五月は 人が たくさん死ぬのできらいです。
ほら、あの人
むかし
わたしのあたまをこづいてわらっていた つりめがちの 白い顔
(彼女は大きな輪っかのうえ 飛んでいって ...
自分が思っているようには
他人は自分を見てくれない
それで私は
極力自分を
客観視しようと試みた
気付いたら
他人の顔色ばかり伺って
ますます自分が
わからなくなっていた
...
風のように去って行った
悲しみを数値化することができたなら
きっとね、
表示しうる最大値で
あなたに見せたはずなんだ
痛みを与えることができたなら
きっとね、
あと少 ...
たくさんの色で塗りつぶして真っ黒にした気持ちは
クレヨンだったが為に
雨を弾いた。
もう
会えないという事実が
悔しくて哀しい
忘れてしまうことは
忘れられるより怖くて
...
誰もいない夜に落ちていく
眠りの中で 目覚める時に
このまま 永遠に 僕は
帰らぬ人となりたい時もある
東京に出てきて
もう 何年だろう 悪いことばかりで
良いことはなかった 振り返れ ...
波打ち際に重油を撒いた
小さな見えない火が揺れる
夕焼けみたいだな
波は引いていくのに
火は消えない
水際で阻止された汚染
陸地は汚れなかったけど
海はめらめら
汚れたままだ
...
ポップコーンを食べている
君を見ているだけで
訳もなくいらいらする
ちまちまと1つ摘まんでは口に運ぶ
それもすごいスピードで
ポップコーンを食べている
君を見ているだ ...
眼下の木目のまな板に
鯛が一匹、のっている
包丁を手にした、僕は
ひと時の間、思案する
いつかの夢の誰かの囁きが
何故か脳裏にりふれいんするのだ
(かっ裁いちゃあいかん、かっ裁いち ...
日帰りのお年寄りを家へ送り
1日の仕事を終えた後
2才の息子の入院で
3日休んだお詫びに
昨日妻が買ってきた
レーズンサンドがたくさん入った
紙袋を一人ひとりに、差し出した
息子のか ...
いつの間に寝ていたのだろう
まぶしい
もう朝か
目の前に虹がある
壁紙のわずかな凹凸紋様と相まって
まるで絵画のようにかすれて
わずかに揺れているように見える
虹
...
おいらの悲しい涙をみたのは、おふくろとおまえだけだ
おいらの悔しい涙をみたのは、おふくろとおまえだけだ
おいらがひとのために歌うのをきいたのは、おまえだけだ
誰もいない星に湿ったポテトチップス
番犬にならない犬がよく食べる
噛める下唇がない
社会人になり
デスクワークの仕事で
尚且つ週休二日であり
学生の時より暇になったので
念願の大型自動二輪の教習に通いだした
教官に免許を取ったら何に乗るのか?
と尋ねられ俺は迷わず
...
幼児が歩く
しかしヒーローはただ歩かない
片腕を肩から大きく振りまわし
降りかかる悪霊を払うように
彼に集まる熱い情念が見える
トルルー、ルー
瞳はまばたきに邪魔されず
遠い ...
青が
緑が
ピンクが
好き
青が
金が
オレンジが
好き
好きなもんは好き
好きなもんは好き
ほんとの愛ってそうだろ
誰かなら応援 ...
生きていれば 楽しい事ばかりじゃない 同じくらい それ以上に辛い事がある
人は強くないから 時には自信をなくして 自分に価値がないとさえ思う事もあるだろう
だけど そんな時は想像してほしい ...
凪いだままで
やさしい態度で接しないで
傷が痛かったこと
感じてしまうから
あなたのいない世界に
ひとりで立てなくなってしまう
不安に
つぶされてしまうから
もう何 ...
俺を呼ぶときは番号で呼んでくれ
58番、それでいい
今朝、こんなに立派な名刺が出来上がったが
所属と役職と名前と電話番号とメールアドレスと
全部要らないから
ただ使用済みの印刷用 ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
ピースサインみたいな
ネギ畑をみている
きちんと
並んでいるのは
おばあさんの性格
乱雑に植えられた
端数の苗木を愛でる
そばでは生き生きと
自然ばえの小さな花がおどる
つまり
ラーメンとか
カレーとか
ある程度
味とか想像できないとか
いやなんです
久々に聞いた
とか弁
僕らの世代の流行りだった言葉づかい
...
