あの世へ旅立つ前に
もう一度エクスタシーを味わってみたい
と熱望している未亡人たちがいる

「おばあちゃん、僕をそんな目で見ないでよ、
僕はもうお役に立てないんだから┄┄」
恋に予習は無意味だ
同様に復習も役に立たない
なぜ前に傷ついたことを
傷つけたことを繰り返すのだろう

いままでの恋から学んだことが
何ひとつ教科書にならないことは
人が歴史から何も学ば ...
風には色がない
想いにはかたちがない

自身のすべてを解ってもいないくせに
何かをひとに伝えようとこころみるも
手応えひとつ得られず

脱け殻となって
風化する前にもうちょっと
生き ...
この道は
母におぶわれて
とおった道

この道は
友と遊びながら
登下校した道

この道は
親父に怒られて
泣いて歩いた道

この道は
遠くの大学に入学する時に
祖父母が見 ...
時計見て仕事に向かう人の波十分早く起きること出来ず

眠れない夜は決まって悩み事グルグル回り答えが出ない

水溜まり避けながら歩く田舎道梅雨は明けても雨降り続く

窓の外白い砂浜広がって思 ...


真空

空に浮かぶ星を掴もうと手を伸ばし
星をつかんだけれど星はまだ空の上にある
確かに星は僕の手の中にあるのに
目の前に映るアレはきっと気のせいなんだ
掴んだ物はこの手の中にあるから

葬式をし ...
傷ついた心かばいながら
生きれば
さらに傷を受け

ダメージにダメージを食らう

心が痛み衰え果てる
叫んでも もがいても
癒されないだろう

ダメージにダメージを食らい

た ...
あたしいつかあの男を殺すからね、と、いつものようにカウンターの外側でカクテルを何杯も飲み干し、口が軽くなったネシナ・エミリーはお決まりのその言葉を吐き捨てるように言うのだった、もしも近くで警察 ... 「わたし、表紙よりも裏表紙が好きなの
 物語の余韻を楽しめるから」
そんなことを君は言っていた気がする
いつ言ったのかは もう覚えていないけど


ああ、君はオモテモテ
なんか〒モ〒 ...
朝はごはん
でもときどきパンが食べたくなる
フライパンで焼くパン
1枚出来上がり
マーガリンを塗って
アツアツ立ち食い
そうしているうちに
もう1枚出来上がり
アチチとアチチ
フンワ ...
何年か前
私の周囲で立て続けに
24人が亡くなった

ヒ素中毒や
タリウム中毒、漂白剤注射
死因はそれぞれ違う

ただ、みんな
私の愛しい人だった!

私は私と私の中にいる
私 ...
そうですファーザー僕の罪です
僕の空想の中にしかない緑の地で
彼を罰したのは僕です
絹糸のようになめらかな美しい川の流れ
を燃やしました
とてもよく燃えました

腕に黄色いスミレ紫のスミ ...
そうや、おらんかったね

自分以外の人がいる居間は暖かかった
冷えたこたつの中で丸く、眠るその影に小さく蹴りを入れても
明日もそうだろうね、言い訳することもないよ

灯油を乗せた車の音楽が ...
奇妙な絵だった。

空には赤い月
青いグラディエーションの夜空に星はない。
地平線は白く
大きな駱駝が1頭
太い大きな足は象のようだ。
蹄はなく
指が三本
駱駝の顔は大きい。

...
ある日 妻が疲れていたので私が食器を洗った しかし
次の日 録画をして週末にまとめて見るのを控えて
欲しい と言われた 妻にはそんな時間ないとのこと
しかし アメトーークだけは譲れないーー
テ ...
誰かを犠牲にして
自分たちだけ幸せになろう
というのが
アメリカファーストらしい
日本には
「困った時はお互い様」
という素晴らしい言葉がある
そういう日本を誇りに思う
夫婦でも
親子でも
友達でも
「ありがとう」の一言が
大事だ
「あたりまえ」だと思わないで
「有難とう」と言おう
{ルビ夕星=ゆうずつ}のけなげも知らず東京の空に物言うよそ者を撃つ


片道の切符求めて上野からママにスマホを観ている桜樹


災害時かならず守る{ルビ父母=ちちはは}の若い一枚みじめな矜 ...
切り刻まれた欲望をあとに
街のしたたる灯りの下で
男はコートの汚れをはらう
生まれ育ったこの街で
いま夜の表面に佇みながらも
男は限りない遠さの奥に囚われている
通り過ぎる日々に受 ...
大地

