啄木鳥が 脳天を
穿つ ヒールの音
充電切れの端末から
伸びるヘッドホンで
耳をふさいだ少年
急所は隠すもので
隠したところから
急所となる
先頭車両の不文律
スーツの背中に ...
聡明な目が おきゃんに くすりと笑ってる
黒板の端から端へと 飛び回るプリマドンナ
人差し指のプロジェクタースイッチが効かないときの
パソコンに急ぐ あのお方のご様子は マドンナなの ...
お茶漬け
シノニム
北回帰線
まるで世界の中心だ、
と言わんばかりに虚勢を張っては
わたしを試そうとする
そんなところも
実にあなたらしく
ただ微笑ましく見つめるだけで十分だった
久しぶりに感じたあなたの空 ...
全方位に焼け剥がれた命は
無限の軌跡を描いて一点に収束する
その最中に見る光景
自覚的な痛みを伴った主観的な光景
ビル群
山間の谷間
火炎放射器を持った昔の軍人の写真
凍てつく凍土
あ ...
貴女に初めてまみえた静かな夜の舞踏会
私は氷漬けになってしまいました
白魚のような指先に軽くキスをして
貴女は月のような頬笑みを浮かべて
互いに頷いた
初恋のような電撃が私の胸を貫き
...
GOCCO
ゴッコ ゴッコ
GOCCO ゴコゴッコ
GOCCO GOCCO
GO GO ゴッコ
COCOCO GOCCO
GOCCO コ
「ココはドコ?」
「ココは”ココ” ...
あなたと話した日に
梅の花が咲いていたことを
私は忘れない
それが夢の中なのか
現実なのかはどうでもいい
あなたの後ろでピンク色の
花が咲いていました
あなたはとてもうれしそうで
...
雨の降る朝
赤い長靴をそろえた玄関に
少し履き潰した黒い革靴。
傘の手入れをする父は今から一人
単身赴任先の東京へと向かう。
靴を履き襟を正す
背広姿の父の横には
母の握ったおに ...
出会っても
離れるのは必至
二人はまるで孤高の猫
月の隣の星もう見えない
一週間前まで
ぴったりと
寄り添っていたのに
泣きたいのに
笑っている
右手は探している
手放して ...
準急列車の三両目
帰路
メトロの窓に
橙色の影が揺れる
窓に映った自分の顔は
五歳は老けて見える
帰宅したらまずは
冷凍庫の中のシチューを温めて
トーストを浸して食べよう
暖かい ...
明日はきっと晴れるだろう
君がいても、いなくても
君の好きなあの子は仕事に行くし
君の嫌いなあいつはよろしくやってる
明日はきっと晴れるだろう
君がいても、いなくても ...
あなたがこねた まほうのしずく
捏ねた? 何を? 粉を
雫? どんな? 魔法
繰り返し 練り直す
冬休みの宿題を そろそろ完成させないと
卒業させて もらえないのと 君は 嘆く
...
「笑いにシフト出来ない中傷は
中傷でしかない」
五代目三遊亭珍宝
人情噺「こぶくろ」の名人で
人間国宝にもなった
珍宝の言葉だ
そもそも笑いとは
何かに対する中傷から
発生 ...
毎朝自分の顔が
鏡にうつるたびに
年はとりたくないねえ‼と思う
頭はオヤジ似でハゲあがり
目はしょぼしょぼで
肌はシミシワだらけだ
若い頃はイケメンと呼ばれた時もあったのに
こんなになる ...
雷雨
雨
濡れ衣を着たハンガー
イス ある。
視線にぶらさがった
?の下は
◯でもXでもない△みたいです。
辿ったらミシ ...
桃
氷
自由
本能が全ての物事の骨格を作る
そして理性が暴走にブレーキをかける
仕事はビジョンと目的というゴールに向けた疾走である
思考は積み重ねた習慣の土台である
停滞は停滞を生む
上昇は上昇を生む ...
カナッペ、お空が綺麗だよ
ちがう、あれはゆうやけ
じゃあお空って?
あおいあおーいやつ
――じゃあ夜にお月さまがいるところは?
うちゅう!
お陽さまが見えないと青くないけど?
知らない
...
いつから自称詩が
クソコミュニケーションの
道具と化したのか
寂しい自称詩人達の
慰みものと化したのか
誰にも理解されなくたって
書かなければならないから
書くんであって
クソみたいな ...
僕は信じる
この「軸」を信じる
絶望の闇を
希望の光に転ずる「軸」
悪業の連鎖を
善業の開放に転ずる「軸」
疑惑の混沌を
信頼の和楽に転ずる「軸」
不幸に負ける苦を
...
