あてもなく歩くには

新宿か公園か帰り道か

女子をスカウトする

大小の横断歩道の標示

雑誌を投げ俺を叩け

泣きながら歩くな道を

軽く一億を超えてる

屋上からつま ...
殿方の体操選手を見ながら
カキッコするのが
とても好き
もっこりした筋肉と股関
フサフサの腋毛が
縦横斜め、ぐるぐる回転する度に
私の巨泉さんは溢れて

夜、夫が眠りについた後
一人 ...
踏切から身を乗り出せば
生暖かい風が勢いよく舞い上がる
痩けた頬をびたりと打つ轟音は
父の拳の重さそっくりだった

わたしはただ眺めていた
遮断機のぐらりと垂れた腕を
獲物を招き入れる触 ...
血圧が低くなっているのを
眩暈を起こしそうになって自覚する
照りつける太陽の下
息が荒くなりつつあるのを
必死に抑えて歩き続ける

冷たい水を全身に浴びたい
そんなことしたら凍え死んでし ...
天皇陛下が
なんか
自分の考えを(生前退位とか)
言っていた
すげえな
天皇陛下は
天皇陛下っていう
日本の今の
役職を
やっているんだけど
その役職をやっていて
ああいう発言を ...
いや
ちょっと
日本に不満があるので
不満があるっていったら
中国とか 北朝鮮に行けって
言われた
中国 いいかも
いやかも
北朝鮮
いいかも
いやかも
よくわかんないけど

...
わたしはすきだった
ひずんだ道路に影が伸びるの

事実の寄せあつめっていうだけの現実で
出来の良すぎる絵みたいな空気のなかで
混乱したパレットみたいに素敵な部屋で
きみはひとりだっ ...
夏の夜の
祭りの後の
一人の帰り道の

ぼんやりした明かりを孕み
しっとりと、質量を持って
多大なる命を抱き
その質量はまるで手の様で
母の、友の、恋人の、
恩師の、子供の、人殺しの ...
           160814

それはラップと違うんでねえのの声を聞き
レゲエの方がの声を聞き
義太夫は迷っているよ
迷っている三四郎
ストレーシープの美彌子に恋をして
...
雨が降るような降らないような
少し 降る ような
降らないような
雨が
砂丘の砂が乾いているような
すこしは
変わっていない ような (そうか)

祭りの陰で
トイレで
しゃがみこ ...
一日が浮遊しはじめ、太陽とともに旋回するに先立って、私は何かを収穫している。赤やピンクや白で美しく色づき、うっすらと毛が生えているこの「桃」と名指される何かを収穫している。夏の果樹園には一面に記号 ... 音がする
夕立の
音がする
慌てふためく
声が聞こえる
慌てふためく
足音が
雨の音にかき消される

無人の道に
雨が叩きつける
地上にたまっていた
堆積物を弾いて
空中にま ...
偽証されたような朝が破裂の熱と共にやって来て窓の外は核爆発のように発光している、カーテンを閉じたままのこの部屋はまるで真空のように現在から隔離されていて、俺はたいがいの部品を土踏まずの穴から落 ... 嘆息の理由なら他にある
豊満な月に耐えきれず包み紙を脱がせただろう
子供みたいにあちこち汚して
今日がその日ならと狼みたいに祈ったね
誰かのせいだと言うのなら
それはわたしのせい(玄関前の犬 ...
善行であろうと
悪行であろうと
その人間が抱いた感情の
痛切さ加減が表出したものが
この世における
そいつの到達度を示すことになるのだよ
そんで、到達度が高ければ高いほど
極楽に行きやす ...
カラスが鳴いている

豆腐屋の笛の音がする

昭和16年の町の光が射している


悲しみはいつも異国に満ちている

清々しいぐらいあたりまえに朝が

地球が暴力的なまでに回ってい ...
月が地球の影で

欠けているように見える

地球に住むぼくには

それあまりにもは遠い実感だ

命も宇宙もスケールが大きすぎるから

じぶんが世界に

どんな影響を与えているか ...
橋をつくります

ストロー現象が起こるかも知れません

でも橋をつくらなければならないのです


ひとは変化を嫌うけれど

それが宇宙の流れなのです


橋をつくります

...
職場でいつものように働いていたら、頭痛がひどくなり意識が遠のいていき、これは危ないと早退、医者の診察を受けたら熱中症にかかっていた。ちょうどお盆休みの時期だったので私は休暇を取り実家で静養して ... わたし は わたし
あなた は あなた

