どんなことにも限界はあるけど
それは恥ずかしいことじゃない
立ち止まれない時もあるけど
それは恥ずかしいことじゃない

限界を知らないのは無償の愛だけ
とどまることを知らないのは無償の愛だ ...
ある日かわいくていじらしいおさかなが

つりぼりで

おとなたちがおとした針にくいついていました

かわいいけれどまずそうだったから

おとなたちは糸をきってしまいました


い ...
政治家は
選挙の時だけ
ぺこぺこ頭を下げる
政治家は
選挙の時だけ
握手を求める
政治家は
選挙の時だけ
夢を語る
政治家は
みじめなもんだ!
とおじいちゃんが孫に話していた
寝起きに熱いココアを一杯、これから朝を迎えます。
あなたに吹く風を私にも分けてもらえませんか。
春の嵐のような昨日をすーっと忘れてしまいたいのです。
 
雲の多い朝ですね。
...
人の裏を掻くマゴノテ
孫の手が育つ迄には
あと二十年位必要ですからと
ニジュウボシテントウが
黒目の代わりに玉のような背中を
こちらに見せて呟いたけれど
信憑性はどのくらい

太陽 ...
すくった砂にふうと息をかける
真砂の信仰の
どよめきは波にかき消され
ぱらぱらと散って
どこかで喜色の声が聞こえる

それがすくって散らして
波は洗ってなくして

透明な海が流してい ...
熱帯夜で眠れない
汗が出るばかり

ベランダに出て星を眺める
都会の光は全く見えない
星が綺麗に見える

星を眺めて
夜風を浴びて
自然と一体化して

昔から人々は星を眺めていた ...
 私は1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の犯人、酒鬼薔薇聖斗こと少年Aが好きだった。少年Aは当時14才で中学生という報道で、私は当時12才で小学6年生か中学1年生だった。彼も私も、とびきりの条件付 ... つらつらと
ただ文字が書きたくなる

伝えたいメッセージなどないけれど
胸が疼く
いや喉のあたりか
腕か指先か掌か
左足の第四趾ではないだろうか
それとも蟀谷
はたまた膕
嗚呼
...
咀嚼とは摂食と総称される運動を構成する一連の過程の中で、歯で咬み、粉砕することを指す。これにより飲み下すことが容易になる。本稿では咀嚼についてモンテカルロ・シミュレーションを用いた考察を行う。 我々は ... 音楽は音になる

音は盆栽になる

盆栽は音楽になる

それ自体がフェルマータ


その音楽とは

プランクトンの独り言

電子音のような自然音

朴訥なるデンジャラス
...
世界へつながる大穴が開いて
手を摑んだら飲まれて心が腐った

心が腐れば
ケモノは生きるだろう、と

代弁者がただ不安を配り歩いて

代弁者はなぜ自分に穴をあけながら
人の心を泣かせ ...
あめがふる
ゆめのなかにも
部屋の中にもあめがふる

あめがふるふる
あめがふる

おもいでとかして
あめがふる

トイレの中に
あめがふる

あめがふるふる
あめがふる
...
闇は暗さにしか生きないらしい

例えば雨上がりの朝は
闇の気配を残している

貨物列車がごとり、と音を立てる
その分からない程の微動で
昨晩、闇が確かにあったことが分かる

雨雲を置 ...
悲しみよついてこい

肩を組もう

酒を酌もう

涙を汲もう

いのちを捧げるなら

断崖に立て

退路を断て

今すぐ発て

悲しみよついてこい


東京の林に ...
今宵、我は旅が一体何であるかを確認した

   *

酔い醒めの露天風呂にて
ざぶんと裸はたちあがり
キンシクイキノ外へ、出タ
(竹垣に映る人影は、赤いはらを掻いていた) ...
私はこれをPABと名付けたい
近い将来世界中に普及して
一家に一基の時代が来るに違いない
下手をすると
夫婦が別々に所有して
DV即スイッチオン!なんてこともありえるし
キッズ向けが出来れ ...
朔太郎住居跡へゆく、途中
路面にくしゃり潰れた柿はあり
(種は、離れて落ちており)

あわれな柿の橙色の只中に
くっきりとした{ルビ蔕=へた}の渦巻く瞳が
遠い過去から
しゃ ...
「別れのブルース」で有名な
詩人・藤浦洸の住居跡を訪れると
碑の傍らの{ルビ叢=くさむら}に棄てられた
ビニール傘が{ルビ埋=うず}もれ
秋の中天にてらてら耀いていた

