いつの間にか私はすっかり健康になり
霧雨が降る夏の日に
じっとりとした汗をかくようになりました
決して集めることのできない水滴を
体に吸い付けて
はじき出して
感官としての人差し指を
...
梅酒に酔っ払い
…鼓動は高鳴り
(一本の染色体が、視える)
細いひとすじに
今夜、雷鳴は閃くだろう
わたくしという存在の
只中に
聖の青春が
いよいよ今秋
上映されると聞いた
単行本で読んだとき
電車の中で
不覚にも号泣してしまった
ノンフィクションとしては
かなりのものだった
せっかく楽しみにしてい ...
夏の髪は濡れている
わたしの髪が揺れている
遠浅の海はそのなかで年老いていく
形態が機能に従い
それぞれの行為が所定の位置に置かれていく
気晴らしのような裁断の美しさ ...
何かと多い政治の話題
語れるほど偉くない
まだ大人じゃない
ここに1票が届いている
でもこんな大人に入れたくない
スピードで当選、今井さん
人気だけで意外だ。
よく考えたら人気もない ...
右手の甲に
血飛沫が一滴
すでに乾いていた
この小粒の一滴
どこで付いたのか
いつ付いたのか
両腕を確認し
鏡に見入り
全身を確認してみる
どこにも傷口は見当たらない
...
「両翼」
「生き方 」
「死に方」
対極の言葉なのにそれから先綴られる物語が同じってのは意外とよくある話だ
この両翼が
右に傾いたとしても
左に傾いたとしても
その先は同じ
平衡感 ...
今週のキーワードは
大麻精神病だ
マリファナは
タバコよりも
害が少ないって
言っていた奴は誰だ!
万年ノーベル賞候補で
鶴太郎似の奴も
得意気に
自分のマリファナ体験を
エッ ...
温雨
雨に洗われた
針葉樹の隙間から顔を出し
ヒヨドリは不思議そうに首を傾げる
蟻の休日
うつろな目をした夏
一緒くた
...
夕方 喫煙所に入ると
クーラーが効いていて
とても煙たかった
今日も一生懸命仕事をサボった
煙草の火は燃え続けていて
灰皿に灰だけを落としていく
お前の喉を
つぶしたとしても
お前は
口をぱくぱくさして
なんか
言うんだろ
それを
誰かが
解読してくれんのを
ぼんやりして
待ってんだろ
からだが
...
梅雨晴れの下
ビール腹を揺らし
何處に行くか?蛙一匹
ゲコゲコと鳴きながら
生ビールを求め
下戸下戸と鳴く
また、どんよりとした空の下
ゲコゲコと鳴きながら
舌なめずりして
...
技術とか才能とかじゃなくて
全く知らんアニメ
セキュリティできない時点で
レズかどうか 遊び
Javaさわらなあかんの?
オカルトって何ンだ?
型を使えなければ
日本は世界一発展した ...
ほんっとバカだったよな
羨ましいくらい自由で
でもなにかを抱えてて
時おり寂しい一面を覗かせてた
そういうところに弱かったんだ
遊んでいるようにみせて
誰より努力してて気づかせなくて
...
もうここで倒れてしまいたい
なにもかも終わらせてしまいたい
この瞬間に時刻が止まってしまえばいいのに
何度もこんなことを思って来た
繰り返し打ちのめされて来た
再起不能と何度も思った
...
日の出までもうまもなくの午前四時キタクシュッキン行き会う路地
かえれないとかえらないとはちがうはずきみの声はおぼえたカラス
さよならをくださいって言ったのは寺山君です時計はやめる
涙 ...
帰らなきゃ
と君が言う
また
何もないところから始める
まだ
何もなく
すべてにつながっていた
明日に帰ってゆく
私も
帰らなきゃ
また
君に会う ...
エロ本の雨を降らせるUFOに50年後の僕が乗ってた
煮えたぎる憎しみの目を隠すため涙を拭うハンカチじゃない
青空を突き抜くように投げていく破裂しそうな夏の林檎を
{引用=コトバだけで世界をつないでいく、そんな嘘くさい指切りをして
あなたの色つきの夢の先に、私はいない。
コトバだけで生きる人は 骨の分量の重さを 世界と言い、
あなたは、夕陽を溺れ ...
俺の息子は自閉症だ
ハンデキャップがある
それだけが理由なら
相模原のキの字の
標的にされたかも知れない
サガミハラとサカキバラ
片方は平気な顔して
今も生きているし
片方 ...
