近ごろ犬よりも猫が増えている
散歩していたら
猫嫌いな近所のばあちゃんが
よその猫が勝手にコタツの中などに入り込んで
迷惑していると話していた
猫好きな近所の人が
野良猫を二十匹ぐらい飼っ ...
 
川が近づいてそっと入っていく
金属くさい くさい 私と
その鎖のつながりあるところまで

この世が終わるなら私ひとりだけ終わっていいと
いつも思っていた        いつも思っていた ...
終わりよければすべてよし
年末は
のんびりおだやかに暮らしたいな

一年の計は元旦にあり
お正月は
のんびりおだやかに暮らしたいな
退屈なぐらいがちょうどいい
苦しみのないのを幸せとい ...
甘酸っぱさを 切なさの渦に埋め込んで
形を当てるゲーム
流行りの流木に載せた ラブソング
エンディングだけ 見つからない
どんな打楽器よりも 心地良い音を見つけた
それは潮騒 打ち寄せて ...
16トンの重荷
黄金とメッキを嗅ぎ分ける鼻
人間はリベンジする動物だ
旅は魂を洗う
洋書の村上春樹
国家元首もメスチソも
弾左衛門もISISも
流れ星さえも生きて息をしている
...
タイトル通り、好きなフレーズを書くだけのスレです。一応出典とかは明記したほうが、「あ、なんだか全体を見てみたい」と思った方に親切だと思いますが、そういうのが面倒な場合は無視して良いです。長い引用ではな ... もやのたちこめる裏通りを
うす汚れた天使が歩いている
ショック・ロックな服を着て
まるでアリスのダンサーさ

彼女のポケットにはリコリススティックと
ショート・ホープが二箱
滅多 ...
風呂敷の歴史を{ルビ遡=さかのぼ}ると
古の都栄える奈良時代

唐草模様はなかったが
目には見えない<宇宙ノ心>とやらを
きゅっと包み
人間は、運び始めた

平成二十九年の ...
旅人は今日も{ルビ漫=そぞ}ろ歩いてゆくだろう
「良い」と「悪い」を越えた
地平を目指して

脳裏を{ルビ過=よ}ぎるいつかの別れは
忘我の歩調と
風に紛れて

すでに
体の無いあの ...
都内に勤めるOLひとみさんは
自称詩人殲滅の夢を見る

「昔おばあちゃんに聞いた
焼夷弾が」
「空からぱらぱら落ちて来て」
「そのそれぞれが自称詩人のひとりひとりに
過不足なく当たって」 ...
♪生きてる生きている

ここ横浜に住む
青空じいちゃんは
HN青空かくれんぼという
周囲の人も認める自称詩人だ
「わしゃあね、ただの自称詩人とは
違うんよ、他人が認める自称詩人なんだから ...
まだ充分につよくない
まだ充分にやさしくない

わたしらの権利は
朝な夕なに
東と西に
一枚の大きな絵を眺めること
それくらい許してもらおう
あるいは風の音楽を聞いたり
幼い者の言葉 ...
去年の今頃は
ソフトをカンニングしたとか
どうたらこうたらで
ブラックな部分が
炙り出されていたのに
今年目立った人を挙げろって言ったら
二人も名前が出てくるじゃねえか!
(竜王戦が年末 ...
外で呆然と煙草を喫う
すると潮の匂いのする過去がやってきて
故郷の話をしていく
海は今、吹雪に荒れているのだろうか

私は人を知らない
海と樹と家々と……
私の愛したものはみな
美しい ...
米寿の伯母さんが
坐骨神経痛と診断され
痛み止めの注射を二回うったが
痛みがとまらない
娘二人に連絡したら
娘二人もやはり同じ場所が
痛いという
親子というものは似るものである
それで ...
広い草原を 横切るキツネ
お前の尻尾には
昔っから 馬鹿されて来た

ちょっと白くて
または茶々くて
フサフサで
可愛らしいからと言って

オレはもう
騙されないぜ

素手 ...
右肩を叩かれ、
涙が止まらなかった。


左肩を叩かれ、
おんおん。泣いた。


泣き出した時
意識がとんだ。
両肩を支えられていた。



冬。東京駅。

人だら ...
旅先の写真見るのが大好きで楽しかった記憶揺るぎないもの

外国の観光客が押し寄せる人気が高い神社仏閣

日本食好んで食べる外国人見た目に驚き味に驚く

子供たち成長するのが凄く早いふと気が ...
小さな箱に小さなケーキ二つ
一人で食べたよ
あなたがいないから
テレビには聖夜の飾り
みんな笑顔で聴いている
クリスマスの歌
幸せを運ぶよ、クリスマスの夜
淋しい人、僕は一人
哀し ...
いたいけな夜ぼくは

