お前の美しさに業を煮やす
少し下界の風に晒されると良い
パタンと閉じることの出来ぬ雑誌の
下世話なコーナーに佇む
昔ながらの 電話ボックスに告ぐ
悪夢と灰汁湯を 一緒くたにするな
図ら ...
艶めく林檎の滑らかな膨らみに
包丁の刃を当てて一息に押し切る
迸るエチレンの醇香
生まれ立ての双子は
仄かに黄味がかった白い果肉を
更に真白な俎板の上に
投げ出していた
あられもなく
...
薄墨色の空は
不安を掻き立てる
なにか良くないことが
起きるのではないだろうか
そんな予感で胸がざわめく
それはある種の期待ともいえる
高揚感を抑えつけても隠しきれない
そのような淡い期 ...
紫外線に
焼かれ続けて
色褪せた
生活の数々が
焼かれ続けて
ぼやけた
台詞の数々が
流れ着いて
さらされて
流され出されて
打ちつけられて
砕かれる
...
ワタシノコエガキコエマスカ?
ワタシノコエガキコエマスカ?
今の私があるのも
あなたのお陰であると
深く深く感謝する
雲の上にはアオゾラが広がる
それだけで充分じゃないか
天気がいいな
もしよければ
僕のチョコレート
死んだ母乳 ニコチン
足が先に出て 手がなであげる週末
ミュートしているギター音源が抗議の電話をして知る
迷子のギターはいつも孤独 ...
たとえいくら年を取っても
目ん玉だけは輝いている人になりたい
たとえ頭は禿げ、顔はシミシワだらけでも
目ん玉だけは輝いている人になりたい
たとえ貧乏年金暮らしでも
目ん玉だけは輝いている人に ...
その死刑囚の首に
縄をかけたのは
何を隠そう
僕たちだったんだ
そして彼は
吊るされ命途絶えた
まっ赤な血を
吹きながら命途絶えた
彼の
首の縄には
仕掛けがあって
首をすり ...
おまえではない
おまえではない
絵の具を燃やす手
土に火の絵を描きつづける手
隠れていた猫も虫も去り
原はどこまでも静かになる
鳥も鳥を話さなくなり
常緑樹のなか ...
かつて{ルビ平城=ひらしろ}なりしものあり{ルビ国寶=こくほう}の碑銘を残し倒壊しけり
ちかごろは酔いて吐く日の多かるになお飲みたしと書に記し置く
ないものをあるというのがくるしくてわたし ...
きょうもたくさん、頭を下げました
ありがとうございます、あ、すいません、すいません
「雇用期間の定めあり、平成30年3月31日まで」
条件により更新あり
条件により・・・
ねえ、あなた、 ...
勤労感謝の日で休日。
「おれって、アラジンの魔法の精みたいじゃない?
起きたら、洗濯も終わってるし、洗い物も溜まってないし」
横で洗い物をしている私に
感謝の一言もなく、
冷たい視線を一瞥く ...
雨は止んでいた
底冷えの余韻もなく
左手にはぶらぶらと
きまり悪そうに一本の傘
軽やかに往く人々が
刹那の訝りを湛えた一瞥を
そっと私に投げかけて去る
そうか、彼らは知らぬのだ
ま ...
開けたり
閉じたり
叩いたり
抓ったり
もっと
面白いこと
ないのかと
探す
長く 細い 指先を
引っ張るように
力を込めたら
瞳 外れた
睫毛の方 ...
あなたの寂しい心
買い取ります
あなたの悲しい心
買い取ります
あなたのイライラした心
買い取ります
あなたの苦しい心
買い取ります
こんな買い取り屋がいたら
いいな!
雪を被ってすっかり閉ざされた
枝の間
小鳥は空を
ひと跳ね
ふた跳ね
すっ と吸われるように消える
とりあえず
生あるものは辺りから姿を消した訳だ
空を埋め尽くしていたあ ...
この見渡すかぎりの
芽吹きの果てに
わたしは満ち満ちて
君がそういわなくても
俺には
この全てに
問わず語りで
君の影を見ている
名前をつける前に
消えてしまった朝にも
...
ホーキング博士が
「人類はあと100年で終焉を迎える」
と警告を発しているらしい
地球温暖化や核戦争などが理由らしい
森友問題もいいんだけど
もっともっと他に
国会で議論しなければいけない ...
有るか無いかの幸せならば
無いと思えりゃ心地良い
落ちてしまえばドン底は
人が言うよか暖かい
人それぞれ人生裏通り
規則を破らず
礼儀を守って
誰にも心配かけなけりゃ
...
甘く綺麗な言葉ほど
偽りのように聞こえるのは
心が汚れたのが
フィルターとして機能してくれるからで
人生という経験上
そのフィルターは重要だ
ただ詰まらないように
たまには
掃除してや ...
