澄み切った空 静かに
月の横顔の
化粧を落とした白さだけ
深々と冷気は立ち込めて
木々と木々の間を渡る
鶫や連雀の羽音は
はたはたと 重ねられ
地にふれず かき消され
今朝わた ...
ゴミはゴミ箱に、だってさ。
よく言うよ。
自分だってそう変わらないくせに。
え、何の話でしたっけ。
そうそう。お金の話でしたよね。僕の。
予定通り折半にいたしましょう。
そうして手 ...
ハゲ上がった頭の上で
フィギュアスケートの女子選手が
股広げながら
ぐるぐる回っているのを想像すると
とても興奮する
ジャンプのウェアは
股のところをダブつかせて
揚力を稼ぐことがな ...
誰かに優しくできないのを時代のせいにしないでよ
誰かに優しくできないのを社会のせいにしないでよ
みんなが幸せになれる世界が一番いいに決まっている
正しいとか間違いとかそんなのは関係なくて
...
空気の膨張する季節には
おしくらまんじゅうの息苦しさよりも
少し 穴あきの 心たちの方が
自由発想を 発送できるのかも
呟いたままで ぎゅうと詰めた餡
本当は 粒揃いの方が お ...
雲が泳ぐ青空
太陽が今日の仕事をしている
降りしきる光は高級だから
散歩の理由はできる。
ざっざっざっ…
赤いスニーカーが2つ楽なリズムで交互に前へでる。
揺れる腰にかかったズ ...
地球は美しく書きます
太陽を
吸うと夏
吐くと冬。です。
鏡は女性を呼吸します。
住民
婆。
猪、猪、猪。
鹿、鹿、鹿、鹿、鹿。
鳥、鳥、鳥、鳥、鳥、鳥、鳥。
ふたば
冬の午後
水に挿した豆苗を見ていた
光を食べたその植物は
飛べない二枚の羽を
明日へ広げる
さよなら
星はどこへ還るのだろう
色あせていく夜空
朝の襲来
...
四重
その夜空に
つよく金色に光らせた
するどい星で
屠るように
線を引いてしまった
星は消えそうして夜は終わり――
(やがて陽は昇った)
ぼくは
ぼくの目は
ぼくの頬は
...
誰かが知ってる
言葉はいつも
僕の王国の
使者になる
扉を叩いて
胸に手を
見つけた星を
売りつける
クソにはクソの
幸せを
一人でいれば
二人分
くれてる光の
...
点数を付けない
差を付けない
あなたも、あなたも
そこにいるだけで
みんな素晴らしいのです
そんな世界を求めて
点数を付けられ
差を付けられ
頭悪い、能力がないと言われ
安い ...
自分が今ここにあるのは
ずっと昔に誰かがいた証明でもある
そこから続いたずっと先に自分がいて
ここに立っている
生きていても
誰かが自分を
ほめたり
責めたり
勇気をくれたり
怒 ...
○(葬式)
死ぬということは
すべてのものからの
解放である
葬式に行き故人の顔を見ると
お疲れさまでした、よく頑張りましたね
と声をかけるようにしている
○(リタイア夫)
リタイ ...
感謝するどんなことにも感謝して心穏やかに優しく過ごす
練習をすれば何でも上手くなる成長してく自分に気づく
雪下ろし大変だねと君が言う自動雪下ろし機あれば楽だね
海の色いつもと違い美し ...
おもたい水がからだのふちに集まって出ていこうとしている
すぐに 今
扉はわたしたちの愛を肯定する
よごれたタオル 柔らかく美しい
生活の哀しさと危うさよ
夜の11時に寝て
朝の7時に起きる
昨日買った
スーパーの売れ残り100円引き
生姜焼き弁当をチンして食べる
食べ終わると
もう何もすることがない
暇をしていると
嫌な思い出が次か ...
ジャンプの得点を
時間に換算するなんて
どう考えても無理があんだろ
クロスカントリーのコースに
幅100M、深さ100Mぐらいの谷を設定して
みんな一斉に飛んで
越えられなかった奴は
...
生まれるといつか
死んでしまうように
忘れるから
あなたは思い出す
忘れなければいい
ずっと覚えていれば
思い出すことはない
生まれたから死ぬ
忘れるから思い出す
ならば 思 ...
