ヌードになった 庭木の梢に
涸れた寒気の 往復ビンタをくわせ
   そのうえ 独り暮しの老残に
  重い散策さえも 強制するのか
   にびいろのマントをまとった
        年積 ...
先生のために歴史の敗ける北を食べて貼られています
よく海外の興味の事の募集をしていたのがあった
それは日本人の並べる資格で決裂する不利な条件
まるで責任に長い間続く性を授与していません
両者と ...
甘い鎮痛剤が内側を

流れる音を確認し合う

肌は仄暗い光で隠れ

生ぬるい海の感覚と

月の体温のやさしさに導かれ

高揚がお腹のあたりから立昇ると

記憶はもやのようにおぼ ...
黄と橙色は
とてもよく似ていて
それはおそらく
同じ季節を生きているからだ、と
ふと思う
遠い山並みを眺めれば
それは混色されて
日び
上書きされていく
油絵のようだ
厚塗りされた ...
 かれは


祝福とおめでとうの違いが三文字分でも分からなくて
葉の色が変わる季節
落ち葉を靴の下に踏む
森林のなかの一樹になりたかったですか?
山のなかに立っていたかったですか?
名 ...
だれかの奥歯で噛み砕かれた絵本を
きもちわるいおじさんがいつまでも舐めていたの
わたしにもすすめてくるからバッシュで殴ったら時限爆弾のスイッチ「かちっ」っていって
ガール、吹っ飛ぶ。完。で起きた ...
遠い世界の音
聞かせて、僕の耳に
失われた、古代の
あるいは、未来でもいい
遠い世界の音
聞かせて、僕の耳に

無理矢理に心臓を
捻じ曲げるような夜中
薄暗が ...
明日もくよくよ悩むだろう
まもなく虫歯が痛み出すだろう
カレーフェアが開催されるだろう
素敵なシャツが見つかるだろう
仕事はどうにかなるだろう
カキ氷にはカルピスが合うだろう
結局全部幻だ ...
目頭が熱く

震える夜は

ひとりで居る事に

慣れてしまった


同じ涙で一緒に

濡れたのは

あなたとの最後の

思い出だけど


この胸の中 ...
夜みたいな朝を
自転車で駆け抜けて
太陽みたいな君に
真っ直ぐ会いに行こう
僕みたいな君が
にっこり笑ったら
地球上のみんなに
朝陽が降り注ぐんだ
やあ、やあ、おはよう!
剣が
命を奪う為に存在したらお終いだからと
あの日
あなたは重いペンを持ち上げた

数十gの万年筆の先から
深い碧のインクが垂れて
その先に果てしない
一面の海が広がった

万 ...
まだら模様のその生物は
実はとんでもない起爆装置なんだ
体を直角に反り
顔をこちらに向け
目を合わせた人を爆発物に変えてしまう
その姿を思い出すだけでも小さな爆発を繰り返して
体にどんどん ...
病院で次誰が死ぬか
5番目までを予想する
WIN5を始めたところ
最近のじいさんばあさんは
なかなか死なないので
10回連続キャリーオーバーで
25億円になってしまっている
もう寒いから ...
前を見て歩けば先が見える
後ろを見て歩けば先が見えず
いろんなものにぶつかってしまうばかりか
気分が暗くなってしまう
だからちゃんと前を見て歩けと
小さい頃親によく言われた
自分の足を一歩 ...
病室に折り紙製の聖樹かな 採血の内出血や冬の虹 蝉時雨モニターアラームの幻聴 らしくない空が青く見える 珈琲牛乳をください僕はブランコ 手切れ金で玄関を照らす さみしさよ
あんたのことが大好きで
魂の伴侶みたいに思ってますが

あんたの脚をぶったぎり
火にかけ
じっくり炙りながら
しみ出すダシでニコニコと飯を食う

そういう気でいることを
...
Era

惚けたように突っ立ってたら
怒鳴られて 渡されたトンカチ
わけもわからないままに
今に釘を打ち込む
手の平にできた血豆が潰れて
放り投げたトンカチ
通りかかった先輩が拾って ...
理由もあれば楽しくなるかもしれない…。。

