【イラスト国】
僕は一枚の絵を大切にしています。
ある星に 木こりの居る絵です。
木こりは木を倒したいのですが、
三つの木があまりに巨木になってしまいました。
三本の木には三つの名前 ...
わたしは雀になりたいと
何篇かの詩を書いている
わたしは骨になりたいと
一篇ばかりを書いている
ため息の日々に窓をみて
頬杖ついてしみじみとね
愚痴事ばかりの詩歌では
いけないなぁと判ってる
わた ...
「コーヒー豆をください。インドネシア200g コロンビア200g まろやかブレンド200g でお願いします。それとちょっとお手洗いをお借りします。」
こんなふうに帰りがけにコーヒー豆を頼み、準備 ...
推理小説はあまり読んでいない。
でも覚えているチャンドラーの造形なる私立探偵フィリップ・マーロウの科白。
「タフじゃなくては生きて行けない。優しくなければ生きている資格はない」
あんまり ...
公園に置き去りの花寂しそう誰かに渡すはずの花束
虹の色七色の幸せ映し出す制限されたものなどなくて
何年か前の約束生きている微笑みながら見つめる未来
桜咲く頃は天気が咲く不安定肌寒い日 ...
すべてが寝静まり
寝返りと寝言の中で
やかんを磨く
あしたはどんな一日に
なるだろう
油で汚れ焼けた ...
今朝 部屋にふたりの警官がやってきた
警官は「おまえ、中でクマを匿ってるだろ?
隠すと為にならんぞ!」とぼくを脅した
そして警察手帳になにやらシコシコと書き込んで帰っていった
...
牛乳ベースのスープにレチェが入った鍋に
菜箸でつまんだカモノハシを一切れずつ入れる
黒いショールを纏い
髪をぞんざいにまとめたデニムのパンツに皮のブーツの女が
カモノハシに続いて鍋の ...
――A.Y.へ
少年の肥沃な大地に限りなく降り続ける光の種は、少年の自己愛の湖に降り注ぎ、ただ吹き零れていくだけなのだが、あなたは少年たちにそれらの種を芽吹かせ、さら ...
題名で
読みたくなくなるほど
センスの欠片もない
とても恥ずかしい
大陰唇がパンツから
はみ出すぐらい恥ずかしい
でもはみ出して欲しい
題名の方じゃないからな!
大陰唇の方だからな!
...
子供たちが描いた表札なのだろうか
家族の顔と名前を
画用紙にお絵描きしたものが
玄関先に貼ってある
少し経つと
描いた絵が変わっていたり
ありがとう
おめでとう
嬉しい言葉を書いて ...
千代の富士という四股名が
横綱千代の山と
横綱北の富士を
合わせたものだって
知っている人は多い
千代の富士はそれぐらい
期待されていたという訳だ
そこで
話題の怪物
逸ノ城だが ...
住宅街で小気味良い音がする
中学生ぐらいの男の子
リフティングに夢中になっている
私も同じぐらいの年頃
ただボールじっと見つめ
ボールが地面につかないように
片足を少し宙にあげて
つ ...
嘘でいいなら
大丈夫だって言ってあげる
嘘じゃないほうがいいなら
そばに居て一緒に泣いてるって言うよ
壁に沢山のエンジンを
チョークで描いて
大きくて美味しそうな
ケーキを食べる ...
江ノ電の後ろに
江ノ島が見える
この坂を登ったところで
空に消えてしまった
もう一度行きたいと
思ったときには
既に目的を失っている
そんなことは嫌だと
あれほど言っていたのに ...
ずっと使っている石油ストーブの上で
やかんがかたかたなっている
この私にもそれがきこえるのは
家の中が静かだから
きっと家族みんな
この音きいてるんだろうな
みんなそれぞれをむいている ...
希望的観測でしか見えない空
その空へと手をかざして見せる
燃え盛る夢の屑が
掌から溢れていく
そのひとつひとつが
生ぬるくてもゆるくても幸せになればいいのに
誰のために涙は流れる
虚 ...
えば・るーじゅが居てくれたらいいけれど
えば・るーじゅはわたしが考えたまぼろしの少女
電球がたったの一個の五畳の部屋で
ちいさなわたしがどんなにか想ってみても
紅(あか)い色が大好きです
パソコンは ...