ブラックホールに吸い込まれた
星雲は
真新しい宇宙に出現し
新世界を構成する
ぼくは永遠列車に座り
真っ赤なリンゴを抱え
星巡りの歌を歌い
失われた友を待つ
ぼくが来世に生まれ ...
何かうまくいったとき
いやいやこれはまぐれですよと
謙遜するのは
もったいない
だって
まぐれも実力
まぐれ気まぐれ
縁の下力持ち
裏方の人生送っても
見る人はちゃんと見てる
...
スーパーで
キレイなピンク色した
桜エビを見つけた
美味しそうだなって
手にとって
お会計してから考えた
なににして食べよう
思いついたのはお好み焼き
たしか桜エビが入っていた
...
水から杖を拾い上げると
空気に触れて銃になった
水面に映る双頭の蛇
銃はやがて砂と消えた
路地のむこうが燃えている
火の他に照らすものは無く
誰も居らず
何の音も ...
幼稚園児に
政治的な発言させんのは
右だろうが左だろうが
おかしなもんだと思うのが普通だ
首相礼賛だろうが
核兵器反対だろうが
おんなじだ
なあ、アサシ新聞さんよ
その病棟にいくには
重い扉をあけなければならないのです
細い腕ではあけられない扉のむこうに
あなたがいるのでした
あなたは窓の外をみるのがすきで
夕焼けも青い空も
全部写真におさめてい ...
春愁は翼ひろげて訪れて翼やすめるわたしの指で
春愁は長居の気配カレンダー覗き込んでる三か月後の
春愁を俳句でいじめてやりたくて考えてもみる客の奇特さ
赦したい赦されたいと ...
叶うならば
柔らかな草の褥に抱かれるように
君の胸に手のひらで触れて
火傷しそうな低温の心臓に落ちていく
人はさ迷う遊星
真っ直ぐに核を貫くよう
自由落下の速 ...
わたパチが弾けるみたいに歯が抜けていった夢でも見てるんでしょう
ポエトリィ。それは真夏の横恋慕。彼は凄腕歯科技工技師
感情に色が見えるの。おこるは青。わらうも青。これは心の ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
ruby
もり
自由詩
4*
17/3/4 1:07
青い鳥の飛来
るるりら
自由詩
13*
17/3/4 0:50
平成29年3月4日(土)
みじんこ
自由詩
1
17/3/4 0:15
答えを出すのが正しいわけではないということ
AquAri...
自由詩
4
17/3/3 22:48
口紅
倉科 然
自由詩
2
17/3/3 22:39
クイーン
レタス
自由詩
4
17/3/3 22:32
GOCCO
黙考する『叫...
自由詩
0
17/3/3 22:24
手の花
朧月
自由詩
3
17/3/3 21:47
朝の情景
梓ゆい
自由詩
1
17/3/3 21:44
暮らし
猫の耳
自由詩
3
17/3/3 21:31
夜の車窓
しずる
自由詩
2*
17/3/3 20:22
眠るとき
獏
自由詩
1*
17/3/3 18:41
しあわせのチョコレート
藤鈴呼
自由詩
1*
17/3/3 10:35
三遊亭珍宝
花形新次
自由詩
2
17/3/3 9:01
老け顔
ホカチャン
自由詩
1
17/3/3 8:14
わたしの寸法が知りたい?。?
幽霊
自由詩
2
17/3/3 7:21
平成29年3月3日(金)
みじんこ
自由詩
2
17/3/3 3:47
本能
鷲田
自由詩
3
17/3/3 1:13
カナッペの帰り道
もっぷ
自由詩
4
17/3/3 0:59
次代に
花形新次
自由詩
3
17/3/3 0:21
回転軸
楽麦
自由詩
3*
17/3/2 23:58
賢治のオマージュ
レタス
自由詩
13
17/3/2 22:54
まぐれ気まぐれ
しずる
自由詩
2*
17/3/2 22:28
桜エビの憂鬱
〃
自由詩
2*
17/3/2 22:25
夜の辺
木立 悟
自由詩
1
17/3/2 22:18
森友
花形新次
自由詩
2
17/3/2 20:26
病棟の窓辺
朧月
自由詩
2
17/3/2 20:21
「春愁」 五首
もっぷ
短歌
1
17/3/2 18:20
赤星
ジウ
自由詩
2
17/3/2 15:57
重厚な世界を軽薄にうたえ
ピッピ
短歌
6
17/3/2 13:36
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
加筆訂正:
赤と青と白のぐるぐる
/
田中修子
[17/3/2 14:06]
ちょこちょこしとしと
赤と青と白のぐるぐる
/
田中修子
[17/3/2 14:05]
ちょこちょこしとしと
4.35sec.