「家族に自称詩人を抱える人たちの為に」
と題したセミナーを開催します

平成28年8月31日
御茶ノ水メンタルクリニック

1.自称詩人の社会復帰について(10:00~11:00)
N ...
マホガニーの卓上で喫する
ココアにもはや甘さが無い
食傷気味の男によってもたらされる
ひとつの清涼剤としての
装飾品への
空虚な安らぎのひと時
つねに持続する
怠ることが許されない日々
...
湖畔の公園
鬱蒼とした森の道
イヤホンの耳栓で
外界を遮断しながら
今日もコーヒーショップで
光熱費と時間を減らし終えたのち
その黒く湿った撓垂れから
さらに咽る風を送る
帽子を目深に ...
私は手紙を綴っている
今日の日が
二度と無いことを知らずに

あなたの顔の面影を浮かべ
手にしたペンを、余白に落とす

おもいの…高ぶりに
自ずとペンは動き出し
無我の歩調は便箋を往 ...
突風に路上の白いビニール袋が
ふくらみ舞い上がる、朝

早い流れの川の水面を
つーーー
と、流れに身をまかせ
ひとり目の鴨はゆく

三メートル後ろでは
細い足をじたばたさせて
安住 ...
{引用=米カリフォルニア州の出張先にて父危篤の報に接した日の深夜一時、外に出て見上げた空に浮んだ月を見てゐるうちにふと現れたことばを記した。その約六時間後、日本時間の八月十日午後十一時五十七分、父逝去 ... 川の{ルビ畔=ほとり}に身を屈め
婦人は洗濯物を
無心にこする

額に、汗は滲み
袖を捲った腕に水は、跳ね

風に揺らめく、草々と
汚れを溶かす
川の流れと
背後をゆらりと過ぎる、 ...
目の前がチカチカうざったいから
僕は目を閉じる
頭が痛くなるのがわかってるから
ひどく腹立つんだけど
鼻の奥がスンとして
何だか上手く眠れない

終わってしまったら、それで終わり
そん ...
言葉を置いて重さをはかる
音なき音をあつめて
一筋の光がさしこむ
考えるのではなく感じること
即興プレイ
沈黙と言う存在理由
かき鳴らすピアノ
ふるえるピアノ線と空気
重いテーマに身を ...
時にそれは雨より鬱陶しい

何十何百の文字たちは、雪崩の如く

止める術を失い、入る隙間など

当然のように無い その強さは

アルミホイルの様で

こちらはティッシュペーパーの様 ...
夏休み明けの初日、登校すると椎名の背中から虹が生えていた。
「天使かな?」
「たっくんいきなり何!照れるじゃんー」
「いや、可愛いということの比喩的表現じゃなくて、超常的な存在かな、の天使かな、 ...
何故だろう君と一緒に居るだけで曇っているのに街が輝く


遊園地テンション上がりすぎた君地球にはない言葉を叫ぶ


「教科書を食べれば賢くなれる」と言う君はバカだなほんとに好きだ
円が次々と
生まれ出て来る
赤紫の雲海から
伸びゆく棒状三角が
木霊しながら
円たちの脇を通り過ぎる

見開く両眼、輝き彷徨う
宇宙という詩のキャンバスを
それは突然やってくる

ううん、必然とやってくる

寂しさ

悲しさ

でも

それから

また何かが生まれる

そう、必然と。。。
寺めぐり 庭めぐりして 自転車で ペダルが向かう 古都の秋


手にとれば いろあざやかな こけの寺 おおいつくして 木漏れ日のなか


晴れた日に 朝起きた時 さて今日は 奈良か京都か  ...
小学生の頃に少しお世話になって
20年も会っていなかった人に
とあるお葬式で会った

 あなたを時々思い出していたの
 あの時のことを書いた作文で賞をとってくれて、ほんとうに嬉しかったのよ
...
登山すると
心身がすっきりなる
山の気が
体の細胞を活性化させて
心もリラックスさせる
また、頂上から我が町を眺めれば
ふだんの憂さがふっとんでしまう
登山しない人は
なんでわざわざ苦 ...
遠く轟くのは雷鳴
それとも記憶の彼方の爆音

或いは過ぎ行く夏の
名残の花火

下駄を穿いていた
裸足のくるぶしを
風がくすぐり

バッタが跳ねる草の道

また明日遊ぼうねと言 ...
ポットから無限が流れだしている小部屋
蒼く暗い闇に吸い込まれる
悲しみか
裸の女と裸の男が孤独を抱きしめ合う

時が止まっても
無限は鳴りやまない響き
悦びか
青い粒の光散りばめる目元 ...
静かに甘やかな風が、優しい夜を連れてくる
ねぇ、どうして
やりたいことの欠片が
少しずつ見つけ始めたそれが
わたしの上に羽をもって降り積もっていく
甘やかな夜が、わたしがわたしであるあろうと ...
珈琲の渦の奥に一つ
小惑星が沈んでいます