僕さ
左心房がなくて
血が流れなくて
目からダダ漏れなんだ
涙が出るほど
不完全な君は素敵さ
笑う姿より
泣いてる姿が好きだ
赤い涙を絵に描いたのは
流れる涙を飲み干 ...
星星 星 星星 星 星星星
君僕
花花花花花花花花花花花花花
大きい耳が話を聴いていない
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋
贈られた8小節のLOVE SONG 洋子さんにも贈ってたのね
初富士を背に巨大広告そびえけり
あからさまに死んでいく人々の思いが見えたら
平和になると思うけれど、いずれにせよ、
結局は多くの犠牲が必要なんだと愕然とする
あなたは誰にも守れているわけではないのに
平然と外に出 ...
千年先まで眠らせて
化石になったら好きになれるよ
プラスチックとインターネット
雪のむこうにある街の
電信柱とファミリーマート
化石だったら大事にできる
古めかしければ信じていられ ...
イコライザいじりすぎて低音キツイね
って
思いながら気温ひとけたの中をよろよろと
何もないところでころびそうになって
何かほんとうはあったんじゃないかって
何かのせいにしたくなるのやめた ...
黒い羽が
夕刻をはたいた
振り向くことなく
飛び去った
傷は付かなかった
あたたかさは奪われなかった
家に至る
二本の径
選ぶまでもない戸惑いのなか ...
あなたが帰ってくることを
知っていた人がいる
昔の言葉で話しかけると
昔の言葉で応えてくれた
言葉が変わらないということは
思いが変わらないということだ
なぜなら言葉は ...
雨を迎えると豊かになる
けれど まだ足りないんだ 晴れには導かれやすい単純さは
ただの人間
私は腹を立てていた些細漣連なる鉛の莫迦波
深呼吸を施せば澄む問題にもならない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
イラスト国
るるりら
自由詩
5*
15/1/27 9:39
2015.01.27(独白)
もっぷ
携帯写真+...
5
15/1/27 9:17
Miz 3
深水遊脚
散文(批評...
1*
15/1/27 7:44
ハードボイルド
梅昆布茶
散文(批評...
5
15/1/27 7:10
公園
夏川ゆう
短歌
1
15/1/27 6:14
やかんと夜と
石田とわ
自由詩
17*
15/1/27 2:56
Tシャツ
オダ カズヒ...
自由詩
3*
15/1/27 1:36
マリエロの海
〃
自由詩
5*
15/1/27 1:32
卒業
葉leaf
自由詩
0
15/1/27 1:14
題名からしてダサい
花形新次
自由詩
0
15/1/27 0:57
表札
灰泥軽茶
自由詩
6
15/1/27 0:32
大横綱 朝青鵬
花形新次
自由詩
0
15/1/26 23:51
リフティング
灰泥軽茶
自由詩
6
15/1/26 23:35
ぼくはやさしい
竜門勇気
自由詩
1
15/1/26 23:27
下品な表現はいけないザマス
花形新次
自由詩
0
15/1/26 23:24
やかんの中の家
朧月
自由詩
3
15/1/26 22:29
夢屑
小日向 ココ
自由詩
0*
15/1/26 22:26
2015.01.26(独白)
もっぷ
携帯写真+...
6
15/1/26 22:01
欠陥
瑞海
自由詩
7*
15/1/26 21:15
人に愛
北大路京介
自由詩
6
15/1/26 18:39
大きい耳が話を聴いていない
〃
自由詩
5
15/1/26 18:35
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋
〃
短歌
1
15/1/26 17:48
贈られた8小節のLOVE SONG 洋子さんにも贈ってたのね
〃
短歌
0
15/1/26 17:48
初富士を背に巨大広告そびえけり
〃
俳句
1
15/1/26 17:47
平和前提な不幸せ
中山 マキ
自由詩
5
15/1/26 17:32
千年おやすみ
ユッカ
自由詩
5
15/1/26 16:47
崩壊まであと
Seia
自由詩
2
15/1/26 15:04
うた わかれ うた
木立 悟
自由詩
3
15/1/26 15:03
帰郷
やまうちあつ...
自由詩
2
15/1/26 12:31
雨の日の透明な墨汁
朝焼彩茜色
自由詩
18*
15/1/26 12:18
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
加筆訂正:
凍らない水
/
まーつん
[15/1/27 8:44]
再び細部変更…。最初の形から大分変わりました(汗)
凍らない水
/
まーつん
[15/1/26 22:40]
再び細部の変更、追加をしました。
4.29sec.