蓄積された責務から束の間逃避行
罪悪感などあの棚の上の上へと追いやって
見えない振りをして
明日があると言い聞かせ
一切合財を忘れようと最大限の努力をする
生真面目に真摯でいるのは疲れるもの ...
戦時中の
何が一番ダメだったのか
そりゃあ、言いたいことも
言えなかったことに決まってんだろ
だけどさ
バカにバカ
ブスにブス
自称詩人に死んだ方がいい
と単に真実を語っただけ ...
この胸に孤独があって良かった。
もしなかったら、人の寂しさに共感することができないだろう。
誰かのために戦うことができないだろう。
この心に孤独があって良かった。
もしなかったら、僕はいつ ...
今朝は青っ{ルビ白=ちろ}いぬっぺらぼうすっきりしない暑くなりそう
砂ぼこりに跳ねる光キラリ目の端っこで鰯の稚魚みたいに
きっとありゃガラスの欠片だれが割ったか知らないけれど
小学生の道徳を中学 ...
お帰りなさい、あたし、うれしいよ。
って、いいたいよ。
あたし、あなたに、会いたいよ。
あまいドーナツを食べたいな。
あまさの上にあまさを重ねた、
ほっぺとろけるお菓子が食 ...
あなたを、待っていました。
とつぜんいなくなるものだから、
街中、狂ったように探しましたよ。
月並みな比喩だけど、
髪の毛振り乱して夜叉の形相で、
眼を真っ赤な涙に染めて、
迷子 ...
孤独な指先を
そっと浸すように
冷え冷えとした土の中から
上に向かって堕ちてきた
それは
生えだした
うねり
しなやかに燃えて 落ちていく曲線のむこうに
求めてやまなかった影があ ...
恋という窓から距離を置くと
履かないスカートはカーテンになり
貰った口紅は背比べする
化粧ポーチが軽くなる度に
鏡を見ずに醜くなったのは
年を取ったせいだろうと思う
この部屋にクラ ...
平易な朝と言えばいいのだろうか
ひさびさに雪除け作業もなく道路は凍っている
稜線には水色の空がのぞいている
声を枯らし、鬱陶しい汗が肌着を濡らし
昨日の日雇いはきつかった
だだをこねてい ...
夕立ちに足を止められて
靴下が透明になる前に
ペットボトルの中で雨を拾い
飲み干したら空は明るくなった
時が動き出す瞬間を見ると
駅前の宝くじの行列が
アフターファイブで埋め尽くされる ...
青空にむかって
わたしたちは歌った
夜はながく とても寒く
深く 生きながらにして
かたちのなかで毀れていた
シャツをきて お茶を飲み
静か ...
ここに来る必要はなかった
元いた場所で充分だった
けれど
そういう考えがある種の
逃げかもしれないと思って
必死に
ここまで来たけど
ここではなかった
数々の過程の中に
やり直し ...
あなたも
想像してみて
ください。
卒寿を越してから
独り暮しとなった
...
あなたも
想像してみて
ください。
卒寿を越してから
独り暮しとなった
...
飴玉が溶けるまでじっとして
唾を飲み込み目を閉じる
飴玉が溶けるまでそっとして
軽くジャンプして
芝生と柴犬の撫で心地
飴玉が溶けるまでほっとして
息を吸い込み起きあがる
私の中にいる天使はあらゆる天使を統括する天使長である。私の仕事は天使たちや人々への伝令である。天使というものは休んではいけない、あらゆる神聖な存在の中で一番厳しい人生を歩まなければならない。私は芸能界 ...
暗闇の中で紫のけむりが踊っている
濃いみどり色の草が固まったままでこちらを見ている
私は黒い身体で洞窟の中にいて
わけの分からない魔境を楽しんでいる
常に魔境を求めている
苦しみではなく危な ...
必要な悪と
必要な善が等しく店頭に並べられたら
どっちが先に売り切れるかな
僕は十九歳 未成年だった
未成年の僕が一刻も早く棄てたかったのは
童貞
成人を向かえる前にどうしても体験した ...
忙しい仕事はひと段落
やり切った感じがある
週末の予定は
特になかったけれど
ドライブに行きたくなった
見る景色が
仕事がない日は
更に綺麗に広がって見える
何でも自由にな ...
眠れぬ夜だ
さぁ、始めようか
まぁ、おかけなさい
喉が渇いた
夜を飲めば
余計に渇く
笑える。
薬は飲んだか?
完全なる前向きとは
死を否定して生きる事だ
疑ってはならない
...
その時僕は一匹の蛇だった
その日の昼下がり真夏の太陽がかっと照りつけていた
畑と畑の狭い道には陽炎が立って揺れていた
僕は一匹の蛇だったから地面をはって動かなくてはならない
僕の前世は人間 ...
