つい惹き込まれた



鏡の中の世界は
果実が熟して

私にはない
甘い匂いがした

色と色が混じり合う
透明な世界の不思議

キミへのメールは
天使の苺
白い白い甘酸っ ...
可能であれば
ブラック企業に就職したいですね
赤字続きで組合が強い
レッド企業では不安ですから
やはり黒字経営の優良企業に
越したことないですよ
親も安心しますし
今日は 10回言おう
さみしいって

さみしい
さみしい
さみしい

言えてるうちは
大丈夫
哀しみは
まだ
そんなに近くにはいない

私には
あなたがいる
私が
さみ ...
  桜の葉を胸に抱いて
  墨色の風は流れていく
  女に似た雨の匂いが 岩間にひそむ苔を洗う
  うつむくひとの唇から 知らぬ間にすべり落ちた
  わたしの名をだれが忘れずにいられる ...
はずれたアイマスクから白目 大蛇飲み込んだ蛙が月も食べようとしている 蛙ひいていったトラックに蟻のマーク 瞼閉じ君の笑顔を浮かべたらおやすみ言って枕抱き寝る 不意打ちで奪われたKISS東京の夜全体がドキドキしてる 気づかないふりを続けるべきなのかいつもと違う君のくちびる 「仮にわしが脳死状態になったとしても
延命装置は絶対に外さないように」
と今現在元気なのに
書面で残そうとしているジジイは
生きながらにして脳死状態なので
家族の承諾を得て
強制的に心肺機 ...
(知人)

友人ではないが、親戚ほど疎遠ではない。

最近は特に犯罪報道でよく見かける

匿名性を条件で被害者との関わりを能弁に語る者

推理小説の真犯人ではない。

現実の世界で ...
僕は
罪のない
ハエトリグモを殺した
昨夜のことだった
酔っていて覚えていない
今朝
丸めたチラシに叩き潰されたハエトリグモを発見した

もし
ハエトリグモではなく
バッタだっ ...
19歳のおじいちゃん よぼよぼ歩く
最近暑くなってきたせいか フローリングにペタン

朝起きてご飯をあげると
このエサじゃないとですと かすれた声で鳴く
19歳のわがまま君 おじいちゃんだか ...
花ばさみ取ってけねが と
庭からあなたの声がする
走り寄って
手術用具のようなそれを渡すと
あなたは百合やひなげしを
少し摘み取ってくるのだった


花ばさみ取ってクダサイ と
庭か ...
なぜ逃げなかったの、青い鳥
籠が空虚に満ちていたのに
扉をあける意味を知らなかったの、青い鳥
命には尊厳があったのに
何も知らなかったの、青い鳥
籠に保護されることを信じていたの?
何の疑 ...
困りましたね、担当者は腕組して顔をしかめた

何故、国籍を取得する努力をしなかったんですか
はあ、こんな時がくるとは思わなかったものでつい・・・・
あなたの事はよく知っているので、なんとかし ...
昨日、今日
お天気はあいにくの雨

でも、
それはそれで仕方がない

晴れの日もあれば
雨の日だってある

一年でいちばん
優しい雨の降る季節


「傘を持たずにゆ ...
三丁目の植え込みに
神様が捨てられてました
薄汚れてハエが集っていました
拾って帰って
洗濯機で洗濯しました
乾燥機の中で蘇りました

何か願い事を聞いてあげよう
そう言われたので
...
おみ足で、探る新鮮な立ち位置
なまあ詩人の

なは、縄張りしらず
まは、マイペース
あは、明るい挨拶あはあはあは
しずかに咲いてる朝の散歩の

すみれの花
時刻表通りに来るはずの
予定という列車を待つ

今日は宴会で
ぼくが進行役だ
何もかも遅れがち
ぼくはイライラする
十分おくれで
皆をのせて出発する
宴会がはじまる
打合せで
飲 ...
人々の敵意が鉄の壁のように僕を取り囲み
外側から来るどんな愛も遮断し
内側から発されるどんな愛も跳ね返してしまった長い期間
僕の中には一枚のカードが次第に凝結していった
最後の切り ...
夜眠り
朝起きる

