空を翔る 白い翼
不死鳥の如く 聳える
青い空 高い浪だけに
この建物は 桃色に 彩られた
ネーミングが微妙よねって
君が 茶化す
未だ 茶柱も 立っていない内から
冗談は ...
バースディケーキの上は綺麗に飾られた素敵な世界。いつもはジミィな醤油色に彩られたばあちゃんの食卓が、がぜん夢見がちな乙女色になるから不思議。白いくりいむからは甘い香りがしてきて、苺はまるでお姫様みたい ...
詩作をするときのお供、今回は音です。
詩作のお供にBGMを流す方もいらっしゃると思います。
わたしはというとダメです。聴いてしまって集中できません。
そこで今回ご紹介するのは「Noisl ...
握られ
ねじられた硝子の器から
水があふれつづけていた
指のかたちの溝を
無音が浸していた
樹の傍らに立つ鏡
どちらにも在るもの
片方にしかないもの
片方から片 ...
久しぶりにフィリピンパブに行った
ちょっと年増フィリピーナが
じっと僕の顔を見て
「あなた、可愛い」と言った
10年前なら東南アジアの恋人と
呼ばれるぐらいの存在だった僕
歳をとってからは ...
たとえば
今君が僕を好きと言ったとして
僕はどう思うだろう?
最近、怖いんだ
何か生み出したいのに
何も生み出せない事が
自分には何もない空虚
それを飲み込む事が
...
むしゃくしゃくしゅん
気持ちのスイッチパチンと
切り替えられたらいいのにな
どうでもいいことが
どうにもよくないからよくないね
むしゃくしゃくしゅん
花粉の前触れか
誰かが噂している ...
このままじゃつらい
途方に暮れたような顔
望んでいることは
儚い夢なのだろうか
遠くに見えそうで見えない
薄らと灯る光のようなものは
その顔を照らしてはくれないだろうか
*あいう ...
冷たい風が吹く交差点で
心も凍ってしまわないように
少し頭を垂れている私を
なにも言わないで
抱きしめてほしい
あなたの髪から香る
シャンプーの香りは
とても優しい
...
ブーケ獲りあう女性にタトゥー新郎の名とLOVEの文字
男運ない女が集いマジで獲り合うブーケトス
口紅で鏡に描いた曼荼羅はGOOD BYEじゃないプロポーズなの
紙をこする
チャコールの音が響く部屋
モデルに雇われた猫は
ねむたそうに欠伸をしながら
裸体をテーブルの上に広げている
デイバックから化粧道具をとりだし
バスタオルを巻いた ...
対向車を運転する老婦人が
お辞儀をして直進していった
交差点で
右折待ちのわたしに
丁寧にお辞儀をしてくださった
法律上
直進が優先されるのだから
お辞儀など必要ない
...
また架空の友達の話
良い子も悪い子も鬼に食べられている
バラードでもヘッドバンキングするのか
タラップが外れて
四基のエンジンの
高音と共に
涙する風切り羽
揚力のうまれるままに
生活の足場を
芥子粒ほどにちいさく
後ろへと
吹 ...
1.《夢の欠片が口の端》について
夢のようなことばかり言って何も実行に移さない輩のこと、またはその人の口振り「お前はいつだって―だからなあ」
2.夢の欠片はかくカタガタる
夢語る人騙る凝り肩 ...
カンガルーはハーバーを見下ろす見晴し台の方へ、身ごなしも軽く入っていった。
海から吹き上がってくる、風のざわめきが聴こえ、ヨットが揺れている。
ハンドブレーキを、ギューイっと、引い ...
間もなく激しい雨が降り出してきた。
バルコニーのプランターを小走りに部屋の中に取り入れるまなみ。
電話が鳴る。
夕暮れの晩夏の窓辺に並んだ、ビルディングが雨の中に霞みはじめる ...
オイラおっさん猫2003年生まれだからおっさん猫
同年にあかねちゃんに拾われたから毛食住セレブ猫
時が流れておっさん猫 でもかわいい健在の猫パン チ
最近は赤ちゃんがオイラを ...
彼女がひとりぼっちで 部屋の片隅で膝を抱えて震えていたとき
ノーテンキなボクはいつものように テレビの前でゲラゲラ笑ってた
彼女が例の彼氏と別れたって 人づてに知ったときも
ボクは取り立 ...
