ずっと思っていた
もし私に子ができたら
母のようにはしない
夢と希望を押しつけて
思い通りにならないと
はっきりと落胆の色を浮かべ
幼子にいつも顔色を窺わせるような
そしてあっけらか ...
「元気がないね、どうしたの?」
って、たったひとことが欲しかったのだと思う。
私は幼いままに、日常の緊張や苛立ちを吐き出した。
そのたびに同じように
緊張を
苛立ちを
募らせた。
...
愛がほしい
信頼がほしい
積み足しで
満たされようとする
こころ
でも
それは
きっと
違う
ずいぶん前に
母に云われたことを思い出す
何かをしてもらいた ...
まー糞忙しいわ。仕事も遊びもな。死に物狂いや。またガングロ時代到来やな。昼休みにシコシコかいとんねんけど、主任珍しい、黙って頭狂ったんすか、囲碁やりましょう、とか、囲碁はあかん、キャッチボールがええ、 ...
外国語で書かれた小説と 掃除の途中で放り出された電動ひげ剃り
その二つだけが あなたの部屋の丸テーブルに置かれていた
それらが如何なる数式を形づくっているのか 見定めようと 私 ...
救いの手がとどめを刺した
病んだ月が欠けない
リセットボタン探す指が太い
朝はこんなにも鳥の声であふれている
それが
そらみみでないことを知ったあと
染み出てくる
当惑を
奥歯でそっとかみしめて
(愛おしいシーツの皺を伸ばすように)
こんなふうに
人は日常に ...
泳ぎ方が分かりません
この組織にはいくつものプールがあり
それぞれのプールで異なった泳ぎ方を
しなければならないけれど
そして最後には
どんなプールでも泳げる
泳ぎ方を身につけ ...
人魚のことばは あぶくです
なにを しゃべっていても 語尾はいつも
めるふぇんて わたしたちには きこえます
うろこののこる おみあしは めるふぇん です
人魚のゆびさきは 笹船のよ ...
夢の中まで追い掛ければ
見つけられると思っているの?
嘘、未来、願い
不安定なものばかり
抱えた膝にナイフで描いて
「誰にも見せない」
嘘ばかり奏でて
知っているわ
気にして欲しい ...
無限に存在出来るモノは無いのかも知れない
でも
限りなく無限に存在していて欲しいと
願う対象物はあったりする
【太陽】
太陽は無くなってもらっては困る
地球の為に、生き物達の為に無くなって ...
ばあちゃんの野菜は
やわらかく
大根は一時間も煮れば
中まで味が染み込む
ジャガイモは
カレーに向かないくらい
すぐ溶ける
竹の子も灰汁がすぐに抜ける
とっても素直な野菜たち
二 ...
{画像=140510184346.jpg}
丸い小さな石が転がった。
その時なにかが動いた気がした。
ほんの小さなことが
世界を動かしている。
宇宙を動かしている。
...
日本教職員組合に比べれば
暴力団の方に断然シンパシーを
感じる私ですので
気に入らない奴に対しては
こめかみをグーの中指の第二関節で
思いっきりぶんなぐってやるのが
一番性に合っているので ...
飛行機と電車に乗って
室蘭に行った
廃墟になった古い製鉄所で
錆果てた鉄片を拾った
叩いて叩いて
錆を叩き落していると
手元を誤って
左手の親指をしたたか叩いた
激痛が襲い
...
少女とはかなしきものよ青嵐
区切るのは、窓枠
ガラスを斜めに横切る曲線
不規則な、雑巾の跡
掃除の手順は安定しない、いまだに
座る場所は決まっている
そうである限りはきっと
向こう側の風景も大体変わらない
...
【九連宝橙】
目を奪われるような荘厳な展開だ
鳳凰の風が 吹いている
いち早く 声をあげるべきか
二度見をするが やはりそうだ
三度三度負けを繰り返してきたが
四方 ...
じくじくと混濁した記憶の僻地を彷徨いながら、砂地に染み込む汗の色はすべて昨日だ、それを砂漠と言うのなら多分そうなのだろう、均等に塗り潰した空白の羅列だ、歩き続けた膝は震えていた、疲 ...
