あああ、そうだ
思い出してきた
何かを欲しがれるように
強くなりたかったんだと
眠りからさめるとき
突然じゃなく
ゆっくり帰ってくるみたいに
先に弱さが訪ねてくる
そんな風に思 ...
何かが欠けている躯
幾ら飲んでも酔わない日々
壊れた人形に話しかける
貴方は病んでいるんだね
可哀想とは思わない
有り触れて零れそうさ
無数の糸に操られながら
...
自我インナー言葉
悪く探るドック・ドッグ
繋いだ手を
腐る牙で噛んで噛んで
洞察する部屋で
キャッチしてる22!
ラインダンサーの並ぶ
工業製品は不純で効率的
居並ぶ矛盾と ...
終わる今日─
退屈な日でした
蒸れた空ばかりがずっとつづいていて
胸もとをぱたぱたさせながら
ヨーヨーを垂らし
駄菓子屋のアイスボックスの底から
メロン味をたぐり寄せ
南極の怪獣を想 ...
花が咲き「因」のち
果(このみ)がなる「果」は 因果異時。
華「因」と蓮(このみ)「果」が俱時なる不思議
膨らんできた
はくもくれんの
銀にひかる繭のような葉
わたしのはらのなかで
懐かしい男と猫とあのうちは
ことばをうけて赤ん坊になり
ホトホト
うみ落とされてゆく
ていねいにガム ...
でまかせ言って
人を騙して何とも思わない
ろくでもない奴等が
書いたもので評価してくれだと?
そんなことを言えるのは
大天才だけで
おまえらみたいなクソ野郎が書いた
クソみたいなもん ...
原初のひとしずく
ささやきのように生まれ
岩肌の乳房
地衣類の産着
山あいを渡る風も目覚めさせないように
産毛を揺らす
静かな吐息
うつらうつら
千々のひかりにあやされながら
死への ...
娘のわき毛は
男を興奮させる
何かがある
ふうと溜息をついてみる
思わせぶりな
その音の大きさに
自ら驚いてみたりする
あざとく
わざとらしく
それでも誰も振り向きはしない
駄目だ
こんなことでは
振り向いて欲し ...
洗濯物を
とりこんでいるとき
すこしだけ
おだやかな気持ちになれる
風を吸った
タオルを
何度か折りたたんで
この先三ヶ月間の天気を
気象予報士が
(あくまでも予想だ)としたうえ ...
心の闇を広めないよう
作り笑いをしてみる
鏡の中のいかにも醜い自分に
驚くことはないけれど
愛想が尽きる
ふと手を伸ばして頬の辺りに触れてみるけれど
鏡の向こうへ通してはもらえない
まだ ...
うさぎは
自分のことを怖がってる人間を
噛む
うさぎに噛まれると
痛い
それで、怖がると余計に
噛む
怖がらなくなると
噛まなくなる
怖がってないふりをしていても心の ...
男二人抱えて
車に乗せる
一人は助手席でもう一人は後ろに
アタシはマントをドアに挟まないように
素早く手のひらにおさめる
全力アクセルであのいつもの坂をゆく
と同時にドリフトで着地する ...
ふわふわ
漂い
ゆっくり落ちる
金の花びら
わたしは貴女を知らなかった
[磯の香 、 零れる光滴 、 白波の残響]
あの青い青い宇宙の大海原
貴女は幾人もの従者を連れ
喉を震わ ...
静かに前髪が降りてくる
羽だけの鳥のように
やわらかな影のかたまり
ひらかれる ひらかれる ひらかれる指
見えない雪
目の痛み
息のはざま 光のはざま
土と風 ...
ぼけると
寒さを感じなくなる
今朝は少しぬくもりが弱いな
と思っていたら
電気こたつが「切」になっていた
一時間半も「切」になっていた
親は賢くならなければいけない
担任は一年だが
親は一生である
担任とケンカして
一番困るのは
親のほうである
親は
子どもの成長のために
担任と協力しなければいけない
緋色
スポンジ
体言
かなしいままで眠らなくてはならない夜には
ちいさく 云ってみる 「にんじんのシチュー」
内緒で想ってみる ママと にんじんのシチューを
同時に 二つをやってみる 『にんじんのシチュー』
そ ...
叱られた痕を想えず一人居の宇宙で祖父はほほ笑んでいる
夢ばかり追い過ぎて消えたいくつもの夜想う時さやかな吐息
オリオンは故人を恋う夜ひたすらに心静まるかたちしている
富士は日本をしたがえて
フルスイングする屹立だ
ぼくは涙をしたがえて
外灯もゴッホの星月夜
富士は地球をしたがえて
フルスイングする精密だ
ぼくらは今夜宇宙の片 ...
