子供たちはまたぼくの話を聞こうと目を輝かせている

じゃみんな今日は魔法の馬車の話をしょうか
わーい魔法の馬車!魔法の馬車だってさ

その馬車は馬もいないのに乗った人をどこへでも連れてってく ...
父と息子は 肝心な事は
もう何も話さない

とりとめのない話に
相槌を打つだけ
傍目にはよそよそしく見える



父の心にはいつでも息子がいて
離れていても その姿が見える
...
かえりみちに口ずさむうたうたは
誰かに聴かれることもなく
よるの闇に葬られる

小指ですこし触れただけで
粉ごなににくだけてしまいそうな闇にさえ
取りに戻れない
臆病さばかりが
増長し ...
見たこともない隣人が「アイツならやりかねない」と記者に答える 朝、1分間だけ手を合わす

あぜ道の前のおじぞうさん


泣いているように見える日も

微笑むように見える日も

私の心は救われる


おじぞうさん、
おじぞうさん、

...
新しい在庫管理の方法か何かですか?
日本が誇る自動車メーカーで新たに開発されたとか?
えっ、違う?AV?
なるほど家電メーカーで導入された手法ですね
それで具体的にどんな手法ですか?
うん、 ...
だいぶん昔の
ことだけれども
てとてのしわとしわを合わせて、
しあわせ、
なーむーと合掌するという
葬儀屋のTVのCMが
流行っていた

しあわせとは
もっと違うものだと
感じた僕 ...
こどもを抱いている
おかあさんの腕は太くて
しょうもないやつなんか
はりたおしてしまいそう

なのに
言えないことばかりらしい
不思議だな

すれ違う
抱かれたこどもと目があった
...
初夏の夕暮れ

見舞いに来た僕は君と歩く
五階の病室から一階の売店まで
五階のエレベーターホールまで
病室から二〇メートルほど
エレベーターに二人で乗る
乗るときも手は離さない
三五年 ...
                            ※                    
 

『六月一日に桐野龍一氏が小説「神切り歩き」で芥川賞を受賞し、七日に受賞会見が ...
虐められてた子が言ったんだ

世の中需要があんのは偽善者さ!


あぁ だって
僕は変われない
僕はあの子に振り向いて欲しいし
あの子は彼に振り向いて欲しい

彼が素晴らしい男だっ ...
君のこと 尊重すればするほどに その背中だけを 見る時間増し


コーヒーが苦手な君に砂糖入り甘いカフェオレを出してく策略


なんとなく毎日飲みたくさせていく カフェインにすら嫉妬してい ...
砂漠に降った 春の雨

港に張った 薄氷

夕陽映した 水田や

虫泣き渡る 磨りガラス

あなたはきっと そのすべて

美しいと思うのでしょう


おやすみなさい 目を閉じ ...
もう二十年も昔になるだろうか
「政府の備蓄米が放出されているらしい」と
うわさが流れていたころ
「あんたの家のお米ぐらいはいつでも確保しておくからね」
そういった町の米屋さん

近くにスー ...
唐突な話なんですがね
最近 魚になりたいって思うんです
いえ 泳ぎは得意じゃありません
なんか太陽とか土とか風とか
面倒臭いなあーって感じるから

海の中はいいだろうなあー
何処までも
...
何だか失恋が急に降ったようなある曜日
んん、たしか晴れてたから
顔を出した太陽からは避けられない 一日が稲妻

あれから時間は淡々と
寝息が規則正しいみたく
それを眠れない耳で聞いてる な ...
繰り返す胸の音
ドキドキと
君に気付かれちゃう

ミントティーの似合う午後
くちびるはほんのり染まり

ロマンスを待ってる

古びたノートには
君に会いたいと
好きな歌がたくさん ...
むしゃむしゃと食べる
むしゃむしゃと食べられる
食べるところが無くなればおしまい 
食べられるところが無くなればおしまい 
僕にはまだ食べられるところ 
残ってます? 
過去に縛られた自分がいる

過去を羨み、後悔する自分がいる

なんだかな。
寒気の中で鳴いている
冷静さなんていらない
出会ったばかりの赤腹と
交わした話

暗い土の部屋
蛍のランプ
一夜限りの輝きは
蛍光色の陰影

爪のない手に触れている
毛の無い体に ...
顎まで
滴る液体が
不快なまま
ぬるい風が
吹き込んでいる

この暑いのに
エコだってんで
窓からの
温い風を
浴びてる午後に
急に今日中だって
現場入れられて
人手も足りな ...
「サーカディアン・フラクタル」


空といたい。
そう言って見上げた優しいおでこに
ギリリと違和感が粘着していて
不毛の鳥は翔けてゆけない!

