「あなたは猫を信じますか?」
牧師っぽい格好の
猫に突然質問された
右手には聖書のような本
肉球で滑るらしく
何度も地球に落としそう
(そうだなあ
信じる・信じないの
対象ではなか ...
甘えた時代に
少し 気に喰わないことがあって
一度 飛び出す玄関と
覚悟の上での旅立ちは
随分と 意味合いが 違うね
門出の言葉を思い起こせば
何時の日も 正月飾りが浮かぶけれど
...
花はみずからを
最もか弱い葉であると思って散り
多くの葉は我が身こそ
逞しい花であると思いつつ繁る
樹はそれを黙って哀しみながら
春が花を愛で 秋が葉を罰す ...
明日がない明日に繋がる今がないただダラダラと時はながれて
わからない何がなんだかわからないわからなくても生きねばならぬ
欲望のオスとさみしい少女が
インターネットでポンとつながって
金をもらった少女は保護されて
金を払ったオスは逮捕される
こんなことが日常茶飯事のように
起きている
ほんとに日本は豊かな国な ...
○「夫婦げんか 先にあやまった方が大人」
○「夫婦げんか 先にあやまって またけんか」
○「夫婦げんか 終わったと思ったら次は親子げんか」
○「夫婦げんか やるならボケないうち」
...
内に冷たさを保っておけ
あらゆる熱を相殺し
暴走する思考回路を抑え付ける
そういった冷たさを保つのだ
同じ作業を繰り返すだけの機械に
下らぬ虚栄心をインストールし
つまらぬ敵意を見出させる ...
遠くで雷が鳴っていた
空にはいちめん暗雲が垂れ込めて
もうじき降ってくるに違いなかった
私は乳呑み子
母の背中におんぶされてすやすやと眠っていた
のに
遠雷に目を覚まされ火を浴びたよ ...
植林公園のいちばん奥の、目立たない遊歩道の終わりで大っぴらにまぐわっていた若いカップルが、綺麗に解体された状態で発見されたのは三月の終わりの日曜の朝のことだった、四肢は根元からすっぱりと切り落とさ ...
ツツジがぎっしりと街道にこぼれている
太陽のまわりには虹のわっかがかかっている
そのしたにはノアの方舟みたいな形の虹がよこたわっている
きょうはなんの日なんだろう
きのうと ...
鳶がとび回る冷たい空は灰色です。
大きな声で言ってはいない。
イヤな人がいて
言葉はホログラム、清潔で、
ちいさな血のようなものが
ヤスリで間引かれる瞬間の悲鳴、
墓場までも ...
非常にたくさんのものが
(ほとんどあらゆるものが)残っていた
スプーンもフォークも、ぴかぴかなバイクも
時計も、携帯電話も
空気が
かろうじて光をのみこみながら
浮遊している
ね ...
原田知世が
朝ドラで
ブレイクしているとか
いないとか
小耳にはさんではいたけれど
そんなこととは関係なく
だからといって
少女が都会に憧れ
そして裏切られ傷つく
ありがちな物語 ...
スマホを取り出し
何気なく見た綺麗な空を撮り出す
ふと視線を感じて視線を辿ると
楽しげに笑うのは好きな君
予想外の出来事に取り乱す
【チンダルのはしご】
●●●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●われ
●●●●●かい無
●●●●つまりは
●●●てがかり無
●●いままで苦 ...
☆
岬の先端に
一羽の越冬燕が佇んでいる
仲間の到着を待って
長い苦闘に
羽根はぼさぼさ
やつれて見る影もない
運命に持ち運ばれたとはいえ
惨めな姿だ
越冬燕は仲間を待ち ...
本日の糸魚川は風が強くてね
雨模様なのだけれども 粒が大きい
ともすれば
アラレにも見えそうな雰囲気だけど
まだ透明
山側の庭園を出る瞬間に
ふと息の白さに気付くみたいに
...
街の廃墟に
ネオンだけが点いていた
残された無数の足跡に
波があふれ 消えていった
人々は荒れ地を進んでいた
空を覆う霧には
ここで終わる
と書かれていた
...
なぜこんなかなしみだけがのこるならアソビの恋などするんじゃなかった
珍しい気持ちを私に向けたときふたりのママゴト教えてあげるわ
罪と言う女のこの花可愛らしい私もあんなピンクで枯れたい
...
仮の名前でインターネットの空に飛び交う鳥の群れ
それぞれは何の関わりもなく その実体を知らない
飛びながら排泄される糞は 落ちてネットにこびりつく
そのなかで 詩をくちばしにくわえていた鳥た ...
