信心深く生きるために区切りというのはどうしても必要らしい
まっとうな人生を歩み悪路へと道を踏み外していかないように
平凡に思えて価値を見失いがちな日常に対する審美眼の濁りを洗い流すために
平穏無 ...
アルマジロ
まるまじろ
自己防衛本能過多
固まることでしか身を守れない
石ころのように丸まって
全てが終わる時を待つ
どんなに辛いことだって
いつか終わると信じてる
アルマジロ ...
一杯のお茶と読みさしの本と
夫と娘の寝息と膝のうえの一匹の猫
それが私には相応なものなのだと
私は知っていたしまた満足もしておりました
そんなとき
それは私の額に堕ちてきたのです
...
訥々と素朴に語っている場合では無い
もう叫ばなければならないのである
自由に生きねばならない自由と
自由に生きてはならない自由の
二つの自由をもってして
どでかい声で
「生かしてく ...
中村梨々の詩集『たくさんの窓から手を振る』(ふらんす堂)を読んでいると、奇妙な点に気付く。この詩集には「青春」が存在しないのではないか、と。子どもと大人の視点では書かれているが、若者の視点が不思議と ...
蛇は
足も
手も
肉体がそのもの
彼等は自己防衛の為に
牙を発達させた
噛まれた人間は
一方的に忌まわしいと
なんと言う身勝手だろう
そっとしておいてください
...
「ともあれ」の短縮形
「なにはともあれ」の
「つつがない」恐ろしい病気。
それに罹患せずに今日も
「ふるさと」で歌われる状況は
実は深刻だ。
「とまれ」良く聞き給え。
残酷な ...
血は繋がっていても
ひとりひとり違う声
同じテレビ番組を観て
笑い声が重なっている
久しぶりだなあ
流し台に寄りかかって
こっそりわらう
情報過多
あたまの酸化
孤立の幻想
情緒貧血
空白療法
バカバカしいもの
クダラナイもの
埋めはしないもの
表皮つきあい
あいのて会話
たがいちがいに
お気に召すまま
...
何処へ行くか考えたり
旅に必要なもの準備したり
旅先で楽しんだり
旅には楽しみが付きまとう
退屈にさせない雰囲気がある
見慣れない景色に感動して
疲れなんて吹き飛ぶ
心に残る ...
来年早々 かかげられるかも知れない
祝卒寿の垂れ幕を そっと仕舞い込んで
いまは リグレットの残骸を散らかし
熾きの残り火をみつめているだけの
おらがた ...
手に望むものは
何もない
白と黒に塗り分けられた
高圧電線のバー
遥かに
僕は立ち
浮き沈みしながら
フィールドを
走り出した
空間がバーを軸にして
徐々に狭まり
...
しあわせになるんだと
そればかりおもっている
しあわせになるんだと
月並みにいえば
出会うのだから
別れも来るだろう
行き過ぎてしまえば
傷付け合う日もくるだろう
そのうち傷のこと ...
吹雪いた
横から吹き付ける夜
そんな夜が通り過ぎ
朝は白く明けた
やがて日が差し
雪が溶け始めた
そして夕暮れ
雪は残りかす程度の
氷の塊になっていた
真っ平らな屋根には ...
君の家まで
もうすぐなんだけれど
勇気がなくて
手紙をポストに入れただけ
君に一目会いたいのだけれど
目を合わすと死んでしまいそうで
ドキドキしています
電波で繋がるというこ ...
お前の魂は瞬間に凍りついた、微動だにしない寝室に静かに横になって、崩れかけた廃墟の中に死体のように転がる人形みたいに沈黙している、ライターでしつこく炙られたような煤けた肌、目玉はビー玉のよ ...
襖一枚 声届く
電波も随分調子良く
もういい は もういい
食べ過ぎたストレスを消化できずに太っていく
明日晴れたら外に出よう
1人ぼっちは涙も出ない
お願い 鳥かごの鍵を開けて
卵 ...
フォークシンガーとして
国際交流会場でアトラクションの
依頼がきていた頃の話
ネパールと日本の
国際交流アトラクションで唄った後に
通訳を介して子連れの女性が
「是非、日本の代表的なリ ...
気が付けば未来がやって来た
未来はやっかいだ、音もなく訪れ
今を惜しむ時間すら与えてくれない
過ぎてしまった未来、過去は捨てられない
それでも未来はやって来るものだから
心に溜まってくば ...
