アパートで赤マルを吸いながらビールを飲む
昨日はライブで新曲を披露した
もっぱら宗教を曲にする
神や仏が娑婆を作っているから
ライブは成功皆盛り上がった
中には俺に5万円渡してきたブスな女な ...
足したあとで引いた
寒い店で電気ブランを飲む
夜の新宿 昔の女の耳の形で
魂は柔らかく{ルビ凝=こご}っている
お前には情熱というものがないと云われた
...
辺りは暗がり
今宵どうしても
太陽に会いたいのだけれど
おてんとうさまは ゆるしてくれない
代わりに
お月様が微笑んだ
不思議な夜
すうと音がして
棚引いているのは雲
明 ...
女は
かわいいところがないと
もてない
どんなに美人であっても
男も
かわいいところがないと
もてない
どんなに強くても
ちょっぴりからかいたくなるような
かわいさがたまらない魅力と ...
少しだけ人になる人
背のびをして
外を見る
雨の花がひろがっている
光は近く 遅くなり
音は速く速く伝わる
何もかもが光ではいられない
水の水の水の底まで
...
晩秋の高原に吹く風が肌に冷たい。
今は昔の心をもって現実を生きている。
求める事も縋る事すら許されない。
寂しさは明けては暮れてゆくものだ。
退きながら遠景を見ている。
...
蒲公英の繊毛には色がある
白色は視覚化されるが
赤、青、紫、橙は花の妖精しか見ることができない
その色によって着地点は既に決められている
人間の心も同様である
人間の妖精は太古に滅んだ
...
好きな散歩道
紅葉の深まりを
眺めながらゆっくり歩く
時間を忘れられる
眺めているだけで楽しい
秋の物悲しさ
忘れさせる山々の紅葉
心に描かれる美しさ
何度見ても飽きない
...
「なんで時が止まったような食べ方を」「だってかき氷だもん冷たい」
蜩の真昼間に鳴く大社ちいさなちいさなもみじわくらば
利根川の岸を洗うばかりにて我を呑み込むこともせぬ波
立秋の陽が背 ...
小学生の郁子ちゃんが
書店で働いていたので
警察に踏み込まれた
「俺が店長の川山だ」
「俺が警察の山田だ」
合唱「野生の馬」が流れる
合唱「紀の川」が流れる
合唱「ヒカリ」が流れる
私 ...
雪の街を歩きたい
ってあなたが言ったら
本当に降ってきたあの日
わたしは応えなかった
降らない街で
本当に降って
雪は
きれいでした
綺麗だった
降る音も
確かに聴いた ...
君のことを想うと
気持ちが
懐かしくなる
君との夏はついこの間のこと
なのに(だから)
君のことを想うと
しゅーっしゅーっ
モノクロームでしか掴めない
古い蒸気機関車の写真 ...
夜はまだ浅い
通りは静寂だ
ドアが開きドアが閉じる
そのあいだだけ
店内の喧騒が通りに溢れる
闇が深まる
夜はまだ浅い
期待が大きい分、失望も大きくなる
まだ柔らかいアスファルトに ...
重くのしかかる目蓋は熱く
眠気を充満させる
頭が揺れる
カクン
カクンと
前へ
後ろへ
赤ベコのようであろう
頭が上方に持ち上がるたびに
束の間
目が冴える
...
{ルビ夕星=ゆうずつ}の夕より深い夕が来て十一月の宙の産声
箱舟の群れが港を離れゆく未明という名の{ルビ時間=とき}の幕間
金と銀そしてこちらは銅の夢おさない日日のトラウマが問う
...
1
硬質ガラスの瓦礫、量子力学の悲鳴…空っぽの巨大な培養液のカプセル、デジタルラジオにはノイズの概念がない、なにも拾えない時間には探しすらしない、「信号がない」と、小さなディスプレイに映し出 ...
夢中になていた頃を思い出したくて
純粋に夢を追いかけていた頃を思い出したくて
古い引き出しの中をひっかき回し
古いアルバムを必死になってめくる
心の底から沸き立つ想いはいったいどこへ消えてしま ...
日々洪水 窓の外で
右往左往する色たちを
ひとつも自分のものではないのに
愛していた
しらない街でも 深い森でもなく
自分の家の扉のまえで迷子になった
しっているはずの壁の色も言え ...
