もしも自分が困っている時に
誰かが手を差し伸べてくれたら
うれしいよね
もしも自分が傷つき泣いている時に
誰かがそばにいてくれたら
おちつくよね
もしも自分がさみしい時に
誰かが ...
水に溶けるフィルム。
消えてしまえ、記録ども。
下手なコピーみたいだねって
つながった掌の湿り気
そこから溶けだしていたとも知らずに
私が私になるために積み上げたものが
ゆっくりと ...
不謹慎ですね
きっと
でも笑ってしまいます
感傷を持ち寄って
灯して酔いしれて
そうゆう時と場所が欲しいのですね
明日への活力
というより
デトックス
上手くできる人ほど
生き方も ...
あのひとを
想うことは
あのひとの
闇を おもうこと
はじめまして
わたしは
しきゅう
はじめまして
わたしは
らんそう
わたしたちは
じょせいの
おなかのなか
ちいさな
いのちを
はぐくむもの
そして
しんぞうや
...
無くしたものを数えていると
入ってきた物盗りが
骨髄を持っていってしまった
寒空の下漁り尽くされた
ワゴンセールの片隅に追いやられて
ひっそりと息を潜めている無力感と
...
長い針が真横になって
短い針がますます短くなって
まもなく11時になります
いち
じゅう
せん時28分は
時計が砂になって溶けます
それからは35分毎に
針が地べたを歩きます
赤い汗 ...
残されたポールの気持ち考えてレノン忌に聴く赤盤青盤
おかあさん、ジョン・レノンが生きててもうちの村ではライブしないよ
変顔するたびに割れるものがある
俺の仇を俺が取る
それぞれの想いに世界を覆う空気がマーブルに
色を成して 溶けてゆく
包まれている
私が体験した訳ではない友人の痛み
ただ立ち尽くしながら体中から煙に塗れるように語りかける
...
窓を開け
冷えた空気で
肺満たす
凍えゆくのは
さびしきこころ
懐かしい カセットテープを 取り出して
頭出しに イライラ イララン
要らないと 癒える曲なら いざ知らず
今 出さないと 二度と出ないの
お化けとおんなじ? なら出ぬ方が 良いも ...
部屋の隅にわだかまっている未知が
目を覚ます前に、おいとまします。
降り積もる夜が、達する、前に。
僕は鞄の口を開けます。
生命のないところへ行きます。
正しいのは君たちなのです。
...
ああ、またも未明の刻
窓の外の東雲に
ぼんやりと
耳を傾けている
また明日
って昨夜見送ったはずが
きまり悪そうに
夜中に起きてきて
つまらなそうにタバコ吸ってる
もうすぐ
...
誰かさんが
クリスマスイルミネーションをみたいといいはじめる
いまさらロマンチックなんてねえ
ちょっと時間の風に疲れているのかもしれない
どうせなら宇宙のイルミネーションを眼にしたいものだ ...
夜更けのキッチンの窓辺に置いてあるクロッカスの白いふさふさな根っこが揺れた
ボイルしていたエビが跳ねた
ハードボイルドな銃声に
星もわたしもたじろがない
それはフィクシ ...
ビールは水曜のネコ。
おつまみは柿の種。
映画は、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のスプートニク2号で月にいったきり帰ってこなかったライカ犬に比べたら僕はまだましさと言うイングマル少年、「トレイン ...
夜はぬかるみ
家のない鳥たちは
飛び続ける
(落ち続ける)
指差して灯るのは
あかるいのは嘘ばかり
やさしくて生ぬるい
半分のからだを
半分の誠実で包み
越えようとした
...
ラークジーが
己のシハンガーを
セレメンターゼエポキドスと
引き換えに
チャリオトマに渡したのが
メタタス暦125年のことだ
それを切っ掛けに
ラークジーは没落し
代わって台頭してきた ...
息は吐くそばから冷えて
凍った頬をもっとかたくした
ちっともこわくなかったよ
死ぬことも生きることも
きみがいないことに比べれば
バナナ軸レモン曜日に真っ直ぐに
洗い場にぽんぽんぽんぽタヌキノコ
赤ちゃんのほっぺのまろみ三毛がペロ
君の背のくろいのりしろ押さえてる
プロ級だ ...
もういい加減
煩わしいことから
解放されたい
ごちゃごちゃ言う
奴らを黙らせたい
来年は
平穏な気持ちで過ごしたい
人類三回絶滅出来る分の
核兵器を持ちたい
持てば、三回ぐら ...
