けっこう血が出てドッキリカメラじゃなかった 星が瞬かずヒーローは来ない 熱い炭酸水が胸のシリコンの奥                  140401

塩焼きが定番、早速コンロに炭おこし渋団扇ばたばた
ゆっくりとこんがり焼き上げた
箸を取るのももどかしくかぶりつきたいのを理性で抑制
お皿に載 ...
空がこんなに青いのに
心が晴れない

空がこんなに青いのに
涙がとまらない

空がこんなに青いのに
死にたいと嘆く
あの大きな地震から三年たって
家を建て直した人の窓ガラスが悪意で割られるという現実
廃炉問題や生活再建や瓦礫処理はまだまだ続きその一方で
こちらの生活は元通り
スーパーで売っていないものはない ...
廃屋に一本の桜が立っている
誰一人愛でる人もなく
人知れず枝を伸ばし
花を咲かす

月明かりの夜
街灯に照らし出されて
ぼんやりと薄桃色の
その姿を浮かび上らせていた

夜の静寂に ...
マイルールごり押し

新製品サポート無しでは扱えない

おまけ付き商品に弱い

少女時代を美化して語る

スーパー銭湯とグルメが生甲斐

家ではノーブラですが

人間の形状なく ...
ちりちりと音立てもえる炎には
踊る火の子どもがいて
芋が煮え 栗が爆ぜた

囲炉裏の炎に燃え上がった
ファンタジー
雀が踊り 鬼が泣き
ああ 狸の背でもえる炎
を冷ややかに
うさぎの ...
小枝
小石
いきどまり
切り株
ほんのちょっぴりの孤独
ガラスの破片

太陽
これは夜
これは死
これは罠
これは釣り針
畑仕事
木の節目
カ ...
重力を連れて散歩に出る
途中で箱に捨てられた電卓を見た
すでに衰弱して鳴く気力もない
可哀想だったが液晶は嫌いだ
電圧に媚びを売る様が正視できず
家に連れて帰ることができないのだ
ポケット ...
ねえパパ
最近 
珈琲カスをあまり食べられなくて
ミミズがかわいそう

娘たちがリビングで飼育している
数千匹のミミズ達は
私がドリップした後の珈琲のカスが
大好きなのである
だ ...
合気道の稽古で
左目を傷つけた
痛風の発作が
右の親指の付け根に出た
車庫入れのときに
自動車を壁でこすってしまった
黒皮の財布を失くした

それでもぼくは
幸せであると唱える
...
窓を閉めて風を消して
灰になったらもう会えないでしょう?
宝石を飲んだのよ
お仕事忙しいのにごめんね
 雨繰りはもうずっとその町に暮らしていた。都下電車で49分。辛うじてマンション販売の吊り書きに「通勤一時間」と書ける街で、彼は暮らしていた。
 暮らし向きはそう捗々しくない。週に四度ばかり都心に働き ...
桜並木に
祖父が立ってた
ずっと寝ていたはずなのに

Pianoのレッスンを
さぼったときも
学校を休んだときも

そうかそうか、と
かくまってくれた

花札をして
お ...
豊満な彼女に
白いタンクトップと
ホットパンツを着せて
ランニングマシンで
汗を大量にかかせる
事後のタンクトップをもらい
先ずはワイングラスに搾り
ソムリエよろしく
香りと味わいを確 ...
傷ついたら
思いやろう
どうせなら?
去年の12月末、唐突に詩のレコメンド欲が湧いてきた自分は、以下のような文章を書きました。

「もうすぐ現代詩フォーラムがができて11年経つという事実と11のレコメンド」
http://po-m. ...
春風に舞う桜も
あるものは ひらり 舞い落ち
あるものは 高く
天空へと舞い上がる
舞い落ちる花々は
人々を楽しませる
これも人生。
舞い上がる花は
どこまで
どこまで行くのだろう
...
ネクタイは道具だった。



