140323


粗忽な女なんか存在しないと
その男は思った
粗忽者はすべて男なのだと確信した
山間に住んで次第に山男のような風貌となり
里に下りてこなくなっ ...
雪に写すのは 苦しさに ちりじりになった心

雪に移すのは 物陰から覗き見る 豊かな人々への憧れ

雪に映すのは 影絵のような 古びた記憶の中の つらい出来事

雪にうつして 積み重ね ...
<死の手>
足の先から順に触れてください
のどを最後にして欲しいから
最後に呼びたい名前が
あるものですから

あなたもそうで
あるように

あなたもそうで
ありますように。

...
オボカタとサムラゴウチがクラスのうしろまえの席になった

ボクの弟はベビーシッターにもう三日預けたままだ

売春婦はほんとにかわいそうなのか

死ぬ直前じいちゃんが結婚した

消費税が ...
クネがクネクネパンチを繰り出すところを
素早くヘッドスリップでかわし
かわすと同時に一歩踏み込んで
得意の安倍ストレートを
クネのこめかみにめり込ませたれ!

蝶ネクタイのオバマは
レフ ...
知っているのにしない者は害をなす

この知っているの意味は知行合一の知のことだ

この知は利他の精神が基盤となっている

ぼくたち利己的なにんげんの

知は利己のこころが基盤となってい ...
バイクが走っている
私の名前を引きずっている
どうしてだろう
フェンスばかりが青くて
言葉は汗ばんでいる
買ったばかりの紙袋が風になびく
その側で人が笑っている
大人達はいっていた
色んな種類があるほうがいいと
大人達はいっていた
相手のことを考えなさいと
いっていた
大人達はいっていた
周りを見て様子をもっとみるのだと
大人達はいっていた
も ...
普通にながれる

おとなだから皆

落胆を隠してる

蛍光灯

板書の音

先生も

生徒らも

普通にながれる

おとなだから皆

落胆を隠してる


死ぬわけでなし

死さえ必然であるし

春の陽 ...
苔むした三色ねじり棒が
時折脈動しながら回っている

脳天の禿げた主人は
「皮脂がいかんのですわ、皮脂が」
と、言いながら
頭髪の洗い方を指南するが
なぜ実践しなかったのだろう
と、不 ...
一度だけ 今
悲しくなりそう
遠い日の出来事は
影に住んでいる

小さな頃にあふれてたこと
今更この目に映ってる

足元の木漏れ日は
万華鏡よりも輝いて
僕を励ましてくれる

...
ヘビーなのは
かなりヘビーなことが
今回の事件で明らかになりましたから
私としてはライトシッターをおすすめします
私を慰めてくれる
女性を探しています
年齢は22歳から52歳まで
お尻の大きい方
顔は問いません
(好きなタイプは剛力です)
四つん這いになった写真を
お送り下さい
時給15000円お ...
あのやまのかなたには

既にあるものがあるだけだ

定点はじぶんの肉体にあるのではなくて

こころを生み出す

脳のなかにあるのかも知れない


昼と夜の長さがほぼ同じなのだ

春分の日なのだ

なに ...
フラフラと
朧月の生温い宵に
プラプラと
妄想の尻尾をぶら下げて
ブラブラと
調子っぱずれの自律神経をナビにして

此岸の縁をそぞろ歩く

フラスコの中の
フラストレーション
...
「会社が潰れるかもしれない…」
夫が青白い顔でポツリと言う

「そう。じゃあ、じたばたしても仕方ないわね」
私は、パッションフルーツ入りの
プレミアムヨーグルトを食べながら答える
視線はス ...
16才の同義語としてゆらめくライ麦畑でささやかれ
星と犬と光を殺した

