...
俺ももうちょっと真剣に愛の効能を信じたかもしれない
人知れず夕焼けが暗闇に替わってゆくそのモノガナ ...
生きていると
うれしいのだと
悲しむ 意味を
時計の針に探す
賑やかな日
目が覚めた世界 僕は
開いた本は 捨てて
目を開いたままでいる
自由にもワキ汗の匂いがついてくる
隣のクラスの超美人エレノアが
バレーボールに必死なあまり
気にしていた体臭をスッカリ
忘れてしまい男子の一部マニアに
嗅がれるという失態を晒したが
逆にそ ...
「一時の感情に身を任せるな」って
なんだっけ
漫画かなんかで読んだけど
この世に信じられるものなんて
一時の感情しか、持ってないから
ムリですね
「今がいちばん綺麗」とか
「ま ...
狂ったようにいくつもの音が頭の中で鳴り響く、魚眼レンズを覗いたように景色は不確かだ、俺はゆがみのみで現実を把握しながら、真っ直ぐに歩こうと今生に根差している、靴底が踏みしめる地面は誰かの血で赤 ...
水きりの音が
聞こえているけれど
川辺には誰もいない
水きりに適した
平たく薄い石もない
けれど
いちめんの石たち
いちめんの石たち
いちめんの石たち
いちめんの石たち
...
月夜の桜にご用心
照らされた花吹雪に心をもっていかれるという
そんな夜はおひとりになりませんように
こんな風に思ったことはないですか
私の不幸せは誰かの幸せの代償で
光がある故の影のよう
どんなにあがいても
この運命から逃れることができない
私の黒い欲望は
誰かを傷つけてしまいそ ...
夜勤の作業台
部品のはんだ付けをしながら
あくびが出る
慣れない頃は眠ってしまって
何度も火傷をした
今夜も気をつけなくては
はんだ付けはやり直しができて
部品の取り替えができる
...
もうすぐやってくるものを迎えるために
部屋の配置を変える
“あるがままを受け入れる” それが存在の呟きだとして・・・
翼は鳥に似合う
「重いものを背負っていますか?」
おせっかいをやいてみる ...
鮭が鮭であるために
何をすべきなのかを
考えているようなら
僕はまだ鮭ではない。
鮭が鮭であるために
鮭以外にならぬよう
上すべりで川上りな
振る舞いを意識する。
鮭が鮭である ...
工場の煙突が
なんだか
昔よく好んで喫んだ
メンソール入りの煙草
マルボロのように見えた
工場はモクモクと
煙突から真っ白な
人間の魂を吐き出して
コンベアの上に
ゴロリ ...
なみだがとまらない
手首でぬぐうと
雨がたたく音がする
ねえ
ぼくのために
マッサージを予約してくれないか
そとは雨だ
想像する
どんな思いをして
...
昨年春から、実在したサラブレッド、レースをテーマにした、競馬ライターかなざわいっせい氏の「ファイト!〜麗しの名馬、愛しの馬券」というショートショート集を、オリジナル作も混ぜながら、連作作品としてシナリ ...
朝、目が覚めたら
春だった
君は知らないかもしれないけど
私たちは三十億年の昔から、
三十億回にわたって春をむかえている
そして、私たちの体は三十億回にわたって
内臓波動の生命記憶 ...
コンビニの灯りに集まるクラゲを
殺し屋はすべて撃ち落とした
その間にも人は計画を作り続けた
幸せになることはとても簡単だった
書いたばかりの遺書を握りしめて子供が走る
町はずれまで行 ...
ナオミ
明日の午前11時に
成田まで
誘拐犯があなたを 迎えにいくから
電車賃も忘れずに
ちゃんと早起きして行くこと
それから
東京中の名所を リストアップして
メモに ...
別に昆虫の話じゃありません
これは一種の開き直り
あなたは平和主義者ですか
わたしは違います
大仰に言ってみても
所詮 頭と胸
頭で知った理想を
胸にぶら下げて生きること
本音と建 ...
世界最短の詩が何であるか、皆さんはご存知だろうか。
恐らく誰もご存知あるまい、と筆者は思料する。したがって、この文の最後にもういちど、皆さんに同じ質問を投げかけるので、以下の記述を読んだ上で、あ ...
