私 もうずうっと前から
森の奥の大きな切り株で
寝たふりしてるの
小人のエキストラ7人も雇っちゃったの
クソまずいアップルパイ作って吐いたの
あなたをお待ちかねなの
ちょっ ...
見渡せばひろい病室
ぼくたちの知覚過敏の火花がきれい
真夜中のシンクに細く漏れている
何処か遠くの国に降る雨
つかいかたおしえてもらった錆びた鋏
おま ...
薬を与えられ
曝し首にひとつひとつ丁寧に並べられて
菊は咲く
結ぶ露にさえ重すぎて
添え木に縛られ 立ったまま咲いている
花の高さにあなたは背伸びをして
「真夜中にも美しく咲いているの ...
コンクリートの直方体に
鉄の芯が入り
表面がガラスで覆われた
無機質で重い建造物
その林の中にいると
美しい灰色の空気によって
吐き気がする
夜になると
別の世界が顔を出す ...
夕日が沈んだ後の空に紫色の雲がさまよっている
私はぼんやりとそれを眺める
周りにはセカセカと歩く人の群れ
きっとこの人達も
あの雲のようにさまよっているに違いない
きっと ...
メールや電話って便利
どんなに遠くにいても
相手に自分の声や言葉を伝えられる
その時だけ相手の事が誰よりも
近くに感じるから寝る事も忘れて
文字を打ったりたわいのない話をするんだろうか
メ ...
子供の頃
よく友達を笑わせた
僕が何か口にすると
周りはいつも笑いに包まれた
僕は笑いの天才だ
欽ちゃんかチャップリンの再来だ
と思った
今考えると欽ちゃんもチャップリンも
クソほどつ ...
看護師の汗ゆがみたる手術台
ポッキーをアンテナにして冬銀河
天に挿すメンズポッキー冬の雷
労働を知らない手が赤のリード線を切る
熊手に話しかけた言葉を忘れた
昨日もハロウィンやりましたやん
火事好きが消防士になる、とか
小学校の教師に
小児性愛者が多い、とかは
根も葉もない噂だが
相撲ファンはほとんど
デブ専だ、とか
自称詩人には文芸女性(多くはブス)
フェチが多い、と ...
心文字ひとつ摘まんで放る
向こう見ずを
他人より先に
僕は笑う
打ち寄せる波音
胸の辺りに
掛け違えた言葉
打ち寄せる
タワーの影に潜り込み
...
昔
この世にはあらゆる境界がなく
混沌としていた
すべてのものは
ないがしろにされることもなく
また
特にとりたてられることもなく
それぞれあるべき姿で
混ざりあっていた
混沌なれば ...
休日だから
チュッパチャップスはくわえたまんま
外はきれかけのボールペンみたいな
ぷつぷつとぎれる雨がふる
エンジン炊きたてだったから
中はまだしばらくはだざむいね
♭
いつのま ...
友人の友人っているよね
ぽこぽこいるよね
かおもみたこともない人
もちろん友人の友人といっても
共通の友人だっているし
いるしぼくだって
ぼくだって友人にとっての友人なんだけど
ある ...
東へ行ってとまどい
西へ行っておどろき
南へ行ってためらい
北へ行ってささめく
夕日だけは聞いている
旅人の来歴を
小さな声の問わず語りを
風の通り名を
城の孤独を
...
どんなに高い山に登っても
ビルにあがっても
下ばかりみてしまう
ちいさくなった車や
家をみてしまう
それなのに地上にいると
空が恋しいなんて
寝ころんでみる
白い雲は
な ...
世の中の 大抵の不幸は知らないことから 始まる。
誰かの携帯の音かと思えたが違うようだ。着信は無い
すずむしの声だったようだ
山深くにある この集落の中心には 無数のシデの木が群生している
...
男は詩を書いていた。
たくさんの詩を読み
感動したり影響を受けたり
時には幻滅したりしながらも
毎日のように詩を書いていた。
そして、
男は自分の作品を一冊にまとめ
ついに詩集を出版した ...
名前のないものにかこまれて生きている
見たもの感じたこと
言い表せないもどかしさ
伝えようとするものには
名前がないし
きみの良いところも
うまく表現できない馬鹿者だが
そういっ ...