日常言語は区別する
自他を区別し対象指示する、
この繋がっているからこそ反発し合う世界を

     〇

わァたァしィ はァ わァたァしィ ...
悪事の限りを尽くす方が
中途半端な善行よりも
極楽浄土に
近づき易いんだって
そう言ってるに
決まってんじゃねえか

そのままだよ、そのまま
何で回りくどいっつうか
自分に都合の良い ...
くにやぶれて山河
みわたせばひとが
出国のゲートを過ぎて
感じる庇護のかけら
菊の花が咲く頃まで
には、きっと帰りましょうね

私たちにこんな日が
くるなんて山の日が
くにやぶれても ...
【紙屋町界隈】

ここには来れないあなたを
さがしています
わかりやすい たいどで
わかりやすいことばで
さがしてみます

街のあちこちにカメラを設置し
あなたの陰を
さがしてみま ...
貴方の声が
虫のように耳もとにささやき
私の皮膚を穿孔して
血管の中に染み込むと
私の血流はさざめき
体の奥に蝋燭を灯すのです
貴方のだらしのない頬杖も
まとわりつく体臭も
すべてが私 ...
始まりがあり
終わりがある

でも魂は
永遠を知っている
永遠に生き続ける

始まる恋があれば
終わる恋もある

ネガティブではなくて
ポジティブなこと
成長の旅を続ける

...
オランジュの葉を零す
豊穣の実を浚う
水面をたゆたうかさならない
いつかここにある理由

水面をたゆたうかさならない
オランジュの葉を零す
豊穣の実を浚う小なる足音
いつかここにある理 ...
真夏の真夜中
散りばめられた魔法たちが動き出す
輝きを放ち
光の弧を描き
星をばら撒いて
華をまき散らし
静止しているあれやこれやが動き出す

だから扉を開けてごらんよ
ベッドの中か ...
流れ星探して押し黙るあなた いつの時代も
人は飛ぶことに憧れ
長い時の彼方から
語り継がれた、鳥類の夢

――DNAは体内で目覚めを待ち…

僕は羽ばたきたい
でも、翼は無い
されど往こう

モノクロームの ...
曇天に覆われた地平を
旅人は往く
遥かな場所から呼びかける
金の炎の稲穂等が
肩を並べて、かれを待つ
あのVisionの方角へ  
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
人ってたぶん吉岡ペペロ自由詩116/8/15 12:14
マスヲカキッコ「内村航平」花形新次自由詩016/8/15 5:52
死籠りyuez自由詩216/8/15 3:20
誕生日には坂本瞳子自由詩4*16/8/15 0:26
ええと2オイタル自由詩216/8/15 0:24
ええと自由詩116/8/14 23:58
はるな自由詩716/8/14 23:55
八月八雲みつる自由詩116/8/14 23:12
同じ声、同じ部屋あおば自由詩5*16/8/14 21:38
雨が最近 降りませんオイタル自由詩216/8/14 21:15
桃獲り葉leaf自由詩116/8/14 14:59
夕立北村 守通自由詩516/8/14 0:39
穴開きの胃袋に極限まで詰め込むホロウ・シカ...自由詩1*16/8/14 0:32
氷の散弾にブルーハワイただのみきや自由詩11*16/8/13 22:04
ヒトラー&スターリン花形新次自由詩016/8/13 20:03
1941吉岡ペペロ自由詩316/8/13 19:23
魔法自由詩416/8/13 19:07
普遍自由詩116/8/13 15:44
消滅葉leaf自由詩116/8/13 15:42
母音響き愛(改訂)ひだかたけし自由詩416/8/13 15:40
バカの考え花形新次自由詩016/8/13 12:43
こんな日が(ゴル投稿修正版)高橋良幸自由詩116/8/13 9:38
紙屋町界隈るるりら自由詩10*16/8/13 6:46
あな 二篇山人自由詩16*16/8/13 6:04
始まり夏川ゆう自由詩616/8/13 5:22
_雨へのダブリ...自由詩016/8/13 4:55
サマーナイト インビテーション坂本瞳子自由詩0*16/8/12 23:34
流れ星探して押し黙るあなた猫のひたい撫...短歌016/8/12 22:20
鳥のひと服部 剛自由詩116/8/12 21:52
呼び声自由詩016/8/12 21:42

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