蛇は見ただけで怖い
なぜだろう
アナコンダのような大蛇ならわかるが
指ほどの太さの蛇が
なぜ怖いのだろう
よく考えると不可解なことだ
僕の脳のずっと奥の方に
僕の知らない何かが
インプ ...
種をまけば
芽が出る
不思議だなあ!
芽が出ると
茎がぐんぐん伸びてくる
不思議だなあ!
やがて花が咲き実がなる
不思議だなあ!
僕は毎日何回も
不思議を観に行く
ビニールの傘
雨の滴が伝う
船の帆のように
ピンと張って
緩むことなく
風には向かう
弱くない
ひるまない
ボタボタと
雨に打ち付けられて
音を立てるけれども
破 ...
雨水
泥水
ダダダダダ
削って
まいて
絡まって
雨水
泥水
ダダダダダ
叩いて
はがして
ダダダダダ
あれが
これが
流される
削られ
剥がされ
流される
...
最近、分からないことが多くなった。
とても抽象的で、
曖昧なことに限って、
深く、
夜の私を、
もっともっと、
ベッドに沈めようとする。
毎週火曜は血液検査の日。 ...
ある朝神様が訪れ
世界を金色に変えて
日射しは蜂蜜の味になり
風はいつかの花の香り
人々は優しくなって
眠りは深くなった
時々は雨が降り
寂しさが夜を押し潰す日もあったが
...
答えてよ新宿
馬鹿馬鹿しいくらいに
線路が無数に重なって
枝毛だらけの細胞分裂
ヌケガラの街を
駆け巡り 人は どうやって
行きたい場所に辿り着く
...
テーブルの上のCD裏返したら書いてある
さようなら
もう一度確かめて捨てる
もう再生できない曲は
恋の歌
あなたの優しさを
僕しか知らないと思っていた
でもそれは違った
これから遠いと ...
黒焦げのトーストがいいマーガリンでいい
バターじゃなくていい
蜂蜜は国産 養蜂屋の小さな店先のがいい
種類にはこだわらないがシナ蜜なら尚いい
雨が降る前に用事を済ませたいが
用事の方がは ...
恋、パンイチで。
逃げられた残念。
ビクついてドボン。
とんずら交際中。
いつもディスカウント。
煙草はシケモク。
返す心。
お預け。
蓋はなし。
いつも蹴っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
猫信者
やまうちあつ...
自由詩
2
18/4/27 12:41
家出
藤鈴呼
自由詩
1*
18/4/27 10:52
渦
ハァモニィベ...
自由詩
5*
18/4/27 10:17
暗夜
こたきひろし
短歌
2
18/4/27 7:29
援助交際
zenyam...
自由詩
1
18/4/27 5:57
夫婦げんか
〃
自由詩
1
18/4/27 5:28
温度
氷鏡
自由詩
3
18/4/27 4:28
遠雷
こたきひろし
自由詩
2
18/4/27 1:00
静寂がまた暗い口を開ける
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
18/4/27 0:31
きょうはなんの日
ペペロ
自由詩
0
18/4/26 23:20
泣き出しそうな、墓標
秋葉竹
自由詩
3
18/4/26 23:16
ほとんどあらゆるもの
はるな
自由詩
3
18/4/26 22:20
TOKIO×少女
花形新次
自由詩
1
18/4/26 19:54
空が綺麗で
千幸
自由詩
2
18/4/26 19:41
即興ゴルゴンダ三部作【嗚呼 夢よ うつつよ】
るるりら
自由詩
10
18/4/26 17:46
越冬燕
杉菜 晃
自由詩
7*
18/4/26 16:05
紅葉ブランケット
藤鈴呼
自由詩
2*
18/4/26 13:44
ひとつ 常光
木立 悟
自由詩
4
18/4/26 8:16
愛の人
秋葉竹
短歌
2
18/4/26 7:41
さびしさは
こたきひろし
自由詩
3
18/4/26 7:11
蛇は怖い
zenyam...
自由詩
3
18/4/26 6:02
家庭菜園
〃
自由詩
1
18/4/26 5:35
気もそぞろ、雨の中
坂本瞳子
自由詩
1*
18/4/26 1:01
浸食作用
北村 守通
自由詩
2
18/4/26 0:37
散らばった彼らへの考察
藤沢
自由詩
1
18/4/25 21:41
バター
ヤスヒロ ハ...
自由詩
2
18/4/25 21:26
答えてよ新宿
ハァモニィベ...
自由詩
2*
18/4/25 20:56
さよならCD
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
18/4/25 20:47
50階
ただのみきや
自由詩
9*
18/4/25 20:07
20180425_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
18/4/25 17:07
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
1258
1259
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
1272
1273
1274
1275
1276
1277
1278
1279
1280
1281
1282
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1285
1286
1287
1288
1289
1290
3.83sec.