調度

温もり
薄氷のような海霧の中で
忘れられた義務の一つが時報と
ともに更新された
失くした片方のことは
もう形式上だけの話
足元の草の色や
目を閉じると浮かぶ顔の
色も
ヘッドライトが点くと消え ...
おじいちゃんはいまどこにいるの
わたし、おじいちゃんのペスたちが
大好きだったよ
大きくなったらきっと
犬と暮らそうって
おじいちゃんとペスを見ていて
いつも思っていたよ

おじいちゃ ...
なんども
繰り返し
浴びせかけられてる
この感じは

麻痺してるみたいで
変なもん食ったみたいで
いろんなものが
遠ざかってく

気持ちは
感情は
誰にもさわれない
ここ ...
ふくよかな大気あり

清新な波動あり

まじめな車たち

街道の電飾

町には外灯がなかった

ライトを消せば黒

闇ではなくて黒

そこにもふくよかな大気

清新な波 ...
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある

感銘を与えられ 
勇気を与えられ
楽しみが与えられる 

人間 ...
自販機で温かいコーヒー買ったら
なぜか熱々のファンタが出てきた

仕方なくお釣りのレバーを引いたら
なぜかお釣りがさっぱり出てこなかった

そんな世界滅亡1日前の朝

なぜかしらいい予 ...
私は知り合いの画廊のオーナーに
そのわけを聞かされた 以前は 予定が立たないほどだった画廊
彼と会うのはもう十年ぶりぐらいだ
一年以上先になる 展示の予約のされていた
そんな時代もあった  ...
素粒子は閉じ込められた
ひとつの宇宙だった
数えきれない砂粒のように
マイナスエネルギーの
ブラックホールが転生を繰り返し
ぼくらは輪廻を重ねる
孤独であるようで
その集合体は一つであり ...
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
エクスタシーzenyam...自由詩117/2/7 15:44
空回りHAL自由詩2*17/2/7 15:34
風街ろまん梅昆布茶自由詩12*17/2/7 11:04
この道zenyam...自由詩217/2/7 7:15
田舎道夏川ゆう短歌217/2/7 5:28
平成29年2月7日(火)みじんこ自由詩117/2/7 3:17
自己リィ自由詩1*17/2/7 1:25
ダメージ星丘涙自由詩2*17/2/6 22:55
小さなやつらの大きな終わりホロウ・シカ...自由詩4*17/2/6 22:46
オモテモテ黙考する『叫...自由詩017/2/6 22:29
朝ときどきパン灰泥軽茶自由詩717/2/6 20:02
私以外の私花形新次自由詩417/2/6 19:19
記録者ふるる自由詩6*17/2/6 16:50
+2℃青の群れ自由詩517/2/6 16:38
月の砂漠……とある蛙自由詩5*17/2/6 15:21
イクメンには今も届かない朝焼彩茜色自由詩717/2/6 14:42
お互い様の心zenyam...自由詩117/2/6 11:30
ありがとう自由詩117/2/6 8:30
「蒼い旗」 五首 2017.02.06もっぷ短歌317/2/6 7:32
街の灯り葉leaf自由詩417/2/6 4:10
平成29年2月6日(月)みじんこ自由詩017/2/6 1:16
戻ってくるものは僅かだからnoman自由詩217/2/6 0:27
冬銀河もっぷ自由詩117/2/5 23:14
さよならプリースト、ローグ、そして観光者竜門勇気自由詩017/2/5 23:11
山口の夜吉岡ペペロ自由詩717/2/5 23:09
星屑星丘涙自由詩7*17/2/5 20:30
世界滅亡の前日にwakaba自由詩117/2/5 19:11
土曜日の銀座を番田 自由詩117/2/5 18:46
無題レタス自由詩517/2/5 17:46
あっちむいてホイ末松 努自由詩10*17/2/5 15:41

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加筆訂正:
原始人(I)/間村長[17/2/6 22:55]
同タイトルに気付いたのでタイトル変更です。
原始人(II)/間村長[17/2/6 22:55]
同タイトルに気付いたのでタイトル変更です。
原始人(I)/間村長[17/2/6 22:54]
同タイトルに気付いたのでタイトル変更です。
原始人(II)/間村長[17/2/6 22:53]
同タイトルに気付いたのでタイトル変更です。
4.88sec.