遠くより 近くの方が 大事なの 足を動かす それなのに
あなたが好きな{ルビ理由=わけ}?
それは決まってるよ
あなたがあなたに生まれたセンスが好きなんだ
それでいいんだと思っても やっぱり辛い時はそうはいかなくて
辛い心がヒリヒリするんだ
とにかく向き合って抱きしめて痛みが抜けるようにそうしていこうずっと
自分を持って
自分なりに
それってなんでこんなに難しいんだろう
地球市民である前にニッポン人である自分の足元が視えていますか。
お隣の少年に、おばちゃんに、いったい何が起きているのか
見出した心配事に差し伸べる手を持っていますか?
限界から眼を背けてはいませ ...
フランスというのはダチョウの名だ
ダチョウは車のサイドミラーの角度を直すと
振り向いてぼくにこう言った
慣れたか?
えっ?!
この土地に慣れたかって訊いてんだよ
車のキーをまわすと ...
「在宅のみとり講習会」という見出しが眼にはいった時
「のみとり?」と思ってしまった
ペットの蚤でも発生しているんだろうか・・と
普通に思ってしまった
記事をよく読むと
「在宅のみとりに必要な ...
たとえ目を見開いていても
まるで目を閉じているかのような
黒い黒い宇宙
瞼の上から眼球を押すと見える
青紫の逡巡
網膜の裏の血管がちらつく
波打ち始めた模様の後に
現れた白い ...
外を歩いていると時々
場所によって周りの空気が変わる時がある
たとえば匂いだったり暖かい時や寒い時もある
きっとたくさんの人や動物たちがその場所で
何かを想い空気の匂いや温度を変えて
想いを ...
おちた。どこまでおちたのか、わからない。おちた。まだまだと、おちた。じゆうだと、わらっていたのに、ないている。おちる。たすからないと、かんづいていながら、おちる、ゆうやけ。
ぺしゃんこのパン
ぺしゃんこのパンのしゃしん
ぺしゃんこのパン
ぺしゃんこのパンのしゃしん
ぱしゃり
ぱしゃり
ぱしゃり
ぺ ...
あのね あのね
夜の交差点
五月蝿くて
時を止めたの
タイツを脱いで
アスファルトと接する足が
痛くて ゾクゾクするの
高級車に引っ掻き傷をつけて
十字の交差点で
見 ...
千羽鶴を折るという友につきあって
折り紙を手にしてみた
信じてなんかいないけど
お祈りをしている気分だ
願い事はかなわない
そう信じる方が
ちょっと生きやすいとおもう
でも
...
穴を測る
縦の長さと横の幅と
私がよじ登ってきた深さを
塞ぐのに必要な
土の量を知るために
そして
もし塞げないならば
この穴を渡す橋を
かけるために
土に手を置いて
穴を ...
くろく濡れそぼる屋根屋根に
遠くから投げつけられた
弱い夕やけが跳ね返り
つかの間の晴れ間
雲の一部を茜に彩り
降りてくる薄墨のカーテンに
泣きぬれた瞳のような
ほほえみを彷徨わせ
滲 ...
乾麺でも手打ち麺でも
いわゆる「パスタ」の
ソースで美味しいのは
トマトソースだよねえ
出汁はチキンと野菜さ
香りが強い野菜が良い
沸騰した湯に鶏ガラを
予めよく洗い少し炙る
ふつふつ ...
物音に ビクリとする癖と
心臓が バクンとする音が
交互に揺れる 真夜中に
どうか 迷わずに 生きろと
背を 押されているようだと
安心できるような
不安も有るけれど
安 ...
血管の青筋
切れば赤い血
青い空ににじみ出す
夕暮れの赤
葉は青々しげって
頂く花の赤さ
*
真赤な血潮
青ざめる相
明ける赤い朝焼け
徐々に青く透き通 ...
全く故郷ではない場所で
帰って来たと思った
歯医者近くの薬局だった。
流動体のオブラートをぼおっと見ていたサラリーマンが、自動ドアと私に気が付いた。
上目づかい。流れる血が死んでいて。そこをま ...