ダメよ〜ダメダメよりも
全然上のように思うのだが
シェシェシェのシェーの
人気が思ったほど上がらない
何故だ?
犯罪者の発した言葉だからか?
家庭で、学校で
子供たちがこぞって
「シェ ...
砂漠の中
真白のシェルターに
二人は震えて いた
彼女彼らは
命を生む仕事を任された
彼の血で種ができ
彼女の涙が水となる
殺伐とした砂漠に
一枚の葉がしっかりと生 ...
厳かな儀式でもはじまるのか
水を打ったような静けさだ
正面に目を向けると
沈黙を制した魔術師然とした
真っ黒な燕尾服を纏った男が
両肩をいからせる
雄弁なその背中から
鬼のような ...
冷え切った指を折り数える
何年経ってしまったのだろう
震えてしまうほどあたたかな
思い出は両手からこぼれていく
冬枯れに弱く浮かぶあの星へ
巡り会える所まで
あと幾 ...
紫がかった白い花を幾つか摘んで
古い白い穴のあいた小舟に乗る
湖へゆっくりと漕ぎ出しながら
細切れにした思い出は通った道に浮かべてある
穴のあいたこの舟はちょうど湖の真ん中で沈 ...
前回、女の子が元気な映画をご紹介させていただきましたので、今回は私情に残る男の子が暴れまわる映画を、ご紹介。最初はそういう意図はなかったのですが、結果的にそうなってしまったわけで。
高倉健さん、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
だれか
リィ
自由詩
2*
14/12/10 22:36
水溶性キネマ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
3*
14/12/10 21:29
それは素直なひねくれ者
ただのみきや
自由詩
17*
14/12/10 20:45
純愛
佐和
自由詩
2
14/12/10 19:59
心のはんぶん/プロローグ
川瀬杏香
自由詩
9
14/12/10 19:01
皮と肉と
北井戸 あや...
自由詩
1
14/12/10 17:28
イレヴン オ’クロック
和田カマリ
自由詩
0*
14/12/10 16:09
残されたポールの気持ち考えてレノン忌に聴く赤盤青盤
北大路京介
短歌
2
14/12/10 12:28
おかあさん、ジョン・レノンが生きててもうちの村ではライブしな ...
〃
短歌
6*
14/12/10 12:28
変顔するたびに割れるものがある
〃
自由詩
1
14/12/10 12:27
俺の仇を俺が取る
〃
自由詩
5
14/12/10 12:26
銀河を渡る飛行機雲
朝焼彩茜色
自由詩
14*
14/12/10 11:54
冷たい朝に
北井戸 あや...
短歌
1
14/12/10 11:33
頭出し 頭に来るし イラつくし
藤鈴呼
自由詩
2*
14/12/10 10:13
2 a.m.
梅宮迷子
自由詩
5*
14/12/10 9:55
放心
keigo
自由詩
0
14/12/10 6:37
夜。 クリスマスイルミネーション
梅昆布茶
自由詩
9
14/12/10 5:49
重星のこすれる音
阿ト理恵
自由詩
8*
14/12/9 23:36
水溶性キネマ
〃
自由詩
6*
14/12/9 23:34
半分のからだ
はるな
自由詩
3
14/12/9 23:25
ステッケントルメテスに捧ぐ
花形新次
自由詩
0
14/12/9 23:18
凍った頬
はるな
自由詩
4
14/12/9 23:18
ゆるやみなやみ
ふるる
川柳
6*
14/12/9 22:39
年末だから核武装したい
花形新次
自由詩
1
14/12/9 22:15
意外と広まらない
〃
自由詩
0
14/12/9 21:47
いのちともしび
瑞海
自由詩
2*
14/12/9 19:28
背中の上の最終楽章
keigo
自由詩
1*
14/12/9 18:29
冬枯れ
北井戸 あや...
自由詩
3
14/12/9 16:16
そこにある町
〃
自由詩
6*
14/12/9 15:24
ボクの名画座—映画あ〜じゃこ〜じゃ—第四館
平瀬たかのり
散文(批評...
4*
14/12/9 14:19
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2060
2061
2062
2063
2064
2065
2066
2067
2068
2069
2070
2071
2072
2073
2074
2075
2076
2077
2078
2079
2080
2081
2082
2083
加筆訂正:
彼女の名は、るーしー。
/
るるりら
[14/12/9 15:52]
二行目 「自分の」を加筆しました。助言ありがとうございます。
4.2sec.