わたしはわたしの詩の中から
書いているわたしを見つめていた
ある日それは贅肉を削ぎ落とす行為
やがて臓器を切り売りして
かつて愛したものの首を絞め
部屋中に灯油を撒いた
見限ることにしたの ...
ピース、ランドセルのぼくらは歯科医院があくまの要塞だった
痛みもかなしみもいつかぶっつぶせると思ってた
竹馬にのりたくて血豆をつぶしながら
太陽にゆびさきふれた、ふれたぼくらはピースをした
...
二夜連続の夜マックマクマクな私に召し上がるなんて言葉似合わなすぎてちゃんちゃらおかしいから何をという部分考えてみるけど食に興味ないニンゲンには何をすら思い浮かばなくて腹がふくれりゃいいと宣イマスます肥 ...
メインストリートからちょっと外れた裏通り
やや湿っぽい陰翳をおびた空気
そこに潜んで居るだろう様々なものを感じながら歩く
舗道の石畳の下に埋蔵された都市の歴史
踏みしめて行った無数 ...
冬の夜が始まる
足もとにはタペストリ
藍色に挟まれる
精神のカルテのようだ
深刻に考えても
始まらない、冬の夜だ
羨みたくなかった
傷つけたくなかった
...
きつくてとことん参ると
トマトジュースに涙を一滴
オレん血ジュースと言い張って
飲み欲して寝る
血が濃くなれば
根性も濃くなるかな
あっ、三杯は飲み過ぎかな
「二日良い日」になるかも
ハンバーグの中身が
生焼けなのが許せないから
ハンバーグ似の女(自称詩人 秋風マヤ)に
文句を言ったら
ハンバーグはタルタルステーキが元なのよ
だから、生焼けだって構わないの
と訳の分から ...
焼肉屋へ行き野菜だけ食べている
死ぬ間際にダジャレを言った
ゴルフウェアで葬式に出た
崖で演説している
領収書をヤギに全部あげた
サスペンスだが犯人がいない
泣きな ...
酷く咳き込む夜は
細切れの夢を泳ぐ
咳の為に目が覚めて
また眠ってはまた咳き込む
「マスクを付けなくちゃいけないよ。」
夢なのか夫の声なのか
ふわふわと聴覚は曇り
暑くて堪らない ...
ものごころがついた頃から
僕はどこまでも透明に近い
風船だった
鳩時計式の心臓から伸びる
静脈と動脈が一番こんがらがったあたりに
震えながら潜んでいる僕自身を
誰もがたやすく見つけ ...
あなたが残していった傘が
寂しさの影を落とす
夕方には帰らないとダメなの
あなたと食べたコンソメの匂いが
苦しさの色を移す
また来週会いましょう
あなたの名残が
私を苦し ...
芝生の広い公園を歩いて
廻りには なにもない 誰もいない
影が横を通り過ぎる
空一面 真っ青の空間に
真っ白な 小さな雲
宇宙からの便り 風に導かれ 流れていく
気 ...
おおきな鉄の
かばんは
おもい
かばんのなかには
かばんのかたちの
空間が
ひとつはいって
いる
よってたかって
見つめられた
少女や
きれいに
彫られた蝶などが
ま ...
土日は仕事休み
何だか心が軽い
楽しいこと考える
金曜日は仕事が忙しい
明日は休みだと思えば乗り切れる
金曜日は残業になることが多い
家族の顔が思い浮かぶ
早く帰りたいそれば ...
霧が鳴いている
遠くへ存在を送るためでなく
内側にどこまでも響かせるように
霧が水の衝動を鳴いている
霧の中に沈む街並み
の中に沈み込む人々
霧が覆い隠すのは風景ではない
人 ...
ぼーっと ねころんで
夜の つめたい
しんしん光る
ほしをみて
あ あ
そらにとけちゃいたい。
そうおもうのに
枯れたしばふにはりめぐらされた
あした ...
平日の空いた車内に腰かけて
「記憶のつくり方」という本を開いたら
詩人の長田弘さんが、見知らぬ町を旅していた。
喫茶店に腰を下ろした詩人は
ふぅ…と溜息をひとつ、吐き出し
哀しい歴史を帯 ...
朝礼
フロアの中心に固めた事務机の島を囲むようにして立ち
輪番制の司会者のもとに
一人ひとり何事かを発声することが期待されていた
しかし外線が鳴ると朝礼も一時中断して
近くのだれ ...
