暗示を拾いに
街へ出る
更新されてる
かけらを探す
見えないほころび
次元のすきま
世界の正体を
見極めたくて
街の中で
見つけたしるし
隠れた意味は
よみ取りがたく ...
陽だまり
吹き溜まり
ミケ ブチ シマ トラ まだら模様の
猫だまり
ミャー ミャー
気ままに生きる
ウッー 手をだす
プイ と方向転換 ...
直立して手が自由に使えるようになったので
人間は
手と手をつなげるようになった
淋しい者どうし手をつなげるようになった
悲しい者どうし手をつなげるようになった
苦しい者どうし手をつなげるよう ...
朝だ
もうこんなに明るい
のだね
不思議だよ、
それにしても
昨夜はあんなに
ふらふらだったのに
今朝まで一眠りすれば
力、漲り
こうして詩が書ける駆ける
眠りの底から
...
遠い日が光になってやがて消え波に消される思い出の欠片
思い切り泣けば心は軽くなり小瓶の中の恋が弾けた
耳元で囁く君はロマンチックくすぐったくなる今宵のデート
ただ君と風に吹かれて歩く ...
今日わはっきり言います
神様 あなたのことが大嫌いです!!
そうしたいならすればいい
今すぐ僕の胸のポンプ止めたいなら
今すぐ台所の包丁に魂を吹き込んでカットさせたい ...
立ち上がれない
骨が、肉体が、魂が、叫びを上げている
それでも騒めく木々は、やまない風は、
まだ立ち上がれとでも言うように
木の葉を揺らし、落ちた木の葉を
風は舞い上がらせて
この地 ...
私が見ている方向には
いつも私を見ている人がいて
その人の視線を避けると
避けた方にいる人が
やはり私を見ている
その結果
避けて避けて
ぐるぐる回って
後ろの正面に立った人の目に
...
仕事をさぼって美術館
展示室をうろついていると
赤いワンピースの女がついて来る
立ち止り絵を眺める横で
ぼそぼそと蘊蓄を語るのだ
頼んでもいないのに不躾な
学芸員にしてはずいぶん
粗野で ...
フェスティバルへ行った
ただよう祝祭的なかほり
きしむ音の粒たち
濃い化粧の乙女
ゆきかう
ふりそそぐ波
あふれでるアドレナリン
自己の限界の突破
理解することができない詩たち
ぬり ...
湿った青灰色の夕まぐれ
音楽を探していた
ぱっとしない
うまくいかないことばかり
毎晩のように襲いくる発作
ひとりではある程度のことしか出来ない
ひととやると思い通 ...
私の欲望にふれてみた
とても冷たかった
まるで氷のように
冷たかった
そこには愛はなかった
ひとかけらもなかった
とても悲しかった
欲望は私のうしろに
ずっとついてきた
まるで影のよ ...
季節は 夏をわすれて
夏とも秋ともいえない
空白の季節がうまれた
夏をさがして 野山をかけても
秋のみのりの かげりを
みつけるばかり
朝おきて そらをみあげると
いいし ...
行きたい時に
ふらっと行って
世間話などをして帰る
そんな場合が
リタイアすると必要になってくる
黒焦げのアカツメクサを労うように
レースフラワーが風に揺れ
夏が終わると歌っている
排気ガスまみれの分離帯にも
芽吹いた種は繁らせた
波打つ夏の色
色褪せた空のキャンバスに
ぽたりと ...
笑顔の女の子が回る
心地よい音が奏でられる
美しい 非日常、なんていう
その場の感情に浸る
聞き入る 音だけでよくなる
笑顔で固まった女の子は回り続ける
女の子は意志を持たず音を奏でな ...
いや羽田空港か!
うん羽田空港じゃん
それ羽田空港じゃん
え!?もう?まだ?どこまで羽田空港なのよ!???
羽田空港を模したパネルディスカッションか!
羽田空港のウロコに立つアンチテーゼか! ...
{引用=夜明けのこない夜はないさ
あなたがぽつりいう}
懐かしい歌が
あの頃の私を連れてきた
そして今の私が唄うのを
遠い窓枠にもたれて
聞くともなく聞いている
夜のはてない深さと距 ...
おっさんが簀巻きにされて運ばれる渋谷の夜は呻く藍色
思いついた言葉をならべ
魚の様に泳がせては眺め
それを繰り返していた
嫌な湿気が躰にまとわりつき
汗が流れ落ちる
手招きするように日は暮れてゆき
無為に過ごした日々
庭の向日 ...
