産まれた時は みんな真っ白い心で
余計なものを何も持たず
求めることはただひとつ お母さんのこと
子供の時って 目がとてもきれい
真っ直ぐな気持ちで 自分に正直に 手に入れようとする
手 ...
檻の中に
いるのだとおもった
どこまでも許しを必要とせず
満たされつづけるような
海に吹かれて
さびしさを紐解けず
絡まっていた
慣れてしまえば
失うことは ...
彼女は広くて一面真白の部屋で暮らしていました。それは、慎ましやかで、とてもおだやかな生活で、彼女はその部屋での暮らしを大変気に入っていました。それに、なんといっても彼女には愛すべき同居人がい ...
この夜道をいつも緩やかに漕いでいると
鼻の穴から嬉しそうにメロディが
街灯も少ない住宅街に響いてゆく
今日は紅色夜月の下小雨も降って
うっすら花粉が舞っているのに
紅色提灯垂らした石焼き ...
蟄虫啓戸
すごもりのむしとをひらく
ギィっと
闇に穴が開くと
部屋は一瞬で眩しさに満たされた
クラっと
意識が旋回して
しばらく身動きが出来なかった
何の理由も告げ ...
140318
のろまなびるまなどという呟きが聞こえるので思考を中断、先へ進む
遂行するのはノルマ
のろまな奴では達成できないからその後ろには懲罰が手ぐすねを引い ...
僕達が存在しないのは
僕達が交換可能だから
僕達が存在するのは
僕達が一つの虚像だから
僕達は自分達を虚として演出する時のみ
この世界に存在する事を許される
もし、 ...
********
真珠秘話
********
海に照り返された日射しだけが 剥離し球体になって昇っている
あれは、太陽なのか。
美しい白銀の オパールに私を変える
変色しつ ...
春愁の好む餌撒き待ち伏せる
春ですがご自愛くださいふみの〆
花散らす風ではなくて春一番
火の玉を内に秘めて生きる。孤立する遺伝子。音楽家は静かに暮らす。艶めかしいふくらはぎを蟻が通る。対立する二つのものが存在して初めて完成する世界。いつも通りに夢を見る。覚えていることは覚えていること。黒 ...
世界でいちばん歩くのがおそい国はアフリカのマラウイ共和国だそう。国民の平均歩行速度2.05km/h。日本人の平均時速の半分以下。マラウイ共和国は空港にすら時計がなく、もちろんみんな腕時計なんかしてない ...
あなたはどこへ向かって跪くのか
大地を巡るあなたの重量は
限りなく鋭く削られていった
地中深くから天高くまで貫く一本の
明るい静寂の柱によって
あなたはどこからその声色を拾っ ...
何も要らない
心も
明日も今も過去も
1秒も一生も
すべての罪も
すべての愛も
朝のコーヒーと煙草も
青い空に踊る小鳥も
漫画の続きも
あの子の笑顔も
馬鹿げたラブストーリーも
...
ALFEEは桜井・坂崎・高見沢・佐藤・山田で5人組だよ?
寝起きからドライマティーニ接ぎ穂かな
叶わない恋愛ばかり春の鳥
ウイルス対策しないままパソコンいっぱいに冬
早朝割引の列でお悔やみ申し上げられている
ポチ袋にこころばかりの陰毛
短い眠りのあとで生まれる叫びのように、日常に根ざした狂った思考と実行、猛スピードで走り抜けるトンネルの内部のような…いくつのことを見落としていくつのことを留めることが出来たのかなん ...
壊れた花がぱらぱらぱら、と舞っている
マヨネーズのチューブを向け、押し出した
その時に思いついた歌
👇
夏休み
透きとおったオレンジ掴んで投げた
おばあ ...
春が降り注ぐ
固くこわばった雪山に
冬の汚れをこびりつかせ
シャーベットに足を取られ
車が跳ね上げる泥水に
コートを汚され
春が降り注ぐ
微笑がこみあげる
春が降り注ぐ
...
{引用=
「わたしはこう思う。詩にネットも活字も媒体の違いだけで、本質的な差はないと。」
(光冨郁埜『(5)ネットと活字媒体、詩の状況は刻々と変化していく。』http://mitsutomi.we ...
