いつもあなたの声は落ち着いて
仄かに微笑み受話器越し、
[大丈夫よ、お互い、しっかりと]
その響き一言で
混沌苦痛に呻くこの僕が
どれだけ救われるか、解かるかい?
僕は既に響きの世 ...
昔 私たちは 歩いていた
メトロの駅に 友人と降り立ち 私は歩いた
マンハッタンの色々なエリアを
あれは一体何を意味したのだろうか
日差しの 強い中を 歩いた 私たちは
...
ししいろの鉱物の腹のなかで
わたしは花を摘んだ
夜が瞬きをして
世界が縮小した
額にくる雫
遠くで鳴る花火
人混みのなかで掴まれた腕
こわばる肩と影が重なる先にみた
追いつ ...
金井雄二の詩集『朝起きてぼくは』を読むととても安心する。なぜならそこには見慣れた「生活」の光景があるからだ。金井は特に気張って「詩」を書こうとしない。「詩」よりも「生活」を重んじるのが彼の立場だ。だ ...
天は
人の上に人をつくらないし
人の下に人をつくらない
勘違いしてもらっては困る
あくまでも
天は、だぜ
天から見りゃあ
クソ人間どもなんか
十把一絡げってことだ
ところが
...
夕焼けこやけで気が触れて
山のお寺に願い事
お手て見つめてみな返そう
カラスも食べないプライドを
一生涯にまき起きる
不幸と幸福量同じ
本当にそうならあの時の
幸福の値高過ぎる
心の声に耳を澄ますことは
青空に目を凝らすのに似ている
見えているけど何も見えない
聞こえているけど伝わらない
空の青に果てがないように
心の海には底がない
どんな光も届かない遥か深み ...
措置入院後のフォローが
なかったことが
問題とされているが
こんな野郎一人一人を
フォローするなんて無駄な金
一体誰が払うんだ
俺なんかさ
やっぱ、伝統のある
ロボトミー手術を薦め ...
思い出時空
待ってもむだだと 風がささやく
遠くの雲から 雨のにおいがしてきて
あの娘は来ないから はやくお帰りという
最後の待ち合わせの ...
生きて息して生き続けろ
祈る暇なし気はそこに在る樹
気チガイになるまえにシッカリと
魂に現、刻印されれば気は正気付く
静まり返り ミンミン蝉の疎らな声
音根弱ってだらしなく
造形崩し濁 ...
炎がゆらりと揺れるよに
この全身をうねらせる
千切れてしまえと
左の腕に右を重ね
頭上高くに掲げては
「の」の字を描いて
腰を振り振り
黒髪までも振りかざし
声を喘いで轟かせ
右足の ...
夏はなぜ暑いのだろう
やさしさを失っていく熱風に
焼かれながら日陰の枯れた道を行く
墓の周りには
もはや草であることをやめ
木に仲間入りした太い雑草が
狂ったホウセンカみたいに
ニョ ...
さよなら、
つぎの空白を飲み込んだとき
少女の手から赤い風船が飛んでゆく
ひゅるり 風に吹かれて
ぱちん 弾けてしまう
わたしたちの知らないところで
いつからだったんだろう
...
ここはどこだろう
天井と床にはさまれていて
壁の中には小さなキクイムシたちが棲んでいる
横を向いたら澄んだ空気
外には夜の闇が立ち込めている
何のことはないいつもの僕の部屋の中
目の上あた ...
「うーん、見立ては間違っていないし、たまに悪い癖がでたら今回みたいに痛い目に合わせるくらいで全然構わないと思うけどなあ。それにしても息の合ったオフェンスだったわね。私のリモート・アームロックと広夏さん ...
ついこの間まで
艶やかさのあった影が
今は生活を滲ませて
頬に映る
ほつれた髪
白い、うなじ
水の流れる
音
「あなたはいつも
私には優しい・・・・」
お願いだ ...
富士、五時、お鉢巡り
眼下雲間に河口湖の透いて浮き
遥か彼方に穂高連峰の白銀に輝く
わたしは思わず世界に手を振り
この地球に生まれ来たことの現実
圧倒され、只々圧倒された二十歳の時
...
わたしの中の赤ん坊がむずかり出した
わたしの中の幼児が仰向けになって手足をバタバタ
わたしの中の小学生が精一杯下品に悪口を言う
わたしの中の少年Aがナイフをチラつかせ睨む
わた ...
眼前に広がるのは
夜に現れる海
月に照らされた海
深い海の底に在るのは
眠りについた僕らの住処
僕らは夜の飛び魚
海を飛び越え
...
