古書店の百科事典や枯柳 冴ゆる夜の手錠の跡や膝の上 期日前投票が許されてんなら
期日後投票だって許されんだろ
と役所に今から行くって
電話したら、病院の電話番号を
教えてくれた
さすが行政サービス行き届いているねえ💃

仕 ...
コカ・コーラの缶とペプシ・コーラの缶が

深夜

ゴミ箱の底で睦言を交わしている

互いの肌の色を褒めそやし

互いのバーコードの形を讃え

標準化されることのない個別の愛 ...
雲ひとつない夕闇にこだまする

いくらもないたったひとつの夢なのに

悲しかったのはなぜだったのか

砦になりたいと思ったのはなぜだったのか


相殺されるような気がしたから

...
頭では 理解している つもりでも
心では 理解できていない よしなしごと

あなたの 言う事が
大変非常に至極最も最高最上級ですと
何が何だか分からない程の賛辞を重ねれば
あっと言 ...
貴方の皮膚を通して
内臓の間から
みえてくる
景色がある

物語のある景色が溢れ出す

その景色を
私は綺麗だと思う

貴方でさえきずいていない
太古の景色だったり
コタツの中 ...
一人暮らしの私の家に
奇妙な動物が紛れ込んできた
害はなさそうなので
飼うことにした
白くて丸くて
わりと愛嬌がある
たてがみは赤く
瞳はつぶら
私は日中この動物を
なでて
だきあ ...
触れるたびに焼けていく
純な雨が焼ける雨が
焦がしていく

生きて、生きて
柔らかな気持ちをぱりぱりに
それはきっと苦しみに満ちたもの

心の奥底に触れる手は焼け焦げ
神経は崩れ落ち ...
晴れない思考
陽射しの強いあちら側
古新聞を朝あさり
塀をよじ登る
他の景色を見ようとして

#あいうえお作文詩
昇進の日に丸いものを食べてはいけない。あるいは、昇進の日には誰にも挨拶してはいけない。私が通勤していると、電車の中で誰かが「昇進」と呟いた。するとその呟きはたちまちに感染していき、通勤電車 ... {引用=
八雲から落ちてくる
天粒を集めて
もう一度そのか弱い胸に
小さな灯が点れば
ワダツミへの道は開く

ココロの消えた後にも
美しいタマシヒは残るから

(Wa

古い名 ...
学校で
話しちゃダメよ
うちでどんな
新聞とってるかなんて

話しちゃダメよ
お父さんとお母さんが
どこの党に投票したかなんて

どうしてお母さん
戦争は人が殺されるから
反対っ ...
春を待つサフィニアに水をやりながら鼻歌を歌う君がカスミソウに見えたので
僕はささやかな幸せが壊れないように
そっと玄関のドアを開けた

哀しく広がる空と冷たい空気は
春を迎える頃
君たちを ...
誰かを責めることは
何かを為すことではないと
知っていながら
思っていながら
それでも
こんなにも難しい
ここでは
わたしには

まだらの夜に一声
鳥が鳴いた
かじかんだ足が
...
もっと上手く生きられたら

傘も飛ばされずに済んで
水溜りも避けて通れた

気づかないふりをして
痛みに触れてみても

生温かいものがあるだけ
きっともう動かない

ねえ、用意は ...
噛んだらだめだと思いながら読むことを 朗読という


噛んだら謝る ごめんなさいと



謝るために読んでいる


謝りたいから    



噛んで ごめんなさいと

...
  海がみえたあとは
  歯のかけた歌だけきこえた
  ぼくをわらっていたのだろう
  あなたがここにいたなら
  朝靄のなか、踊りながら
  「もしも」や「けれども」を蹴ちらしなが ...
陽の当たらない玄関の
下駄箱の上に置かれたガラスの水槽
その中に金魚が一匹 

夏の宵
太鼓の音や提灯に囲まれた広場の
入り口で掬い取られて 
運ばれてきた

  たくさんの兄弟と泳 ...
ずっと前から
大きな壁があって
私は背が小さいから
ジャンプしてもなかなか届かなくて

今はそれをも超えるような
大きな声が欲しくて
気持ちを伝える勇気が欲しくて
どうも上手く ...
こぼれた言葉が夢を覚めさせない 月を指差して とても綺麗な言葉を吐いた少女がいた
それはそれは綺麗なもので
真黒の風呂敷の中心に浮かぶ 銀にも負けぬ輝きだ

