傷ついたら
思いやろう
どうせなら?
去年の12月末、唐突に詩のレコメンド欲が湧いてきた自分は、以下のような文章を書きました。
「もうすぐ現代詩フォーラムがができて11年経つという事実と11のレコメンド」
http://po-m. ...
春風に舞う桜も
あるものは ひらり 舞い落ち
あるものは 高く
天空へと舞い上がる
舞い落ちる花々は
人々を楽しませる
これも人生。
舞い上がる花は
どこまで
どこまで行くのだろう
...
ネクタイは道具だった。
子供たちの憧れだった
二段ベットでゆらゆら揺れて
一番最後は不安な明日を見つめ
次の瞬間
おとといへと去って行った。
明日 綺 ...
お題 「玉虫」「落伍者」「花見」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
花はルリ色 実に玉虫が成る
見に行こうよ 探しに行こう
人生の落伍者が行きつく果てへ
...
結論がない朝 風が素通りする
乳児用の細軸綿棒で耳掃除をすると
耳の奥深くに綿球が入り込み
ふつうの綿棒では届かない部分で感じるわずかな痛みと恐怖が
心地よい
目には見えぬ自分の鼓膜付近で
薄い皮膚と細い紙軸の綿棒が ...
やさしさは省略された
ふりかえれば風速の弱い地帯
簡潔な救護をあずけた
そこかしこの明るみは
ひとつ、ひとつ、きみのなかに
重みを持っていく
ひとは、か ...
かなしみをください
あなたの傷口のように深い夜に
ことばをください
書き忘れた遺書のように
端正に綴ってみたいのです
桜が眼に沁みてなぜかせつなく
なにかを教えてくれるのですから
...
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで
陽炎や判子をつきて終わる恋
糸遊にからまる別れ話かな
立ち呑み屋のテレビに年老いたプロレスラー
夏が秋のぶんも働いている
ドイツ語で弱音吐いた
春への憧れ
風の唸りとみぞれ雨 白激しくて雪から氷
春は名のみに 待ち待ちし
春への憧れ 今日終えて
春は来にけり 吾が庭に
仏の座母子草 胡瓜草姫踊り子草
さり気なき草々の ...
春の庭は公然の果実となった
うららかが市民権を得て手を振っている
春嵐の気まぐれな登場が
時々番狂わせだけれど
戸惑うことなくスプリングコートを
選んだこの日にも季節は私に謳歌を許した
...
ジャンがみててくれる部屋で
どこも痛くなく暮らしたい
ジャンがみててくれる部屋で
どこも寒くなく暮らしたい
神さまがみててくれる部屋で
どこも痛くなく暮らしたい
神さまがやさしくしてく ...
君といつまで一緒にいられるだろう
残された時間に
私は戦く
君と永遠の愛を生きたい
生きたいけれど
永遠などあるのだろうか
人は一瞬の中にあると言うけれど
あの思い出だったのだろうか
こぬか雨骨にしみいる寒さかな
春の雨歩みは遅く花遠く
想ふても雨に流され春の宵
10代の終わりころ、私はろくに人としゃべれない少年だった。ごく限られた友人と家族だけを相手に会話し、それ以外の広大な人の群れに対しては固く口を閉ざした。自分の言葉はすべて不適切であり、自分の言 ...
...
俺ももうちょっと真剣に愛の効能を信じたかもしれない
人知れず夕焼けが暗闇に替わってゆくそのモノガナ ...
生きていると
うれしいのだと
悲しむ 意味を
時計の針に探す
賑やかな日
目が覚めた世界 僕は
開いた本は 捨てて
目を開いたままでいる
自由にもワキ汗の匂いがついてくる
隣のクラスの超美人エレノアが
バレーボールに必死なあまり
気にしていた体臭をスッカリ
忘れてしまい男子の一部マニアに
嗅がれるという失態を晒したが
逆にそ ...
