ドアを開け、外へ出た。
両手を広げ、太陽を浴び、空を抱いてみる。
冬の陽は短いし、弱いから、身体一杯に取り込む。
何だかいい気分。
少しだけ前向きになれる気分がする。
昨日の面接は失敗。 ...
止まった宿り木より
リアカーをひく爺が見える
ねぇ母さま飴玉ちょうだい
擬似的にでも大切な儀式
幸せってなんだろう
終わりがあることだろうと、宿り木から飛び立ったわ鴉
半導体に埋め尽くされた街角は、
青白く発光する。
イルミネーションの木立ち。
凍てついた夜空を飾る、
あの星たちが青いのもLEDなのか。
光の速さは毎秒三〇万キロ。
一秒で地球 ...
張りのある巨乳が良い
小麦色だともっと良い
胸元の大きく開いた
白のタンクトップなら最高だ
巨乳の輝き
カリフォルニアの青い空
貧乳は悲しい
貧乳を見ると凍えてしまいそうだ
だ ...
昼間スタバで優と逢った
いや彼と友人の座る席の前を通りかかった が正しい
それまで もちろん何もなかった
中学の先輩
私は注文したサンドイッチを半分以上残していた
優 ...
――K.F.へ
あなたの体に鋭い輪郭はあるのだろうか、そしてあなたの心に? 空気も光も柔らかく、あなたと混じり合いながら跳ね回る。あなたは驚いたような顔をしたり人を見つめ ...
消えてゆく記憶
消されてしまった遺物
捏造される記憶
だから掘り起こせいま
森のなか
突然の草原
鉱物の色をした
緑のグラデーション
ガス室?
...
津波がこようと
今いるビルが折れようと
ゆうべの孤独や
目覚めてすぐの傷みや不安や
そんなものに襲われようと涙しようと
愛や魂を信じることが出来る
そこには陳腐 ...
彼女は春だ
生命が芽吹く季節
解放される季節
心躍る季節
そんな春を思わせる彼女
だからこそ
君らが出逢った時
僕はホッとしたのだろう
寂しい心を慰めてくれる
虚しさを埋めてくれ ...
吐き出すことの正当化
連ねれば正解に化ける
それはまるで
嘘を重ねる様に似てる
笑えるぐらい
水と物を流し込めば
ループが止められず
涙しか出ない
逃げ出すことの正当化
繰り ...
ジャングルの奥で虎を殺したことがある
映画みたいにこうさ
ダチョウは身振りで示す
いつも死と隣り合わせだった
まっすぐ伸びてゆく入道雲
ハウスの中のトマト
熱帯の乾燥させた ...
目を瞑っていると
死んでいるように見える老人
狂おしく時が抜け落ちる感覚に
急いで電話を握りしめた
あなたのいる世界と
いない世界
ふたつ世界の狭間で
軋む心
初夏 ...
みんなが集まるひは
大きな鍋料理
ぐつぐつ時間も煮込んで
距離も湯気でみえない
いやなやつも ことも
過去もあしたさえも
ふたをして煮込めば
あらたなとしがはじまる
さまざまな妄想は 書き物の中より現実の方が多い。
というか 書き物は現実の一部でしかないと思う。
ひとりひとりの妄想は プラスされマイナスされ
本当の事などは無力のように思える事もある。
勝て ...
大切にしていたなにかを
ずっと大事に握り締めていたら
手あかで汚れてしまったので
水と石鹸で洗ってみたら
すっかり色落ちしてしまったので
乾か ...
くしが髪をとくように
そそぎこまれた陽の光を
たたずんでいる 木がかたどります
枝葉で すくっても すくっても
こぼれた思いが 根元に揺れて土を明るくし
なぞり のまれゆく愁いに
は ...
きみが奥さんを残して
年の瀬も押し迫った雪の日に
ひとり先に逝ってしまったと
知ったのは娘さんからのメール
一昨年の夏
共通の友の斎場で会ったときには
「お互いいい年だから葬儀には来 ...
太郎の家にも
次郎の家にも雪降る中を
黒いカラスよ突っ切って行け
渋谷駅前で知り合った
有働由美子似の
電力会社系OLと
道玄坂のホテルで
新年を祝う
そんなとき
必ずすることがある
世界中の人が
みんな幸せでありますように
そう祈りな ...