眠りに落ちる薄暗がりで
死神たちは今日もひそひそと話しかけてくる
おまえのおまえの居場所はどこにもないんだよ
適当に風が吹いて
空き缶が何処かに当たる音がする
世の中で一番最悪なリズ ...
さかさまのきみがいて
ぼくはめがはなせなくて
てんきよほうはあめだったのに
そらはいつのまにかはれていて
きづかないのはぼくだけだった
うみとそらのちがいをきいた
きみのなかにみえたの ...
動き出す為に必要な何かと
語り始める為に必要な何かを掛け合わせて
世界に一つぽっきりの 暗号を作った
その言葉は 丸太に描かれて
ポッキリとは割れない
小枝のようには崩れないと言う
声 ...
「ハゲればハゲきり
自然な生え際がいい」
これは
自称詩人で自称彫刻家の
高村ピカ太郎の言葉だ
ヅラやスーパーミリオンヘアーで
ごまかすことなく
堂々とハゲ上がらして
自然のま ...
次元大介のアレ
舗道にピンと投げて
やれやれと得物を出す時の
...
どこまでも宗教膨らましまくって、破壊して破壊して、世の中宗教まみれにしたるねん。酒飲んで阿弥陀如来最高っていう奴もいれば、酒飲んで阿弥陀如来死ねっていう奴もいるんや。日本中の人々が宗教を語るねん。宗教 ...
鶴橋の町で五〇年 湯を炊いてきた
百草湯の源田のおやじが 今年亡くなった
あれは夏の午後
「湯を炊く」と言い残して赤十字病院で息を引きとった
おやじは享年七七歳
銭湯が寂れる中 おやじは ...
心が汚れてるとか
心が綺麗かなんて
目に見えないんだから
解るわけないんだ
あの人はいい人だとか
悪い人だなんて
言葉や行動を参考にして
判断するんだし
心そのものが見えるわけじゃ ...
死にたい病の私が今も生きている
消えたい病の私が今もここに居る
全ては天使が答えを教えてくれたから
希死念慮は霧散し
私は愛に満たされている
たった1人でもいい
無条件に愛してくれる人がい ...
歩けば
体脂肪が減る
歩けば
いい詩が浮かぶ
歩けば
飯と酒がうまくなる
歩けば
道端の花にであえる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
つるりんちょ
藤鈴呼
自由詩
3*
17/11/24 21:19
朝食林檎ヨーグルト
のらさんきち
自由詩
6
17/11/24 20:45
薄墨色の空
坂本瞳子
自由詩
1*
17/11/24 14:48
マイクロプラスティック
北村 守通
自由詩
2
17/11/24 11:23
アオゾラ
渡辺亘
自由詩
2
17/11/24 9:33
20171124_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
17/11/24 8:45
自分への励まし
zenyam...
自由詩
1
17/11/24 8:39
路上の夢
鶴橋からの便...
自由詩
2
17/11/23 18:52
筆と響き
木立 悟
自由詩
6
17/11/23 18:52
道の終わり より
沼谷香澄
短歌
1*
17/11/23 18:43
11月の終わり、宮下公園で
うめバア
自由詩
5
17/11/23 17:07
今日は『勤労感謝の日』
秋葉竹
自由詩
2
17/11/23 15:55
失われた雨空
のらさんきち
自由詩
2
17/11/23 15:17
瞼
藤鈴呼
自由詩
2*
17/11/23 14:34
買い取り屋
zenyam...
自由詩
1+*
17/11/23 14:01
赤
ただのみきや
自由詩
8*
17/11/23 12:18
11351110111238
竜門勇気
自由詩
1*
17/11/23 10:59
人類の未來
zenyam...
自由詩
0
17/11/23 8:25
前向きで行こう
一 二
自由詩
1
17/11/23 2:18
filter
えこ
自由詩
0
17/11/23 1:01
みどりいろの電灯
カマキリ
自由詩
3
17/11/22 23:55
すなどけいのこい
かんな
自由詩
3*
17/11/22 22:45
枯葉の先に
藤鈴呼
自由詩
0
17/11/22 21:35
侮られる
花形新次
自由詩
0
17/11/22 19:40
煙草の香り
TAT
自由詩
1*
17/11/22 18:49
宗教に狂え
moote
自由詩
0+*
17/11/22 16:39
源田湯
鶴橋からの便...
自由詩
6
17/11/22 14:57
遠い夜明け
こたきひろし
自由詩
1
17/11/22 13:35
愛してくれるから
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/11/22 13:03
ウォーキングのすすめ
zenyam...
自由詩
1
17/11/22 10:24
1242
1243
1244
1245
1246
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1248
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1250
1251
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1253
1254
1255
1256
1257
1258
1259
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
1272
1273
1274
1275
1276
1277
1278
1279
1280
1281
1282
加筆訂正:
夢夜、四 獣の影と永遠の放課後の廊下
/
田中修子
[17/11/23 20:15]
ご指摘いただきまして、誤字を修正しました!
3.9sec.