どこをはてとしらず
さまようひとひらのはなびらよ
しるべなきうなばらに
うんめいのままに
やみのよなよなあれくるうなみに
のまれるなかれ
しずむなかれ
かろやかになみのかしらにうかべ
...
運転手は君だ
だけれども
車掌は僕だ
お年寄りや子供そして女性が
席に付くなり手すりを掴むなりせぬのに
いくらダイアに忠実であろうとも
乱暴な発車は許されぬ
後部乗降扉に隣接された
車 ...
私の望みは
大きくはない
お金
仕事
仲間
それから
かばん
趣味
私の趣味はなんだろう
歌うこと
詩を書くこと
見上げること
見上げて
あなたより少しだけ
幸せに ...
ヒビだらけの水
ずずり音濁嗜好が空破りがらみ
直行
景色のガラス光沢向かうは
ずの劈開なでとるヒフもち浪も
粉々でもなく色寄り
よって血かためうがたれるミの
ろろ土の部分なおまえ
なく ...
自転車である日
どこかへ向けて やみくもに
車庫の自転車をこぎ出したことがある
白いペダルをふみこんでいた
そして 誰もいない場所へ
暗闇の僕の目には見えない方へ
きっと ...
一睡の中に落ちていく 歯 水
球体が内部に孕んだままの 歯 車
軋み 一睡の中に落ちていく 歯 水
球体が旋回しつつ孕んだままの 歯 車
命はない 命はない 命はない 命はな ...
吐いたため息をはさんだサンドイッチをいっしょに食べてよ
病んだ手が襖を開ける後の月
後の月祖父の形見のネックレス
不知火の下に嫁入り前の龍
有給休暇を団栗にかえてもらっている
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ムズい
陽向
短歌
2
14/10/28 0:07
センスが好き
〃
自由詩
5
14/10/28 0:06
心を抱きしめる
〃
自由詩
2
14/10/28 0:05
自分を持って自分なり
〃
自由詩
1
14/10/28 0:03
地球市民である前に
もっぷ
自由詩
4
14/10/27 23:45
アフリカの匂いがする
オダ カズヒ...
自由詩
2*
14/10/27 23:21
のみとり
Lucy
自由詩
23*
14/10/27 23:21
天王星の近く
凍月
自由詩
2*
14/10/27 22:02
おもい
リィ
自由詩
2*
14/10/27 22:00
October 2014
within
自由詩
0
14/10/27 21:29
ぺしゃんこのパンのきぶん(2014.10)
新嶋樹
自由詩
0
14/10/27 21:23
虚ろ移ろう
瑞海
自由詩
4*
14/10/27 21:18
願い事をする夜
朧月
自由詩
3
14/10/27 21:15
穴を測る
フユナ
自由詩
9
14/10/27 19:42
降りかかる闇の前に
Lucy
自由詩
9*
14/10/27 19:22
おいしいよ
ドクダミ五十...
自由詩
3*
14/10/27 18:54
心の騒音
藤鈴呼
自由詩
1*
14/10/27 18:38
赤と青と
シホ.N
自由詩
1*
14/10/27 17:15
油性・水性
マチネ
自由詩
1
14/10/27 16:50
旅人
花咲風太郎
自由詩
3
14/10/27 10:04
発車オールライト
ドクダミ五十...
自由詩
0
14/10/27 8:53
鳥の歌
uminek...
自由詩
12*
14/10/27 7:02
音濁
ねぴ
自由詩
2
14/10/27 3:16
確かに結婚したけれど
番田
自由詩
2
14/10/27 1:00
回転
佐藤伊織
自由詩
2
14/10/27 0:23
サンドイッチ
かの
自由詩
2*
14/10/26 23:06
病んだ手が襖を開ける後の月
北大路京介
俳句
1
14/10/26 22:54
後の月祖父の形見のネックレス
〃
俳句
0
14/10/26 22:53
不知火の下に嫁入り前の龍
〃
俳句
0
14/10/26 22:53
有給休暇を団栗にかえてもらっている
〃
自由詩
0
14/10/26 22:53
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
2060
2061
2062
2063
2064
2065
2066
2067
2068
2069
2070
2071
2072
2073
2074
2075
2076
2077
2078
2079
2080
4.19sec.