中国の国家主席が
サイだということを知った
所謂サイ高指導者だ
サイカクある人物なのだろう
顔を見れば分かる
煎じて飲めば
万病に効きそうな
顔してるもん
生成りの色をした花の大群が
憎ましい笑顔を
ころそうとしてたよ
悲しくて泣いてた
と自分でゆうているぶりっこな自分は
正直言って明日死ぬのか何年後に死ぬかわからないけれど ...
亀有に住む妻の友から
宅急便が届き
段ボールを開ける
ぎっしり入った愛媛蜜柑の
一人ひとりが太陽の顔を浮かべ
手を突っこみ、皮を剥き
(つややかな汁は弾け)
うまい――思わず目を瞑る ...
日々の「詩の扉」をくぐり抜けてゆく。
逆境をおもろいわと、言ってみる。
濁流に心を投げ入れる日々の反芻で
いつしか下流には心が貯まっていき
知らずのうちに大きな中州を作ってくれる
途切れることなく供給される心心心
振りかぶって乱暴に
半ば自暴自棄に
橋の真ん中 ...
女房の裸をみて
興奮を覚えなくなったのは
いつからだろう
おそらくむこうも同じだろう
この頃そんな目をしている
お互い年輪を重ねて
男でもなく女でもなくなってしまったのだろう
若い頃のカ ...
愛されぬ
枯葉を潰し
頬に雪
地球は何時も気まぐれで
冷たい空気で包み込むのかと思うと
真夏の太陽が輝いたり
急に雨を降らせたり、風を吹かせたり。
面倒くさいなって思うのだけれど
私と似ているばかりになかなか許しよう ...
ああ 蔑まされて 交渉
早朝の 便器に またがり 用を足す
脚が無いから 片道 1時間のトコロ を 多めに見積もり 頭を垂れて 浮く
無人の島では 骨折したガイドが 輪姦され 100円均一 の ...
こうしなさい
ああしなさいって
言葉にどうも敏感で
さっき迄
あたし だったモノが
あたし じゃなくなってく瞬間
ピッタリと張り付けた
笑顔にはもう懲り懲りで
此処から ...
誰かが云う
「出会いは必然」
「運命も必然」
「成るべくしてなったいま」
「起こるべくして起こる未来」
それらの決められた事項に、
緩やかに堕ちていく定めに、
一喜一憂して私は
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢
moote
自由詩
0
17/11/11 11:48
凩
草野春心
自由詩
3
17/11/11 10:13
あたる
藤鈴呼
自由詩
1*
17/11/11 9:24
かわいい女
ホカチャン
自由詩
1
17/11/11 9:04
ひとつ ひとり
木立 悟
自由詩
2
17/11/11 8:15
晩秋の高原
ヒヤシンス
自由詩
4*
17/11/11 6:18
ふわりの旅路
白島真
自由詩
17*
17/11/11 5:38
紅葉の道
夏川ゆう
自由詩
1
17/11/11 5:20
立秋
白糸雅樹
短歌
1
17/11/11 3:43
悔やまれる
間村長
自由詩
2*
17/11/11 3:04
雪は
もっぷ
自由詩
7
17/11/11 1:12
君のことを想うと
〃
自由詩
3
17/11/11 1:08
fall into winter
カワグチタケ...
自由詩
3
17/11/11 0:38
悲痛が走る真夜中に
坂本瞳子
自由詩
2*
17/11/10 23:49
「風の止まり木」 五首
もっぷ
短歌
5
17/11/10 22:48
記憶がなくなれば永遠になることが出来る
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
17/11/10 21:59
情熱を探せ
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/11/10 20:03
洪水
はるな
自由詩
4
17/11/10 19:48
サイ
花形新次
自由詩
2
17/11/10 19:09
白いかお
うんち
自由詩
1
17/11/10 18:46
蜜柑の旅
服部 剛
自由詩
2
17/11/10 18:42
一行詩 3
〃
自由詩
1
17/11/10 18:12
一行詩 2
〃
自由詩
1
17/11/10 18:06
寂しくて辛い
渡辺八畳@祝...
自由詩
1
17/11/10 16:16
裸
ホカチャン
自由詩
1
17/11/10 10:39
冬の嫉妬
夏目 碧
俳句
1
17/11/10 8:20
似ているふたつ
〃
自由詩
3
17/11/10 8:13
20171110_work0000@poetry
Naúl
自由詩
2
17/11/10 8:06
真っ赤な林檎
夏目 碧
自由詩
1
17/11/10 7:53
定められた奇跡
〃
自由詩
2
17/11/10 7:45
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
1196
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
3.67sec.