「僕は君と、めがねの置き方を知らない」

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洗う習慣がない。ケースに入れたことがない。寝るときはベットの脇に、起きる時は目を瞑ったまま手探りで。僕にとってなくてはならない存在のようで、実は ...
何度2人で この街を歩いただろう

始めて出逢ったのも 始めて口付けをかわしたのも この街だったね

もしもあの時の僕の誤ちがなければ 

今でも2人肩寄せ合いながら この街を歩いている事 ...
付き合いが始まって
何年目になるのだろう
ぼんやり考えている

この先のことリアルにイメージして
良い流れを生み出そうとする

恋人の瞳に
映っている私の姿は
美しいのかな?
聞い ...
     ひとりの男がいつの間にか
           猫背になった
 献体で三枚におろせない痩せかたで

    もうひとりの奴はしらぬ間に
      うつ病で不眠症となった
ターミ ...
むかしからの目

童話の目

いっしょに

いってみたいな

大聖堂のその空気

あざやかツツジ

あざやか新緑

大聖堂に呼ばれてる

むかしからの目

大人の目 ...
月明かりに照らされ
髪の束の影ができる
イヤホンから流れるギター
熱いコーヒーが似合う夜

漫然と過ごしてきたようで恥ずかしいけれど
詩作をする間は
温度をかみしめ、心に種を蒔ける
...
とうきびと甘藍を甘味の極と思いながら
私はラジオを聞く

癖のある言葉ではあったが
それは今思えば文語の終わりでもあったかもしれない
そこに意味をなくした文語が
断末魔を告げた 夏の暑 ...
一度だけ
父と取っ組み合いになった
後にも先にも
希薄な親子にとっての真剣な対峙は
それっきりだった

生意気盛りの高校生
飛行機が好きだった私は
トリポリでB747が爆破されるのを見 ...
涼しげなうなじに
舌を這わせたい

パッと見、貧乳のきみにだって
そんな欲情を抱いている奴が
ここにいるんだってこと
忘れないで欲しい
自分を一番大切に思ってくれる人が
一番大切な人な ...
8月下旬に僧羽高校では時の打つ音にあわせて縄を告訴する。

枯れ枝を折る時には決して縄を指に置いてはいけないし
またそうした同行者に席を譲ってはいけない。-トコスの法典-

壁の中でジェ ...
例えば自分達の死ぬ日がわかったら
今よりもっと人や自分を
大切に幸せにできるだろうか?
ああしていればとかこうすればよかったと
後悔しない人生を全うできるのか?
もし全う出来たとして、それは ...
涼しい風

ゴールデンウイーク間近

午前のひかり

新緑の香り

ツツジの香り

愛しい愛しいたいせつな香り


ぼくはいつだってそこにいたい

ぼくだっていつかそこにいたい


涼しい風

ゴール ...
銀杏の木には

パンチパーマみたいな

新緑の芽吹き

それが遠くからだと

星雲のような

新緑のふくらみ


海がこわい

狭いところ

天井の低いところ

...
滑らかな曲面を
月明かりが遠浅の影で濡らし
吹き寄せる潮風は甘い薫りをはらんで
かすかに震えるさえずりと共に
紅潮した私の耳をかすめる


青い石をうずめていた筈の砂を
しだいに満 ...
数億の数珠子ミトコンドリア・イヴ 足首のギブスやエディ・コクラン忌 女抱いて巫女のいない神社 ハズレくじで折った飛行機が飛ばない 偶数階に止まらないエレベーターが行かず後家でぎっしり 横波 縦波 渦巻く世界
肩肘張って働いて
お疲れなんでしょうね
名も知れないゆきずりの肩に
頭を預けてしまって
安心しているあなた

満ち溢れる心労を
化粧に隠していても
あなたの髪 ...
君は知っているだろうか?
ハートの切り口をした切符があることを
改札を通るとき
年に一度だけランダムに切られる
ハートの切り口
それを持つ二人は生涯結ばれる
そんな言い伝えのあ ...
緩やかな坂道を下りると
遠くに海が見える

