肉が筋張っていて
とても硬いので
3日3晩煮込む必要があったが
とにかく煮込んでも
煮込んでも
出汁が出ない、旨味がない
変な灰汁が大量に出る以外は
美味くもなんともない
その上、くさ ...
口の中で消された言葉を想像してみて
私が貪り食ったホットドッグの
無味乾燥さを自分のせいにして
ドロリと、横たわる布団の上
死にたいって、嘯く詩人の戯れ
私は、
私は結局それだけを拠り ...
夢の雪ちいさな口でほほえんで屋上からみるつぎはぎの鳥
虫の歌西からくずれるどしゃ降りにだまされて泣く銀の天秤
恋愛運気になるおみくじひきました仮免だけど誘っていいかな
ぬれる文字ぬれ ...
甘美なる赤い香りは
蒼い花を征服して
空間に調和という時間を与える
香水の飛沫
ヒステリックに飛び散る夜
叫びは歌とは違う
言葉が一つ捨てられている
孤独な人は名前を持っているの ...
響きが立つ
色が立つ
輪郭が立つ
知覚が立つ
広がる意識 何処までも
壁が近い
浮き上がり
近い壁
くっきりと
像を結ぶ
わたしは喜びに満たされ
壁の響きを聴く
...
風呂のジャーが爆発する
扉が爆発して
物置が爆発する
戦場だった南側
ガジュマルを観賞した後だった
手帖を読んで居ると
宇宙の田圃でエンジンが鳴る
宇宙から見る那覇市が美しい
笑まい、 ...
水色のワンピースが風に揺れてるのを右頬の肌で感じてるわたし
そのひとの顔は見えないけれどわたし、すごく綺麗だと思ったの
きっと、風の精は水色の風に笑ってると思う
流れていく雲
あっという間に空 ...
ふらっと特急電車に乗る
目的に足を運ぶのではなく、
力なく倒れないようにただフラフラと
周りからは変な目で見られるが、
そんなものをどうでもよくさせる心地よさ
フラフラしている足を2つに ...
死ぬよりも
捨てる方を
選びなさい
死と引き換えにできるものは
何もないのだから
自殺の方を
選んではいけない
朝夕爽やかな空気が
漂うようになった
朝日を浴びながらの散歩が
とても清々しい
この間まであんなに嫌っていた太陽光が
今は快い
家庭菜園の大根の芽も
これから日増しに大きくなっていくこと ...
窓ガラス透明だから映り込む失恋後素直に泣き顔になる
山道の徐々に狭まり佛通寺離合に苦労してでも行きたい
急激に寒さが増した日曜日紅葉飛び越え枯れ落ちそう
山下り見える民家が徐々に増え ...
光とともに影が伸びて
大いなる光に包まれながら
影が大きくなっていくのを恐れていた
光には目に見えない強さも含んでいたが
目に見えない影の部分も連れてくる
影におびえ、光に憧れ
一体ど ...
テーブルの上に置かれた瓶は
水滴を纏っていて
中身の冷たさを誇張している
だから触れてやる気にはならない
陽に照らされて温くなるがいい
酸味も消失し
不味くなったらいい
それ ...
七色の満月に
よりかかっている
骨になり泳ぐ魚
軽すぎて命が冷たい
星座になりきれなかった
群雄たちの成れの果て
七色の満月に
よりかかっている
眼鏡をはずし
からめるさ ...
いつだって冷たく
ほどけていたかっただけ
夢の
ぬいめをほどく夢を
みている
きみのまぶたを縫う
針をはう
つきあかりを
しらないきみの
すこやかな呼吸の
灯したひかり
ほど ...
眠れぬ夜
友人にLINEで謝った
あの時は理解してあげられなくて
ごめんね
あなたの気持ち
今はよくわかるの
と
流れ星を見つける間もなく
返信が届いた
「わかればよろしい
...
ホームできれいな音楽を聴く
レモン色の飲料を飲む
すぐに身体の一部となる
目的地が分かって
最後の挑戦だと手を伸ばす
誰も知らない朝と少年
バスに長時間乗り
黒いシャツを着た人々 ...
月の見えない夜に川岸にいる
水面にはさかさまの空が微かに映っていて
まるで鏡の世界にいるみたい
水の音に耳をすませば
鏡の向こうから声が聞こえた気がした
月は、地上から見えなくたって雲の ...
わたしが
単に私で在る
時、
わたしは世界の一点
世界を占有せんと世界に挑み
わたしは限られた一点に住み込み
限られた一点から世界を眺める
(どけ、そこは俺様の場所だ!)
わたしが ...
(WHITE)ワイシャツのワイがYではないと知り恋のピンクに染めあげたくなる
ワイシャツって純白禁欲的だからタイゆるめさせ卑しくしちゃうか
ネクタイを額に巻いて歌ってるバカじゃん額に惚れる ...