雨から出て不味いタバコの煙
ふり返らない黒い蝶に夕立
帰り道忘れたどうせ一人暮らし
ひなげし食べたら鳥になる、とは語呂合わせた比ゆ的な表現だと感じながら、ひなげしはどんな花かも知らずに書いたが、
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=67187 ...
広い平和な公園の片隅に
行ってはいけない
小山があった
5月になると
咲いたツツジに誘われて
子が行こうとすると
親はきまって
こう言う
行ってはいけません とだけ
ダンボー ...
日々を複雑にしているのは
自分自身
定規で線をひいて
はみ出さないように色をつけて
出来あがった図形に名札をはって
似通った図形をひとくくりにして
複雑にせずにはいられない
...
過去の経験から
また起きるのではないかと
不安になったりする
良い経験ならば良いイメージがあり
前よりも上手くいくだろう
全て忘れることが出来たら
新しい経験として受け入れられる
...
いいんだよ もう いいんだよ
泣いても いいんだよ
いいんだよ さあ いいんだよ
笑って いいんだよ
いいんだよ ほら いいんだよ
怒って いいんだよ
いいんだよ 昨日のことは ...
工場のてっぺんで鳴くセキレイ
緑と潮の朝の風
田んぼに映るセピア色の富士山と雲
遠くにいる昔の仲間たち
限りなく近づきたい
そう想う
季節はこんな近くにいるのに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
母の日に
森川美咲
自由詩
8*
14/5/11 17:35
2014年5月11日
ちと
自由詩
2
14/5/11 16:39
母の日
ichiro...
自由詩
9
14/5/11 13:29
ガラッパチとか
いつか受信料...
自由詩
1
14/5/11 13:23
数式
草野春心
自由詩
3
14/5/11 12:46
救いの手がとどめを刺した
北大路京介
自由詩
7
14/5/11 11:52
病んだ月が欠けない
〃
自由詩
3
14/5/11 11:52
リセットボタン探す指が太い
〃
自由詩
3*
14/5/11 11:51
カミツレの花
そらの珊瑚
自由詩
12*
14/5/11 8:20
水泳
葉leaf
自由詩
3
14/5/11 5:22
めるふぇん
るるりら
自由詩
18*
14/5/11 5:03
アブサン
智鶴
自由詩
0
14/5/11 0:08
有限だって気付いているから
ゴースト(無...
自由詩
5*
14/5/10 20:33
ばあちゃんの野菜
小原あき
自由詩
9*
14/5/10 19:39
繋がっていくものたちへ / 小さなアリが地球を回す
beebee
自由詩
19*
14/5/10 18:49
暴力主義
花形新次
自由詩
0
14/5/10 17:04
自殺
山部 佳
自由詩
1
14/5/10 16:01
なつ
織部桐二郎
俳句
0
14/5/10 15:59
ひろがる
あ。
自由詩
11+
14/5/10 14:41
我牌はロンである 三篇のオムニバス
るるりら
自由詩
8*
14/5/10 14:16
対
ホロウ・シカ...
自由詩
0
14/5/10 12:50
雨から出て不味いタバコの煙
北大路京介
自由詩
2
14/5/10 11:14
ふり返らない黒い蝶に夕立
〃
自由詩
3
14/5/10 11:14
帰り道忘れたどうせ一人暮らし
〃
自由詩
6
14/5/10 11:13
ひなげし
あおば
散文(批評...
7*
14/5/10 10:04
公園
そらの珊瑚
自由詩
12*
14/5/10 9:55
一粒
nonya
自由詩
16*
14/5/10 9:47
忘れる
夏川ゆう
自由詩
1
14/5/10 8:35
いいんだよ
佐白光
自由詩
1
14/5/10 7:11
限りなく近づきたい
ichiro...
自由詩
5
14/5/10 6:39
2261
2262
2263
2264
2265
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2269
2270
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2272
2273
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2278
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2280
2281
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2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
2295
2296
2297
2298
2299
2300
2301
加筆訂正:
君に与えられた色
/
夏美かをる
[14/5/11 7:28]
若干追加、変更。
君に与えられた色
/
夏美かをる
[14/5/10 15:52]
行の順を若干変更
4.96sec.