夜がきて
あくびする

朝がきて
あくびする

いつの日も
あたりまえ

いつからか
あたりまえ

悔しくて眠れない日も
いつの間にか海の底

...
なにひとつ
ただしくはなかった
空白をうめるようにする
女のからだでは

ただしくはなかったかもしれない
すがるように言葉を編むこと
空を濁らせる 嘘を吐くこと
つめたい気持ちに線 ...
金曜日

バスを降りた途端 夜の町に穏やかな風が吹いて
夏の匂いがするねと 隣の君に僕はそう言った

長いこと僕らの町にあった 小さなスーパーは
ついにつぶされて 無意味にアパートが建つっ ...
明日が今日の続きでしかない
明後日は明日の続きでしかない

終わりが無いということが
どれほど恐ろしいか

自分で「終わり」にしないと
絶対に終わらない

今だけ甘受するならまだしも ...
たいせつなものが
どこかに
流れて行ってしまった

たいせつなものを
たいせつにしないで
私は
頭の中の思い出を
ただずっと探していた

私の頭の中からは
もう何も浮かんでこなか ...
仕上がった作品を手にとり
出来栄えを確認する
(……駄作だ)
地面に叩きつける
が 割れない
金槌で叩いてみる
が やはり割れない
もしやと思い豆腐の角にぶつけてみる
が そういう問題 ...
四角い瞳に映る 蛍の軌跡
沈潜した草の匂いに 雨の気配
黄緑の曲線が 野放図に交差する
笹の陰の暗闇で 羊は見ている

静かな黄泉の国で 横たわっているような
喧しい牧羊犬も ここには ...
ベランダにビニールシートを広げ
寝そべって星を見た
焼けた地面にぺたりとつけた背中の熱っぽさ
母親は綺麗ねとだけ言った
私は黙っていた
真暗な虚空に私は吸い込まれそうだった
小さな光の粒が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
虹香自由詩114/6/1 20:19
就職活動花形新次自由詩014/6/1 20:13
あなたに甘えているんだと思うuminek...自由詩9*14/6/1 18:35
うつろい草野春心自由詩614/6/1 18:13
はずれたアイマスクから白目北大路京介自由詩414/6/1 17:36
大蛇飲み込んだ蛙が月も食べようとしている自由詩4*14/6/1 17:35
蛙ひいていったトラックに蟻のマーク自由詩3*14/6/1 17:35
瞼閉じ君の笑顔を浮かべたらおやすみ言って枕抱き寝る短歌014/6/1 17:34
不意打ちで奪われたKISS東京の夜全体がドキドキしてる短歌014/6/1 17:33
気づかないふりを続けるべきなのかいつもと違う君のくちびる短歌214/6/1 17:32
脳死にノーシン花形新次自由詩014/6/1 17:17
何人??……とある蛙自由詩9*14/6/1 16:19
僕はハエトリグモを殺したichiro...自由詩9*14/6/1 15:21
19歳のおじいちゃん朝焼彩茜色自由詩12*14/6/1 15:02
花鋏フユナ自由詩814/6/1 14:17
青い鳥はなもとあお自由詩114/6/1 13:52
 窓口にて・・・アンドリュウ散文(批評...314/6/1 8:54
六月chihar...自由詩6*14/6/1 8:47
福祉アンドリュウ自由詩414/6/1 8:38
おみあ詩人るるりら携帯写真+...14*14/6/1 7:48
予定殿岡秀秋自由詩314/6/1 5:13
愛されない葉leaf自由詩114/6/1 5:03
夜眠り、朝起きる中村 くらげ自由詩414/6/1 4:08
過去はるな自由詩1214/6/1 4:03
金曜日itukam...自由詩1*14/6/1 0:02
chocoa自由詩114/5/31 23:54
午後自由詩114/5/31 23:46
ウイルス効果ただのみきや自由詩22*14/5/31 23:29
アリエス藤原絵理子自由詩814/5/31 23:09
家族ららばい自由詩8*14/5/31 22:24

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