恣意的にはなす術も無いがときに僕のマックが代弁してくれるだろう
僕のOSは古すぎてもうあたらしい言葉を紡げないから
内緒話しを夜通ししてみたいんだ ケ ...
緑、濃く匂う深山に
一つぽつんと神社があって
鳥居をくぐり灰白の石畳を進むと
自分が社の前でやや前傾姿勢になり
何か一心に手を合わせ瞑目し続けていた
わたしは自分の黒い後ろ姿を見ながら
...
向日葵が太陽の様に笑いながら咲いている
青空にひび割れた積乱雲が映し出され
上手く笑えない私は 少し恥ずかしい
蝉の声はあくまでも懐かしく そして煩く
私の歌は悲しくセンチメンタルに響く
...
で、ゆれる会話。白線の内側を歩くように危なっかしいきみのきゅんとわたしのきゅんの間にある水域が、おわりはじまりとめどなくとどめなくどよめきめくりあがる白い爆弾となって投下される前に始発の黄色い ...
160726
大至急送れの信号弾が飛んできた
地平線の彼方からの味方からだね
次は7色の花火 センコウは消えて
敵兵ばかりがうろうろしているから
気をつけろの暗号さ
...
「ってかあいつチョーウケる。何のために生きてんの?って感じだよね」
何かを考えるというのは「心」という実体のないものではなく
「ホルモン」という「物質的な変化」をもたらす神経伝達物質の放出である
...
リアリティーを失った世界
喜びも悲しみも痛みもない
空腹も満腹もなく
ただ義務的に栄養を取る
人を恐れ 世間から離れ
身も心も病に侵されてゆく
軟弱な精神に鞭打つ事もなく
安逸を貪るだけ ...
詩を紡ぐこと
それはあの景色を もう一度見ること
詩を紡ぐこと
それは あの人にまた 会うこと
言葉でもって
文字でもって
詩を紡げ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風のつよい日
マチネ
自由詩
5
16/7/28 1:50
ひとすじの光
服部 剛
自由詩
1
16/7/28 0:59
どうしてくれるんだ
花形新次
自由詩
0
16/7/28 0:46
切って縫う
DFW
自由詩
4*
16/7/27 23:37
芸能人の政治家
独奏
自由詩
0
16/7/27 22:38
手の上の血飛沫
坂本瞳子
自由詩
0
16/7/27 21:56
「両翼」
桂
自由詩
0
16/7/27 20:04
大麻精神病
花形新次
自由詩
1
16/7/27 19:43
夏と雨の短詩・五編
ただのみきや
自由詩
11*
16/7/27 18:53
曇りの夕暮れ
藤山 誠
自由詩
2
16/7/27 16:34
あー
イシダユーリ
自由詩
2
16/7/27 16:12
蛙の愉しみ
……とある蛙
自由詩
3
16/7/27 15:16
抱え込んだら
黙考する『叫...
自由詩
0
16/7/27 14:32
君のことを書くのはこれでおしまいにする
かんな
自由詩
12*
16/7/27 11:50
血潮の熱
坂本瞳子
自由詩
1*
16/7/27 0:24
始発と交わる地平線/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
短歌
5*
16/7/26 23:53
始発と交わる地平線
AB(なかほ...
自由詩
3*
16/7/26 22:37
エロ本の雨を降らせるUFOに50年後の僕が乗ってた
北大路京介
短歌
1
16/7/26 21:23
煮えたぎる憎しみの目を隠すため涙を拭うハンカチじゃない
〃
短歌
1
16/7/26 21:22
青空を突き抜くように投げていく破裂しそうな夏の林檎を
〃
短歌
9
16/7/26 21:22
生きた亡者
為平 澪
自由詩
8
16/7/26 20:35
ミとキの違い
花形新次
自由詩
2
16/7/26 20:07
Hey Joe
梅昆布茶
自由詩
9
16/7/26 18:35
vision.08
ひだかたけし
自由詩
3*
16/7/26 18:08
向日葵の絵
星丘涙
自由詩
5*
16/7/26 17:35
始発と交わる地平線
阿ト理恵
自由詩
9*
16/7/26 16:54
始発と交わる地平線
あおば
自由詩
3*
16/7/26 16:12
「てかあいつチョーウケる。何のために生きてんの?って感じだよ ...
モリマサ公
自由詩
3
16/7/26 15:49
金魚
星丘涙
自由詩
0*
16/7/26 15:49
詩を紡ぐ
黙考する『叫...
自由詩
0+*
16/7/26 13:27
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
1496
1497
1498
1499
1500
1501
1502
1503
1504
4sec.