・ティッシュ、紙、鶴
私は白い物が好き

・怒り、破壊、ロック
こわいもんがすき
雲を取り払った空は青い平面
落ちてはこないアクリル板
そこに涙はなかった
そのさらに上で霞んだ声が聞こえる


降りてくることのできない渡りは
濯がれる術もなく
啼きながらその ...
空は曇ったり晴れたりしている

けれど

心はその奥は

透明で彩って染まって 穏やかに陽だまりが続いている

この世界で小さく大きく

囁いたり 叫んだり

時の流れは愛その ...
天空を吹く一陣の風
この空はいつか見た空
しかし今日はじめての空

あなたに逢えて
本当に
良かった
長い陣痛から産まれた
奇形の言葉たち
これは

鈍色の羅列
亜麻色のロマンス
可憐な夢夢
愛おしい白痴

醜さを仕事にする詩は
まるで人間のよう

はてどう説明しよう
だれも ...
見上げると丸い空

穴ぼこに落っこちたのは

さていつのことだったか

ちいさな空に太陽が昇り

ちいさな空に雲が流れ

ちいさな空に日が沈む

ちいさな空に月が昇り

ち ...
冷房を入れている

不思議でも何でもない
冷房は僕らの傍らに
いつもいて
僕らを温かく見守ってくれている

窓から見える景色は
鮮やかな赤黄
もうひと月もすれば
真っ白にさえなる
...
この街は明るすぎるんだ
いつか電気回路ショートさせてやる

月がいつもより暗い気がする
きっと街が明るすぎて
目が眩んでいる

いつの間にか
僕は小さな稲妻を走らせることが
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
にがいしわぶき(九)信天翁自由詩214/11/28 19:58
チェス和田カマリ自由詩1*14/11/28 18:04
_やぶうちあい自由詩014/11/28 16:00
秋のフレイムそらの珊瑚自由詩20*14/11/28 14:10
「かれは」泉由良自由詩314/11/28 13:27
19階のガール吐水とり自由詩5*14/11/28 12:34
真夜中、白昼夢を見て。ホロウ・シカ...自由詩4*14/11/28 10:47
予言やまうちあつ...自由詩114/11/28 9:43
ロマンチックノイローゼミナト螢自由詩114/11/28 9:08
地球に朝がやってくる花咲風太郎自由詩214/11/28 7:14
the rising sun衣 ミコ自由詩114/11/28 0:16
ばけもの凛々椿自由詩214/11/27 23:35
WIN5花形新次自由詩014/11/27 22:47
まえリィ自由詩1*14/11/27 22:21
病室に折り紙製の聖樹かな北大路京介俳句214/11/27 21:59
採血の内出血や冬の虹俳句314/11/27 21:59
蝉時雨モニターアラームの幻聴俳句214/11/27 21:59
らしくない空が青く見える自由詩214/11/27 21:58
珈琲牛乳をください僕はブランコ自由詩114/11/27 21:58
手切れ金で玄関を照らす自由詩014/11/27 21:58
さみしさよ(2014.11)新嶋樹自由詩114/11/27 21:41
Era自由詩214/11/27 18:53
あなたの好きな「言葉」を3つ教えて!会議室14/11/27 16:41
連綿 (四行連詩)乱太郎自由詩15*14/11/27 16:00
陽だまりを仰ぐ朝焼彩茜色自由詩8*14/11/27 14:13
哀しいおもい渡辺亘自由詩214/11/27 9:25
_やぶうちあい自由詩214/11/27 9:03
穴ぼこ花咲風太郎自由詩214/11/27 7:19
冷房花形新次自由詩014/11/27 1:15
超電撃少年瑞海自由詩3*14/11/27 0:06

Home 戻る 最新へ 次へ
2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 2056 2057 2058 2059 2060 2061 2062 2063 2064 2065 2066 2067 2068 2069 
4.8sec.