あれは浮かんでいるのです(彼方側では)

音は滴り落ちるので
雨さえ頭上へと上がってゆきます

すべての事象があべこべなのです(此方側では) ...
   「字源」


ある日テレビを見ていると
アスペルガーと思わしきとある女性タレントが映っていて
こんなことを言っていた
「人」という字について
こんなことを言っていた
「人」という ...
{ルビ蛇=わたし}は脱皮した
相変わらず{ルビ蛇=わたし}のままだったが
少しだけ清々しい
肌感覚で世界を捉えている


かつて外界と接し敏感に反応した
主観的感覚と一体だったものが
...
シスターが列をなしている
荘厳なる響き
主張低音のなかに響きわたる
苦しみもだえのなかの祈り
ロザリオのゆれ
光をはなち
ぼくは家に帰って聖書を開いた
内臓がふるえた
性的快楽がのって ...
ふわふわしながら

あなたを想う

生きているのかさえ

わからないのに。。。

心のなかに

居続けるあなたは

きっとこの命尽きるまで

心に居続ける。。。


...
トクン トクン トクン トクン

空間認識を失われ

まるで放り出されてしまったようだ

むしろ心地良さえ感じてしまう


トクン トクン トクン トクン

呼吸は重苦しく
...
「この世界は美しく
青い空が落ちて来る
どんな境遇に置かれようと
そのことに変わりはない」
そうあなたは言う

「この世界は遠景で
青い空が狂いかけている
底の底に行き着いて
そのこ ...
あいつは童話のデンマークおんなのこ

あいつのメルヘンはおれだけがまもる

やくそくしたのにやぶってしまったよ


あいつがいたらこわくなかったのに

たいしてたよりにならないやつだ ...
幻を見ている私

あの花も
空も 鳥も
実体のないもの

一期一会の風景の中
佇んでいる私も幻
夢のまた夢

一瞬の輝きを見せる
季節たち
移ろい行きて
消えてゆく
まるで ...
見上げる額に北十字星から血が滴ってくる真夜中

      *

少年をひとり折りたたんでポケットに入れておく

      *

君がいくつもの遊星でお手玉をするから僕は眠れない
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
真面目なお知らせ花形新次自由詩217/8/25 0:16
秋の午後本田憲嵩自由詩317/8/25 0:05
初秋自由詩217/8/25 0:04
日々の手紙服部 剛自由詩417/8/24 23:02
鴨とわたし自由詩417/8/24 22:29
月の夜石村自由詩12*17/8/24 22:26
川の音楽服部 剛自由詩317/8/24 22:09
それで終わりopus自由詩017/8/24 21:27
音と音のあいだみっちー自由詩217/8/24 21:25
時にそれは雨より鬱陶しいムウ自由詩017/8/24 19:54
天使かな?水宮うみ散文(批評...1*17/8/24 19:28
君は天使短歌4*17/8/24 19:27
宇宙キャンバスひだかたけし自由詩317/8/24 18:08
別れピンクの空自由詩117/8/24 17:53
古都の秋st短歌317/8/24 17:30
ちゃんとやるって大事だなと…ふるる自由詩217/8/24 15:09
登山zenyam...自由詩117/8/24 14:26
別れLucy自由詩5*17/8/24 13:53
無限を注いで星丘涙自由詩2*17/8/24 9:53
ねぇ、どうして?水菜自由詩317/8/23 23:57
加速する山羊の角黒崎 水華自由詩7*17/8/23 22:23
短詩八編本田憲嵩自由詩617/8/23 21:55
脱皮ただのみきや自由詩9*17/8/23 21:41
詩の響きみっちー自由詩317/8/23 21:18
Sorryピンクの空自由詩117/8/23 15:14
静寂ムウ自由詩017/8/23 14:22
この世界はひだかたけし自由詩2*17/8/23 14:17
童話のおんなのこ吉岡ペペロ自由詩217/8/23 12:23
青い火星丘涙自由詩5*17/8/23 10:56
晩夏断片塔野夏子自由詩1*17/8/23 10:00

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加筆訂正:
君は天使/水宮うみ[17/8/24 20:23]
一部を漢字に直しました
別れ/Lucy[17/8/24 20:00]
7連と8連入れ替えました。言い回しを少し修正しました。
瞳夏/唐草フウ[17/8/23 16:58]
少し直しました。
3.92sec.