指の隙間で
きらめく雷が
凍死するから

モンシロチョウのようなナイフにとまる
メランコリーの羽の
炎の上 ...
{引用=


一 あの丘で


 あの丘で
 春風をむかえよう

 あの丘で
 花のかざりに
 微笑んでいよう

 あの丘で
 小鳥の歌に
 つらなっていよう ...
唄ってよ御礼に愛を込めるからクグロフ型のガトーショコラに ライバルの自分自身が強すぎて安いタルトがネチャネチャしてる ドーナツの穴から君を覗いても悩殺される(わかってて、した) 遺書が黙示録 自動ドアじゃなかった蜩鳴いている 一行で何人も殺せるペン先が細い  詩を書くという行為が、自分の中ですでに終わってしまっているんだということに、ぼくは数年前から薄々気づいていた。(作品に対する他者評価はさておき)キーボードに向かえば、頭で考えるまでもなく指先から勝手 ... 原色の世界を生きた
シグナルの点滅が眩しくて
伏せた目に 雪が積もる

知らぬ色
なかったことにしたいけれど
透明とは ちょっと違う

好きな事をしたいと
誓ったじゃあ  ...
三日月の
燃えるような匂いが、
遠吠えの森を
濡らし始めると
いまだ熟さぬ果実のような
青い吐息は呼応して
疾走の支度を始める
あてもなく
ただ、
匂いだけを頼りに
荒削り ...
夜の闇は恐ろしい
目の前に何がいるかもわからないのに
自分がここにいることだけがはっきりしている

いっそ
自分も含めここに何がいるのか
誰も何もわからなければ
よかったと
闇の中 ...
今から百四十億年、昔――
謎の巨大爆発があり
宇宙の闇は、生まれました。

科学のみでは計れない
(何者か)の意図による
ビッグ・バンの一撃は
この世の摂理に、重なります。

さぁ、 ...
ちゃんとお葬式はすませた?

そう だって もう死んだんだよ
死んだんだ

だからお葬式



望遠鏡買ってもらえたの?

月を
見ていた

はじめて知った
夜って宇宙だ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
粗忽な男あおば自由詩9*14/3/23 21:48
窓越しの雪いねむり猫自由詩214/3/23 21:31
死の手 など六編クナリ自由詩11*14/3/23 20:15
ことし吹いた風吉岡ペペロ自由詩714/3/23 19:32
日米韓首脳会談花形新次自由詩114/3/23 19:24
反動の知吉岡ペペロ自由詩314/3/23 19:15
simple planたもつ自由詩814/3/23 18:27
大人達はいっていた最都 優自由詩414/3/23 18:19
落胆吉岡ペペロ携帯写真+...214/3/23 13:25
理容店山部 佳自由詩314/3/23 11:10
夏休みの友達うみこ自由詩4*14/3/23 10:43
ヘビーシッター花形新次自由詩014/3/23 9:48
従私慰安婦募集自由詩014/3/23 9:36
あのやまのかなた吉岡ペペロ携帯写真+...214/3/23 8:53
FR/PR/BRnonya自由詩19*14/3/23 8:47
プレミアムヨーグルトを今日も買いに夏美かをる自由詩30*14/3/23 3:20
16才末下りょう自由詩4*14/3/23 2:05
小詩集【あおい瞳】千波 一也自由詩514/3/23 0:40
唄ってよ御礼に愛を込めるからクグロフ型のガトーショコラに北大路京介短歌014/3/23 0:11
ライバルの自分自身が強すぎて安いタルトがネチャネチャしてる短歌214/3/23 0:11
ドーナツの穴から君を覗いても悩殺される(わかってて、した)短歌414/3/23 0:11
遺書が黙示録自由詩614/3/23 0:10
自動ドアじゃなかった蜩鳴いている自由詩114/3/23 0:10
一行で何人も殺せるペン先が細い自由詩914/3/23 0:10
【HHM2参加作品】絶対的矛盾としての馬野幹について大覚アキラ散文(批評...414/3/22 23:02
三原色藤鈴呼自由詩0*14/3/22 22:46
狼たち千波 一也自由詩514/3/22 22:02
未来に向かって生きていけichiro...自由詩5*14/3/22 21:18
ビッグ・バン服部 剛自由詩4*14/3/22 21:16
葬列佐藤伊織自由詩414/3/22 21:03

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