喉笛が吹かれて
動物が寄ってくる
空に豆を撒こうとして
油染みた紙袋に
砂利しか入っていないのだと気づく
もうこんなことはやめようか
誰ともなくひとり
ひとりがひとりを重ねて
織り合わ ...
ぷく
ぷくぅ って
ふくらむ おもちの
アツアツで
びよーんと 伸びて
早く ほら 早く千切んないと
落ちちゃうよ!って
思う
お椀の中の しあわせ
ぶつけられたバースデイケーキの隙間から
新しい時代が僕におはようとはにかむ
遺伝子組み換えの紙吹雪が散ったそばからへばり付く
怪物と科学のジャムセッション
尖りまくった感覚神 ...
子どもの頃
お天道様は何時もぼくの行為を
見張っていた
そして
お天道様は意地悪だった
自転車の二人乗りをしていると
石ころを置いて ハンドルを揺らし
転倒させるのだ
倒れながらち ...
ペットがクリスマス後に死んだ
浮かれた私が
気づかないうちに
彼がいた場所
その空間を踏まないように
歩く家族
さみしいね
普段言わない言葉を
それぞれがぽつりもらす
浮きがちな
この世の地面に
足をつけろと
我が母のライン
目に染みる
地図を焼べいつかはいつかさようならでもあした朝おはよう光り
皆様に「あけましておめでとうございます」と
新たな年でございますから私も進歩せねばと
だけれどもそうなのだけれど少しも変わらないと
明日には変われるかもしれないとの希望を抱き
ギラギラとめんた ...
そのいざないにわたしは応えた
いまがそうなのだと
待っていたのは
鉛の、枝折りのようなものだった
視えていても
視えていても
視えていても
Ka-san Ka-san Ka ...
とても程よく蹲り
(傍からみれば)
何を乞うているのだろう
(愛なんだろう)
影を鞄に仕舞い込み
その一歩はいつか遠くに
浚われていた
flots de la mer
白くてまばゆ ...
これはマグ
最後の発声として選んだのはそれだった
(愛、じゃなかった)
汽船はわたしを運ぶ
思い出の島まで
心のなかだけで繰り返していた
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひつじに貰った
猫の耳
散文(批評...
3
15/1/2 12:27
とりねぎしお(頭文字とったり詩
ふわふわ
自由詩
0
15/1/2 11:26
冬の半導体
たま
自由詩
22*
15/1/2 10:41
巨乳には輝きがある
花形新次
自由詩
0
15/1/2 8:44
さそりろまんす (群青)1月課題 「星」 に寄せて
芦沢 恵
自由詩
18*
15/1/2 3:05
幸福
葉leaf
自由詩
1
15/1/2 0:44
草原のガス室
吉岡ペペロ
自由詩
1
15/1/2 0:26
愛の賛歌
〃
自由詩
4
15/1/2 0:25
伝えたい言葉は雪のように降り積もる
文字綴り屋 ...
自由詩
0
15/1/2 0:13
ループする夢
小日向 ココ
自由詩
0
15/1/2 0:02
ベンガル
オダ カズヒ...
自由詩
0
15/1/1 23:42
海と陸
〃
自由詩
1*
15/1/1 23:36
鍋新年
朧月
自由詩
2
15/1/1 21:59
知略崩し
砂木
散文(批評...
7*
15/1/1 20:46
解凍
青井
自由詩
2
15/1/1 20:34
天啓
砂木
自由詩
8*
15/1/1 19:47
慌て者
イナエ
自由詩
10*
15/1/1 17:49
雪と鳥
フユナ
自由詩
2
15/1/1 16:01
ワカメ酒
花形新次
自由詩
0
15/1/1 15:50
上野
春日線香
自由詩
1*
15/1/1 15:30
お餅の幸せ
中原純乃
自由詩
3*
15/1/1 15:01
隼
吐水とり
自由詩
4*
15/1/1 13:15
神の誕生1お天道様
イナエ
自由詩
5*
15/1/1 12:26
彼がいた場所
朧月
自由詩
3
15/1/1 11:36
新年明けて
這 いずる
短歌
0
15/1/1 11:23
おはよう光り
もっぷ
短歌
1
15/1/1 11:16
さてと
ドクダミ五十...
自由詩
3
15/1/1 11:02
無花果
もっぷ
自由詩
3
15/1/1 10:56
起承転結
〃
自由詩
1
15/1/1 10:32
マグ
〃
自由詩
2
15/1/1 10:23
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
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