「ヒューストン、応答せよ!」 ...
June

手紙を書いている 来る日も来る日も
一言で済む話に 二言目、三言目を無理矢理つなげて

文字で埋め尽くされ 便箋は真っ黒
子どもみたいに汚れた手で ポストに投函する

届き ...
指を動かして 
捕まえて 
握り潰さないようにして 
優しく摘まんで 
太陽にかざして
透けて見えるものが
僕です
血のつながりの有無などは関係なく
子供の保護者としてこの社会に登録した者は
個人であれ行政に携わる者であれ
社会に監視され続け
何かあればすぐに疑われることが正しいと
覚悟しなければならない ...
  四角い夢をみている
  濁った魚が次からつぎへと
  氷上の穴から吹き出してくる
  マスケット、ビリヤード
  バグダッド、カスタード
  カスタネット、レニングラード
   ...
穏やかな気持ち
鏡のあちら側にいる 羊
軋む階段の踊り場から
見下ろしている 外は月夜

白いドレスの裾は ひらひらと
ドアの隙間から洩れる
蝋燭の揺らめきに合わせて

昼間の庭 ...
寝苦しい
東京の夜
ビルの明かりと
かなしい下水の川の唸り

すべての睡眠を放棄して
月を見上げにベランダに出たけれど
今はたてものの壁に隠れ
なにも見えない時間だった


くち ...
最も人妻が嫌うタイプのことですよね?
自分さえ良ければって人のことでしょ?
違う?在庫管理のこと?
わけわかんないですね
先っぽ入れただけで
終わっちゃう人のことじゃなくて?
コンビニの飲 ...
今日の気分は
熟女なんです
ええ、確かに
昨日は149cmシリーズでした
おっしゃる通り
真逆っちゃあ真逆です
だから何だって言うんですか?
切れてないっすよ
切れてはないです
ただ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
 ミッシングリンクアンドリュウ散文(批評...114/6/4 21:27
 絆自由詩114/6/4 21:12
砦希自由詩414/6/4 21:07
犯罪者短歌1花形新次短歌214/6/4 19:59
おじぞうさんしんおん、自由詩2*14/6/4 19:45
中入れ中出し花形新次自由詩214/6/4 19:36
あしとあしを合わせて、あ、しあわせりゅうのあく...自由詩5*14/6/4 18:09
おかあさんのだっこ朧月自由詩214/6/4 17:32
夕暮れの病院……とある蛙自由詩11*14/6/4 17:03
或る芥川賞作家の受賞会見yamada...散文(批評...114/6/4 16:37
生き様創輝自由詩014/6/4 16:02
ひとりa-litt...短歌3*14/6/4 15:21
おやすみうた中村 くらげ自由詩3*14/6/4 12:41
町のお米屋さんイナエ自由詩10*14/6/4 9:37
【 妄想を泳ぐ 】泡沫恋歌自由詩19*14/6/4 8:48
胸の栞唐草フウ自由詩9*14/6/4 7:20
ミントティー虹香自由詩114/6/4 4:25
むしゃむしゃとこいち自由詩414/6/4 3:50
過去に縛られて短角牛自由詩014/6/4 3:00
蛍光コオロギうみこ自由詩4*14/6/4 1:59
われまどぎわりろんねなぎ自由詩114/6/4 1:18
サーカディアン・フラクタルハァモニィベ...自由詩5+*14/6/4 1:12
Juneitukam...自由詩1*14/6/3 23:40
蝶の羽こいち自由詩214/6/3 23:08
保護者の領分ichiro...自由詩9*14/6/3 22:57
四角い夢草野春心自由詩414/6/3 22:49
月夜のプリズム藤原絵理子自由詩9*14/6/3 22:49
TOKYO砦希自由詩514/6/3 22:21
先入れ先出し花形新次自由詩114/6/3 22:09
今日のおかず自由詩014/6/3 21:35

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