君に照らされたいと
咲いた花は
雨風さらされ
踏まれながらも
その目に留まれと
桃色の手をかかげる
鈴なりのコチョウラン
大輪のボタン
道端のケイトウも華と
とうの昔に知って ...
レモンの青い葉の
そよそよささやくななめしたにある木陰が
独りの影に重なりつらなり
古い灰色の木製の椅子に座り
宙を見つめている無限に
くりかえされる喪失は
だれにも知られることはなく
...
女が買ってきた猫は
目を覚ますことがない
エサも食べず水も呑まず
常に丸まって眠っている
置物ではないかと
怪しんで触れてみると
確かに呼吸をしている
手触りも生き物のそれである
何し ...
から騒ぎのヘッドフォン
耳から外した途端
空虚がなだれ込んだ
世界は静止してしまった
私の体はがくんと落ち
その場で手にした石を
池に投げ入れても
波紋さえも描かない
生気を奪 ...
.
くにざかひ{ルビ嶮=さ}しき小径を伝ひ
{ルビ菩提樹=しなのき}の厚き葉叢の陰に
古びてあるか二もとの{ルビ碑=いしぶみ}
旅人は振り返り又振り返り歩き過ぎてむ
.
石のおもは ...
明治風の洒落た望楼のついた木造建物を過ぎ
古い倉庫の間の乾いたアスファルト道を抜けると
広いバス通りがうねりつつ丘を上がってゆくのに出会う
そこが「聖なる地」──はじめて訪れる者は車を止めて憩い ...
絶望、希望、平和祈祷
不満、不安、自分の唯一性
純潔、セックス、愛する人へ
それがお前の表現したいことか
それがお前の表現したいことか
それがお前を駆り立てるのか
それがお前を駆り ...
ケータイ開いて
メール来てたら、ちょっと嬉しい
ケータイ開いても
メールが無かったら、ちょっと悲しい
メール来ないかな、と思って
ケータイ開いた瞬間に
君からメールが来た時 ...
いつだって私には、なにもなかった
くだらない事ばかり言って
悪態ついて
早起きもできない
素直じゃない
怒りはいつも自分宛て
どうせみんな燃えちまうんだって
そんな事ばかり考えて ...
おしえたくないけどきみだけにおしえてあげるうそでもおしえる
みたいものないけどみえてしまったみたいなことにみたされてゆくみたい
ひっかける気もないというとっかかりひっかかる気は ...
お花
彼岸花の女の子
触ると消える
夏だけの女の子
アスファルトが太陽を照り返す
暑さ二割増しの今日だって
森深くのあの場所に行けば
きっとあの子に会える
夏になると悪 ...
今、ワールドカップに目を注いでいる
地球人の何パーセントが肯うだろうか
なるほど彼は年相応だと
四年前は四十二、三というところ
何と二十六だった
あり得んロッベン
ファン・ペルシーと同 ...
あなたが私を
見つけたのは、偶然じゃない
私が暗い闇からあなたを呼びつづけていたから
繁華街の出口から
あなたの待つ家にむかう
次第に濃くなる暗闇と引き換えに
私の即興詩を差し出す
...
ししとうはすいかに意地悪をしたい
だから襟口をまっすぐ指さしながら
お米が付いているよと言い添えてやる
すいかは自動的に俯いて
始めの釦と二つ目の釦のあたりを
つまみつつ見つめているのだが
...
栽培キットに水をやる
夏がまた巡る
一昨年は朝顔
去年はミニトマト
今年はホウセンカ
今日三つ花をつけた
鳳仙花
紅い花
今年もそろそろ花が咲くと娘を呼ぶ
鳳仙花 ...
僕の隣で眠る彼女が
真夜中突然跳ね起きて
大きく一度息を吸う
呼吸を覚えたての人魚のように
そうして怖い夢をみたという
彼女はおそらく陸にまだ
うまく慣れることができていない
昔の約束を ...
その絵画は、
曰く付きだった
とある画家の
最後の傑作であった
まず、その絵のジャンルが分からない
人物画なのか肖像画なのか
風景画なのか何なのか
ただ、正確に言うと ...
ここに来てSTAP細胞は
在るような気がしています
ただ、作る途中で
他人には言えないような
とても恥ずかしい何かを
混ぜなければならないのではないか?
だからオレンジジュース程度の酸など ...
君らしく
例えばいつだっけ ずっと守っていくんだって
強く繋いでいた 想いですら途切れてしまって
ここから一体 何を信じればいいんだろうって
それでも続いていく未来は 君にとって残酷だった ...