友よ
きみはなぜ
となりの部屋で
刃を研ぐのか
なぜその音で
威嚇するのか
たしかに
過去にいろいろな
出来事があった
友よ
きみはなぜ
となりの部屋から ...
落日 悲しみ
盲目 真っ暗闇
充血した満月 不穏に包まれる
白い頬 浮かび上がる
それは獣の呟き
孤独
嫌われ者が背中を丸め眠る
閃光
現実から覚め ...
重い重い
今日の気分はいかが?
私はちょっと一息でほっ~
転倒した時のあばらのヒビも完治
目まぐるしく過ぎた
五十代前半
何か始めたい
五十代後半
そんなことを思いなが ...
なみたつバイオリズム
無数の引っ掻き傷が欲しがっている
ドン・キホーテも笑っている
喜劇の様な悲劇を演じては
燃え尽きそうな小さな乏しい石の塊
過去の幻影に囚われ
欲求が満たされぬ ...
削ぎ落とす
底の底に行き着いた今
削ぎ落とす
要らない脂肪
要らない欲望
要らない思い
もぐら叩きだ
底の底で
削ぎ落とす、また削ぎ落とす
私が在る処の私で在るために
私が ...
僕の田舎の人たちは
率直で
思ったことをすぐ口に出す人が少なくない
道で会った瞬間に
「あら、顔色が悪いねえー」とか
「あら、太ったねえー」とか
「あら、はげたねえー」などと
思ったこと ...
「悲しみって 日替りね」
少し軽めの春の陽気がつぶやく
金色の教室で新しいサヨウナラを見つけた
無人の机は古びた傷を刻んでいた
君の挨拶もサヨウナラとつぶやいていた
悲しみの言 ...
すこしまえのわたしは、やっぱり今よりも数倍甘ちゃんで
きっとなにもわかっていなかった
今になってそれを思う
すこしまえのわたしは、いまよりもまだ、まだ、希望を抱えていたんだ
本当は ...
脱出できずに苦しんでいた時もありました
声を出して 逃げ出した朝もありました
何時だって
起き出して 打ち震えた瞬間に
支えてくれる腕に
安堵の溜息を
漏らしていた気がしていま ...
壊れていく
粉々に飛び散り
破壊されるプライド
拾い集め掌に載せ憐れむ
ここまでか
俺の求道もここまで
これっきりか
困惑と戸惑い
諦めと終わりの影が
追いかけてくる
負け犬だ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
名取物語 自称詩人のスープ
花形新次
自由詩
1
17/9/6 0:36
希望
這 いずる
自由詩
7
17/9/6 0:00
夢
秋葉竹
短歌
2
17/9/5 23:47
影
鷲田
自由詩
7
17/9/5 22:08
開く宇宙
ひだかたけし
自由詩
5
17/9/5 21:13
宇宙船の爆発を防げなかった
間村長
自由詩
6*
17/9/5 19:30
水色の
水菜
自由詩
1
17/9/5 19:10
フラフラ
ふじみやこ
自由詩
1
17/9/5 13:38
死ぬよりも
ホカチャン
自由詩
1
17/9/5 7:53
白秋
〃
自由詩
1
17/9/5 7:44
日曜日
夏川ゆう
短歌
0
17/9/5 5:30
存在の証明
電光石火
自由詩
3
17/9/5 1:12
意地の悪い
坂本瞳子
自由詩
2*
17/9/5 1:10
秋の星座
秋葉竹
自由詩
3*
17/9/5 0:06
ゆめのぬいめ
むぎのようこ
自由詩
3
17/9/4 22:49
スタンプ
しょだまさし
自由詩
2
17/9/4 22:14
白夜
ふるる
自由詩
6*
17/9/4 21:03
月夜
水宮うみ
自由詩
4*
17/9/4 17:33
魂の風〇変容
ひだかたけし
自由詩
7
17/9/4 17:31
あたまからブレザーをかけられた理由
秋葉竹
短歌
1
17/9/4 15:47
友よ
st
自由詩
2
17/9/4 15:39
盲人
星丘涙
自由詩
8*
17/9/4 14:35
重い思い五十代半ば過ぎ
minomi
自由詩
1
17/9/4 6:51
引っ掻いて生きる
星丘涙
自由詩
4*
17/9/4 6:47
削ぎ落とす
ひだかたけし
自由詩
3*
17/9/4 6:15
すぐ口に出す人たち
ホカチャン
自由詩
0
17/9/4 5:53
教室
秋葉竹
自由詩
3*
17/9/3 23:31
足りないもの 引き合うもの
水菜
自由詩
2
17/9/3 22:54
夢だと解っていながら
藤鈴呼
自由詩
3*
17/9/3 22:22
俺の青春
星丘涙
自由詩
3*
17/9/3 22:02
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
1229
1230
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
1239
1240
1241
1242
1243
1244
1245
1246
1247
1248
1249
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
加筆訂正:
りーりー
/
Lucy
[17/9/5 21:19]
7連目「うたう(一行)」を削除しました。
4.19sec.