起爆剤になる


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起爆剤

?起爆薬。?ある事を起こすきっかけとなるもの。「景気回復の−となる」

大辞林 第三版より
起爆剤になる


***
起爆剤

1「起爆薬」に同じ。2ある事態を引き起こすきっかけとなるもの。「事件勃発の―となった出来事」

デジタル大辞泉より
ふくれあがるは悲しみ

こぼれるのは涙

ひとすじの涙



 
I love you

烏の濡れ羽色の夜空に朔旦の月
見つめればピエロの薄い口元が新月の顔面に幻と浮かびあがる
吹けば 飛ぶよな 眉月のよな

収穫後の雪降りしきる田圃には濡れたエボニーの ...
12月の日本列島に、台風より大きな低気圧が上陸した。
「かつてない規模の雪雲が流れ込み、
 猛吹雪、記録的な大雪のおそれがありますのでご注意ください」
落ちてきそうな厚い雲を透かして私のあやふや ...
だれ だろーな だれ だろーな あなたは いったい だれ だろーな
あとらんてす むー れむりあ みすてりあす こだい じーん

あなたを おもう こころが いたくて おもくて
ききゅう  ...
{引用=
すけるほどにうすい、

絹のような繊維の束が、

みずうみのそこでゆれている、

身体の発育と、

精神の成熟のことなる、

理念で圧縮されたじかんの、

それらが ...
昨日空にひいた線を
ずうっとたどってゆくと着ける場所へ
ゆくのが夢なんだと思うようにしている

夢がないといけない気がするから

現実はさむい冬のままで
つかんでいなかったあなたの手が
...
(星との約束通りに秒針をへし折って、
文字盤から数字を攫った)

(曲線は人の奇跡だよ)


13番目の椅子の心地は
座った者にしか知らされない
私が歌うもの
消えてゆくもの
...
  あまい針を舐めながら あなたは
  世界の骨に温かな肉がともされるのを見ていた
  だれかがあなたの内側に積もった雪を道の傍に退ける
  そしてもう一人のだれかがその雪をさらに傍に退 ...
星 ひとつない夜空の下で
ピース一本肺にいれると
頭がクラクラ
幻想につつまれ
ウィスキーをグイッと
自分のなかに
人の慟哭がきこえてくる

彼を探そうと
ピースをもう一本
手に取 ...
女の人の持っている鞄が気になってしょうがなかった
遠くへ行けば行くほど 鞄を欲しがる様になっていった
ピンクのショルダー 
黒のハードな合成革に金の鎖のアクセントの物
軽量ダウン地のブ ...
 

 素通しの硝子窓に手をあてる
 冷たさが指先から染みてくる
 色合いのない平板な曇り空に
 送電線がいびつな罫線を引く

 息せき切って駅へと歩む人々
 何か買いたい物でもあるの ...
妻からの要求は
日毎に勢いを増していますが
フェラを引き換え条件に
拒否しています
食事の支度をしないなどの
追加制裁措置を匂わせ
更なる圧力をかけてきますが
わたしは絶対に負けません
...
明日がすぐそこまで来ている
ので
逃げるために意味を吐きだした
4種類の喧騒がもやもや迫ってくる
どうせならサラッと
綺麗な挨拶で

ポップスを口ずさむように
Bye for now!

いやあ
執念深いお前のことだから
夜のしじまにそろっとやってきて
お化けみたいに
また ...
あなたの中を流れやまない
液化した鋼鉄の重さと鋭さが
かつて組織の微細な織り目をうまく満たせなかった
あなたは組織の糸を切ったり駄目にしてしまったり
組織の織り目の綾に鋼鉄の流れを ...
体が動きません
息が少ししか出来ません

瀕死です

妻に毒を盛られました
してやられました

瀕死です

今日の晩御飯の味噌汁に
入っていたみたいです
妻はなめこ嫌いなので
...
ひとのために

じぶんのために、

誰かとともに。
着床にも降りる雪の塩梅があるだろうか、ぼくから共有を剥いだ残りがぼくだとして、小さく息を潜めていたよフェミニン、ぼくは遺伝子と膝を交えて話したい、欠陥を謝りたい、のべつ幕なしか押し黙るのか日本語では表 ... なにかを間違えているような気がして