カーテンの隙間から
薄ボケた街灯の通りを見下ろしていた
勤め帰りのOLがヒールを鳴らして
足早に過ぎて行く
女の後ろから
小柄な男が歩いて来る
その距離が縮まると
女は男に気付き立ち止ま ...
ペイン
じぶんで
じぶんを
くるしめれば
くるしめるほど
いたみから
ちからがあふれだす
メタメタに
きずついて
つらく
かなしくて
それでいきる、のを、
もうやめ ...
スーパーは
冷房がききすぎて寒い
明日の朝食のパンとか卵
冷凍食品もすこしだけ
夫と娘が銭湯に行っているあいだ
100均は9時でおしまい
手持ち無沙汰だったから
隣のハンバーガー屋に ...
捕まえられた殺人犯は
群がるマスコミ関係者に向かい
マスクをずらし
何か 喚いた
「あっ、彼が何か叫んでいます。
なんと言ったのでしょうか?
ちょっとよく聞き取れませんでした・・」
...
とりあえず 精一杯
後のことは 自然と流れて行くのです
それは 言い訳ですと
誰かが言って
胃痛持ちの アナタは
うふふと 笑う
本当は 楽しくないのかも 知れません
哀しい ...
三月の晴れ間に舞う
ひとひらの冬
勢いもなく
威厳もなく
すぐにもそれは解けて
どこから来たの、
どこへと行くの、
たずねるいとまも無く
お別れになる
けれど、
...
どこからか
たしかに
沈丁花の匂いがする
どこからか
たしかに
満月の夜のした
真昼の駐車場のむこう
失意にあらたな日常が
入り込んでくる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お母さんの声
葉月桜子
自由詩
1*
14/3/18 22:55
もとめる原理
千波 一也
自由詩
1
14/3/18 22:53
ほねのみるゆめ
itsuki
散文(批評...
3
14/3/18 22:45
夜月と芋屋
灰泥軽茶
自由詩
4
14/3/18 22:05
蟄虫啓戸
nonya
自由詩
17*
14/3/18 22:04
義務とノルマ
あおば
自由詩
5*
14/3/18 19:55
独りじゃない
yamada...
自由詩
1
14/3/18 12:13
はちきれんばかりの おもいのままに 三部作
るるりら
自由詩
9*
14/3/18 11:42
「春三題」2
もっぷ
俳句
2
14/3/18 11:30
僕らの日常
水宮うみ
自由詩
2*
14/3/18 7:55
セリヌンティウスの告白
末下りょう
散文(批評...
1*
14/3/18 5:58
彼方
葉leaf
自由詩
3
14/3/18 4:01
ダンゴ
こいち
自由詩
1
14/3/18 1:21
ALFEEは桜井・坂崎・高見沢・佐藤・山田で5人組だよ?
北大路京介
短歌
3
14/3/17 23:02
寝起きからドライマティーニ接ぎ穂かな
〃
俳句
1
14/3/17 23:01
叶わない恋愛ばかり春の鳥
〃
俳句
0
14/3/17 23:01
ウイルス対策しないままパソコンいっぱいに冬
〃
自由詩
3
14/3/17 22:59
早朝割引の列でお悔やみ申し上げられている
〃
自由詩
4
14/3/17 22:59
ポチ袋にこころばかりの陰毛
〃
自由詩
0
14/3/17 22:59
けたたましい静寂の始まり
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
14/3/17 22:34
夏がきた
まきしむ
自由詩
2
14/3/17 22:07
春が降り注ぐ
Lucy
自由詩
17+*
14/3/17 22:06
【HHM2参加作品】すべてはネット詩に回収され、しかしここは ...
KETIPA
散文(批評...
3+*
14/3/17 22:04
人間兵器
花形新次
自由詩
1
14/3/17 21:58
ペイン
はなもとあお
自由詩
2
14/3/17 21:32
背筋
弓夜
自由詩
4*
14/3/17 21:26
言葉
Lucy
自由詩
9+*
14/3/17 20:05
胃痛持ちの アナタ
藤鈴呼
自由詩
2*
14/3/17 19:33
ひとひらの冬
千波 一也
自由詩
8
14/3/17 16:36
花の匂い
吉岡ペペロ
自由詩
8
14/3/17 12:21
2263
2264
2265
2266
2267
2268
2269
2270
2271
2272
2273
2274
2275
2276
2277
2278
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
2295
2296
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2300
2301
2302
2303
4.48sec.