今日の日差しはとても暖かい
だからでしょうか
ほろ苦い思い出がふとよみがえりました
ピンクのビニールバッグを持って泣きながら歩いたあの夜のこと
たった30分だけの家出
今ではバッグ ...
我が社に知的障害持った青年が入社した
長い期間研修で頑張って入社した
彼は我々の新しい仲間だ
18歳の彼は真面目で優しい
彼を見ていると
健常と障害の違いは紙一重だと思う
彼の ...
小枝の別れめに すごした雪が溶けかけている
のしかかられた小枝は いつも 問いはしない
さまよいながら 降り募る 重さにただしなり
折れたら落ちる 回る季節に巡りを てばなし
花芽を ひとつ連 ...
曇り空だから
そんなに 映えない 姿だったけれど
透過100パーセントで 描いた
背景のような
美しい虹が 掛かっていた
出勤時 車窓から眺めた
一瞬の 煌 ...
二十歳が近づくにつれて
首を絞められるようになった
雨で濡れた道路を俯いて歩く
必死で生きていく
虚しさを感じる
この街のスーパーで働いている君は
僕と同じ街に住んでいるのに
なぜ会 ...
人が言葉に触れれば
それは音を立てて崩れ去るだろう
・・・人間というのは日常性の中に
埋没する為に存在しているというのか
人が音楽に触れれば
それはすぐに ...
わたしは覚えている
あなたはわたしの詩をよんで
あなたはわたしの言葉をよんで
これがすきだと
はにかむように笑ってくれた
わたしは覚えている
あなたは太陽の下で
あなたは吹雪のなかで ...
黒鍵を叩くと赤い雨が降る涙が出ないピアノも独り
君を呼ぶ声を遮る雨音がAm(エーマイナー)からE(イー)に変わった
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)
TAT
短歌
1*
14/3/31 2:22
太陽がもしも美しいブルーならば
〃
自由詩
3*
14/3/31 2:13
アゲハで見た光
番田
自由詩
8
14/3/31 1:31
自由にも
花形新次
自由詩
0
14/3/31 1:06
フラグ回収
ユッカ
自由詩
4*
14/3/30 23:50
俺の今生という名の道標
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
14/3/30 23:49
河原
マチネ
自由詩
2
14/3/30 23:36
ご用心
殿上 童
自由詩
21*
14/3/30 23:34
こんな風に思ったことはないですか
さとう 星子
自由詩
2
14/3/30 23:14
はんだ付けの夜
イオン
自由詩
4*
14/3/30 22:32
曖昧な一日
空丸ゆらぎ
自由詩
15
14/3/30 22:14
鮭が鮭であるために
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
14/3/30 21:49
桜のある工場
オダ カズヒ...
自由詩
6*
14/3/30 20:53
幸福
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/3/30 20:19
完成させよう。
平瀬たかのり
散文(批評...
3*
14/3/30 19:51
三十億回目の春
そよ風
自由詩
1*
14/3/30 19:45
simple plan3
たもつ
自由詩
9
14/3/30 18:53
ナオミから もう一人のナオミへの手紙
オダ カズヒ...
自由詩
2*
14/3/30 18:47
頭 胸 腹
ただのみきや
自由詩
15*
14/3/30 17:25
【HHM2参加作品】 世界最短の詩
ハァモニィベ...
散文(批評...
5+*
14/3/30 16:24
記憶喪失
〃
自由詩
2*
14/3/30 16:04
春の日差し
文字綴り屋 ...
自由詩
1
14/3/30 14:56
新しい仲間
ichiro...
自由詩
13*
14/3/30 14:14
巡花芽
砂木
自由詩
16*
14/3/30 14:08
虹のたもと
藤鈴呼
自由詩
3*
14/3/30 13:48
地元
北橋勇輝
自由詩
1
14/3/30 13:12
世界よ 滅びろ
yamada...
自由詩
1
14/3/30 12:01
おさななじみ
bookof...
自由詩
4*
14/3/30 11:21
黒鍵を叩くと赤い雨が降る涙が出ないピアノも独り
北大路京介
短歌
2
14/3/30 11:20
君を呼ぶ声を遮る雨音がAm(エーマイナー)からE(イー)に変 ...
〃
短歌
4
14/3/30 11:20
2267
2268
2269
2270
2271
2272
2273
2274
2275
2276
2277
2278
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
2295
2296
2297
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
4.81sec.