面食いの部屋に首のない地蔵
人の住めない土地に季節流れている
くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている
ゆるり、騙るのは手垢のついた
殴り書きの思い出で
なにかをしながら
ふわふわと
溶けていくのを
見守っています。
到底感じられないなんて
遠い日の花の香り。
間違ったまま
過 ...
赤子のような人形と
人形のような子供が
成長してゆくうちに
キレイなモノを受け入れなくなる
いつの間にやら狂ったおもちゃになっちゃった
この世界に悪意は無いさ
自然に、ただ自然に
...
もうずいぶんと泣いてないような気がするけれど、私は幸せなのだろうか。
いつでも満たされない気持ちと不安を抱え、
ずっと息を潜め、静かに静かに暮らしているけれど、私は幸せなのだろうか。
わかんない ...
最近、日本に住んでいる奴の半分ぐらいが
実は日本人じゃねえんじゃないかと
疑い始めている
てめえら、だから適当なこと言ってんだろう
私が定義する日本人とは
天皇に忠義を尽くす人のことです ...
そらみつやまとののべに日射方のくもゐたちたつ
ゆふさればけぶりたちたつひとは古り花はにほへど
きざはしのほぞはくちなむはしはかのくさのふしどに
{ルビ寝=い}にしきみはも
そらみつ山跡のく ...
果てしない思考に明け暮れる
無為徒食の存在ではないと
間違いなく
世界に貢献しているのだともいう
だがそれは私の意志ではない
決定でもない
私の居るところに
豊かな命の繁栄があると
言 ...
あの子の景色はひかる星
止まない瞬き
まっすぐにのびるゆたかなゆめ
祝福されてよ
きらきらしい季節に
ずっとわらっていてよ
わたしを棄ててよ
(140520)
気がついてみると
あの頃にようには心や脳が
動かなくなった
のか
とかなんとか
そんなことはないはずで
身体と心のあちこちがゆるんで
ちょっとやそっとしたことなんかで
胸が高鳴り
...
硬い音が
塔に響く
一段目と
靴底の音
誰も見ぬ
静寂の中
二歩目を
踏み出す
コォーン
...
薄闇の中に残された
一つの林檎から
向かい合い互いの髪を切った
鋏で剃刀で鑿で鋸で
欲深く嗜好を相手に負わせ続けた
二体の異形は言葉を上擦らす
「わたしたちは互 ...
鳥のように飛翔できるつばさがない
けもののように駆ける脚力はない
魚のように遊泳できる尾びれもない
無為無能の俺はやっといま気がついた
...
明るい窓辺に咲く花は
それを誇りに思うのでしょうか
小さな日陰に咲く花は
それを恥だと思うのでしょうか
ふたつの花に問うたなら
まったく同じく答えるでしょう
肯定ではな ...
ねむる ねむる
水槽のなか
金魚のウロコを夢にみながら
ねむる ねむる
私のなかに誰かが水をはっている
気化熱の実験ですか?
夢のなか 夢のなか
...
あなた、あなただけは
ここで生きて
私と離れるためよ、気づいて
たとえ何百年と会えなくても
私たちはきっと大丈夫って
あなた言っていたから
待ち続けるのは慣れっこよ
...
私がたいせつにしている彼女から来た手紙と葉書の束
百年後には、彼女の全集を編もうとする出版社が
血まなこになってさがすかもしれない
それまで朽ちずにいるだろうか、この世から消えずにいるだろうか
...
晴れだ
汚れた車を洗おうと
バケツに水を汲み運ぶ
曲がり角で
バケツが少し回転する
バケツの小さな遠心力が手に伝わる
あっ
懐かしい感覚
身体に染み込んでいる楽しい感覚
...
雨上がり傘は思いがけずに閉じる
嫌えば嫌うほど何故か奴には出会ってしまう
回り道をする
すると信号機で親子連れの奴に出会ってしまった
互いが無視をした
……どうしてなんだろうな
と ...
つゆぞらの
車窓にぴしゃり
みずのゆめ
ふいに気がついた
目のあった
エレベーターの鏡に映る
水の目をしたあたし
着替えた綿の白シャツの
まとわりつく
抱擁の感触 ...
さとうとともに
ながしこむ
ひげんじつ
とうぶんは血にまじりあって
あたしを死にちかづける
それでもいい
と影がいう
夜毎夜毎
とうぶんを測ってくれと
さしだす魔女 ...
