いま闇の底トカゲになる クルトン入れ放題のスープが薄い 好きだから にくらしい

好きだから ケンカ越し

好きだから 言葉が出ない

好きだから ヤキモチ

好きだから 廻りが見えない

好きだから 好きだから 好きだから

好き ...

空のめだま

味方じゃない
敵か?
そうでもない

いやなことも
いいことも
みている

きっと
ぜんぶ知ってるんだ
だけど
なんにもしないね


だからかな
...
あたしはすごく疲れてしまって
家までたどり着けるのかひそかに心配で
空気はきんきんに冷えていて
闇を泳ぐようにふらふら歩けば
月が煌々と夜空を照らしているんだった
なのに街灯の明かりの下で ...
外見が十割な世界だひどい世界だ モノクロームの写真に 影だけが見える
真珠の耳飾りが 揺れる 泣いているのに
あたしの瞳は 無垢な少女のように
耀いている 嘘をついている


アンリエット… きみの墓は 毀たれた
...
時々どこからか音が聞こえる
目を閉じて耳を澄ませばよく聞こえる
それは多分自分だけの音

ほら耳すませばいろんな
音が聞こえるだろう
僕にも君にもあの人にも
世界中に音があふれてる

...
小津映画みたいだぜ

それはともかく
こんだけ味わっているのに
的確に表現できないのは
グルメリポーターとしては
失格ではないのかっ!!
彦麿呂に負けてるぞ!!

「体液の宝石箱やあ ...
見つめ合う 香水と煙草

出会いと出会いが通過していく、お互いの横目で
記憶を垣間見る 痕

口紅では 押し付けがましい
ネクタイでは 束縛し過ぎる

灰色の街を 太陽が落ち ...
注)菅原文太追悼ではない

シェ、シェ、シェシェシェのシェー
朝から夜までシェシェシェのシェー
楽しいな、楽しいな
ドラッグには
危険も
安全も
何にもない!
シェ、シェ、シェシェシ ...
シャンメリーが美味いね
今年飲んだものの中では
これが断然一番美味いね
そう思わないかね、君は

まったく君ときたらだよ
常識を疑わなければとか
裏の裏があるのではとか
色々と考えすぎ ...
怠惰な午後の着信。
「S駅近くの喫茶で5時」

「特別大売出し」の文字踊るチラシ裏に
思わず走り書き

道すがら
街頭で受け取った紙切れを見れば
目に飛び込んだのは
「あなたは神 ...
     街はずれから伸びている
    単味の散策アベニューには
  半生がつくった リグレットを
       帳消しにしてくれる
  「風」と「光」が波うっていた
    そして 在り ...
やわらかな雪が
しんしんと降り積もり
やがて地面の上で固まって
銀世界を作る

凍えるような乾いた都会で
10年にあるかないかの
その奇跡は
まるで初めて君に出会って
恋に落ちた日の ...
夜と朝が交差する一瞬
藍色の空めがけて解かれる
淡い黄金(こがね)の帯
その真中を引き裂いて
真っ直ぐに飛んで行く 
お前は名も無き一羽の鳥

