高いところへ上りたい

ただひたすら

上へ


白いシャツにジーパンにスニーカーはいて

長い階段を一段飛ばしで

踏みしめて


少しずつ気持ちを昂らせながら

そ ...
オートバイの神様よ
僕にオートバイを運転するだけの
必要最低限の才能しか恵んでくれなくて
ありがとう

レーサーになる腕前も
白バイ警官になる技術もなく
暇さえあれば峠に繰り出し
運が ...
明け方の目をみひらいて駆けてゆく夢は邂逅すうつくしい馬


やさしさをあつめて君の手のひらにスノードームの粉雪の降る


君に会うために生まれてきたという光射す薔薇窓少女のねむり 
...
まさか 夢にみるとは思わなかった
明け方の私の夢に現れた
君のことは何も知らないのに
ネットという魔都で知り合ったのは
ずいぶんと昔のことだった

私が詩を書き始めた頃
君の書く詩はとて ...
なにかをリセットしたいとおもい
恒例のだんしゃりを決行する

てはじめに冬服
もう襟足をたてて歩かないことにする
首筋からはいりこむ空気をうけいれることにする

ぶ厚い靴下をすてて
地 ...
産まれることのなかった子供へ向けて歌う。意味なんてどこにもなかった。ただ歌う 冬の朝太平洋側砂浜で待ちぼうけ無しの天気の予報

ひとびとが一歩一歩と近くなり他人の消えて浜初日の出

聞きづらいおばあちゃんにはテレビ音わたしにはみかん譲る正月

さびしさにどちらかとい ...
傘潰したいかのようにふる雨に応じるように生きる日々あり

つい泣いてわけ訊くひとも無い暮らし言いたい気持ち抑えられない

そろばんもカエルの解剖実験も避けて通れた転校万歳

大規模な改修工 ...
ふと、祈るともなくねがふのです。


わたくしの稚い恋が、空のどこかに、


まだ光るのなら、
星の蒼さに永遠にのこりますやう。


わたくしの実らぬ想ひが、天の記録に載り、

...
駒止めて待つた待つたのかひもなし
長屋わたりの将棋一番


本歌


駒とめて袖うち払ふ陰もなし
佐野のわたりの雪の夕暮れ

定家
ほどほどに愛し愛され金婚式 三月の干した布団に猫眠る


朧月道新よりも近くあり


春風の一等賞がきのう吹く
突然
中1の長女が私の単身赴任先のアパートに転がり込んできた
つまり家出だ
終業式まで後2日

どうしたんだ?

  洗濯 掃除 ご飯の支度 
  全部やるから ここにいさせて
   ...
 峯澤典子の詩集『ひかりの途上で』(七月堂)を読んだ人は、大方がその美しさに感嘆したことだろう。だが、ここで言う「美しさ」とはいったいどのようなところから発生しているのだろうか。

闇にまぎれかか ...
旅立つ人よ 行先も解らぬまま 風土と訣別する人よ あなたの眼は希望に狙われている あなたの足は道に狙われている あなたの手は人々に狙われている 愛も孤独も要らないと 嘗て語っていた旅立つ人よ あなたの ... 【五色の指】

靴下を履かせた
五本の指に それぞれに 五色の靴下

おやゆび        りっぱ
ひとささんゆび     させないよお
なかゆび        めだたないよ
くすり ...
お題を3つもらい一人芝居を作るシリーズ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

お題 「うた」「おんぶ」「あかたまねぎ」


(歌、新生堂テーマに乗せて振り付き ...
直線と曲線が折り重なり春がきました。そこは麒麟なんじゃない、キリンなんじゃない、きりんなんじゃない、夜のそこはまだ冷えるから