溶け合って生まれる奇跡
ある日あなたに出逢った
同じタイミングで
溶け合った愛が今を創り出す
自然体でいればストレスはない
余計なことを考えることもなくなる
ただみんなと ...
TOP10に入りたいのです。あと15ポイントください。よろしくお願いします。
ペロペロにイイねと君が☆入れて7月4日はクンニ記念日
(ちつのひだ嘗子)
臭いも味も関係ない
ただ、貴女を喜ばせるために
ひたすら嘗め続ける
例え
自らの命を犠牲にすることになっても
...
心を込めても
君に届かないのなら
無いものと一緒だわ。
ミモフタモナイけれど
ソレが現実だわ。
愛を語っても
最後に嘘になるのなら
ペテン師もご苦労様。
約束なんて
ソンナものだ ...
海を見渡すと
決まって悲しくなる。
波の音が
泣き声に聞こえるから。
砂の色が
灰の中のようだから。
けれど私は海を選ぶ。
波の音も。
砂の色も。
ただ広い海 ...
それ以上近付かないで。
きっと抱きしめてしまう。
あの不安定だったひととき
この人のためなら
自分が持っているすべてを
投げ打っても構わないと思った
自分はこの一時、血迷っているだけなんだろうな、とは気付いていた
一晩も経てば、正気に戻 ...
<判断基準>
なんだかんだでみんな
勝てる相手にしか
殴りかかったりはしない
そうでなかったあなたが
当たり前のような顔をしているから
おかげですべてがまぶしくなる。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
面食いの部屋に首のない地蔵
北大路京介
自由詩
4
14/7/13 0:04
人の住めない土地に季節流れている
〃
自由詩
4
14/7/13 0:04
くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている
〃
自由詩
3
14/7/13 0:04
奏で、見えず。
てんがねこ
自由詩
2
14/7/12 23:51
人形
凍月
自由詩
1*
14/7/12 23:50
そっと生きる
猫の耳
自由詩
3
14/7/12 23:24
優しい日本人の私
花形新次
自由詩
1
14/7/12 23:16
長歌并反歌
Giton
伝統定型各...
1*
14/7/12 22:55
題名を当ててください
Lucy
自由詩
18*
14/7/12 22:32
Y
萩
自由詩
2
14/7/12 22:03
いつかIさんがそう言ったように
AB(なかほ...
自由詩
1
14/7/12 21:38
螺旋階段A
凍月
自由詩
4*
14/7/12 21:23
反愛
ただのみきや
自由詩
16*
14/7/12 20:34
残された時空(一)
信天翁
自由詩
2
14/7/12 19:54
等号
千波 一也
自由詩
3
14/7/12 19:34
睡魔
月形半分子
自由詩
3
14/7/12 18:40
きづいて
瑞海
自由詩
2
14/7/12 18:11
ぶっつけ未詩 3
Giton
自由詩
2*
14/7/12 16:45
遠心力と太陽と
ichiro...
自由詩
11*
14/7/12 16:32
Mは消極的なストレス
アラガイs
自由詩
7*
14/7/12 16:11
『水』
あおい満月
自由詩
5
14/7/12 15:22
『懐中時計』
〃
自由詩
2
14/7/12 15:14
溶け合う
夏川ゆう
自由詩
1
14/7/12 14:28
皆さんへ
天地無用
散文(批評...
0+*
14/7/12 14:10
クンニ愛
花形新次
自由詩
1
14/7/12 14:00
ミモフタモナイ。
永乃ゆち
自由詩
3*
14/7/12 13:34
海を選ぶ。
〃
自由詩
4*
14/7/12 13:22
パーソナルゾーン
〃
自由詩
2*
14/7/12 13:14
誠実と暴挙の交差点
クナリ
自由詩
9*
14/7/12 10:49
判断基準 など四編
〃
自由詩
4*
14/7/12 10:47
2254
2255
2256
2257
2258
2259
2260
2261
2262
2263
2264
2265
2266
2267
2268
2269
2270
2271
2272
2273
2274
2275
2276
2277
2278
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
加筆訂正:
オセンエキ あるは 過去に作られるべき詩
/
イナエ
[14/7/12 20:52]
一部訂正しました
9.23sec.