ぼくらはアリだ
アリより小さいかも知れない
命さえ持たないものなのかも知れない
宇宙から覗いてなにが悪い
ぼくらは命さえ持たないものなのかも知れないのに
アリが儀式をして ...
洪水の後の濁った水に
どこからか虹がそそがれる
十一月の坂を
十一月の海を
去ってゆく影
灯りのはざま
肺の宇宙
咳き込むたびに
色を失くす径
焦 ...
インスタント食品はすごい
普通なら1〜2時間掛かる料理を
2〜3分レンジでチンすれば出来上がるのだ
味は美味しく手間も掛からない
最近は色々なインスタント食品が増えて
手作りの料理なんてめっ ...
誰もいない森
上空の星
針葉樹がゆれる
土に沁みた水
雪になって帰ってくる
おかえり
また会えたね
神さまの足に蹴っ飛ばされて
コロコロと顔色を変えるような
サイコロ人間になるよりは
ポーカーフェイスな魚になって
ぴちぴち生きていきたい
どこからともなく聞こえてくるのは
つぶやく ...
イナフは目を閉じ 耳を閉じ つま先をそろえて12時方向を見つめている
その列車はやってきた。
サフランの花畑のなかを その列車は 悠然と走る
花たちは その風に揺られると まる ...
俺ならこうキャスティングする
注:( )内はオリジナルキャスト
島田勘兵衛(志村喬)・・・・スマッシング・パンプキンズのボーカル
菊千代(三船敏郎)・・・・亀田3兄弟
岡本勝四郎(木村功) ...
風景を壊しながら
ゆっくり歩いていたら
感傷が45度に傾いた、
存在が比喩のような君が
新しい名詞を
街にばらまくから
リリカルに死んだ思い出が
一瞬で
胸の中にひろがる、
...
目眩のする夜
夜風にあたって溶けてしまいたい
青い閃光
体の周りで光っている
振り払おうとフラフラ
まるでバレエのようね
雨に濡れたアスファルトで
ワルツを踊るの
頭が ...
アゲハに向かって
サナギの頃の
あだなを呼ぶものはおばかです
晴れたり曇ったり
賭けをする空の下
泣いたり笑ったり
旅をする蝶がいて
(幸あれ、と言ってみる)
サヨナラを言 ...
冬の鋭い空気に皮膚が擦れる
首の下をすり抜けていく冷たさ
固くなる指の関節
N市に雪は積もらない
部屋の奥の奥まで今朝は
白い日差しがのびていた
たやすく鎖せる六畳間では
ひ ...
トイレに駆け込み排便する
ああ、すっきり!
尻までしっかり手を伸ばして拭き取った後
レバーを下げれば
ばい菌まみれの そのおぞましい物体は
あっという間に流れ去る
そのうち臭いも消えるだろ ...
今、空の底にいます
屈折した光に包まれて
案外うまく歩けています
地図を読むことは
相変わらず苦手だけれど
磁石を温めて
風を読むことが出来れば
目的地にはいずれ
たどりつくかもしれま ...
極上の微笑みをあなたにあげる辛くったっ
て悔しくったって髭を剃れないでいるあな
たが眼鏡を外したあなたが大好きなのに変
わりはないから知らぬふりの極上の笑顔を
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私
心が凍えそうな夜
カレーなんだな
みすかしたように、カレーなんだな
あなたが思いついたように
乱暴なことばを荒げているころ
スタジオではあなたのような顔が
感動に値段をつけている
私は愛を知らないからと
あなたはなんだって吩咐かる
ささくれ立った棒を突き立 ...
遅咲きの花の命や鐘の音
二回目の結婚前夜ライラック
オペ前の消灯時間淡い月
式場に俺だけ
僕の家ではないわけか
オチのない話が臨時ニュースに救われている
風はどこに流れるのだろう
そんなことを
僕は考えていた 街並みは続いていく
誰もいない午後
路地を歩くと
一匹の猫を そして 見かけた
言葉は少ない 午後
人は行く当てを無くして歩いて ...