私はいくつもの名前を持っている
普段の私は
真行寺さやかというが
自称詩人としての私は
ラリるれれれのおばはん
かまいたち留蔵
お涙頂戴
青虫毛虫
鴨ネギジェンガ
ささやか夫 ...
ラリるれろの発音が気になる
過剰に舌をレロレロさせる奴は
どんなにイケめんでも
美少女でも
気になって
魅力半減どころか
120%ダウンなのだ
ラリるれろ
ラリるれろ
ほ ...
赤を零したハイビスカスが咲き乱れ
青空が真っ赤な太陽を主張させ
入道雲がやたら暴れ出す
波飛沫をあげて海にダイブすれば
熱帯の魚たちが肌をくすぐり
情熱のサンバ&ルンバで踊りながらバカンス
...
ガチョウが大量に死んでいた
こんなにガチョウが死ぬなんて
そんなにはないことだ
第一、ガチョウかどうかは
よっぽどの鳥好きでなければ
分からないガチョウ、もとい、カモ知れない
しか ...
かなかなとなくそのひぐらしをそれいじょうひらかないとあきらめれてるのならあきられてるのとおなしことかなかなとなくあのひぐらしはあきをつげるむしにしたてられたかなかなとなくそのひぐらしはあきいがいのきせ ...
雑に服を脱ぎ捨てて そのまま
日を跨いでも 変わることはなく
抜け殻は そのまま
時が経っても 消えることはない
そのままが 一番いい
勿体ない気もするけれど
使い切れてないノート ...
下着に着替えて写真を撮った
下着の意味をなさない下着に着替えて
いてはいけない 遠い 遠くの
ぼくの大事にしている恋
人の ため
に
きみがいると 発作が起きない
きみは月に一回にた ...
ただ、ただ淋しい島の夜に
波の音が煩く怒鳴っていた
雲は早い風に流され
様々な模様を作り
それを月光がやたら怪しく浮かび上がらせている
潮風で軋む扉の窓に潮がへばりつき
裸電球の下では ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ロスト!
竜門勇気
自由詩
1
17/2/9 2:42
トランスミッション
差羽ナガレ
自由詩
2*
17/2/9 2:35
ドロップ・シンナー・サイダー(キャッチ22!再び)
竜門勇気
自由詩
1
17/2/9 2:02
Fw:
末下りょう
自由詩
10*
17/2/9 1:51
因果
楽麦
短歌
1*
17/2/8 23:56
帽子のほころびるとき
田中修子
自由詩
16*
17/2/8 22:55
燃やしてしまえ
花形新次
自由詩
1
17/2/8 22:22
小川
ただのみきや
自由詩
15*
17/2/8 22:13
わき毛
zenyam...
自由詩
1
17/2/8 21:16
ゴオッ!
坂本瞳子
自由詩
2*
17/2/8 20:08
天気という無難な話題について
Seia
自由詩
4
17/2/8 19:35
笑顔の向こう
坂本瞳子
自由詩
1*
17/2/8 18:33
うさぎの目
塚本一期
自由詩
1
17/2/8 16:07
男二人抱えて
朝焼彩茜色
自由詩
7
17/2/8 15:32
金の花びら
ひだかたけし
自由詩
12*
17/2/8 15:21
ひとつ 視線
木立 悟
自由詩
5
17/2/8 11:22
ぼける
zenyam...
自由詩
1
17/2/8 7:51
親
〃
自由詩
1*
17/2/8 6:47
平成29年2月8日(水)
みじんこ
自由詩
0
17/2/8 4:18
スプーン flip side
もっぷ
自由詩
3
17/2/7 23:41
「余情」 三首 2017.02.06
〃
短歌
4
17/2/7 23:37
宇宙×フルスイング
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/2/7 21:50
おまえの家族皆殺し
花形新次
自由詩
0*
17/2/7 21:33
ラリるれら
〃
自由詩
1
17/2/7 21:20
原色ワールド
星丘涙
自由詩
2*
17/2/7 21:19
ガチョウ、インフルエンザにかかるの巻
花形新次
自由詩
1
17/2/7 20:51
ひらたくひらくひらかないかなを/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1+*
17/2/7 20:00
部屋
黙考する『叫...
自由詩
1
17/2/7 19:52
蜘蛛の手
塚本一期
自由詩
3
17/2/7 18:24
島の空に浮かんでいた薄白い月
星丘涙
自由詩
3*
17/2/7 18:14
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
1489
1490
1491
1492
1493
1494
1495
加筆訂正:
帽子のほころびるとき
/
田中修子
[17/2/8 22:58]
タイトルがしっくりこない
4.27sec.