悲しみは風と共に去り、苦しみが嵐と共にやって来る。
ひと時の微睡は幸福だった。
人の心は無防備で、一輪の花のようだ。
花弁が一枚ずつ剥がれてゆき、やがては枯れ果てる。
寂しさ ...
開け放した窓から月光が射している。
音もなく、静かに。
妻の持つ手鏡を覗き込むと、もはや私の顔は映らない。
ただとても厳かに月の光だけが映っている。
鏡の中の月はほんの少し黄 ...
海鳴りが微笑み、伝えているので。
風、光、波、を、あそばせています。
る。ふ、らん。
る。ふ、らん。
瑠璃色にかわっていくのかしら。
遠い。は、近いのかもしれません。
とな ...
我が名を、
呼べとうずくまり小雨に濡れて
黒猫を抱きしめて目をつむる
そこには、
孤独など感じられない
死にたいとも願えない
暗い絶望が、
コールタールになってい ...
俺は今年サンタクロースになるつもりでいる
誰も止めんでくれ
いま
煙突という煙突をリサーチ中だ
まぁ
俺の配達範囲といったら
限られちゃーいるがな
配達?
サンタクロー ...
自称詩を見せられることで
とても辛い思いをしている
もう耐えられない
PTSDを発症したほどだ
だから
自称詩人と
その自称詩を掲載している
自称詩投稿サイトを
告訴しようと考えている ...
やることが多すぎて
寝る暇もない
メールして
ゲームして
動画見て
音楽聴いている
女の脅し文句
「それってセクハラよね」
子どもの脅し文句
「もう学校行きたくない!」
部下の脅し文句
「それパワハラじゃないですか!」
野党の脅し文句
「証人喚問求めます」
妻の脅し文 ...
それは 悲鳴だったか。
夜、
星空に吸いこまれた
めざめれば消えてしまう
夢の中の笑い声。
とつぜん黙ってしまった
橅の森の中で
目に見える
淡い緑色のそよ風 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢見る時間
坂本瞳子
自由詩
4*
18/5/12 21:52
何度でも読め!
花形新次
自由詩
6
18/5/12 21:49
夜の光
水宮うみ
自由詩
4*
18/5/12 21:13
きっと君はスカラベみたいな瞳で
ただのみきや
自由詩
4*
18/5/12 21:02
リクエスト(まるでひとのよの夢)
秋葉竹
自由詩
4
18/5/12 20:34
ひとり、寂しく、生きていたのに。
〃
自由詩
2
18/5/12 20:32
悪魔の舌
ハァモニィベ...
自由詩
0
18/5/12 20:31
in the room
ミナト 螢
自由詩
3
18/5/12 18:29
二月からのこと
山人
自由詩
1*
18/5/12 17:10
獣の季節
ミナト 螢
自由詩
0
18/5/12 15:17
愛に生きて
草野春心
自由詩
4*
18/5/12 15:03
遠くまで来て
狩心
自由詩
0
18/5/12 14:13
濁った老眼
信天翁
自由詩
3
18/5/12 12:56
〃
〃
自由詩
0
18/5/12 12:53
飴玉舐めて
灰泥軽茶
自由詩
3
18/5/12 10:19
天使の使命
カッラー
自由詩
1
18/5/12 9:27
魔境
〃
自由詩
1
18/5/12 9:26
美しき女神たち
こたきひろし
自由詩
0
18/5/12 6:01
平日と切り離された時間
夏川ゆう
自由詩
1
18/5/12 5:34
眠れない夜の哲文
暁い夕日
自由詩
6*
18/5/12 5:21
蛇に飲み込まれて
こたきひろし
自由詩
0
18/5/12 4:12
五月の。
ヒヤシンス
自由詩
5*
18/5/12 4:01
月光と手鏡
〃
自由詩
2*
18/5/12 3:24
RE:FREEDOM RAIN
おっぱでちゅ...
自由詩
1
18/5/12 0:37
あたたかい名前
秋葉竹
自由詩
1
18/5/12 0:23
ブラックサンタクロース協会
尾田和彦
自由詩
5*
18/5/11 20:43
ジショハラ
花形新次
自由詩
1
18/5/11 20:29
心の断捨離を
zenyam...
自由詩
0
18/5/11 10:42
脅し文句
〃
自由詩
0
18/5/11 10:33
森の悲鳴
秋葉竹
自由詩
1
18/5/11 6:10
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
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1235
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1237
1238
1239
1240
1241
1242
1243
1244
1245
1246
1247
1248
1249
1250
1251
1252
1253
1254
加筆訂正:
いいえ、私も、木霊だよ
/
秋葉竹
[18/5/11 23:57]
タイトルと、ほかにも2箇所、加筆訂正。
4.32sec.