あたしは とてもとても聞き取ることに難儀し
とうには諦めてしまっ ...
もうずっと遠い昔に
絶望から一歩を踏み出して
歩いてきた僕だから
これ以上裏切られることもないし
やけのやんぱちにもならない

光りあふれ
花咲く道の途切れる先に
真っ暗な口を開け
...
このまま一日が終わって、その次の一日がはじまって終わって、またその次の一日を過ごすのもいいかなと思う。分厚い鍋あたたかいスープ、開閉を繰り返すカーテン。いいかなと思う、思うけど頷けない。黒い、新し ... 各界で今年大活躍の皆様に
お集まり頂きました
先ずは
世界初全盲の画家
サムラ&ゴウチのお二人!
続きまして
だっはあああああっ
でお馴染み
号泣県議野々村与太郎さん!
そして今年の ...
金属質の
部屋に座って
わたしが数をかぞえている

歯や髪や肌は
ただの歯や髪や肌であるのに
女 がぴたりとはりついている
脚にも喉にも唇にも

これより先は
数えるだけ失う ...
彼女が住む耳をふさぐ パニュヤミンスクの湖には
水上に暮らすサナクマ族がいた
サナクマ族は湖で採れる
キャビアを売った
年800億ドルにも満たない
お金で生計を立てていた
しかしその僅かばかりの
キャビアを狙 ...
もうただの人なんですから
何でもやって
飯食って行かなければならないでしょう
昔みたいに
チンペイにくっついて
朝の番組に出るわけにもいかないし
そこで提案です
すべてをなげうって出直す ...
水平線にハサミをいれる

入道雲との境に沿って丁寧に

ヨットの帆まで巻き込まないように気をつけながら

チョキチョキと切り進めるけど

水平線はどこまでも続いているから

ど ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
古書店の百科事典や枯柳北大路京介俳句214/12/16 18:32
冴ゆる夜の手錠の跡や膝の上俳句314/12/16 18:32
期日後投票花形新次自由詩2*14/12/16 16:26
コーラ青井自由詩314/12/16 15:03
たったひとつの夢吉岡ペペロ自由詩514/12/16 12:42
からかいの予測藤鈴呼自由詩0*14/12/16 11:06
貴方の景色そよ風自由詩214/12/16 7:41
ぽけもんやまうちあつ...自由詩4*14/12/16 7:20
焦がし雨這 いずる自由詩014/12/16 5:57
ゲットー自由詩114/12/16 5:52
昇進葉leaf自由詩514/12/16 4:10
羽織衣 ミコ自由詩414/12/16 3:28
ハナシチャダメヨフユナ自由詩5*14/12/16 0:47
keigo自由詩2*14/12/16 0:35
責難フユナ自由詩3*14/12/16 0:12
少女だったものときたまこ自由詩414/12/15 23:59
朗読求愛星団 高...自由詩114/12/15 23:54
エトランゼ草野春心自由詩314/12/15 22:39
冬の金魚イナエ自由詩16*14/12/15 22:33
いつか瑞海自由詩6*14/12/15 22:06
こぼれた言葉が夢を覚めさせない北大路京介自由詩614/12/15 21:48
月と会話した少女クロヱ自由詩4*14/12/15 21:40
絶望のあとにLucy自由詩19*14/12/15 20:51
、・はるな散文(批評...114/12/15 20:45
紅白の審査員花形新次自由詩014/12/15 20:08
金属質のはるな自由詩214/12/15 19:59
彼女が住む耳をふさぐ北大路京介自由詩314/12/15 19:56
ステッケントルメテスに捧ぐ2花形新次自由詩014/12/15 19:30
海江田バンジー自由詩0*14/12/15 16:06
水平線青井自由詩214/12/15 14:52

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加筆訂正:
絶望のあとに/Lucy[14/12/15 22:19]
「花に水をあげたり」を「花に水をやり」、「猫に餌をあげる」を、「猫に餌を与える」にそれぞれ訂正しました。イナエさん、ご指摘ありがとうございます。
4.6sec.