ここは詩の公園
大きな池があってひとつの川、たくさんの大きな木。
滑り台、砂場、ぶらんこもご用意しました。
みんなで鬼ごっこやかくれんぼができます。
野球やスケボーもできる大きな公園。
朗読 ...
オリンピック前日譚の日々にいて夏の電話は手汗がひどい
いきるために踊ったりしている人がラジオで話すとりあえずくしゃみを我慢する
地下鉄の出口にあつまる虫の写メあなたに送れば日記 ...
笑っちゃうくらい
ネガティブな投稿が見当たらない
君のSNSの本アカに
「反吐が出る。」
と思いながらイイね!を押す僕
そんな僕の
少しだけ「楽しい 嘘」を
上乗せした投稿に ...
ダイ
アポストロフィー
感情で生きている男が
振り上げたギターを
バスドラムに投げつけて
そういうものを見るたびに
嗚咽や時には吐瀉物を
漏らしたりしたものだけど
裏切り者のような
...
時空地平鳴るこの丑三つ時、
巨きなイキモノ、薄い黄色の光りの空間に、
のっそり静かに、立ち 止まる
アァ イィ ウゥ
響音響響語響
エェ オォ アァ
石切場の花崗岩に封印された三 ...
迫りくる(夕立の雲、許されぬ嘘、長い指、クセになる声)
撫でられる耳から恋に落ちていく高めの声は好きじゃないのに
ぼくじゃないオトコの臭い吹き飛ばす扇風機さえ首を振らない
こころが有るのにからだが無いなんて不思議だね。とからだが言った。
からだからこころが溢れ、こころからからだが溢れて人になった。
五感で手紙を交換し、人は夢をみる。
『Poem GO』は
宇宙上すべてが舞台!
過去も、現在も、未来も舞台!
プレイヤーは
ポエムトレーナーとして
現実世界で
いろいろな経験を重ね
探索・想像・創造して
ポエ ...
浮かべる
もう、駄目になってしまいそうなときに
もう、何もかも嫌になってしまいそうなときに
もう、信じることができなくなってしまいそうなときに
1つ、2つ、3つ
丁寧に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
微笑む声
ひだかたけし
自由詩
2
16/7/31 19:51
2005年、ニューヨークで
番田
自由詩
1
16/7/31 19:37
カーセックス
DFW
自由詩
4*
16/7/31 19:33
金井雄二詩集『朝起きてぼくは』について
葉leaf
散文(批評...
3
16/7/31 15:21
天さえあれば、他はいらない
花形新次
自由詩
1
16/7/31 14:47
夕焼けこやけで気が触れて
イオン
自由詩
2*
16/7/31 13:05
心の声
青井
自由詩
2
16/7/31 11:43
フォロー
花形新次
自由詩
1
16/7/31 9:50
思い出時空
st
自由詩
2*
16/7/31 6:48
夏キョウ気
ひだかたけし
自由詩
3
16/7/31 1:08
いざない
坂本瞳子
自由詩
1*
16/7/30 23:58
嵐の予感
木屋 亞万
自由詩
2*
16/7/30 23:47
さよなら、
中村 ながる
自由詩
3
16/7/30 23:02
明日は傘
黒髪
自由詩
1*
16/7/30 22:33
Miz 21
深水遊脚
散文(批評...
0
16/7/30 22:04
死にたくなる
花形新次
自由詩
2
16/7/30 22:02
原光景.03
ひだかたけし
自由詩
3
16/7/30 21:34
憂鬱なマトリョーシカ
ただのみきや
自由詩
7*
16/7/30 21:00
夜の海
黙考する『叫...
自由詩
1
16/7/30 18:28
詩ヌマデアイ詩テ
過去ログ倉庫
16/7/30 17:05
オリンピック前夜
初谷むい
短歌
4
16/7/30 16:52
愛しいパーフェクトワールド
蜜 花
自由詩
1
16/7/30 15:36
帋
ピッピ
自由詩
3
16/7/30 15:01
音語〇響言.01
ひだかたけし
自由詩
2
16/7/30 14:50
迫りくる(夕立の雲、許されぬ嘘、長い指、クセになる声)
北大路京介
短歌
1
16/7/30 13:15
撫でられる耳から恋に落ちていく高めの声は好きじゃないのに
〃
短歌
2
16/7/30 13:15
ぼくじゃないオトコの臭い吹き飛ばす扇風機さえ首を振らない
〃
短歌
1
16/7/30 13:14
あいうえお
水宮うみ
自由詩
0*
16/7/30 11:04
『Poem GO』
komase...
自由詩
0
16/7/30 10:26
3つの向日葵
〃
自由詩
2*
16/7/30 9:43
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
4.32sec.