妻が眠ったことを確かめてから私はスクワットを始める。
腹は減っていなかったが、しばらくはパンを押しつけることに決めた。
「うまい」を超えて入ってきた胃の中のものが、チョコレートを搾る。
そして手 ...
ジョン・ケージのような一陣の風が
時折吹き抜ける早朝に
雨は既に止んでいた
誤算を重ねて扉が鳴る
別にゴジラがいるわけでもなかった
父と母が降りて来る
バナナを食べる父
私はバナナを決し ...
大女優が余裕のリハーサルするような君をいとしいと思う
牛乳たすヨーグルトはヤクルトだったっけ
神経質な目をしたりスヌーピーみたいになったり
生きていることすべてがみんなをいい雰囲気に ...
{引用=
ここには昔きよらがわと呼んだ細流(せせらぎ)があった
}
なにもしらずにおもいつづけた
あなたには こよない日々があったとしらずに
なにもしらずにさがしつづけた
あな ...
あなたは目が見えないのね
と誰かが言う
私の目は見えているのに
意味がわからない
本当に大切なことは
見えないものを感じる心の目を
持つことだとあなたは言う
日に日に年老いて
目に ...
ぴ ・ ぴ ・ ぴぴぴ・・・・・・・
忘れ去られる目覚まし時計
セットしたことさえ記憶を飛び越え
理由さえ頭の回路から消え去る
目を覚まさなければならない理由がない
...
命を賭けて紡いだ音調を
なんどもなんども口ずさむ
歩いてるときも部屋に入るときも
なにかに取り掛かるときも
寝るときも起きるときとかも
口ずさみまくれば落ち着くだろうか
...
羊羹を冷したような
ピアノの音
しかくい木箱が
引きずって くる
指 ゆび 指 ゆび ゆび
指 指 指 指 ゆび 指 指
指 ...
せかいでぼくいがい
しあわせな顔して笑ってる
ゆめのなかでもつまずき
たちあがっては卑しい笑いをうかべる
かつて黄金(きん)色にかがやき
ぼくをみたしていた未来の理想は
さらさらさら ...
{引用= かなしみの
直方体は
藍色の布に 屹立したまま
*
僅かばかり
目を凝らすと
覚醒した レールの冷たさ
*
明らかに 二つ以 ...
現実的
悲観主義
に寄りすぎると
理想が見えにくくなる世
理想的
楽観主義
に寄りすぎると
現実が見えにくくなる世
大航海時代を越えて
大高快時代を越えて ...
頭が重いな
悩み事のせい?
それとも止まぬ雨のせい?
どっちでもいいや
どうでもいいか
折れたビニ傘のように
疑問を放り投げた
元気があれば何でも出来る
元気がなけりゃ何にも出来ず ...
ペンシル 吐いてる 比喩っ子ちゃんは
線死ティブにツキを眺めてうっとりトマトジュース
ツキに代わってお仕置きよ! ザラザラの月面全部つるっつるにしちゃう
波打って新たな波紋の地層、致死イキ、 ...
冬空に輝く
無数の星を掴もうと
手を伸ばす幼児のように
ぼくも
毎日毎日
飽きもせずに
手を伸ばして
手中に収めようと
努力してみる
いつもは
面白みのない
心持ちで
つまらな ...
くだらないことしてレッテルはられても
練習ではいたいけな演者が一生懸命
頭のてっぺんから前髪たらして
カツラみたいな顔してシャウトしている
バス停のよこを過ぎていく
夜の ...
理不尽な手錠を一つずつ外していく
もうこれ以上汚れる必要はない
世界を受け入れようと
世界に溶け込もうと
我慢し続ける事は間違いだ
自分が信じる美しさと正しさを 妥協してはならない
...
緑の大地に花咲き乱れ
風はどこまでも穏やかで
光溢れる世界
何者もの侵略を許さず
平和な日々が続く
豊かな水と
大いなる文明
相反する二つが静かに共存する
人々は恵みに感謝し
自 ...
眠りの底で持続する
調和に充ちた音楽の木霊
命を賦活する脈動のグルーヴが
垂直ノイズの魂を
呼んで揺らして歓喜で貫く
流れ込んでは諧調に生き
魂もまた旋律を奏で
雨あがりの空は忙しい
低い雲は西へ
少し高い雲は東へと交差する
その上を小さな戦闘機が通過してゆく
雲はちぎれてまた大きな塊になる
風がゆるやかに動けばぼくも動きだす
家の中から外へ飛 ...
情熱って言葉は何となく青臭いよなー
なんて語っている今が青臭かったよなー
なんて思うのは何十年後なんだろうね
その頃私はいるんだろうか
今の情熱ってば何じゃらほいって考えてみたら
目 ...
