不知火の出て断崖に風の吹く 不知火や水平線へ鉄の船 みんな死にみんな桜となりにけり ハッピーターンの粉ばかり舐めて本物のUFO 賞味期限は見なかったことにして旦那にお菓子食べさせている 人間が好き人間が嫌いもう若くない おもい

つよくなる
ほど
かたむき

こわくなる

こころ

しめる

存在の不在

おもっても
おもっても
わたしは
横を
すれちがうことしかできないなら ...
閃光の一瞬
浮く身体
空を駆けて
目指すは銀河

今見えるものを
全て振りほどいて
新しい世界を僕と見よう

真っ暗闇を怖がる時間は
もう終わったよ

尖った星の欠片 ...
人に
地に
理に
とらわれません

または

人に
地に
理に
とらわれましょう
間違いは
誰にでも 有ること

だから 私は
責めない

責めたくなる
自らの 気持ちも

気にしたくないと
抗う 心ごと
シャットアウトして

この窓には ブライン ...
傷ひとつ負わないために纏う黒 磨いた爪で掻き鳴らすギター


縦横のパステルカラー過去形の絆ぬくめるクリームシチュー


空焚きで割れた土塊不機嫌を怯え見上げる視線から逃げる

...
October

少しずつ光は欠けていって 錆びた色の穴ぼこが残った
想像さえも追い付かない 途方もない物語を思った

相変わらずな毎日に紛れて ごまかすみたいに流れていく
だけど君がずっ ...
お前の恥ずかしい写真を持っている
これが公表されたら
お前は生きていけまい
だからといって
お前に何か要求するわけではない
ただ、俺が持っているということだけ
お前に知っておいて欲しいのだ ...
「たとえば」
と、あなたは話しはじめる
私は耳を傾ける

「僕は大トロが食べられない
 脂身の繊維の切れ目が、傷口みたいに見えるから
 僕は小学生のころ、肌が弱くて肩の皮膚がよく裂けて ...
前酪

 トロリーバスに新緑の空 ゆられて
 クイーンな休日 いかがお過ごしですか。

 グリセリンはもうとっくに植物性を過ぎたころだけど
 明日はきっと晴れる予報が当たりますよね。

...
{引用=―ルシーの物語を読んだ時、私は十四歳だった。物語のルシーは死んでしまったので、私はルシーの続きを生きなくてはならなかった。―}


     *

僕たちは何度もすれちがい
そして ...
恐ろしいことに
半分の心で僕は君と付き合っていた。
そのことに気づいたのは漸く人生も終わりかけた今ごろ。
君は随分前から気づいていたようで
頭蓋骨を開けられてから
口に出して言うようになった ...
穴の開いた心に水を汲む
すぐに流れてしまうのに
来る日も来る日も水を汲む
生きるためではない
生きている そう感じたいから
疲れたり 
笑ったり
今日もこうして水を汲む
いくら汲んでも ...
「世代が変わった」と
言われればそれまでだけど
何だかしっくりと来ません。
納得できません。


「時代が変わった」と
言えば説明がつくとでも?
誰かさんの受け売り 
さもオリ ...
 ネアンデルタール
ホモサピエンスと共通の祖先からのフォークか?
議論は絶えないが、少なくとも「人間」だったと思う。
膝を抱えた体勢での埋葬と献花。
暴力的では無いがゆえホモサピエンスに滅ぼさ ...
氷砂糖に雨が降る

静かに静かに雨が降る

溶けることに救いを求め
消えることに躊躇する

氷砂糖に雨が降る

静かに静かに雨が降る

甘い夢が濃くなって
白い結晶が視界を ...
僕はどうしたと言うのだろう
誰もが帰宅した夜の事務所
好きなOLさんのいすに座り
彼女のカーディガンを匂いながら果てた

