外来魚泳ぐ歪なピラミッド 網の中上半身だけ魚 つながれた指の
無言の理由を探りあって

にじむ光の
遠くを見つめるふりをして

みずからの域を出ない
ふたつの熱帯魚



あれは雨の日だった

つたない呼 ...
ハゼドンが
8億円借りて
全部使っちゃったって?
そんなのみんなで使っちゃったに
決まってんだろうよ!
ああ!計り知れないメモリの揺らぎがムチと成す 刺激

悔しさではない 頼もしさと愉しさ 敬意に値する同じ縄張りのど真ん中で

 私は合掌している 知らず知らずに 指紋の行方を拝むほど
    ...
山道を登り終え頂上に腰を下ろす
夜が退くのだ
混沌とした明けの空に
雨がざぁっと降り始めた
差別心は放射能を含んだ後悔となる
街の中照らし車行き交う
それぞれの関心が行方である
私は腰を ...
お茶したりまた友達に戻れないかな…?

君に会いたいな…
レールは、強い日差しに過熱している

煤けた少年が、レールの上を歩いて
線路脇には、赤いカンナが咲いている
熱いレールに耳を当てると、ことんことんと
走り去った列車の鼓動が遠ざかる

列 ...
毒づきたくて見あげたはずの
夕焼けが綺麗で
たとえわたしがポエマーでも
言うことなんか何もないくらい
それはあらかじめ完成された一編の詩となって
目の前に広げられていたから
もう死にたくっ ...
ショーウィンドウの前から
ふわりと剥がれた影は
軽やかにステップを踏んで
もうひとつの影にくっついた

大きな紙袋をぶら下げて
せかせかと動き回る影は
スマホを耳に押し当てたまま
...
隠しても 強がっても バレてしまう 瞬間には 
その 洞察力に 感動したり

「何故 暴露する?!」と
逆ギレしそうに なったりもする 

前者の場合 
「本当は 気付いて欲 ...
<猶予>
今はまだ
そうこうしているうちに
未来も腐る。





<接触>
危ないですよ
始まってしまう。





<残照>
消えてしまうから
惜しまれるの ...
さむらごうちプロデュース
奇跡の詩人
小保沢康治
第一詩集「チェルノブイリ」(大東亜出版)

小保沢康治:
文盲であるにも関わらず
絶対語感だけを頼りに詩を紡ぐ天才詩人
最近チェルノブ ...
つまづく者を 見守る者は
つまづくことで何かを 掴んで来た者たちだ
つまづかないよう 見守る者は
つまづく度に何かを 失って来た者たちだ

石造りの壁に つながれたなら
不貞腐れてる間に  ...
恥ずかしくはないわ
ただちょっと
くすぐったいだけ
なめ子は
そう言って瞼を閉じた

いたいけな少女を
演じるのは疲れた
心の中では
もっと上手でなかったら
あんたには
何の価値 ...
流れの早い川の
真ん中ほど
石のうえに立つ鳥がいる

あれは
波乗りか
あれは詩人か

首をわずかにかしげ
未来を憂いている

橋の上にいる私に
尊い詩人が予言した
今のまま ...
道すがら、響く朝、沈む怠惰に焚いた一握のアヴェマリア
音もなく、事なく翳す虹を見たまま果てた畦道の光景
想定、それは不可能だった、って羽化の先に流れ込む証言に
答弁を待つ音霊、乱れ飛ぶ光と影 ...
様々に


想い


小瓶に溶かした毎日を



忘れない





僕達の留まる時間は瞬きの速さのうち




着飾った混乱の中に一筆を記して






また



あしたの色を探して
...
帰宅する

幹線のJRの駅から田舎電車に乗り換え
一五分ほど奥まった田舎の駅
そこが自分の住む家の最寄り駅である。
妻と子が二人、義父母二人
六人が暮らす自分の家だ

自分の父母は随分 ...
オモチャがオモチャを引きずり歩く

とう
ざい
まず
こん
にち
もとほりて街の片すみ
小草生ふ緑萌えつつ
冬すぎて歓びうたふ
木の下の命なるなり


われ座して見詰め入りなば
刻ごとに色変へなせり
名も知らずただ見入りたり
小草いま春の光に

...
地上からトム少佐へ

ブザーが鳴りつづけている

音の先を追いかけている

アムロ、行きます!みたいに

地上からトム少佐へ

ブザーが鳴りやんだ

音の先から放りだされる
...
名前が変わる前のようにはもう生きられないだろうと彼女は小部屋で言った
「自分の中でこっそりと作ったルールは500円までだった
大体高校生が多かったからおやつみたいなものだと思う」

盗人は大人 ...
雨の止むその一瞬でも唇を重ねた夜のメロディよ鳴れ 罪もない人を巻き込む新豆腐 残雪や父を庇いて沈黙す ぷんすかランバダ ストーブよく燃える誰もいない部屋 人も街もかわって帰らぬ日々 トヨタのワゴンに乗って
ネトウヨの車にのって
おれは回転寿司へむかう
雪はころげつつ
ワイパーにそってふっとぶ
おれは結晶を見るのをやめて
プラスチックボードの
ポリエステルの埃と
フ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
外来魚泳ぐ歪なピラミッド北大路京介自由詩314/3/28 0:52
網の中上半身だけ魚自由詩214/3/28 0:51
キスからはじまる千波 一也自由詩614/3/27 23:15
みんなの党花形新次自由詩214/3/27 23:13
貴様へ感謝の念を飛ばす朝焼彩茜色自由詩11*14/3/27 22:18
山道黒髪自由詩1*14/3/27 22:08
また友達にちゃんこ自由詩114/3/27 21:26
1960山部 佳自由詩314/3/27 21:26
絶望はいつもまぶしいユッカ自由詩614/3/27 21:13
影の春nonya自由詩20*14/3/27 20:59
うそバレ藤鈴呼自由詩1*14/3/27 20:53
あやまち など五篇クナリ自由詩4*14/3/27 20:32
奇跡の詩人花形新次自由詩114/3/27 20:27
つまづきの歌クナリ自由詩7*14/3/27 20:24
ちつのひだなめ子の本心花形新次自由詩014/3/27 19:10
川の上の詩人朧月自由詩214/3/27 18:21
sub consciousehanov自由詩114/3/27 16:30
薔薇色の世界オリーヴ携帯写真+...214/3/27 12:37
不安−詩想との訣別……とある蛙自由詩17*14/3/27 9:56
スポットライト有無谷六次元自由詩014/3/27 8:55
小草織部桐二郎自由詩214/3/27 7:36
トム少佐の歌吉岡ペペロ自由詩314/3/27 4:39
un/re-can-tブルーベリー自由詩3*14/3/27 2:49
雨の止むその一瞬でも唇を重ねた夜のメロディよ鳴れ北大路京介短歌414/3/27 0:44
罪もない人を巻き込む新豆腐俳句314/3/27 0:44
残雪や父を庇いて沈黙す俳句414/3/27 0:43
ぷんすかランバダ自由詩114/3/27 0:43
ストーブよく燃える誰もいない部屋自由詩414/3/27 0:43
人も街もかわって帰らぬ日々自由詩3*14/3/27 0:42
ネトウヨの車にのって構造自由詩314/3/27 0:18

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