この僕が
宇宙に放り出されないのは
地球にへばりついていられるのは
何か
ここで
やるべきことが
やってほしいと思われていることが
あるからだろう
きっと
ケンジ、この部屋で普通に暮らしていたら
きっと僕たち甲子園にいけたね
球場のサイレンが雨の中で鳴り響いてる
あのときだれも僕たちを呼ぶものはいなかった
ケンジ、君が帰ってくる時僕の歯はボロボロ ...
みかん剥く楽屋じゃ喋らない師匠
下町の神社の端に初雀
初風呂のお湯が溢れるラブホテル
春は再び訪れる
寂しい貴方の窓辺にも
信じてね
冷たい北風をやっつけて
お花の香りと一緒に来るよ
僕と君とは其の時に
季節のめぐりを共にして
ほっぺをくすぐりあうでしょう
自称詩人が
撲殺された夜に
初めて自称詩ではない
詩を詠んだ
「撲殺」なかやまきんたまん
今夜、僕、朴に撲殺される
朴が僕の背後から
忍び寄って
オモニが漬けた
カクテキキム ...
ぎゅうぎゅうと運ばれるわたしに
手を付ける人は大体おじさん
まさか、なにも文句はありません
しかし廃棄処分ばっかりは
少しかなしくなったり、します
青褪めるにもピンク色
サーモン気分でいい ...
平成は二十七年
西暦は2015年
立てても倒れる目標もあるだろう
描いても三日で飽きる目標もあるだろう
だけど気にせず
そんなの気にせず
立てればいい、景気よく
描け ...
みかんを剥いてスジを取りながら、
動物に食べられるために存在しているような不思議な
みかんの実を食べる。
みかんを剥いてスジを取りながら、
果物の好きな母が夏みかんを剥いているのを見ている ...
自称詩人が
ひとり残らず
みんな不幸になりますように
そして自称詩が
一編も投稿されませんように
チンカス、マンカスよりも
不要なものが
この世に生み出されませんように
変 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初空のゆめ
木屋 亞万
自由詩
1*
15/1/3 19:14
アルマジロ
たいら
自由詩
1
15/1/3 18:50
Another Kiss
佐々宝砂
自由詩
8*
15/1/3 18:04
生かしてくれ
ふわふわ
自由詩
3*
15/1/3 17:54
中村梨々詩集『たくさんの窓から手を振る』について
葉leaf
散文(批評...
2
15/1/3 16:18
にょろにょろ
ドクダミ五十...
自由詩
2
15/1/3 16:08
「とまれ」を理解する人に
〃
自由詩
0
15/1/3 15:44
おかえり
中原純乃
自由詩
3*
15/1/3 15:29
儚くて幸せ
ただのみきや
自由詩
13*
15/1/3 15:14
旅の楽しみ
夏川ゆう
自由詩
2
15/1/3 11:56
漆色の夕陽が落ちて③
信天翁
自由詩
1
15/1/3 10:05
走り高跳び
Loch L...
自由詩
4
15/1/3 1:55
「おくる」
小夜
自由詩
2
15/1/3 1:37
雪が明けたら
はて
自由詩
1
15/1/3 1:03
夜を越えて
瑞海
自由詩
4*
15/1/3 0:38
枯れた花束をお前の寝床と、俺の胸元に
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
15/1/3 0:29
嫌だ
中村 くらげ
自由詩
2
15/1/3 0:09
通訳者が教えてくれたこと
板谷みきょう
自由詩
6*
15/1/2 23:28
未来が
リィ
自由詩
3*
15/1/2 22:46
引力
金子茶琳
自由詩
11
15/1/2 22:20
かっこいいジョーディマジオ
テラザキ マ...
自由詩
1
15/1/2 22:18
みかん剥く楽屋じゃ喋らない師匠
北大路京介
俳句
1
15/1/2 21:24
下町の神社の端に初雀
〃
俳句
2
15/1/2 21:22
初風呂のお湯が溢れるラブホテル
〃
俳句
0
15/1/2 21:22
また
ドクダミ五十...
自由詩
0
15/1/2 21:03
汝、隣人に刃を
花形新次
自由詩
0
15/1/2 20:21
ガリの憂愁
北井戸 あや...
自由詩
1
15/1/2 19:50
ただダダ2015
komase...
自由詩
3*
15/1/2 16:35
みかん
こひもともひ...
自由詩
11*
15/1/2 15:14
爽やかな空に祈る
花形新次
自由詩
0
15/1/2 13:05
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
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2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
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