きょうもおんなをかう

感情とは興味のことだろうか

欲のことだろうか

脳が腫れていく

口が渇いて気もそぞろ

いたいけな夜ぼくは

きょうもおん ...
意を決して出かける度に
知らないものが増えている
街にとけのこってしまう
粉っぽくて
だまになる身体
焦りは何も生まないと
言ったその口が震えている

鍵穴をまわす
水音をきく
...
ほんのちょっと 寒そうな色合いを連れて
風がやって来た

パブロフの犬の代わりに
パブロンをゴクリ

喉を伝う ソフトクリームの滑らかさに
舌鼓を打つ頃

意思を持った石を包む
...
自称詩人が
冬を越せるのは
ひとえに日本政府と
真面目な納税者のお陰であることを
忘れてはならない
本来なら
春を待たずに
花が咲く(正確には手向けられる)
ところなのだ

ここで ...
土盛がされた土手に上がり夜明けの空を見ると
ああ、十センチくらい違うだけでこんなに高いものかと
違う気持ちになりもして

そしたら僕より背の高い人は
さぞ開けた景色を見ているのだろうなぁと
...
年を取ると
原因不明な病気が
増えてくる
病院でいろいろ検査しても
特に異常はないといわれる
けれども
痰がとまらないという人や
腰が痛いという人や
咳が出るという人などがいる
年を ...
「お願いします押し売り」が
横行している
情け深いおばあちゃんは
お涙を頂戴しながら
わけのわからない契約を
結んでしまう
疲労困憊。砂漠にいるよ。誰もいないよ。
逆さ吊りにされて、痛めつけられて、お礼も言われず、お亡くなりになったそうな。
できることならさっさと消えてしまうのも一つの方法だが、そうもいかないらしい。
...
クリスマスという
言葉に慣れているけれど
ノエルという言葉の響きが好き

街中のイルミネーション
取り付けが急ピッチで進んだ

子供の頃
家族全員で楽しんだ夜
それは今も続いている
...
ネオンサインの海を往く
もじゃ髭の老夫
くたびれた大きな袋を引き摺るように
あの中には
子供たちの願いと、欲と
資本主義が入っている、らしい
その重みは絶えず
彼の腕を苛み
老いた腰を ...
キャベツが自由自在に切り刻まれて
豚肉の生姜焼きが作られて行く
キンモクセイがまだ咲いて居た
十月の中旬
ナガサキアゲハの幼虫も
ナミアゲハの幼虫も
まだまだ葉の上を動いて居て
昼はまる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
猫騒動zenyam...自由詩017/12/27 9:05
いとなみの川唐草フウ自由詩15*17/12/27 8:55
年末年始zenyam...自由詩017/12/27 5:53
秋苺藤鈴呼自由詩1*17/12/27 1:34
20171223183254TAT自由詩017/12/26 22:54
好きなフレーズ その3会議室17/12/26 22:44
上手く眠れないのならなにかほかのことをホロウ・シカ...自由詩2*17/12/26 22:37
風呂敷のなか服部 剛自由詩117/12/26 22:03
歩行者の唄自由詩117/12/26 21:31
自称詩の瞳花形新次自由詩017/12/26 21:16
ザ・ノンフィクション自由詩117/12/26 20:08
未完成やまうちあつ...自由詩117/12/26 20:00
一年経てば花形新次自由詩017/12/26 19:14
潮騒香椎あい自由詩017/12/26 13:32
腰痛zenyam...自由詩017/12/26 11:55
藤鈴呼自由詩017/12/26 8:45
飛び込んだ2017。冬物語。水戸 うしん自由詩4*17/12/26 8:17
成長夏川ゆう短歌117/12/26 5:24
聖体の夜ツノル自由詩4*17/12/26 2:44
いたいけな夜吉岡ペペロ自由詩117/12/26 0:29
下へ向かうSeia自由詩017/12/25 20:30
苗名滝藤鈴呼自由詩1*17/12/25 18:35
冬に咲く花花形新次自由詩1+17/12/25 18:24
今朝土手に上りりゅうさん自由詩2*17/12/25 16:07
原因不明zenyam...自由詩117/12/25 9:25
ノルマ自由詩017/12/25 8:55
20171225_work0000@poetryNaúl自由詩117/12/25 8:01
ノエル夏川ゆう自由詩317/12/25 5:04
Misery Christmasのらさんきち自由詩017/12/25 4:39
巨人間村長自由詩217/12/25 2:12

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