ゼリー色の夏休みだから
子供うさぎたちは公園に集まってラジオ体操をします
大きい子から小さい子、耳が垂れてる子からピンと伸びてる子
重そうなお尻の子や、軽くて風で転がりそうな子
大人うさぎがラ ...
痙攣も一つのちいさき愛なるか吾が身ふるわせ何を告げたし
三歳がみあげしきみはいまは骨あおぞらならばいま秋立ちぬ
春の日の嵐ほどにも鳴らぬまま秋風ゆきぬ手荷物もなしに
そと ...
トイレットペーパーを
何重にも巻いて拭いた
慎重に拭いたのに
中指の付け根に
うんこがちょっと付いた
ちょっとだけど
臭ったら
完全にうんこの臭いがした
気を取り直して
...
悲しみのあまり
地球の上に這いつくばっていると
マントはもっと青くなる
おめでとう
これでようやく
動物の仲間入りだよ
頭上を銀河鉄道が
通り過ぎるのを気付きもせずに
四つん這いのまま ...
猿を幾つか重ねていくと
次第に都市のかたちになった
ブランコでうつむき、砂を蹴って
風にさがしていた あなたの胸のにおい
{引用=
パーティ
}
さらりーまん・まんいんでんしゃ・はいいろのエレクトリカルパレードみたい
ニセモノの綾波レイにサヨナラを これもぼくらの作詞作曲
は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アリの儀式
吉岡ペペロ
自由詩
4
14/11/17 23:02
ひとつ つまさき
木立 悟
自由詩
1
14/11/17 23:01
独り言7
リィ
自由詩
1*
14/11/17 22:32
途中で涙に
mizuno...
自由詩
3
14/11/17 22:18
エレミタ
八布
自由詩
4+
14/11/17 22:09
『サフランの髪飾り』
座一
散文(批評...
3
14/11/17 21:37
七人の侍をリメイクする
花形新次
自由詩
0
14/11/17 21:24
破壊の季節
左屋百色
自由詩
9
14/11/17 21:13
三拍子の彷徨
瑞海
自由詩
5*
14/11/17 21:00
挨拶のはじまり
やまうちあつ...
自由詩
1*
14/11/17 19:40
学生
萩
自由詩
1
14/11/17 17:39
浄化
夏美かをる
自由詩
21*
14/11/17 16:35
この手の先にある空の果て
そらの珊瑚
自由詩
21*
14/11/17 10:40
思い切り
中原純乃
自由詩
3*
14/11/17 10:39
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私
もっぷ
短歌
4
14/11/17 1:57
カレー
殿上 童
自由詩
23*
14/11/17 0:36
オルヴォワールの漸近線
ピッピ
自由詩
2
14/11/17 0:19
遅咲きの花の命や鐘の音
北大路京介
俳句
4
14/11/17 0:00
二回目の結婚前夜ライラック
〃
俳句
2
14/11/17 0:00
オペ前の消灯時間淡い月
〃
俳句
1
14/11/17 0:00
式場に俺だけ
〃
自由詩
3
14/11/17 0:00
僕の家ではないわけか
〃
自由詩
3
14/11/17 0:00
オチのない話が臨時ニュースに救われている
〃
自由詩
3
14/11/16 23:59
冬の小道を吹く風を
番田
自由詩
0
14/11/16 23:56
童話(ラジオ体操のうさぎ)
クローバー
自由詩
3*
14/11/16 23:06
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
もっぷ
短歌
2*
14/11/16 21:08
尻拭き紙と地球儀「うんこ」
花形新次
自由詩
1
14/11/16 17:39
青いマント
やまうちあつ...
自由詩
1
14/11/16 17:23
憧憬
草野春心
自由詩
0
14/11/16 16:58
タイトルのない絵本
しろいろ
短歌
7*
14/11/16 16:33
2039
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
2060
2061
2062
2063
2064
2065
2066
2067
2068
2069
2070
2071
2072
2073
2074
2075
2076
2077
2078
2079
加筆訂正:
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
/
もっぷ
[14/11/17 1:17]
孤蓬さんから戴いたご指摘を参考にして直しました。
5.03sec.