雨ばかり降るね
まるでお日様がいなくなってしまったみたい
天岩戸伝説みたいに宴でも開いたら
お日様 姿を見せてくれるかしら
{ルビ天照大御神=あまてらすおおみかみ}は太陽の神様で
隠れてしま ...
わざと目線はずし
うつむいた横顔あまくって
わずかにうるんだ瞳さえ
シロップのようにおもえるんだ。
窓ガラスごしに
おおきなお月さまがほほえみ
いま、灰色のくもが通りかかるのを
もの ...
過ぎたことは
嘆かず
先のことは
考えず
今日一日に集中して生きよう
人間には
八万四千種類の苦がある
と言われている
苦しみのないことを
幸せというらしい
生身の肉体であるから
いつ変調をきたすかわからない
心臓などは
毎日十万回も動いているのである
年を取ればなおさらである
年寄りは年寄りらしく
落ち着いて暮らしていくことだ
威張らず
...
あしたあなたに提案したい
遺言書を書きましょうと
二人の最後の願いだと
信頼できるひとに託せるような
骨を
二人それぞれの最期の時の
ほんのひと欠片ずつでもかまわない
かならず寄り添 ...
不器用なふたりは
まだ小学生の正義感と
まだ中学生の逡巡と
高校生のような恋愛と
大学生のような季節の風と
二十代のような甘さと
三十代のメリーゴーランド
...
投票の後に
プロジェクトAばかりを
見て居た
でも私は
プロジェクトAの見栄や
プロジェクトAのワイルドな間を
厭うので
プロジェクトAそのものを厭う
空と海を見つめると
雨が落ちて ...
空振る言葉
届かない視線
拳を握り締めたせいで
自分の爪が掌に食い込み 血を流す
何かに怒りを覚えた
世界は理不尽に思えた
社会はくだらないと嘆いた
貴方はそんな私を笑った
ど ...
沼のような底だったと思う
金貨を無くしそれでも
…這い上がらねばと試行錯誤から、身包みを捨てた
沼地が枯れた。
死体が多くて餌には困らないと獣たちはいう
喚起に飲み干される時間ならば停止 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
20171030_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
17/10/30 8:09
早朝
間村長
自由詩
10
17/10/30 6:50
ずっとずっとね
吉岡ペペロ
自由詩
6
17/10/30 6:36
きよらの賦
宮内緑
自由詩
8*
17/10/30 2:46
「愛のある人生」について
あおい満月
散文(批評...
1
17/10/30 2:24
忘却の目覚まし時計
佐白光
自由詩
1*
17/10/30 1:17
音調
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/10/29 23:05
霊柩車
草野春心
自由詩
3
17/10/29 22:52
せかいでこどく
秋葉竹
自由詩
3
17/10/29 22:49
My sorrow
草野春心
自由詩
3
17/10/29 22:41
大広快時代 ~ 理想的悲観主義 & 現実的楽観主義 ~
komase...
自由詩
2*
17/10/29 22:39
低気圧ボンバイエ
たいら
自由詩
2
17/10/29 22:34
月面
狩心
自由詩
1
17/10/29 21:54
徒労
寒雪
自由詩
2
17/10/29 21:49
テレビが愛だった
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/10/29 21:36
不滅
狩心
自由詩
3
17/10/29 20:05
平和な世界
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/29 18:24
天体音楽
ひだかたけし
自由詩
5
17/10/29 14:25
台風小僧
ツノル
自由詩
3
17/10/29 14:00
情熱クローバー
藤鈴呼
自由詩
1*
17/10/29 11:35
雨の日に思うこと
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/10/29 10:56
あまいひと時
秋葉竹
自由詩
2
17/10/29 8:50
今日に生きる
zenyam...
自由詩
1
17/10/29 8:12
苦の世界
〃
自由詩
2
17/10/29 7:27
人生の紅葉期
〃
自由詩
1
17/10/29 7:06
すみれ日記 2017.10.28 (遺言)
もっぷ
自由詩
3
17/10/29 4:15
メリーゴーランド
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/10/29 4:04
溺死(居る、入る)
間村長
自由詩
6*
17/10/29 2:12
敵の無いエゴイズム
えこ
自由詩
2
17/10/29 0:35
冬のアマゾン
ツノル
自由詩
8*
17/10/29 0:05
1239
1240
1241
1242
1243
1244
1245
1246
1247
1248
1249
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
1258
1259
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
1272
1273
1274
1275
1276
1277
1278
1279
加筆訂正:
耐え切れず
/
ただのみきや
[17/10/29 11:59]
数文字修正
3.3sec.