消え入りそうだったんだ
夜明け前に
悪夢で目覚めると
孤立に窒息して
消え入りそうだったんだ
そんなとき
何気なく手を差し伸べてくれる隣人が居た
「水が欲しいんだろ」、
ってト ...
てんてきのひとの下を肢体が運ばれる
てのひらに濾過された空ばかり残る
てんてきのひとの上で黙るのは蛍光灯
だけではないという、ひとは
そっと告げた
やはらかに遺されて読めもしないことばは ...
君みたいな人間はクズだよ
テーブルに残された一枚の書き置き
肺が嘆くまで息をこらえて
金魚すくいみたいなプラットフォーム
はしゃぐ若者と自分の靴を比較する
「俺の笑い方、マニュアルに載るらし ...
サイレンが鳴り、正午を呼ぶ
けだるい声はアカシアの雨を歌い
直後に威勢ばかりで縁取られたシュプレヒコールが
アンポハンタイを叫ぶ
(アカシアの雨とは、どんな色だろう)
浸りすぎてしまった ...
大時計の針の上で寝そべる
空の瑠璃色を映す
湖の波紋が 夜の膜のように拡がってゆく
その浅い水の褥のうえには
夏に日焼けした物憂げな表情が
よりいっそうに青く映り込んでいる
その細ながい胴 ...
ずすこんと茄子を切る音だけを聴く
陽炎をゆびにからめて帰りませ 朝月浮かぶ狭霧の径を
例えば水が滑り落ちる音
例えば瞬きする音
例えば呼吸する息遣い
例えば動き続ける心臓の鼓動
ゼロになって
ゼロになって
わたし、今、ゼロになって
まっさらな自 ...
ひかりの
衣擦れをまとう街の
瞼にぶらさがり
あそぶ足音をひろう
みずたまりで
しらんでは気化する羽根
はかなさを
みせびらかした彩りを
うとんでも
纏うばかりには剥いで
ちら ...
冬が来る
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
暗示の街
シホ.N
自由詩
3
17/8/22 17:15
猫だまり
佐白光
自由詩
3*
17/8/22 10:38
手と手をつなごう
zenyam...
自由詩
1
17/8/22 7:56
飛翔
ひだかたけし
自由詩
7
17/8/22 5:28
自然の音
夏川ゆう
短歌
2
17/8/22 5:24
やめてください
幽霊
自由詩
1
17/8/22 5:16
RE-混沌と継続の中で-
ムウ
自由詩
1
17/8/22 1:32
ビー玉
花形新次
自由詩
2
17/8/21 23:51
絵心
やまうちあつ...
自由詩
4*
17/8/21 20:07
カーニバル
みっちー
自由詩
1
17/8/21 18:57
アラブの音楽
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/8/21 18:47
冷たい欲望
星丘涙
自由詩
4*
17/8/21 18:07
空白の季節
st
自由詩
4
17/8/21 17:30
居場所
zenyam...
自由詩
1
17/8/21 16:52
労い
Lucy
自由詩
18*
17/8/21 13:05
オルゴール
ふじみやこ
自由詩
0
17/8/21 11:44
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港..
幽霊
自由詩
2
17/8/21 11:29
夏の終わりに
そらの珊瑚
自由詩
18*
17/8/21 11:03
おっさん
水城歩
短歌
0
17/8/21 8:45
私の夏
星丘涙
自由詩
4*
17/8/21 6:34
寮生活〇隣人
ひだかたけし
自由詩
9
17/8/21 4:38
てんてきのひと
北井戸 あや...
自由詩
2
17/8/21 1:46
或る翌朝
〃
自由詩
3
17/8/21 1:44
アカシアの雨
〃
自由詩
5
17/8/21 1:40
瑠璃木
本田憲嵩
自由詩
6
17/8/21 1:01
茄子
水城歩
俳句
3
17/8/21 0:49
朝月
福岡朔
短歌
3
17/8/20 23:22
柔らかな音 ゼロになって 真っ白なとき
水菜
自由詩
2
17/8/20 22:21
しろい日曜日
むぎのようこ
自由詩
4
17/8/20 22:16
秋が始まる前の歌
TAT
短歌
1
17/8/20 22:14
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
1341
1342
1343
1344
1345
1346
1347
1348
1349
1350
1351
1352
1353
1354
1355
1356
1357
加筆訂正:
夏の終わりに
/
そらの珊瑚
[17/8/21 16:46]
少し修正しました。
4.05sec.