時効まであと一時間蓮根掘る 先生が
開口一番教えてくれた

  あなたがたは
  だまされている
  私たちは
  搾取されている

政治経済の授業の中で

  財ある者しか
  豊かな教育を受けることがで ...
霜柱小さき羽根の天使かな コロッケの中から小吉のおみくじ 病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている 貧困なボキャブラリーで言葉責めされている  
燕 空をきりとり

風 わたる


空騒ぎの春は、とうに昔


 
夢見がち、それだけのこと
鮮やかな朝も
黒い砂浜で立ち竦むばかり
影を映した鏡のように
ネオンばかりが手招きしていた

傾けたグラスとレモンと砂糖
見つめた先もぼやけてしまう
移り気を ...
律儀に少年が四時半に路地を曲がる
風は近所の焚き火の匂ひに姿を変へた頃だつた

町が暗がりに沈むと律儀に街灯が灯る
風も又入れ代わるやうに夕飯の香りに姿を変へる

香りは風にありき
風が ...
何も始まらない日々

何も終わらない日々

お風呂の水滴

ぽちゃりぽちゃり

吐き出す日々の空しさ

ごぼごぼごぼご

お風呂は空っぽ

玄関にはスニーカー

一足ひ ...
わたしはわたしであるという
そんなわたしはおぼつかなくて

ひとはわたしをこうだというが
そんなわたしはわたしではなく

いつもわたしはなにかがたりず
ほほえみつくっているのです

...
  門のむこうから
  犬らしき影が近づいてくる
  私は 昨夜みた夢のなかで書いた
  一篇の詩を 門のこちら側に置いて待っているのだが
  犬らしき影は 近づいてくるだけで 決して ...
白髪の師は
開いたドアに凭れて
私を待っている

次に私が
ドアを抑えて
青年を待っている

ほんとうのことはそうして
語り継がれてゆくだろう

ドアを抑えて立つ、私の傍らを
...
人に厳しい言葉をいただいたら
じっと…胸に手をあて
瞳を閉じ
遥かな山の合間に沈む
あの夕陽をみつめていよう

弱いこころの、{ルビ蟠=わだかま}りや
こびりついた、エゴまでも
あの夕 ...
毛穴のケアを忘れた35歳洋子は
エステティシャンに全てを託した

私の肌はあの太陽のように
再び輝きを取り戻せるかしら?

大丈夫、きっと元に戻る

洋子の手を握り
エステティシャン ...
Smallness
Everything is pretty ,if small.
Thigs small are everywhere.
Humanity tends rather ...
性格きたない、下品ね
(アイラヴユーにきこえるんや)
いわれても にたついてる俺とか
さいてー とミカにいわれ
ラブホでもいうかその口、
上品な見た目のミカ、
そのとおりやとしとも、
...
さっき、
ガリガリ君買った時、
本当はビニール袋いらなかったんだけど、
2円引いてもらえるし、
で、悲しいことに、
レジのマイバックのカードがなくなってたから、
せーのって感じで、
あ、 ...
詰めが甘いな
将棋だったらもう詰んでるぞ

何てことはいつも言われ続けていて
マトッリクスに配置された理屈に囲まれている

将棋だったらもう何度も詰んでいるのに
僕の人生は続いている
...
―――知らないほうが幸せかもしれない


そこで起こる
間違い
場違い
最悪
勘違いはやむなく

時折
‘冷たい’だの
‘人の心に向き合わない’と
ほんとうは
そんなあな ...
なに!?
この
恵まれなさ
最っ低!

(ホカニモイロイロ)

名前で例えるなら
中原中也
石川啄木
カート・コバーン
トム・ヨーク

臨むのは
中に湧きあがるもの含め総括 ...
怖い人よ
あなたの視線はどこまでも遠く通っていき
あなたの声はどんな棘でも受け止める
水よりもさらに率先して低い位置へと流れる
怖い人よ
社会から一斉に降ってくる硬い種を見事に発芽さ ...


光と風の音楽隊の
ゆるやかな旋律が
コンクリートの迷路に
色の音符を落としていく

緑はさざめき
花はときめき
道はほくそえみ
人の睫毛はほほえむ





渋 ...
毒ガス発生機がそばにあり
毎日がデバッグの連続
思い入れたっぷり 気持ち悪く感じるニュアンス

解ってる「フリ」ならいくらでも
空には案山子がいるだろか

空にはお山はあるだろか

秘密の鍵はあるだろか

蟻にも旅はあるだろか

木々にも旅はあるだろか

世界は旅と光でできている


5月の空を空の旅

度重なる幸不幸

生き ...
                140518
茫洋として
なんとなく
とらえどころがない顔に見えた
男の子だったから
後作と名づけた
妻亡き後の寂しさが
冷静な判断を無くしたのかも ...
今のところ
許されて生きている

愛されて生きているとも
言うのかもしれない

幸せ者なんだろうと思う

でも
幸せだなあと心から思うには
私は歪みすぎていて

それはまったく ...
じぶんをみれない
ちっぽけなぼく

めにうつる
どこまでも
たかいそらも

せかいのはての
せかいのまるみも

なんおくこうねんを
こえて
とどくひかりも

しょうかし ...
息継ぎを忘れたる夜や霜柱 霜柱がキュッキュと鳴るやペアルック
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
時効まであと一時間蓮根掘る北大路京介俳句214/5/19 2:07
睡眠学習突入五秒前北村 守通自由詩114/5/19 2:04
霜柱小さき羽根の天使かな北大路京介俳句014/5/19 2:01
コロッケの中から小吉のおみくじ自由詩414/5/19 1:57
病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている自由詩414/5/19 1:57
貧困なボキャブラリーで言葉責めされている自由詩7*14/5/19 1:56
殿上 童自由詩12*14/5/19 0:51
夢見がち智鶴自由詩014/5/18 23:48
信実はウィメンズデ...自由詩014/5/18 21:48
スニーカーを洗う灰泥軽茶自由詩1214/5/18 21:46
わたし壁壁壁自由詩114/5/18 21:42
門のむこうから草野春心自由詩214/5/18 20:01
風の通路服部 剛自由詩614/5/18 19:38
自由詩114/5/18 19:17
地平線のエステティシャン花形新次自由詩014/5/18 17:21
Smallness生田 稔自由詩114/5/18 15:02
ボストンいつか受信料...自由詩0*14/5/18 14:46
少年の試練ららばい自由詩5*14/5/18 14:12
非将棋的人生ichiro...自由詩9*14/5/18 12:57
SHAPE OF MY MIND 1稿長谷川智子自由詩0*14/5/18 10:23
凛と柔く自由詩1*14/5/18 10:17
怖い人葉leaf自由詩314/5/18 10:00
五月の欠片nonya自由詩22*14/5/18 9:51
無色濁る長谷川智子自由詩014/5/18 9:41
5月の空吉岡ペペロ携帯写真+...314/5/18 9:36
後作あおば自由詩6*14/5/18 7:42
愛す・許す森川美咲自由詩3*14/5/18 6:47
「くらやみの こどう」玉兎自由詩314/5/18 1:50
息継ぎを忘れたる夜や霜柱北大路京介俳句1*14/5/18 1:45
霜柱がキュッキュと鳴るやペアルック俳句114/5/18 1:45

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加筆訂正:
息継ぎを忘れたる夜や霜柱/北大路京介[14/5/18 11:53]
忘れし朝や →忘れたる夜や
無色濁る/長谷川智子[14/5/18 10:07]
最終一行追加
3.9sec.