子供たちの憧れだった
二段ベットでゆらゆら揺れて


一番最後は不安な明日を見つめ

次の瞬間
おとといへと去って行った。


明日 綺 ...
お題 「玉虫」「落伍者」「花見」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

花はルリ色 実に玉虫が成る
見に行こうよ 探しに行こう
人生の落伍者が行きつく果てへ

...
結論がない朝 風が素通りする 乳児用の細軸綿棒で耳掃除をすると
耳の奥深くに綿球が入り込み
ふつうの綿棒では届かない部分で感じるわずかな痛みと恐怖が
心地よい

目には見えぬ自分の鼓膜付近で
薄い皮膚と細い紙軸の綿棒が ...
やさしさは省略された
ふりかえれば風速の弱い地帯
簡潔な救護をあずけた
そこかしこの明るみは
ひとつ、ひとつ、きみのなかに
重みを持っていく


ひとは、か ...
かなしみをください
あなたの傷口のように深い夜に

ことばをください
書き忘れた遺書のように
端正に綴ってみたいのです

桜が眼に沁みてなぜかせつなく
なにかを教えてくれるのですから
...
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで 陽炎や判子をつきて終わる恋 糸遊にからまる別れ話かな 立ち呑み屋のテレビに年老いたプロレスラー
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
けっこう血が出てドッキリカメラじゃなかった北大路京介自由詩414/4/1 18:13
星が瞬かずヒーローは来ない自由詩314/4/1 18:13
熱い炭酸水が胸のシリコンの奥自由詩114/4/1 18:12
せいかいあおば自由詩6*14/4/1 17:59
わからない水色煙自由詩214/4/1 17:17
後ろからくる崖ふるる自由詩10*14/4/1 12:21
【 廃屋の桜 】泡沫恋歌自由詩23*14/4/1 11:52
自由律 【 おばさんの流儀 】 其の四俳句4*14/4/1 11:50
IHクッキングヒーターが来た日にイナエ自由詩9*14/4/1 11:02
三月の水モリマサ公自由詩614/4/1 8:01
重力を連れて散歩に出る自由詩1614/4/1 7:23
珈琲好きのミミズの件ichiro...自由詩5*14/4/1 6:23
ぼくは幸せである殿岡秀秋自由詩814/4/1 3:45
four segmentmizuno...自由詩314/4/1 2:03
AmekuriDebby自由詩214/4/1 1:53
phaetonemizuno...自由詩014/4/1 1:17
涙のドラゴンリクエスト花形新次自由詩114/4/1 0:54
助け合いよいしょ川柳014/4/1 0:05
現代詩フォーラム11周年記念 私的レコメンド11選散文(批評...10*14/4/1 0:01
人生と花渡辺亘自由詩314/3/31 23:32
おととい。端沢 紫琴自由詩2*14/3/31 23:17
一人芝居(その6)星☆風馬散文(批評...014/3/31 23:04
「現代詩フォーラム」について空丸ゆらぎ自由詩714/3/31 22:23
細軸綿棒ichiro...自由詩8*14/3/31 22:15
ある旅路ねことら自由詩614/3/31 21:54
憧憬。春梅昆布茶自由詩24*14/3/31 19:10
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで北大路京介短歌514/3/31 18:12
陽炎や判子をつきて終わる恋俳句314/3/31 18:11
糸遊にからまる別れ話かな俳句214/3/31 18:11
立ち呑み屋のテレビに年老いたプロレスラー自由詩514/3/31 18:11

Home 戻る 最新へ 次へ
2265 2266 2267 2268 2269 2270 2271 2272 2273 2274 2275 2276 2277 2278 2279 2280 2281 2282 2283 2284 2285 2286 2287 2288 2289 2290 2291 2292 2293 2294 2295 2296 2297 2298 2299 2300 2301 2302 2303 2304 2305 
加筆訂正:
頭 胸 腹/ただのみきや[14/3/31 22:21]
最終連4行目少し修正しました。
【HHM2参加作品】舌平目のムルソー(suigyo)を散瞳する/澤あづさ[14/3/31 20:09]
3/31、HHM2投稿期間終了日をもって訂正終了し脱稿しました。
5.03sec.