ふいに立ち止まって振り返ったが

もちろん答えなど落ちていない

ただなんとなく

なにかを間違えているんだという気配が

点々と足跡のよ ...
深夜の寝覚め
小便もしたくないのにどうしたのだろう
開いた瞼の上に
電球色に落とした蛍光灯が温かい
冷蔵庫が時々なる以外は
とても満ち足りた静けさだ

隣を見る
そうか、あいつはも ...
例年にない大雪で
なれない除雪に悩む市民をよそに
ひたすらアパートの除雪に精を出す
あいつ

――大丈夫 おれ 雪国育ちだから


観測史上初を連日更新する中
近所の家々をまわり除雪 ...
つよがって朝まで寝顔見てるだけ後悔しても壊したくない わざとだよ傘とピアスの忘れ物予定通りに逃す終電 冬のカフェテラスに
会話はいらない

氷点下2℃

熱い珈琲と外套
そして
通りの向こうを
足早に去っていく
女たち

俺は
凍りついた椅子に
深く身を沈め
女たちのおっぱ ...
言葉にするんじゃなかった
自分の感じたことを 苦心して
やっと言葉にして発したのに
誤解され 非難され さんざんな目にあった
こころの思いというものを
言葉などで表現しきれるわけはないの ...
「ねえ、このお菓子すごいよ
 香料、着色料、保存料不使用だって
 やればできるんだ」
「そう、いいわね
 どうせアタシは香料使ってるし
 化粧で着色料使用だし
 サプリメントで保存料も使用 ...
  ひかりが鉄柵をすべりぬけ
  あなたの膝を白くよごした
  煤けた骸だけがあるく目抜通り、
  彼らのうたう寧ろふくよかな夜想曲に
  暫し立ち止まったのだろうか、あなたも
   ...
思い出すのはあの川沿いの桜たちの笑顔です。
ノイズ混じりの優しい歌。
いつかこの温もりを言葉にすることができたらなと思う。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ポエムとやくすとなんになるもっぷ自由詩214/12/21 23:15
poemを訳すと何になる自由詩214/12/21 23:14
殿上 童自由詩16*14/12/21 21:23
Sail to the moon and backとよよん自由詩3*14/12/21 19:54
雪月華自由詩1*14/12/21 18:04
古代人南無一自由詩2*14/12/21 18:00
とあるポートレートの印象、mugi自由詩414/12/21 15:58
空の栞朧月自由詩414/12/21 13:49
EMIT衣 ミコ自由詩4*14/12/21 13:20
あまい針草野春心自由詩514/12/21 12:09
一服鵜戸口利明自由詩1*14/12/21 11:12
為平 澪自由詩9*14/12/21 10:35
硝子窓青井自由詩214/12/21 10:17
大河ドラマ「クンニ勘弁」花形新次自由詩014/12/21 9:16
裸でガムを噛むはるな自由詩214/12/21 9:16
Dear Allkeigo自由詩214/12/21 7:59
孤独な人葉leaf自由詩314/12/21 5:20
瀕死です瑞海自由詩5*14/12/21 1:04
いいきかせてるわけでなくまきちぇり自由詩014/12/21 0:48
ぼくのユニバースへ、ようこそ乾 加津也自由詩6*14/12/21 0:31
手遅れ青井自由詩214/12/20 22:20
深夜にkeigo自由詩114/12/20 22:04
雪国の男子ただのみきや自由詩15*14/12/20 20:38
つよがって朝まで寝顔見てるだけ後悔しても壊したくない北大路京介短歌114/12/20 19:11
わざとだよ傘とピアスの忘れ物予定通りに逃す終電短歌114/12/20 19:11
ハードボイルド・スタンリー「冬のカフェテラス」花形新次自由詩114/12/20 18:45
言葉はいらない、いのちの歌を聴け南無一自由詩1*14/12/20 16:33
香料、着色料、保存料不使用イオン自由詩1*14/12/20 16:27
空耳草野春心自由詩314/12/20 16:02
桜たち水宮うみ自由詩1*14/12/20 16:01

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