小さいくせにジンジン痛む。
小さな小さな黒い点。
指に刺さった小さな刺よ。
そんなに痛まなくたって、
わかってるから。
わかってるから。
なんだか最近シクシ ...
あなたの体の中を
馬のように駈けている命が
僕を見つけて立ち止まったのか
それとも
僕の中で安らいでいる
鳥のような命が
あなたを見つけて飛び立ったのか
あなたのまなざしと僕 ...
夏が降り
降り終わり
何もないはざま
何もない宵
明るい
曇だけの
静けさが
滾る
横切っては消える
声と光
水たまりには
別のものが沈む
...
最低限の緑
最低限の空気
最低限の夢
希望が持てるかい?
下らない遊び
下らない勇気
下らない努力
希望が持てるかい?
足らない学力
足りない時間
足りない人間性
希望が ...
読み人知らずの
ささやかな空気の振動を
耳たぶでそっと掬って
外耳道へ流し込む
外耳道の突きあたりの
気弱すぎる鼓膜のときめきを
耳小骨は丁寧に拾い集め
蝸牛の殻に押し込める
...
観たことのない ダイヤモンドダストを
彷彿とさせる
キラキラの世界
雪の庭園と 美術館の 饗宴
溶け込んでしまいそうな 窓枠を
額縁代わりにして
ふらふらと 水面に浮かぶ ...
紫の深い海が
瓦礫の街を隠していると
エルフの盗掘者は言った
「もし行きたいのなら岬の老人を訪ねな」
経験値を積み
装備を買い揃えても
ドラゴンのブレスで何度も死んだ
ハ ...
黒い猫片目ない猫目刺し焼く
こみ上げた想い大きく送辞読む
先輩の肌に初めて触れたのは卒業式の胴上げでした
紐に通した五円玉数える母の日
追い詰められてあとは落ちるだけの夕陽
しぶしぶ片思い
艶かしい光感受性受容器が視神経を通じて見てはいけないアレの端末を脳中枢へと運ぶ。見てはいけないアレの端末であるグロテスクな映像には言葉にしていけない文字である淫らなアナタ自身の当たり障りのない日常的な ...
僕が 存在できるのは
君の お陰です
体と心を
与えてくれました
息を 吸えます
光を 浴びられます
そんな 何気ない 欠片が
支えてくれました
僕が
望んでも 探 ...
暑くなるとテラスに出て酒を飲む
夕闇手前のひとときを楽しむ
一人より二人のほうがいい
風の会話を聴きながら
今現在の幸せを更に育てる
酒の種類は驚くほど多い
どれだけの種類の酒を飲 ...
そのコンビニは街外れにあった
面接に来たぼくに店長は履歴書を見ながら言った
ーう〜ん果たして君に務まるかな〜
ーまじすか?自分ははっきしいってコンビニもバイトしたことあるし スーパーだって居 ...
あの子がゴミだって捨てちゃったもろもろを
一ヶ月くらい水車の横に隠しておいて
さざなみがつくる境界線のもっと向こうまで
もういいやってなった一歩手前まできたら
僕ん ...
「えぇい!お前の体から出ているソレは何だ!」
鉄の錆。
まだ少しだけの錆。雨に濡れたから?
背筋が曲がっていると指摘する母は自転車を漕ぐ。
耳にイヤホンをあて、流れる音楽は70年代のロ ...
1.
ふたりが出会うしばらく前から
世界は始まっていた
ナイトフライト
夜の音楽
夜明けのおそい
鉄色の街へ
翼に乗って君に会いに行く
雪解け水を湛えた深い森の
ビリジアン色 ...
ちょっと柔軟に考えれば
物事は驚くほど
素晴らしいものとなる
例えばサッカー
相手のゴールに入れて
得点としていたのを
自分のゴールに入れて
得点としたら
ゴールキーパーは ...
嘘をついているとき、雲はきれいだった
そのままあの人は海の向こうへ歩いて行った
嘘に私自身が気づいたとき雲行きは怪しくなり
風こそ吹かなかったが
やがて降り出す雨、雨、雨
暗く生温かい雨 ...