自覚していない欲望を、引きづり出して見てみたい。
それを誰かに上手に説明できるようになりたい。
どんな色でどんな形なのか。どれぐらいの大きさなのか。それに首輪を掛けて(そもそも首はあるのか)近所を ...
ぐるり50センチほどの脳裏にある
あの日の、その場所に
もう行くことができない
がらんと口を開けた
灰色の校舎の入り口に立ちすくみ
背中からは夏の午後の日差しが
人の形 ...
黒煙に踊る鳩の羽 ライトに射抜かれ
狙うガラスの破片 ギラリとゆきずり
踏まれ踏まれたガム 黒く鈍く
怒涛の雑踏 足足足顔顔顔
放置自転車の屠殺場 影に
猫
ペンキの剥が ...
猫砂に埋もれた二人の思い出は
一部は綺麗に乾涸らびて
形だけくっきりと存在している
一部は砂がかけられずに
異臭を発して、未だ砂の上の鎮座する。
軋む心と身体を引き摺って
ほん ...
めざめは はるかとおく
めざましは なりやまない
汽水域からの 電話の呼び鈴が
あんなに激しく鳴っているというのに
あらたな就職口からの
電話だというのに
めざま ...
あなたは笑っているのか
どこにいてもわかるお日様の声
私たちの心臓は揺れていて
駆けつけたい気持ちではちきれそう
あなたの詩は泣いていて
文字をなぞれば指が濡れ
ゆき場の無い塩水が光っ ...
草を刈り庭に野菜や花の種蒔いて見つめる未来の景色
同窓会十年間を埋める笑み見た目は違うでも根っこは同じ
花たちが歌っているのは平和の歌悲しい人に届く愛情
花畑愛と光が溢れ出す心のゆと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ルート8 日本海から山までの軌跡
藤鈴呼
自由詩
2*
15/2/18 10:08
アンゼリカの正体
そらの珊瑚
自由詩
14*
15/2/18 10:00
詩作をするときのお供3
殿上 童
おすすめリ...
5*
15/2/18 2:18
ひかり ひかり
木立 悟
自由詩
4
15/2/17 23:39
キムタクに似ている
花形新次
自由詩
0
15/2/17 23:38
一陣の想像
凍月
自由詩
4*
15/2/17 23:01
気持ちのスイッチ
灰泥軽茶
自由詩
6
15/2/17 22:51
言の葉と嘘
小日向 ココ
自由詩
1
15/2/17 22:31
抱きしめてほしい
瑞海
自由詩
2*
15/2/17 22:24
ブーケ獲りあう女性にタトゥー新郎の名とLOVEの文字【都々逸 ...
北大路京介
伝統定型各...
0
15/2/17 22:19
男運ない女が集いマジで獲り合うブーケトス【都々逸】
〃
伝統定型各...
0
15/2/17 22:19
口紅で鏡に描いた曼荼羅はGOOD BYEじゃないプロポーズな ...
〃
短歌
0
15/2/17 22:14
アトリエ
オダカズヒコ
自由詩
5*
15/2/17 22:14
優先
千波 一也
自由詩
6
15/2/17 22:09
また架空の友達の話
北大路京介
自由詩
0
15/2/17 21:59
良い子も悪い子も鬼に食べられている
〃
自由詩
1
15/2/17 21:59
バラードでもヘッドバンキングするのか
〃
自由詩
2
15/2/17 21:59
世界地図を見るまなこと、なにかしら○いもの
春水八郎
自由詩
5*
15/2/17 21:42
夢の欠片が口の端について/即興ゴルコンダ(仮)投稿.14
こうだたけみ
自由詩
2*
15/2/17 21:27
カンガルーのポケット
オダカズヒコ
自由詩
3*
15/2/17 21:25
新婚生活 (ラフ=テフ外伝 パート2)
〃
自由詩
1*
15/2/17 21:20
毛食住おっさん猫
朝焼彩茜色
自由詩
12*
15/2/17 19:03
関係者
涙(ルイ)
自由詩
3
15/2/17 18:13
記憶の雪だるま
宮木理人
自由詩
4+*
15/2/17 17:55
さよなら青から
春水八郎
自由詩
5*
15/2/17 12:04
黄色い夜
加藤 郁
自由詩
3
15/2/17 11:09
猫砂
……とある蛙
自由詩
11*
15/2/17 10:43
はるか
るるりら
自由詩
12*
15/2/17 10:27
お日様の詩
たちばな ま...
自由詩
12*
15/2/17 8:32
草
夏川ゆう
短歌
1
15/2/17 6:02
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
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