ものすごく可愛い声で
鳴く動物がいます
ものすごく可愛い顔で
笑う女の子を抱いて
リボンで包んで大切にするのは
男の人じゃなくて
やっぱり女の人
男の人は
ただのラッピング ...
イマジネイション
遊ぶ 遊ぶ 遊ぶ
「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ」
の
五つ文字
五芒星の紳士を呼んだ
記入欄は空欄
でも
必要なサインは送ってる
チカチカピカ ...
羊の影が
小径を歩いて行くのがみえた
人も居らず ごみばかり落ちている
その小径は雨の臭いに満ちていて
もう
まもなく、
日暮れが訪れる
マフラー ...
わたしに
ゆ という文字を
教えてくれた人は
あたかもそれを
ひとふでがきのように
描いてみせるので
その曲線の美しさに
魅せられたわたしは
日暮れて
昏くなるまで
いくどもそれを ...
いつもの窓からは
光が差している
塗装の剥げた電車が転げている
昼すぎに、森の気配は
いくつかの季節を巡る
まだ青い瞳で
私は階段を昇っていく
となりの部屋の人たちの
...
素直じゃないって言われた
すぐ屁理屈で反論するから
知らないくせに
じゃああなたは何を知っているの
教えられたことだけがただしいの
人を好き嫌いで色分けしていないの
無我を論じ ...
なにかいいことがある
そう思おうとする
ひとのこころのすごさ
そこに向かおうとする
ひとのこころの真面目さ
きっと使命とはそういうものなのだ
それを壊しちゃなら ...
日付順文書リスト
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日付
五月は 人が たくさん死ぬのできらいです。
御飯できた代
自由詩
4
14/4/21 1:33
客観視
Lucy
自由詩
15*
14/4/21 0:46
愛が喜びも悲しみも分かち合うものだとしたら、あなたは卑怯だ
AquAri...
自由詩
2
14/4/21 0:42
夏忘れ
比良末潮里
自由詩
4*
14/4/21 0:41
五反田の夜の光
番田
自由詩
1
14/4/21 0:16
シーサイド
木屋 亞万
自由詩
2*
14/4/20 23:59
ポップコーン
chihar...
自由詩
1*
14/4/20 23:33
まな板の鯛
服部 剛
自由詩
4
14/4/20 23:17
紙袋の中味
〃
自由詩
2
14/4/20 22:55
小さな朝のギャラリー
ichiro...
自由詩
8*
14/4/20 22:55
おまえだけだ
殿上 童
自由詩
18*
14/4/20 21:56
誰もいない星に湿ったポテトチップス
北大路京介
自由詩
3
14/4/20 21:31
番犬にならない犬がよく食べる
〃
自由詩
5
14/4/20 21:31
噛める下唇がない
〃
自由詩
1
14/4/20 21:31
Ninja
一 二
自由詩
3
14/4/20 21:02
スイート・ヒーロー
游月 昭
自由詩
0
14/4/20 20:44
ほんとの愛
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/4/20 20:34
生命(いのち)
S.K
自由詩
1
14/4/20 20:09
凪いだままで
はなもとあお
自由詩
2
14/4/20 17:31
新社会人
葉leaf
自由詩
2
14/4/20 16:20
廃人がポツリとつぶやく部屋13
過去ログ倉庫
14/4/20 16:14
ネギピース
朧月
自由詩
0
14/4/20 10:10
とか
ichiro...
自由詩
6*
14/4/20 9:50
王子(カレ)という名の消耗品
比良末潮里
自由詩
4*
14/4/20 8:59
#1 microcosm
〃
自由詩
0*
14/4/20 8:44
羊の影
草野春心
自由詩
9
14/4/20 8:28
ゆ
そらの珊瑚
自由詩
26
14/4/20 7:56
二十一歳
アオゾラ誤爆
自由詩
11
14/4/20 2:27
不完全な買い出し
梅昆布茶
自由詩
10
14/4/20 1:24
使命とは
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/4/20 0:55
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4.48sec.