山を背にした集落の
家家の屋根から突き出た鐘楼ひとつ
奥の旅を終えた芭蕉も伊勢に下る船上で
この鐘の音を聞いただろうか
港のあったこの集落に都会の風が吹き込んで
集落を縫う曲がり ...
『ポエム座』三連投以上出来ないのね…ならば場違いは承知の助、このようなカタチで
鑑賞映画の感想などを、詩を書く皆様にお読みいただければと思い立った次第。
月単位で区切って、作品ごとに加筆してい ...
淡い 蝋燭の如き光が
ぽんやりと観えては
吐いた息を 吹き戻す風な
気球が ぽんやりと 上がる
錯覚の奥に 閉じ込めた紙に描かれた
素敵な言葉が 舞う
雪も舞う 何時の間に ...
干瓢巻きは
難しい
お客様にお出しするまで
手間も時間も
職人の真心も
たっぷりとかかる
干瓢は戻す前に
海苔よりいくらか短い板に
巻きつける
余りを切り落とす
そうすると煮た ...
ふしぜんなくらい明るい
かのじょの笑い声の高さが
かのじょの悲しみの
深さです
だから
夜になると
かのじょは
ベッドのなかで真顔になります
ふたつの瞳は
だれもしらない
...
私が求めているものは
ずっと変わらないのに
喉を上手く通らない
効き目のわからない薬みたい。
ねえ
これで、何度目かな?
頭が痛くてたまらないなら
そのへこみのところから ...
はなしても はなしても
もどしても
つきかえしても
それは、三回
魔の三角
いずれはおなじ
いずれもおなじ
そのうち戻ってくるだろう
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お待ちかね
瑞海
自由詩
4+*
14/11/14 0:37
ハイアト
しろいろ
短歌
4+*
14/11/14 0:09
詩花
島中 充
自由詩
5*
14/11/13 23:21
都会
凍月
自由詩
9*
14/11/13 23:16
寂寥
ドラ鼠
自由詩
0
14/11/13 22:49
かたち
リィ
自由詩
7*
14/11/13 22:38
南小路又五郎「つまらないってこと」
花形新次
自由詩
0
14/11/13 22:33
看護師の汗ゆがみたる手術台
北大路京介
俳句
0
14/11/13 20:49
ポッキーをアンテナにして冬銀河
〃
俳句
4
14/11/13 20:49
天に挿すメンズポッキー冬の雷
〃
俳句
0
14/11/13 20:48
労働を知らない手が赤のリード線を切る
〃
自由詩
2
14/11/13 20:48
熊手に話しかけた言葉を忘れた
〃
自由詩
1
14/11/13 20:48
昨日もハロウィンやりましたやん
〃
自由詩
0
14/11/13 20:48
ペンペン草田男「わだばエステティシャンになる」
花形新次
自由詩
1
14/11/13 20:25
元町
㎡
自由詩
6*
14/11/13 20:25
世界の模様
森川美咲
自由詩
0
14/11/13 18:34
コンビニエンストミステリーツアー
さわ田マヨネ
自由詩
5*
14/11/13 18:03
友だちの友だちとしらない友だち
〃
自由詩
3
14/11/13 16:06
夕凪
やまうちあつ...
自由詩
1
14/11/13 15:31
居場所
朧月
自由詩
7
14/11/13 13:26
【刀】かただかな鼻
るるりら
携帯写真+...
9*
14/11/13 12:40
現代詩カフェ(読み放題)オープン!
左屋百色
自由詩
8*
14/11/13 12:32
詩人
梅昆布茶
自由詩
18
14/11/13 10:52
時の鐘スケッチ
イナエ
自由詩
14*
14/11/13 10:19
ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第一館
平瀬たかのり
散文(批評...
4*
14/11/13 10:11
芽吹きのドウダンツツジ
藤鈴呼
自由詩
2*
14/11/13 9:32
実は
ドクダミ五十...
自由詩
4*
14/11/13 7:24
かのじょ
浩一
自由詩
3*
14/11/13 3:19
四度目の雨
ときたまこ
自由詩
2
14/11/13 3:15
魔の三角
水素
自由詩
1
14/11/13 1:08
2024
2025
2026
2027
2028
2029
2030
2031
2032
2033
2034
2035
2036
2037
2038
2039
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
2060
2061
2062
2063
2064
加筆訂正:
時の鐘スケッチ
/
イナエ
[14/11/13 15:22]
冒頭挿入
4.19sec.