霊妙なる森の奥深く
未だまどろみから醒め ...
最新のポスター
むせかえる部屋で
ぼくの理想論
くだらない宇宙で

先々のない部屋
いたらない思考で
あるはずがない
いくはずのない後悔

そうあらないはずのない
痛みのない麻酔 ...
着ぐるみの人の世に生きて熊さんは今年定年なんだという 

嫁の半ばっちゴムが弛んで履き頃とゆずってもらって二年

2032年まで予約でいっぱい死に切れません団塊のひとは

親指赤切れてギタ ...
垂れ下がるこうべ五十数個、
効きの悪い空調がため息と空咳を掻き回すのを不可動式の椅子に座って眺めた、
ノートと感度は真っ白け

夜光心理学概説b/後期金3
蛹谷 空二郎


隣のヨシザ ...
にじがみえると
さみしくなるね
そこにあるのに
そこにないから


にじがみえると
ふあんになるね
きみにもみえるか
たしかめたくなる


どこにもないのに
どこかに ...
空は雲
空は色
空は窓から切り取った光

 そこに混ぜてと鳥に言う
鳥はだんまり毛づくろい

 そこに混ぜてとみんなに言う
みんなは顔をあわせてクスクス笑い

 そこに混ぜて
  ...
長距離ランナーの
100%の全力って
98%出し切る力と
2%の余力を
温存するってことかな。

人を信じることって
98%本気で信じて
2%は騙されてもいいと
覚 ...
テーブルクロスが
一瞬にして失せたけれど
食卓の上に置かれた
皿やグラスは
微動だにしなかったので
私たちは
それについて話すこともせず
もちろん
見つめ合うこともせず
そのまま
...
朝に炊いた玄米メシ
冷たくなった握り飯を
私は食らっていた

父親だった男が死んだと
疎遠過ぎる妹からの電話

皮肉なものだ
あまりに薄い縁を
思い知らされた

玄米は
よく噛 ...
家族は血のつながりであり、歴史のつながりであり、土地のつながりであり、愛情のつながりである。家族を泉として、そこからつながりが徐々に遠くへと流れ着いていく。血のつながりは遠い祖先の瑞々しい表情にまで脈 ... ブログを書くという行為は白紙を黒いしみで汚していく行為であり、無垢な幼児に有害な社会教育を施す行為である。何も存在しなかったはずの透き通ったウェブ空間に、自らの存在の汚れをなすりつけていく。人間は存在 ... (善いものも悪いものも美しいものも醜いものも高いものも低いものも、平に成りますように、祈りを込めた反証)

8-octo Pulse
紙に記された文字を読み上げる
それは神示、
拍動を失 ...
MJの赤ジャケットやホログラム ジャケットを開いて閉じて流行歌 帰省する鞄に詰めた古ジャンパー
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いま闇の底トカゲになる北大路京介自由詩314/12/6 2:13
クルトン入れ放題のスープが薄い自由詩414/12/6 2:13
好きだから佐白光自由詩2*14/12/6 1:35
月は泣いている朧月自由詩314/12/5 23:49
冬が来たLucy自由詩16*14/12/5 23:16
人の見定め這 いずる俳句1*14/12/5 23:11
17歳だった_ Delft藤原絵理子自由詩314/12/5 22:51
おとリィ自由詩1*14/12/5 22:47
愛液の味花形新次自由詩014/12/5 21:26
香水と煙草為平 澪自由詩8*14/12/5 21:23
シェシェシェのドラッグ野郎花形新次自由詩014/12/5 20:46
シャンメリーおじさんブルース瀬戸...自由詩4*14/12/5 20:22
keigo自由詩2*14/12/5 20:10
薄墨色の日課信天翁自由詩014/12/5 20:07
門出にkeigo自由詩2*14/12/5 16:31
鳥よ—夏美かをる自由詩21*14/12/5 16:04
地雷のないはずの部屋から這 いずる自由詩2*14/12/5 14:38
母八十二たま短歌1114/12/5 13:21
さるのがらんどう吐水とり自由詩7*14/12/5 13:10
にじ青井自由詩414/12/5 12:38
空に言う這 いずる自由詩014/12/5 10:24
100%chihar...自由詩10*14/12/5 10:07
魔法使いになりたかったそらの珊瑚自由詩1514/12/5 9:01
そのときドクダミ五十...自由詩4*14/12/5 4:05
葉leaf自由詩114/12/5 3:06
自由詩0+14/12/5 3:05
8-10衣 ミコ自由詩214/12/5 2:33
MJの赤ジャケットやホログラム北大路京介俳句014/12/5 2:13
ジャケットを開いて閉じて流行歌俳句214/12/5 2:13
帰省する鞄に詰めた古ジャンパー俳句214/12/5 2:13

Home 戻る 最新へ 次へ
2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 2056 2057 2058 2059 2060 2061 2062 2063 
5.21sec.