夜の人気無い交差点で
暗闇の赤信号の中
ひかりの人が立っている。
ゆるぎない姿勢で
こちらに何か、云いたげな
未知の国から訪れた旅人のように。
かれは
赤い世界に包まれた
情熱 ...
水を溢した
お気に入りのワンピースが濡れた
足に触れて 冷たい
冷たい 青
つめたい あお
青が蔦る足
それしか
そんなことだけしか
思えなくて
モノクロの雑踏
乾い ...
ほんとの友達ってこわいね
ずけずけくるし
ぬけぬけいうし
でも
いなくなると困る
憎めないのは困る 安心して
あたしになにがなくても
あっても
あんたにも
つきあってやる ...
スーパーで
冷凍餃子を手に取るとき
あなたは
製造国を確かめていますか?
まさか、気にせずカゴに
入れたりしていませんか?
それどころか、あたしは
最近ネット詩サイトのオフ会で
知 ...
吐血トッカータとフーガニ短調
院内の傷害事件蟻の道
水中花午前三時の仮眠室
ありがとうを言わない手が僕の頬を斬った
がんばれと言おうとした口から二酸化炭素が出る
黒鍵の影にメゾピアノの妬み
わたしのなかには
百獣が在る
ねむれる獣とあらぶる獣
したがう獣といたわる獣
あなたのなかにも
百獣が在る
おびえる獣とひきいる獣
あてなき獣とみすかす獣
どこから ...
ゆらゆらとゆれる木々
まともでない視界
ぶら下がる猿
無意味だと言ったら、
そう
それはそうなんだ
空気の振動
衝突する合図
ドーパミンの噴出
ビジュアルビジネス
ノン ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
乖離の音
ただのみきや
自由詩
16*
14/11/29 22:19
ピースサインのむこう側
吐水とり
自由詩
5*
14/11/29 20:52
今夜は何を召し上がりたい?/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1*
14/11/29 20:45
ダークサイド・オブ・ザ・ストリート
梅昆布茶
自由詩
8
14/11/29 20:17
群青のサンドウィッチ
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/11/29 18:36
オレん血ジュース
イオン
自由詩
0
14/11/29 18:23
自称詩人 爆弾魂「ハンバーグ」
花形新次
自由詩
0
14/11/29 18:03
何やら深い事情がありそうな一行詩
左屋百色
自由詩
7+
14/11/29 18:02
咳
ミツバチ
自由詩
3
14/11/29 16:51
風船
nonya
自由詩
17*
14/11/29 11:26
あなたの名残
這 いずる
自由詩
0
14/11/29 9:37
雲に
佐白光
自由詩
1*
14/11/29 7:44
鉄のかばん
はるな
自由詩
5
14/11/29 6:51
金曜日
夏川ゆう
自由詩
3
14/11/29 5:56
霧
葉leaf
自由詩
3
14/11/29 4:42
時報と重力
吐水とり
自由詩
8*
14/11/29 0:00
旅の列車にて
服部 剛
自由詩
6
14/11/28 23:23
オフィスワーカーの情景(四作)
乾 加津也
自由詩
9*
14/11/28 23:22
夜の信号
服部 剛
自由詩
3
14/11/28 23:21
ログアウト
瑞海
自由詩
5*
14/11/28 22:57
友
朧月
自由詩
1
14/11/28 22:55
南小路又五郎「冷凍餃子に青酸化合物を入れる」
花形新次
自由詩
0
14/11/28 22:53
吐血トッカータとフーガニ短調
北大路京介
俳句
2
14/11/28 22:04
院内の傷害事件蟻の道
〃
俳句
1
14/11/28 22:03
水中花午前三時の仮眠室
〃
俳句
2
14/11/28 22:03
ありがとうを言わない手が僕の頬を斬った
〃
自由詩
5
14/11/28 22:03
がんばれと言おうとした口から二酸化炭素が出る
〃
自由詩
14
14/11/28 22:03
黒鍵の影にメゾピアノの妬み
〃
自由詩
1
14/11/28 22:02
百獣
千波 一也
自由詩
4
14/11/28 21:52
言葉の人たち
opus
自由詩
0
14/11/28 21:51
2028
2029
2030
2031
2032
2033
2034
2035
2036
2037
2038
2039
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
2060
2061
2062
2063
2064
2065
2066
2067
2068
4.74sec.