からだの中に
炎を抱えている
燃え尽きることなく
大きくなるばかりで
自分でも
熱くて痛くて
どうしようもないんだ
ねえ
僕は傷ついているのに
どうして人を傷つけちゃあいけないの ...
目一杯自己主張する
アナタガキライデス
だって興味ないから
あなたの不幸には
興味があります
でも、恨まないで下さい
あなたが自己主張する分だけですから
自己主張さえしなければ
それさ ...
街灯は 歌いもせずに
夜のムフタール通りへ
きみは行くべきじゃない
と 投げ捨てるように言う
ホテルの玄関で
前脚にギプスをした猫が
にやっ,と笑った気がした
ちょっと不敵な眼
...
花咲くころの空気
ステーションから見つめている
無重力の悲しみ
言葉が震えて
生きものたちのみずみずしさ
!!!!駆け出した
切実が無重力の自由に震えている
...
...
ころころ月が 指うえアソブ
あんなに雨だれ 聴いたのに
覚えているのは 風の事
吹いた過ぎたと つかえた胸に
爪たて 口たて 脈をうつ
風車は どちらさま
残したわだち 戻らぬ見返り
...
すぐ
急に
なんで今?とか
ゆわれつつ
...
口喧嘩はない 無駄話さえもない
老耄はおひとりさまのにぶい暮らし
庭隅のどうだんつつじは色艶褪せて
早苗月の倦怠を匂わせ漂わせる
独り言は虚しげにこだまする
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ごめんね、気づかないふりをしていたの。
時子
自由詩
2*
14/6/21 20:55
命
葉leaf
自由詩
3
14/6/21 17:33
ひとつ 不在
木立 悟
自由詩
2
14/6/21 17:11
ビートを刻め
opus
自由詩
1
14/6/21 16:57
聞こえた
nonya
自由詩
19*
14/6/21 14:51
ホイップクリーム
藤鈴呼
自由詩
0*
14/6/21 14:21
チャーム・ストレンジ
mizuno...
自由詩
2
14/6/21 13:27
黒い猫片目ない猫目刺し焼く
北大路京介
俳句
0
14/6/21 12:34
こみ上げた想い大きく送辞読む
〃
俳句
1
14/6/21 12:33
先輩の肌に初めて触れたのは卒業式の胴上げでした
〃
短歌
4
14/6/21 12:33
紐に通した五円玉数える母の日
〃
自由詩
0
14/6/21 12:33
追い詰められてあとは落ちるだけの夕陽
〃
自由詩
7
14/6/21 12:33
しぶしぶ片思い
〃
自由詩
1
14/6/21 12:32
キングコング岬 ★
atsuch...
自由詩
3*
14/6/21 11:25
You
CoCoa
自由詩
1
14/6/21 9:48
酒を飲む
夏川ゆう
自由詩
2
14/6/21 8:09
コンビニエンス
アンドリュウ
散文(批評...
1
14/6/21 7:19
だからあの子はくずみたい
カマキリ
自由詩
5
14/6/21 5:44
「口頭慈母+悪」
臀部と昆布
自由詩
0
14/6/21 3:32
バースデーソング
カワグチタケ...
自由詩
2
14/6/21 1:59
カオス
花形新次
自由詩
1
14/6/21 0:57
塩雲
たまのす
自由詩
2*
14/6/21 0:16
サバイバーと、人は呼ぶ。
瑠音
自由詩
2
14/6/20 23:51
アナタガキライ
花形新次
自由詩
0+
14/6/20 23:50
巴里
藤原絵理子
自由詩
5*
14/6/20 22:57
LIFE!
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/6/20 22:56
ロードランナーの砂金
TAT
自由詩
1
14/6/20 21:48
紐ツキ
砂木
自由詩
9*
14/6/20 21:32
正しいキスのしかた
TAT
短歌
0
14/6/20 21:29
折畳まれた日録 (十)
信天翁
自由詩
2
14/6/20 20:37
2257
2258
2259
2260
2261
2262
2263
2264
2265
2266
2267
2268
2269
2270
2271
2272
2273
2274
2275
2276
2277
2278
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
2295
2296
2297
加筆訂正:
使徒の竜と契約を巡って
/
りゅうのあくび
[14/6/20 21:53]
遅筆のため推敲
4.53sec.