ありがとう ごめんなさい
あいしてる だいきらい
色んな感情を 代弁する 顔文字は
とても 便利
動き回る 絵文字や
遣ったことのない スタンプだって
魅力的だけれども
...
飛んでいる矢は静止していることに
時熟できる者は決してゼノンのパラドックスが
あながち間違いではないことに気づく者であり
現在は常に過去であることを知る者であり
おのれを時間化することにい ...
きみらが見ているものは仮想現実だ
ただ厄介なのはその仮想現実が
きみらの現実とぴたりと
寸分たがわず重なってしまうことだ
つまり仮想現実を何らかの方法で削除できるとして
すでに現実との密 ...
雨を尊敬する 飛びたくても飛べない鴉
貝殻が渦を巻いている 時計が時計を罵っている
だからという言葉とそしてという言葉がセックスして
どうしてという言葉が生まれた それを貴方が口付けした
...
そろそろの 頭良いとは言えなくて 賢いくらい 心を探る 収穫なし
がたぴし翁が住んでいるという
ここまで来たのだから挨拶をしていこうと
靴を脱いで上がっていったら
ちゃんと列に並んでくれと怒られてしまい
肩の間でしゅんとしている
それで長いこと待って
き ...
青い本、カーテン、壁。
ゆで卵、液晶、ローラーコースター
交互にする指輪、遠い者同士の接吻
からだを折ると、すこし生きやすい。
思いだすのは、ちいさなこと
泣いたら泣いたぶんだけ体が ...
一羽の鳥が
世界の果てを見に行った
そして
泣きながら帰ってきた
飼い主は訳を尋ねたが
何も言わなかった
いや
言えなかったのだ
そのかわり
鳥の羽毛は青く変わっていた
日 ...
空耳
原型がわからない
こんな音
だらけ
ずっと
これからも
籐椅子に誰か座っていた気配
籐椅子や外方向きたるヒマラヤン
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
折りたたむ午後
菫
自由詩
8*
14/7/30 9:50
レモン葬
こしごえ
自由詩
4*
14/7/30 9:06
眠り猫
やまうちあつ...
自由詩
2
14/7/30 8:44
無力
小川麻由美
自由詩
2*
14/7/30 7:05
二王子峠
Giton
自由詩
2*
14/7/30 7:05
小岩井小学校
〃
携帯写真+...
1*
14/7/30 1:33
それがお前の表現したいことか
かの
自由詩
0
14/7/30 1:24
現代病
凍月
自由詩
5*
14/7/29 23:53
その器に注がれるのは
オオカミ
自由詩
2
14/7/29 23:46
まほうの西瓜
阿ト理恵
短歌
5*
14/7/29 23:45
彼岸花
瑞海
自由詩
4*
14/7/29 23:44
ロッベン
salco
自由詩
6+
14/7/29 23:15
失恋歌
砦希
自由詩
2
14/7/29 22:56
種
桶谷
自由詩
4
14/7/29 22:39
鳳仙花
N.K.
自由詩
4*
14/7/29 22:38
人魚の唄
ソリッド町子
自由詩
0
14/7/29 22:33
滲んだ絵画
凍月
自由詩
3*
14/7/29 22:00
オレンジジュース
花形新次
自由詩
0
14/7/29 21:44
君らしく
itukam...
自由詩
1*
14/7/29 21:43
顔文字
藤鈴呼
自由詩
1*
14/7/29 17:40
脱自的思考力(“存在”の序章として)
HAL
自由詩
3*
14/7/29 17:30
存在と無存在と実存在と(“存在”の本章として)
〃
自由詩
4*
14/7/29 17:25
希望の上に乗った希望
陽向
自由詩
1*
14/7/29 16:25
心 、 探る
〃
短歌
0*
14/7/29 14:49
がたぴし翁
春日線香
自由詩
2
14/7/29 12:48
やすらかな不安
はるな
自由詩
5
14/7/29 9:51
青空の起源
やまうちあつ...
自由詩
2*
14/7/29 8:45
トンテラン
長谷川智子
自由詩
1*
14/7/29 7:54
籐椅子に誰か座っていた気配
北大路京介
俳句
1
14/7/29 2:00
籐椅子や外方向きたるヒマラヤン
〃
俳句
0
14/7/29 2:00
2248
2249
2250
2251
2252
2253
2254
2255
2256
2257
2258
2259
2260
2261
2262
2263
2264
2265
2266
2267
2268
2269
2270
2271
2272
2273
2274
2275
2276
2277
2278
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
加筆訂正:
小岩井小学校
/
Giton
[14/7/30 2:20]
最後の語「たたずむ」→「悼む」
4.78sec.