冷えたそこから声がする
長い長いきりんの首のそこから
聞いたこと ...
まるでテリーヌのようだよ
あらたまった声音でもって
そんなこと言われても困る。

僕はテリーヌっぽくはない。
と、強がってはみるものの
実はテリーヌ顔かもしれぬ。
テリーヌ丸出しかもしれ ...
「人間が一番怖い二番目はドーベルマン」と、がしゃどくろ談 最後まで手をつないでてくれたから… つないでないの?じゃあ、あの手誰? 飲んだけどなんともないよ飲んだけどなんともななななびゃびゃびゃびゃびゃびゃ 太った幽霊見た太ってた太ってた たらいといっしょに回されている 母が言うパックンマックンはパペットマペットのこと 産まれた時は みんな真っ白い心で
余計なものを何も持たず
求めることはただひとつ お母さんのこと

子供の時って 目がとてもきれい
真っ直ぐな気持ちで 自分に正直に 手に入れようとする
手 ...
檻の中に
いるのだとおもった

どこまでも許しを必要とせず
満たされつづけるような
海に吹かれて

さびしさを紐解けず
絡まっていた



慣れてしまえば
失うことは ...
彼女は広くて一面真白の部屋で暮らしていました。それは、慎ましやかで、とてもおだやかな生活で、彼女はその部屋での暮らしを大変気に入っていました。それに、なんといっても彼女には愛すべき同居人がい ... この夜道をいつも緩やかに漕いでいると
鼻の穴から嬉しそうにメロディが
街灯も少ない住宅街に響いてゆく

今日は紅色夜月の下小雨も降って
うっすら花粉が舞っているのに
紅色提灯垂らした石焼き ...
蟄虫啓戸
すごもりのむしとをひらく


ギィっと
闇に穴が開くと
部屋は一瞬で眩しさに満たされた

クラっと
意識が旋回して
しばらく身動きが出来なかった

何の理由も告げ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
上へますを自由詩2*14/3/19 20:29
RUN THE HAZARD一 二自由詩214/3/19 18:35
邂逅する夢石瀬琳々短歌3*14/3/19 13:26
【 今朝の感傷 】泡沫恋歌自由詩14+*14/3/19 11:45
まるはだかの木朧月自由詩214/3/19 9:56
歌う水宮うみ自由詩014/3/19 9:20
冬模様(雑詠)2 (一〇首)もっぷ短歌314/3/19 8:26
冬模様(雑詠)1 (一〇首)短歌514/3/19 8:25
ねがひ織部桐二郎自由詩114/3/19 8:23
狂歌短歌014/3/19 8:11
めおと川柳214/3/19 8:07
「春三題」3もっぷ俳句114/3/19 7:36
掛け布団ichiro...自由詩19*14/3/19 5:41
峯澤典子詩集『ひかりの途上で』について葉leaf散文(批評...3*14/3/19 5:22
twitter自由詩014/3/19 5:08
ひとあし おさきに 三部作るるりら自由詩12*14/3/19 3:01
一人芝居(その5)星☆風馬散文(批評...014/3/19 1:02
きりん/リレー詩こうだたけみ自由詩5*14/3/18 23:44
テリーヌのミステリーブルース瀬戸...自由詩3*14/3/18 23:30
「人間が一番怖い二番目はドーベルマン」と、がしゃどくろ談北大路京介短歌214/3/18 23:30
最後まで手をつないでてくれたから… つないでないの?じゃあ、 ...短歌414/3/18 23:30
飲んだけどなんともないよ飲んだけどなんともななななびゃびゃび ...短歌114/3/18 23:29
太った幽霊見た太ってた太ってた自由詩514/3/18 23:29
たらいといっしょに回されている自由詩414/3/18 23:29
母が言うパックンマックンはパペットマペットのこと自由詩114/3/18 23:28
お母さんの声葉月桜子自由詩1*14/3/18 22:55
もとめる原理千波 一也自由詩114/3/18 22:53
ほねのみるゆめitsuki散文(批評...314/3/18 22:45
夜月と芋屋灰泥軽茶自由詩414/3/18 22:05
蟄虫啓戸nonya自由詩17*14/3/18 22:04

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加筆訂正:
【 今朝の感傷 】/泡沫恋歌[14/3/19 17:39]
最後の2行を変更しました。
4.4sec.