「一時の感情に身を任せるな」って
なんだっけ
漫画かなんかで読んだけど
この世に信じられるものなんて
一時の感情しか、持ってないから
ムリですね
「今がいちばん綺麗」とか
「ま ...
狂ったようにいくつもの音が頭の中で鳴り響く、魚眼レンズを覗いたように景色は不確かだ、俺はゆがみのみで現実を把握しながら、真っ直ぐに歩こうと今生に根差している、靴底が踏みしめる地面は誰かの血で赤 ...
水きりの音が
聞こえているけれど
川辺には誰もいない
水きりに適した
平たく薄い石もない
けれど
いちめんの石たち
いちめんの石たち
いちめんの石たち
いちめんの石たち
...
月夜の桜にご用心
照らされた花吹雪に心をもっていかれるという
そんな夜はおひとりになりませんように
こんな風に思ったことはないですか
私の不幸せは誰かの幸せの代償で
光がある故の影のよう
どんなにあがいても
この運命から逃れることができない
私の黒い欲望は
誰かを傷つけてしまいそ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
助け合い
よいしょ
川柳
0
14/4/1 0:05
現代詩フォーラム11周年記念 私的レコメンド11選
健
散文(批評...
10*
14/4/1 0:01
人生と花
渡辺亘
自由詩
3
14/3/31 23:32
おととい。
端沢 紫琴
自由詩
2*
14/3/31 23:17
一人芝居(その6)
星☆風馬
散文(批評...
0
14/3/31 23:04
「現代詩フォーラム」について
空丸ゆらぎ
自由詩
7
14/3/31 22:23
細軸綿棒
ichiro...
自由詩
8*
14/3/31 22:15
ある旅路
ねことら
自由詩
6
14/3/31 21:54
憧憬。春
梅昆布茶
自由詩
24*
14/3/31 19:10
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで
北大路京介
短歌
5
14/3/31 18:12
陽炎や判子をつきて終わる恋
〃
俳句
3
14/3/31 18:11
糸遊にからまる別れ話かな
〃
俳句
2
14/3/31 18:11
立ち呑み屋のテレビに年老いたプロレスラー
〃
自由詩
5
14/3/31 18:11
夏が秋のぶんも働いている
〃
自由詩
3*
14/3/31 18:10
ドイツ語で弱音吐いた
〃
自由詩
5
14/3/31 18:10
サークル「群青」 課題「春」 『春への憧れ』
木原東子
自由詩
9*
14/3/31 16:43
春の果実
もっぷ
自由詩
6
14/3/31 15:22
暮らし
〃
自由詩
6
14/3/31 14:30
残された時間
渡辺亘
自由詩
0
14/3/31 14:11
雨三句
……とある蛙
俳句
8*
14/3/31 11:55
責任
葉leaf
自由詩
2
14/3/31 6:57
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)
TAT
短歌
1*
14/3/31 2:22
太陽がもしも美しいブルーならば
〃
自由詩
3*
14/3/31 2:13
アゲハで見た光
番田
自由詩
8
14/3/31 1:31
自由にも
花形新次
自由詩
0
14/3/31 1:06
フラグ回収
ユッカ
自由詩
4*
14/3/30 23:50
俺の今生という名の道標
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
14/3/30 23:49
河原
マチネ
自由詩
2
14/3/30 23:36
ご用心
殿上 童
自由詩
21*
14/3/30 23:34
こんな風に思ったことはないですか
さとう 星子
自由詩
2
14/3/30 23:14
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2287
2288
2289
加筆訂正:
頭 胸 腹
/
ただのみきや
[14/3/31 22:21]
最終連4行目少し修正しました。
【HHM2参加作品】舌平目のムルソー(suigyo)を散瞳する
/
澤あづさ
[14/3/31 20:09]
3/31、HHM2投稿期間終了日をもって訂正終了し脱稿しました。
3.99sec.