ここから見る海は
手のひらの中に
隠れてしまうほどの大きさ

海を目指して歩いてゆくと
潮の香りの風が吹いてくる

風は太陽の ...
今日も明日も
君の幸せを祈り

花や雲を見ては
いちいち涙を流す

この気持ちは恋なのかな
僕たちが「かいている」それは小説と詩と絵と愚痴とそれから、自分 果樹よ
みはたわわか
きょうわたしは帰る
だれもいない故郷
だれも食べることない実が
熟れて落ちて土に帰るなら
わたしも帰る
静かな庭に
沈みおちる
音もなく
過ぎる
...
 道端に 老いを養ふ あせびかな そのわらべうたは
作者不明だという

畑に添って
作られた石垣
その隙間から
シダやペンペン草が顔を出し
しっぽがふたつに別れた小さな虫が
忙しそうに出たり入ったり
雨が降れば
水 ...
レイアウトを女性誌からトレースしたような
ヘブンズ・ドアの使い手のような君と
街道を散策
古書店
雑貨店
ランチは
イタリアンにして
君は大学病院で言われた診断を元に
チキンとドライト ...
迎えにきた おまえを
切っ先を腹に埋めこんでいるさむらいを
かつて桃太郎と呼ばれたおまえ
殿様の不興を買ったおまえ
梨の木の下で死を待つおまえ

おお おれは鬼の屍
といっても はじめか ...
こんなこと
それも朝のこと
登校している途中
このままずっと歩いて行きたいという気持ちになる
こんなさわやかなうららかな始まりの朝が
金属+プラスチックの硬い椅子に座る一日に繋がっていてほし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
僕は君と、めがねの置き方を知らない赤青黄自由詩1*14/4/19 14:05
最後の街S.K自由詩114/4/19 12:14
恋人の瞳夏川ゆう自由詩314/4/19 10:36
白い烽火信天翁自由詩214/4/19 10:21
大聖堂とブロッコリ吉岡ペペロ自由詩114/4/19 9:28
コーヒーと拠り所モリー自由詩8*14/4/19 5:00
初めての夏竜門勇気自由詩214/4/19 2:39
亡父山部 佳自由詩1014/4/19 0:51
ストーカーインパラダイス花形新次自由詩114/4/19 0:40
縄/ロープ竜門勇気自由詩1*14/4/19 0:19
死ぬ日リィ自由詩114/4/18 23:29
新緑の香り吉岡ペペロ携帯写真+...114/4/18 23:05
新緑の芽吹き自由詩114/4/18 22:57
刹那游月 昭自由詩214/4/18 22:05
数億の数珠子ミトコンドリア・イヴ北大路京介俳句214/4/18 19:06
足首のギブスやエディ・コクラン忌俳句314/4/18 19:06
女抱いて巫女のいない神社自由詩114/4/18 19:05
ハズレくじで折った飛行機が飛ばない自由詩614/4/18 19:05
偶数階に止まらないエレベーターが行かず後家でぎっしり自由詩314/4/18 19:05
私の肩を信じるあなたへイナエ自由詩15*14/4/18 16:50
_最都 優自由詩1+14/4/18 14:34
故郷chihar...自由詩9*14/4/18 14:11
はじまり渡辺亘自由詩214/4/18 13:01
僕たちが「かいている」それは小説と詩と絵と愚痴とそれから、自 ...Neutra...短歌214/4/18 12:42
そこにたどりつく夢遙洋自由詩7*14/4/18 11:48
早春……とある蛙俳句6*14/4/18 11:33
アルカディアそらの珊瑚自由詩19*14/4/18 9:43
エクスペリエンス・レクイエム[或いは]君と僕の円環ゴースト(無...自由詩4+*14/4/18 4:11
桃太郎春日線香自由詩214/4/18 0:14
せつなせつないなけま、たへ...自由詩014/4/17 23:36

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