その後始末のティッシュの処理を
思い出せないでいる
ちゃんとトイ ...
瞳の奥の天使
闇を手繰り寄せて紐解く

脱獄囚の烙印
死刑囚の歴史観
寄せ集めの笑顔で凌ぐ

論理のない戦い
爪を折られた指で
崖を登る

登攀者の緩み
大地という母の目論み
...
ぼくの手には枯れた花束が握られている
ドライフラワーと言うにはあまりにも古びて褐色に焼け
死滅の象徴のように脆く硬く固結して動かない
重さのないその花束を捧げぼくは丘に立ちつくす
過去を懐かし ...
自分の秋との淋しい約束
ひとつ夜空に放り投げ
残った右手でコインを捜し
みつからなかったあてどなさ

自販機、君もそうだねと
横っ腹の泥みて思う
こたえる元気も失くしたか
いつまで、こ ...
水溶性の月光が
湿った虚空に溶けて
僕の髪を濡らすのだ
ああ赫い果実よ

黒い海に溶けた手紙
底の砂に埋もれる君へ
枯れた花束を贈る様に
ああ昔日の想いよ ...
ちょっとフラッとしよう

って誘う、そんな君の声が

なんとなく少しシャープ気味で

僕はなんだか嬉しくなるだけ
 秋の雲、と聞くと鱗雲のような、空の高い層にある雲を思い浮かべるが、その日の雲はロールパンのようにふわふわとした、いわゆる綿雲だった。言ってみれば季節はずれのその雲の形に、それでも僕が秋を感じたのは、 ...          加齢にせきたてられ
          老化にさいなまれ
      しののめの 青いひかりも
           知らず 解らず
     レム催眠に 翻弄されている
...
涙をながした後気持ちが
すっきりするのは目にゴミが入った時
洗い流したり目の乾燥から守る為だそうだ
なぜ人は悲しくなると涙が出るのだろうか?
それは悲しいと言う気持ちが体の中にためて
置けな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不知火の出て断崖に風の吹く北大路京介俳句214/10/25 22:07
不知火や水平線へ鉄の船俳句214/10/25 22:07
みんな死にみんな桜となりにけり俳句214/10/25 22:06
ハッピーターンの粉ばかり舐めて本物のUFO自由詩114/10/25 22:06
賞味期限は見なかったことにして旦那にお菓子食べさせている自由詩114/10/25 22:06
人間が好き人間が嫌いもう若くない自由詩214/10/25 22:06
どうきはなもとあお自由詩614/10/25 21:35
眼を裂く青瑞海自由詩5*14/10/25 21:29
囚われません水素自由詩114/10/25 20:00
閻魔台帳藤鈴呼自由詩014/10/25 19:52
インタビュー深水遊脚短歌2*14/10/25 19:13
Octoberitukam...自由詩1*14/10/25 18:17
恥ずかしい写真花形新次自由詩014/10/25 18:14
大トロが食べられない栗山透自由詩414/10/25 18:05
プリーズフリー(ズ)結川菜青自由詩614/10/25 17:59
誕生Lucy自由詩10*14/10/25 15:08
中途半分……とある蛙自由詩13*14/10/25 14:30
根っから て訳じゃないただのみきや自由詩18*14/10/25 14:27
世代、時代、あっそう。komase...自由詩3*14/10/25 14:26
旧人と呼ばないでドクダミ五十...自由詩2*14/10/25 12:49
氷砂糖mayaco自由詩314/10/25 11:58
ホムンクルス和田カマリ自由詩5+*14/10/25 11:41
脱獄囚梅昆布茶自由詩1014/10/25 8:44
Giton自由詩1*14/10/25 8:30
その歌 ver.2もっぷ自由詩414/10/25 4:00
廃墟の屋上でxxxxxx...自由詩214/10/25 2:31
なちゅらる楽歌自由詩414/10/25 0:44
秋の雲八布散文(批評...214/10/24 22:44
街はずれの譫言(四)信天翁自由詩314/10/24 22:30
リィ自由詩2*14/10/24 22:04

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