チリンチリン
チリンチリン
万年飾りっぱなしの
窓際の風鈴が
北風に鳴いている
チリンチリン
チリンチリン
こころの中
フリンフリン
フリンフリン
今日子も 明 ...
I’ve been thinking for a long time, I want to change
Never trying my best, never trying so hard
...
書くことが
なにもなくても
ぼくたち ...
くるしかったり
たのしかったり
せつなかったり
さびしかったり
ジンセイはいつも
...
木は
いつもじっと立っている
暑い日も
寒い日も
木は
いつもじっと立っている
風の日も
雨の日も
木は
大地にしっかり根を張り
いつも天へ向かって伸びていく
地球の重力に反しな ...
月あかりを覆いかくして
いっせいにはためく
葉影のひとつひとつ
はためきのひとつひとつが
たったひとつの音で滅する
みもふたもない音楽を
おくりつらねているから
風のひとつひとつ
月あ ...
ねむらない
夜を、つむぐ指
薄く
するどい鱗のような
爪
きらめきばかり
零れる
ふれあわない
他人を
みすかすための
口びる
たおれる
花の
はかなさを
とうとば ...
カタツムリ
鳥に喰われるカタツムリ
殻をわられて内臓チョロリ
鳥に空まで運ばれて
雲のうえまでのぼっていく
うつくしい山の見える丘に
手を広げYの字で立つ
...
土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに でも
僕は 生きるということを考えながら
憂鬱な時は流れる ぬかるみのない 地面を
公 ...
1 ある青年
この強力なバーナーから騰がる炎の熱を蓄えた
おおきな{ルビ布袋=ふたい}で空にのぼるのだ
「トーキョーだかニッポンだか知りませんが
ぼくには十世紀まえの遺跡です」
点在 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひらきかけの箱
ただのみきや
自由詩
11*
18/2/7 21:26
20180207_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
18/2/7 20:32
水虫ジュク夫「頭皮オリンピック」
花形新次
自由詩
0+
18/2/7 19:07
いいに決まっている
1486 1...
自由詩
6
18/2/7 18:51
薄皮饅頭
藤鈴呼
自由詩
2*
18/2/7 16:38
スパっっ。こんなもんです。
幽霊
自由詩
2
18/2/7 16:25
綺麗ですよ..
〃
自由詩
1
18/2/7 10:51
過疎の田舎村
zenyam...
自由詩
1*
18/2/7 10:41
のびていく豆苗の先はどれも、ふたば
そらの珊瑚
自由詩
16*
18/2/7 10:26
四重
幽霊
自由詩
0
18/2/7 6:48
星のタトゥー
本田憲嵩
自由詩
9
18/2/7 0:28
どうしようもなくならなきゃ安心なんて
竜門勇気
自由詩
2*
18/2/7 0:26
芋でも育てろ
花形新次
自由詩
0
18/2/6 20:42
生かされる命
電光石火
自由詩
2
18/2/6 11:57
独り言35集
zenyam...
自由詩
2
18/2/6 11:43
海の色
夏川ゆう
短歌
1
18/2/6 5:17
タオル
はるな
自由詩
2
18/2/6 0:36
水虫ジュク夫「暇なジジイ」
花形新次
自由詩
1
18/2/6 0:28
スキーノルディック複合
〃
自由詩
2
18/2/5 23:24
かさぶた
もり
自由詩
3*
18/2/5 23:17
風鈴
〃
自由詩
2*
18/2/5 23:11
最後の歌
1486 1...
自由詩
1
18/2/5 21:47
書くことが な
TAT
短歌
2
18/2/5 16:21
いとおしかったり わず
〃
自由詩
2
18/2/5 14:30
木の沈黙
zenyam...
自由詩
1
18/2/5 9:17
funeral
かとり
自由詩
5*
18/2/5 0:46
架空デトリタス
むぎのようこ
自由詩
3
18/2/5 0:21
カタツムリ、空へ、
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/2/4 23:46
夕方の待ち合わせ
番田
自由詩
3
18/2/4 21:16
気球
「ま」の字
自由詩
9*
18/2/4 21:08
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
1239
1240
1241
1242
1243
1244
1245
1246
1247
1248
1249
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
1258
1259
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
4.26sec.