今日も太陽は ...
顔を持たない彼らと僕らが

今朝から
新しい顔で手を振る

ほんとの顔を
ほんとに忘れたのか

その手の振り方


{引用=賛成多数で
人として当たり前のことが
ぼやけてく
...
母さんがせっかく作ったんだ食べて行け

父のひとことに逆らえず
しぶしぶ食卓についた君は
スープを一口
口に入れると
涙をこぼし
絞り出すような声で
ごめんなさい
と言った

...
シルクの雨が
詩っている

やさしく語り
諭している

ほそい糸が
秋の景色と重なる

白い線ふりしきる
見上げるそら

やわらかい
まるで母の懐のよう

絹のように
...
近ごろホテルも駅もコンビニも公園も
洋式便座が主流である
楽なのはよくわかるが
僕は見知らぬ多くの人たちの生尻と
スキンシップしたくはない
病気を持っている人がいるかもしれないと思うと
出 ...
物を知らないと言うことは
恥ずかしいことだと思いなさい
人の心を思いやると言うことよりも
重大な過失だと信じなさい

十代の頃
硝子のハートを抱えた僕は
そんな台詞に
一喜一憂した ...
とめどなく
こぼれおちる

涙のしずくが

アルバムに置いた
紅葉をぬらし

しみこんでゆく

さよならを 
言えずに別れたひと

くれないに
 
黄金色に
 
塗り ...
背を向けた時計との会話
雨のむこうの夜は赤く
音の径を
少しだけ照らす


指の鋏で
切る仕草
切りたいものを
切れない仕草


溝が 淵が
永く暗い 一本の ...
   Ⅰ

わすれてもらへるなんて
うらやましいことです

たれの目にもふれず
こころのうちに咲き
たれに憶えてもらふこともなく
たれにわすれられることもなく
時のは ...
穢れた少年時代 穢れた青春
上手く言えるわけじゃない
だけど僕を壊したのは紛れもなく
「時代」そのものなんだろう

怖いもの知らずとは よく言われるけども
沢山犠牲にしてきた
心を偽りに ...
選挙に行ったことがない
日曜には競馬があるからだ
ディープインパクトの血が
どれだけ凄いものか確認するのに忙しく
下らない選挙に行ってる暇がない

いや、本当の理由は別にある

クソ市 ...
ホウキが大きすぎて
庭がはけなかった
バスは停留できないのに
風呂場だけは設置されて居た
庭だった
次第にコゼットはイラついて
ホウキを投げだす
母のファンテーヌは化粧ばかりして
自分 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
アガペー無限上昇のカ...自由詩317/10/14 11:52
つりの糸吉岡ペペロ自由詩217/10/14 10:42
立候補者zenyam...自由詩017/10/14 8:41
朝メールヒヤシンス自由詩7*17/10/14 8:25
メンコ藤鈴呼自由詩017/10/14 8:16
さようなら這 いずる自由詩617/10/14 6:54
星を眺める夏川ゆう自由詩117/10/14 5:10
ジャンヌ・ダルクの築いたお城 少女Aとテントウムシ田中修子散文(批評...6*17/10/14 2:16
筆者坂本瞳子自由詩2*17/10/14 2:05
咀嚼ってそんなに大事なの? 噛まないことであなたに起こる5つ ...ああああ自由詩117/10/14 1:58
フェルマータ吉岡ペペロ自由詩317/10/13 23:39
無題◇レキ自由詩2*17/10/13 22:08
あめがふる星丘涙自由詩4*17/10/13 21:35
旅行メモ◇レキ自由詩4*17/10/13 21:31
悲しみよついてこい吉岡ペペロ自由詩317/10/13 21:20
月光浴服部 剛自由詩217/10/13 21:13
パーソナルアトミックボム花形新次自由詩017/10/13 21:08
馬込文士村にて―萩原朔太郎住居跡―服部 剛自由詩217/10/13 20:56
馬込文士村にて―藤原洸住居跡―自由詩117/10/13 20:47
のっぺらぼうの街AB(なかほ...自由詩217/10/13 20:16
ミネストローネの秋Lucy自由詩16*17/10/13 19:26
雨音星丘涙自由詩6*17/10/13 18:53
洋式便座zenyam...自由詩217/10/13 16:31
たまごあえ藤鈴呼自由詩1*17/10/13 11:07
涙のインクst自由詩417/10/13 10:14
ふたつ 離れて木立 悟自由詩317/10/13 10:09
春のスケツチ三題石村自由詩18*17/10/13 8:56
声なき叫び-本性橘 紫苑自由詩117/10/13 8:51
選挙に行かない花形新次自由詩017/10/13 6:56
入浴して行った間村長自由詩6*17/10/13 2:20

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