
縦に戻した針は震えるばかりで一向に進めない。
...
息を止めたい

男は私を笑っているのか
女は私を笑っているのか

どこを掘れば、どこをさらえば、どこをのぞけば

美しさはそのぎらぎらとした光を跳ね返して私の目を眩ませてくれるのか

...
苦いものは苦手だ。
子供の頃から苦いものを避けてきた。
だから、いつも甘い毒を口いっぱいに頬張って生きてきた。
頬張れば見栄えが良くなると信じていた。
遅延性の劇薬と知らずに致死量を超えていた ...
今日も窓辺にやってくる
懐かしいあの人
雨は今も僕の恋人
悲しい音の持ち主

五月雨は憂鬱
それ以上泣かないで
五月晴れは恋しい
君よどこへ行った

梅雨の長引く六月の花嫁

...
パスカルの「パンセを」を開いたまま
{ルビ転寝=うたたね}をした、瞬時の夢の一コマで
見知らぬ教師は
黒板の上から下へ
まっすぐ白い線を、引いていた

そこで目覚めた僕ははっきり、{ルビ識 ...
めらめらと、只めらめらと
燃えさかる火を、胸に潜めて
{ルビ一日=ひとひ}を生きよ――

気づけば、今日も
日は暮れていた…という風に  
                 140110


新緑の町から湧き挙がるパワートレイン
ドリブンされた満腹感を味わえ
指令の下にひた走る亀裂だらけのハイウエイ
国税庁の管理の下に地下深く ...
我が家には
安心してオナニー出来る
スペースなんてない
嫁さんが
いついかなるときも
私の行動
特に左手の動き(左利きだから)を
監視しているからだ

宇宙に行きたい
嫁さんのいな ...
髪についた雪を払って
傘も持たずに街を歩けば
見慣れた景色は別世界
眩しいほどの銀世界


ふかぶかと残したはずの足跡も
振り返ればもう微か
念のため確かめてみたけど
両足ともにちゃ ...
モヤモヤしながら
それなりにやってる
秋がみえてきた夏の日
雲はあまり動かないけど
涼しい風が吹いていたよ
正しくありたい
そのときどきに
間違いなら間違いの中で
正しくありたい

他と違う
そんな風でなく
まったくおなじように
正しくありたい

いつでも
違っているから
自分が だ ...
なんで僕らは地球の中にいるのに

自分の家から出たら外なの?
二年前に死んだ祖母の部屋から
この場所にアクセスして
十年
影踏み鬼に置いてかれ
血を何度か洗い流して
すっかり違うような私になっても
あの日受け取ったパスワードは
ずっと覚えていた ...
光の子供たちが浮遊する緑野に
きっとこころの種もあるのでしょう

跳ねてはしゃいだり転げたり
悪さをして群れている子供たちに混じって
金色の繊毛におおわれてふわりと浮かんでいたり

葉に ...
  遊び歩きで息を吹きかける
   ふーぅ ふーぅ ふーぅ
       放蕩ずきな群雲

氷山を渡り歩きで息を荒だてる
   おーぉ おーぉ おーぉ
     躁病となった北極熊

...
屋根に大きな聖書のオブジェを載せた
中古の黒いトヨタ・ハイエース
後部硝子一面に赤いビニールテープで
「死後、裁きに会う」と貼り付けてある

第二阪奈道をホーンを鳴らしながら
狂おしく大阪 ...
シャツもスカートも
タイツも傘も

帽子も鞄も
靴もカーディガンも

髪の毛も眼の色も
ホクロも

ぜんぶぜんぶ黒

でも

下着も靴下も
ハンカチも心も

無地で真っ ...
耳を痛めたくないから
仕事以外で
ヘッドフォンは使っていなかったのに

偶然押したボタン
あまく、やさしい声が
右へ、左へ
流れては消えていく
切なさにとろけるような
魔法の声
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
バカッター深水遊脚短歌3*14/1/11 12:00
二日酔い自由詩114/1/11 10:55
一話目で凍てついて死ぬ主人公北大路京介俳句214/1/11 9:39
凍窓や婚約者にも目玉焼き俳句114/1/11 9:38
新年会家出少女のウーロン茶俳句214/1/11 9:38
盲の猫の爪が長い自由詩314/1/11 9:37
歌詞も音程も違っている自由詩414/1/11 9:37
ギャフンと言おうとして舌を噛んだ自由詩414/1/11 9:36
綱渡り芸人から飛行機になって飛んでいくichiro...自由詩6*14/1/11 9:21
今 東京、メルボルン、上海、KLコバーン自由詩314/1/11 9:04
おでん夏川ゆう自由詩314/1/11 9:00
午後2時の太陽葉月桜子自由詩314/1/11 4:50
〇時計アラガイs自由詩3*14/1/11 3:33
いつも見つめる山鷲自由詩214/1/11 2:05
甘き毒を口に海鷹四季道自由詩314/1/11 1:52
雨の恋人うみこ自由詩5*14/1/11 0:04
夢の火    服部 剛自由詩614/1/10 23:59
風の一日自由詩514/1/10 23:56
新緑あおば自由詩12*14/1/10 23:15
スペースオナニー花形新次自由詩114/1/10 22:57
はつ雪さんぽ八布自由詩914/1/10 22:36
届かない手紙こいち自由詩014/1/10 21:24
正しくないひと朧月自由詩1014/1/10 20:55
独り言リィ自由詩314/1/10 20:48
覚えているフユナ自由詩3*14/1/10 19:59
こころの種梅昆布茶自由詩22*14/1/10 19:43
空の先っちょ (十)信天翁自由詩014/1/10 19:41
審判の日和田カマリ自由詩2*14/1/10 19:22
黒が好きなヒト★HIDE自由詩3*14/1/10 18:29
ヘッドフォンうめバア自由詩614/1/10 17:54

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